2021年3月21日(日) 天気 雨

☆*゚ ゜゚*☆ 祝・10個目のリボン獲得! ☆*゚ ゜゚*☆

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今年2回目の馬術大会に出場してきました!(*゚∀゚)
なんと今回は,初の雨の中の試合でした!

雨の日に走行するのは怖いので,晴れてくれることを願っていたけれど,天気予報は一週間前から何度見ても「雨」から予報が変わらなかった。
予報が外れてくれることを全力で祈っていたものの,前の晩からついに雨が降り出し,起床時にもしっかり雨が降っていた。

ああー……('A`|||)
天候はしょうがないんだよね……
人がコントロールできるものじゃないから。

馬術の試合は,雨でも決行される。
もともとは軍隊の訓練から始まった競技だから,天候は関係ないのだそうだ。
雷が鳴ったり強風で障害が倒れたりしたら中止になるけれど(あとは積雪により蹄鉄に雪が詰まるとすべって危ないという理由で中止になったこともあると受付の人が言っていた),ただ雨が降っているだけであれば中止にはならない。

仕方ない! 運命だ!(>_<)

技術が未熟なので,本当に危ないと感じたら棄権しようと考えていたけれど,本気で全力で気を付けて乗ってしまってもいい経験になるかもしれないとも考えていた。

競技開始時刻は朝の7時。
準備のために6時には現地に到着していたいし,自宅からクラブはまでは車で1時間かかるので,出発は5時。
起床から出発まで1時間とっておくと安心なので,起床は4時。

なんと4時起き!
日の出前!(゚∇゚ ;)!

まだ真っ暗な時間帯に家を出た。
くっ……早起きが辛い!
下のほうのクラスだとこれが大変なのだ。

雨は弱まる気配もなく,馬場の状態が心配で仕方なかった。
かなり本降りの雨だったので,「ほんとにやるのかなぁ」などと思いながらクラブに到着すると,競技会場で普通に下見をしている人たちがいてびっくりした。

ふおぉぉぉ……みんなタフだよ,本当にタフ……!

クラブに到着した時点で,まだ6時にはなっていなかった。
朝の5時からこんなに活動している人たちがいるなんて……(つд⊂)ゴシゴシ

今日のパートナーも黒馬くん。
試合といえばこのお馬さん♪
最初の頃は「動かなくて苦手だ」とか言っていた気がするけれど,他の馬なら上手くいくというわけでもないし,慣れているだけいいかなと最近は思っている。

厩舎ではアルバイトの大学生たちが馬房の寝藁を片付ける作業をしていた。
わたしが行くと,ちょうど黒馬くんの馬房が掃除されており,黒馬くんはドアの隙間から顔を出し,トラックに積まれた汚れたオガの中に混ざった牧草を選んでつまみ食いをしていた。

ちょ……今日最初に目撃した姿がこれだなんて!(笑)

馬具を用意し,トラックが移動してから黒馬くんを洗い場に連れ出し馬装をする。
つまみ食いは美味しかった?
いつも通り可愛い(*´∇`*)

「今日は雨で大変だけど,これが終われば今日のお仕事はもう終わりだからね」と,黒馬くんに話しかける。

馬装が済んだので,下見を行うために馬場に出た。
ヘルメットと,防水仕様のソフトシェル素材の上着で身体が濡れることを防ぐ。
夏の試合で雨の中を走っている選手は見たことがあるけれど,寒い時期の雨に濡れるのは辛い。

馬場に入ってびっくりした。
砂がシャーベット状になっていて足が取られるのΣ(=゚ω゚=;)
こ,こんな状態でジャンプなんてできるの!?Σ(´д`;)

馬術競技会にかかる費用(エントリー料や借馬料)は決して安くないのだけれど,わたしは「貴重な経験を買う」つもりで参加している。

確かにこれは貴重な経験だけれども!
ここまでハードモードの経験にならなくても!(゚∇゚ ;)


馬場内にいた指導員さんと一緒にコースの下見をする。
指導員さんは「機械でコースを均したから一応地面は締まっているはず」と話していた。
確かに馬場内には少し締まって地面が固い部分と液状化した部分が存在していた。
半分くらい水たまりの中を進む。

指導員さんは「あの馬は完歩関係ないから! とにかく押して走らせて」と強調していた。

完歩関係ないのね,黒馬くん(´∀`;)笑
わたしも完歩まで考えられるほどの余裕ないからちょうどいいのかもしれない。
ああ,でも,そろそろ試合中でも色々考えて調整しながら走行できるようになりたいなぁ。


【今回のコースの障害の高さ】
第1障害 50㎝
第2障害 50㎝
第3障害 55㎝
第4障害 55㎝
第5障害 55㎝
第6障害 55㎝
第7障害 60㎝
第8障害 60㎝


下見で回ってみると,高さはそんなでもないけれど,どうなんだろうな,このコンディション……。

ひと通り覚えたので,戻って黒馬くんに乗り,準備運動のためにインドアの馬場に向かう。
鐙の長さ調整に手間取っていたら,その場にいたクラブオーナーが「時間ないから」と見かねて調整してくださった。す,すみません!('д` ;)

その後,バーッと常歩して軽速歩して駈歩して,クロスバー障害跳んで垂直障害跳んでオクサー障害跳んで,あっという間に時間が来たので待機馬場に向かうことになった。
練習を見ていてくれたクラブオーナーはわたしに「とにかく遅いから追って!」とアドバイスをしてくれた。実はクラブオーナーから馬術指導(?)を受けたのはこれが初めてだった。

黒馬くんはいつも遅いけれど,黒馬くんにしては最初からよく動いていると思った。
わたしの気持ちが焦っているせいか,黒馬くんも少し焦っているように感じられる。
大丈夫かな。走ってくれるし,向かわせればジャンプもしてくれるけれど。

待機馬場はジャブジャブの水浸しで,いつもの指導員さんが待っていた。
指導員さんの指示で軽速歩をして,駈歩をして,3回くらい障害を跳ぶ。
水たまりの中でも黒馬くんは走ってくれて,ジャンプもしてくれた。

昔,乗馬を始めた頃に,馬場の一角の小さな水たまりの上を走るのに怯えていたことが嘘のようだ。
もうそんなの比じゃない。馬場の半分近くは水たまりのような状態だ。
それでも試合直前特有の「やらなきゃ!」という使命感で,恐怖心は少なかった。
ただ,普段以上に気をつけなければいけないということは,頭の片隅にあった。

こんな状況だし,今日はもう,人馬共に無事に帰ってこられればいい。
試合結果よりも何よりも,怪我をしないで帰ってくることを最優先に考えよう。

この時点で,わたしは「勝とう」という気持ちを半ば捨てていた。
無事に,経路を間違えず,できれば障害も落とさずに,そうして走行を終えられれば充分だと考えた。

わたしと黒馬くんは8番目の走行だったけれど,次々に前の選手が走行を終えて帰ってきた。
本馬場に入場してから隅のほうで指導員さんと共に前の出場者の走行を見ていたのだけれど,直前の2人馬がなんと連続で同じ経路違反をしてしまい,びっくりする。何故か6番目の障害を抜かしてしまうのだ。

あの障害,見落としやすいのかな? (=゚ω゚=;) 気をつけなくちゃ!

そしてついにわたしと黒馬くんの出番がやってきた。
気持ちが急いでしまい前に出ようとして指導員さんに「まだまだ!」と注意される。
気持ちを落ち着けて馬を停止させ,審判員席に向かって敬礼する。
ブザーが鳴った。
本降りの雨の中での試合,スタート!

右手前でスタート。
何だか駈歩が変な感触だったので,「あ,もしかしたら手前逆かも」と頭をよぎる。
それでも走っているので,そのまま第1障害に向かわせる。
まずは50㎝。黒馬くんはジャンプしてくれた。

そのまま右に,ほぼ90度曲がって第2障害に向かう。
これも50㎝。無事にジャンプ。水しぶきを上げながら,普通に走る。
変な飛越でバランスを崩すようなこともなかった。

そこから右に約45度カーブを描い第3障害。ここから55㎝。
走行中は,5cmくらいの差はほとんど分からない。
重い馬場にも関わらず,黒馬くんは彼にしては速いスピードでどんどん走り,障害飛越をこなしていってくれた。

左に大きくUターンして,第4障害。
必死だったけれど,コースをよく見て真っ直ぐ入れるように誘導を意識していたような気がする。

馬場の外周に沿ってそのまま走行を続け,木の外側を回って第5障害。
第5障害前が川のような水たまりになっていたので,一瞬,「これを嫌がる馬もいるかも」と脳裏によぎる。

水濠障害って,嫌がる馬が結構いるのだけれど,今日は小さな天然の水濠障害があちこちに存在しているような状態で,これが原因で拒止なんてこともありうるなと考えた。(実際,この後の試合で水たまり前で止まってしまう馬を見た。)

黒馬くんは度胸が据わっているのか,それとも試合で必死になって訳が分からなくなっているのか,そのまま水たまりを突っ切って第5障害も跳んでくれた。

そのまま大きく左に回って第6障害。これを抜かしてしまう経路違反が多かったので意識して「跳ぶぞ!」と肝に銘じていたため無事にジャンプ。

ところが第6障害クリアにほっとして,第7障害を一瞬見失う。

「7どこ!?Σ(=゚☐゚=;)」

思わず叫ぶと,馬場内にいた指導員さんが「7番そこだよ!」と示してくれた。
ご助言本当にありがとうございました!(;TДT)

第7障害。ここから60㎝。気持ち高くなったような気がする。
これもジャンプクリア。
走行がフラフラしているのか,指導員さんから「手綱しっかり持って!」という声が飛んできた。

残る障害はあと1つ。頑張れ!

第8障害は,そこから右に大きく180度以上回った先にあった。
馬場内に飾りのような置物が置かれており,置物の内側を通ってショートカットすることもできたのだけれど,何となく大きく外側を回って走行した。
今がどのくらいのタイムなのか見ている余裕はなかったけれど,基準タイムに合わせる競技だから,速過ぎてもいけない。

黒馬くんは無事に最終障害も飛越し,そのまま駈歩でゴールを切った。

よくやった!.。゚+.ヽ(TдT)ノ゚+.

無事に走行を終えたことに安堵したけれど,黒馬くんは興奮しているのか,少し落ち着きがなかった。速くはないけれど,なかなか駈歩をやめようとせず,ラチの外の雨に打たれる草木に怯えたのか,避けるような変な動きをしていた。
名前を呼び続けて手綱を引き,「ホー(停止の合図)」と声掛けをしてなだめ,どうにか待機馬場に戻す。

黒馬くんを落ち着かせることに必死になっていたので気付かなかったのだけれど,このときわたしは,これまでの出場者の中では最も基準タイムに近く,暫定1位になっていたらしい。

待機馬場に戻ってから整理運動をさせようと歩かせていても,やっぱり黒馬くんは何かに怯えたような軽い横っ飛びのような動きをしたり,後ずさりをしたりしていて様子が少しおかしかったので,身の危険を感じたわたしは下馬することにした。
わたしが無茶な乗り方して,軽いパニック状態にしちゃったのかな?(´・ω・`;)

馬から降りて首を撫でていると少し落ち着いたようなので,そのまま引いて歩いて洗い場に戻った。
馬具を外して,汗と雨でびしょびしょだったので,おやつの人参をあげつつ,お湯で身体を洗うことにした。
洗っているときは気持ちよさそうにしていたのでよかったのだけれど,わたしはその後,馬を洗ったことを後悔した。
なにしろ雨で湿度が高いから全然乾かない!(;´Д`)
馬体からは湯気が上がっている。気化熱で冷えてかえって風邪をひいてしまうのではないかと心配になり,水切りの後,大判バスタオル3枚を消費して黒馬くんの身体を拭きまくった(黒馬くんはその間,おやつを要求しまっくっていた)。
ああ,ドライヤーでも持ってくればよかったよ(>_<)!
ある程度乾いたので,これ以上はもう無理だと判断し馬着を着せて馬房に戻した。
風邪ひかないでね(´;ω;`) お願いよ。
厩舎内にあったヘイキューブを1つ持ってきて与え,「これで体温を保ってくれ」と願う。

こんなことを一生懸命やっていたので,結局自分の順位が何位になったのか分からなかったのだけれど,帰り際に受付に立ち寄った際に3位入賞していることが判明した(コロナ対策のため表彰式はなし)。

春らしい黄色のリボンと,地元馬術連盟から銅メダルが贈られた(*´∇`*)♪
わーい♪ やったよ黒馬くん(´∀`*) 雨の中頑張ったよね♪

初めての雨の日の試合だったけれど,黒馬くんの頑張りもあり,結果は嬉しいものだった。

水浸しの馬場でも完走できたという事実は,今後のわたしの自信につながるかなと感じた。
ただ,走行はそんなに普段と大きく違うわなかったと思うけれど,実は2回くらい,わずかに,車でいうところの「ハンドルをとられる」ような感触を味わう瞬間があり,「これは無理はできないな」と感じたことを覚えている。わたしの技術の未熟さから来る現象だったのかもしれないけれど,「雨の日でも全然平気」とは,今でも思っていない。


60㎝の試合に出場したのは,これで3回目。

昨年10月4日  67.45秒(基準タイム50秒) 全長160m 障害8個
昨年12月13日 63.75秒(基準タイム57秒) 全長330m 障害9個
今年3月21日  52.90秒(基準タイム54秒) 全長290m 障害8個


速くなってる!.。゚+. ヾ(=^▽^=)ノ ゚+.゚

今回は基準タイムよりも速く走行できたよ(*´∇`*)♪


【これまでにもらったリボン 合計10個】
青 3 
赤 1
黄 2 NEW!
白 1 
桃 0
緑 3 
リボンなし 0



おめでとう,連続入賞10回目。
ほとんど(馬場3級試験を受けたアパルーサ以外)黒馬くんと取ったリボンだ。

これはわたしだけのリボンではなく,馬と一緒に獲得した貴重なもの。
もっと言えば,乗馬を教えてくれる先生や,場所を貸してくれたクラブや,馬の世話をしてくれている厩務員の方たちや,一緒に練習している人たちや……もう数限りなく関わってくださった存在すべての結果として,ここにあるものなのだ。

いつもいつも,本当にありがとう。
今ここで,この現象に立ち会えたことに,心よりの感謝を。


いつも応援ありがとうございます♪

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