2020年9月13日(日) 天気 晴 のち 曇り

horses-4361207_960_720

風が少し,ひんやりしていた。
日中の日差しはまだまだ暑いけれど,確実に暑さのピークを過ぎたことがわかる。

暦の上ではとっくに秋だけれど,9月に入ってからも気分は「夏」だった。
薄手の半袖の服を着て,強めの日焼け止めを塗って,水分の多い夏野菜ばかり食べていた。

ああ,でも,もう「秋」だ。
蝉も鳴いているけれど,草原から聞こえる秋の虫の音のほうが大きい。
まだ紅葉も始まっていないけれど,稲刈りを始めた田んぼがある。

クーラーをつけなくても過ごせる日が,1日,また1日と増えていく。

渦中にあるときは,永遠にこれが続くんじゃないかと思ったりするけれど,必ずこうして変化は訪れる。



今日の乗馬クラブは,とても混んでいた。
秋になって馬に乗りたくなった人が増えたのか,コロナ自粛の反動で皆活動的な気分になっているのか,人が多かった。
指導員さんも,コロナでの休業明けからお客さんは増えていると話していた。
自然の中で開放感も味わえるし,密になりにくい運動だからいいのだろう。

今日のわたしのパートナーは,5日前にも乗ったアパルーサちゃんだった。
さすがに今日は馬装はされておらず,馬房から連れてきて馬装するところから始める。
ブラシをかけると,白い短い夏毛がたくさん抜けて,もう冬毛に変わる準備をしているのかとびっくりする。

動物って,一体何を感知して夏毛と冬毛の切り替えをしているのだろう。
カレンダーも時計も読めないし,自分の意思で変えているわけじゃないんだよね?
自然と勝手に変わるの?
年中寒い地域や,暑い地域に暮らしている馬は,夏毛や冬毛の変化はないの?

誰に教えられたわけでもなく,自分で考えてそうしているわけでもなく,「自然とそうなっている」ものを見ると,とても不思議で,深く静かな感動を覚える。

きっと,色々な仕組みは解明されている。変化の条件や,もしかしたらコントロールする方法も。
でも,誰がその仕組みを,つくったの?
どうしてそのように?


そんな不思議を感じながら,馬装を終えて馬に乗る。
馬は不思議な生き物だ。わたし自身も不思議な生き物なんだろうけれど。
少し前にTwitterで流れていた「馬はなぜ人を乗せるのだろう」という言葉が忘れられない。
馬が本気で人を乗せたくなかったら,乗せないこともできるだろう(そんな馬もいると思うけれど)。
でも乗せちゃうし,乗った人の指示に従って動いちゃう。


さて,前回は,前半重くて泣かされ,後半止められなくて泣かされていたアパルーサちゃんだったので,「気を使う難しい馬」という印象を持ちながらフラットワークを行う。
今回もやっぱり,ちょっと重い。
「すごく重い」ではなく「ちょっと重い」。
重過ぎて「どうにもなんねぇなこの馬!(/TДT)/ 泣」って感じではなく,「もぉーーちょっと行けるでしょーーー!?(>_<;)」っていう,焦れるような重さ。
今日は鞭を持っていなかったので,脚で頑張る。

軽速歩を続けて,10mの巻き乗りを行ったりする。
手前を替えて,同じことを行う。
動きはスムーズ。
さすが馬場のエキスパート(^∀^)
きみは障害もやるけど,もともと馬場で活躍していたお馬さんだものね。

駈歩発進は,残念ながら今回もスムーズとは言い難かった。
何でやりづらいんだ?(´・ω・`;) いつもの馬と体型が違うから?

指導員さんがどうにかしてくれるわけではないので,1人で1分くらい焦りながら試行錯誤。
外方脚を引いて内方脚で圧迫というのが駈歩発進の合図なのだけれど,どちらかと言うと外方脚の位置よりも内方脚の圧迫のほうに反応して駈歩を始めている気配があった。ただ,内側の脚で圧迫しただけで駈歩になるわけではなく,内方の手綱もちょっと引いて口の端に当てるようにしてから内方脚の圧迫の順で行わないと駈歩にならない。
指導員さんがいつも言っている「起こして」っていうやつね……。
何で改めてまた一から学び直してるんだろう('A`|||)
たぶんなのだけれど,普段乗っている馬よりも首が持ち上がっているから,この「起こす」の部分の感覚が少し違うのだと思う。

でも,「あ,やっと伝わった」と思った。
この瞬間って,ちょっと嬉しい。
伝わりさえすればやってくれるのだから,馬はやさしい。

駈歩でも10mの巻き乗り。油断すると速歩になってしまうので,気を使う。
まだ前回の後半のようなビュンビュン行ってしまう状態にはなっていないな(`・ω・´;)ドキドキ

駈歩の背中の大き目の動きも,しばらくするうちに慣れてきた。
自分の腰や背骨が動けば,馬の動きに合わせて鞍に吸い付いている感じになるので,安定感が出てくる。

本当に今回は,一度学んで身に付けたことを全部やり直している感じだ。

今日は「跳ばない障害の練習」。
地上横木を2本使って,間の歩数を調整する訓練。

最初は6歩で通過。
次に詰めて7歩で。

毎度のことだけれど,駈歩を詰めるのは本当に難しい。
下手に行うと途中から速歩になってしまう。

指導員さんは 「1本目の横木を超えてから詰めようとするのは無理だから,横木に入る前からその速度をつくっておいて」 と言っていた。

そうなんだけどね。うーん,うーん……(-_-;)

苦戦していたので,逆に伸ばすほうをやろうという話になった。
1回目に6歩で通過したら,一周する間に加速させて今度は5歩で通過する。
こちらは詰めるよりは難しくなく,とにかく追ってパーッと行かせれば少ない歩数で行ってくれる。

ただ人のコントロールが効きづらい(止めづらい)くらいになってしまったので,「ああマズイマズイ」と焦って,自主的に拍車を外す。
わたし,まだ,拍車を適切に使えないことのある素人だって自覚あるもん……。

拍車がなくなってソフトな扶助になったので,今回のレッスンではこれ以上前に行ってしまうことはなかった。
でもなぁ……いつまでもこれじゃダメだよね。近いうちになんとかしないと。

手前を替えて,また6歩で通過したり5歩で通過したり,7歩を試みたり。
何度も挑戦したのに結局7歩での通過に成功したのは1回くらいだったと思う。それも速歩になる直前でギリギリ2本目通過したような,あやしいものだった。

ぜーぜーと息を上げながら,レッスン終了。
ああ,前回に引き続き,課題の目立つレッスンだったな。
スランプなのかなぁ(´・ω・`)

アパルーサちゃんは汗をかいていて,また白い部分がピンク色っぽくなっていた。
汗をかいたままだと痒いだろうし,お湯で丸洗いをする。
丸洗いは,季節的に,今年はこれが最後かなと,ふと思う。
洗っているときに,ホースから出ている水を口もとに向けると,アパルーサちゃんはパクパクと水を食べるように口を動かすので面白い(飲んでる?)。

どんな馬も,ちゃんと乗れるようになりたいなぁ。
なかなか上達しないことに,少ししょんぼりした夏の終わりの帰り道でした。


いつも応援ありがとうございます♪

馬術ランキング
にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村