2019年6月22日(土) 天気 雨 のち 晴れ のち 雨
夏至。
1年で1番日の長い日。
そんな節目の日にも乗馬。
昨夜から朝にかけて雨が降っていたけれど,乗馬クラブに到着した頃はちょうど晴れていた。帰る頃になって,また雨が降り出したので,運よくわずかな晴れ間に外の馬場で練習することができた。
忘れかけていた馬場2級の練習。
お久しぶりの指導員さん。
パートナーは,このクラブで最も重いと評判の黒馬くん。
朝まで降っていた雨のせいで,馬場には大きな水たまりができ,海辺の砂浜のような感触になっていた。あまりコンディションはよくないが,贅沢は言えない。晴れただけでも充分だ。
黒馬くんは,これが今日最初のお仕事だったので,とてもダルそうだった。
「もうちょっと休んでいたいですよ……( ´_ゝ`)」 という気配がひしひしと伝わってくる。
いや,もう運動していい時間だし,動いたほうが身体にいいだろうから,頑張ろうよ (´▽`;)
脚立を使って騎乗して,蹄跡を歩かせる。
拍車に加えて,指導員さんから長鞭を渡される。
重い馬の朝イチの仕事とあって,動くようになるまでに多少の努力が必要になるだろうと見込まれているのだ。
蹄跡を常歩で一周。
ちょっと可哀想な気もするけれど,最初が肝心なので,拍車で「ほら動け~!」とキツめに指示を出す。脚で反応がなければ軽く鞭を当てて注意を促す。
半分寝ているような状態のお馬さんをシャキッと目覚めさせなければならない。
ここで人間が頑張らないと後で苦労するからね(´Д⊂) 長い間ガシガシやられてたら馬だって嫌だろうしね。お互いのためなんだよ。さくっと良い状態に持っていって,良いパフォーマンスして,気持ちよく終わらせようじゃないか。
速歩発進して軽速歩。
ダルそうに進むお馬さんに,定期的に脚使ったり,鞭でつついたりしながら継続させる。
さすがに常歩に落ちたりはしないけれど,イマイチ気合いが入っていないのは、乗っていて何となくわかる。
能力はある馬なんだけどね。なかなかのスロースターターだね,きみも(´∀`;)
(※スロースターター=立ち上がりは遅いが,一定以上時間が経過すると高パフォーマンスを発揮するスポーツ選手等)
そのまま基礎練習に突入。
「こういう時はこうしようね♪」 と,お馬さんと約束事をつくっていく時間。
半巻きして手前を変えたり,斜め手前変換して歩度を伸ばしたり,詰めたり。
指導員さんの指示通りに,お馬さんと運動していく。
そしてここで事件が発生。
指導員さん 「次の 『 R 』 から10mの巻き乗り!」
小夏 「はい!」
心の声 (Σ(=゚ω゚=;) 『 R 』? 『 R 』ってどこ? 『 R 』なんてあったっけ!?)
一瞬焦ったけれど,『 B 』地点に近づいて,『 R 』の正体が判明した。
『 B 』の文字が表示された小さいポールみたいなものがあるのだけれど,馬場中央(指導員さんがいる所)側の文字が,下のほう削られちゃって『 R 』に見えるのよ(笑)
え,これは……ツッコミ待ちの笑うところなのか!?
本気で『 R 』と間違えたのか!? どっちだ!!?(=゚ω゚=;)
割と真剣に悩みながら,10mの巻き乗り。
まあ,どんなアクシデントがあっても,平常心を保つことが大切だよね!(・∀・)ノ☆
その後,駈歩を発進。
「『 C 』地点から駈歩」との指示だったので,思わずそこから20mの輪乗りを開始してしまい,「経路は後でやるから,最初は蹄跡走らせるだけでいいよ(´∀`;)」と指摘を受ける。
この指導員さんとわたしの組み合わせだと,どっちがボケでどっちがツッコミなのか,わからない。微妙なところだ。
わたしが斜め手前変換の際にうっかり軽速歩をしてしまったので,指導員さんは 「え,そこって軽速歩だった?」 と,スマホに保存された経路表と採点表を確認し始めた。(3級の試験では,斜め手前変換の部分は軽速歩だったのだ)
指導員さん 「えーと……2級って L1 だっけ?(・∀・)」
小夏 「A2 です!(゚∀゚;)」
先生,しっかり!(笑)
【参考:馬場馬術の難易度】
↑簡単
A1
A2(全乗振馬場2級)
A3(全乗振馬場1級)
A4
A5
L1
L2
M1
M2
S1
S2
FEI課目
↓難しい
残念なことに,馬場2級の試験に使われるA2課目の経路には,軽速歩の部分はない。すべて正反動の速歩で通過することになる。
速歩(正反動)で歩度伸ばすと,わたし馬の上で跳ねちゃったりするからな('д` ;) 難しいけど,ここ頑張らないとな。
自信なさそうに乗っていると,指導員さんから頻繁に 「偉そうに乗って!」 と声がかかった。
ふんぞり返るくらいの気持ちで乗ってちょうどいいみたい(´∀`*)笑
【172鞍目に続く】
いつも応援ありがとうございます♪
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夏至。
1年で1番日の長い日。
そんな節目の日にも乗馬。
昨夜から朝にかけて雨が降っていたけれど,乗馬クラブに到着した頃はちょうど晴れていた。帰る頃になって,また雨が降り出したので,運よくわずかな晴れ間に外の馬場で練習することができた。
忘れかけていた馬場2級の練習。
お久しぶりの指導員さん。
パートナーは,このクラブで最も重いと評判の黒馬くん。
朝まで降っていた雨のせいで,馬場には大きな水たまりができ,海辺の砂浜のような感触になっていた。あまりコンディションはよくないが,贅沢は言えない。晴れただけでも充分だ。
黒馬くんは,これが今日最初のお仕事だったので,とてもダルそうだった。
「もうちょっと休んでいたいですよ……( ´_ゝ`)」 という気配がひしひしと伝わってくる。
いや,もう運動していい時間だし,動いたほうが身体にいいだろうから,頑張ろうよ (´▽`;)
脚立を使って騎乗して,蹄跡を歩かせる。
拍車に加えて,指導員さんから長鞭を渡される。
重い馬の朝イチの仕事とあって,動くようになるまでに多少の努力が必要になるだろうと見込まれているのだ。
蹄跡を常歩で一周。
ちょっと可哀想な気もするけれど,最初が肝心なので,拍車で「ほら動け~!」とキツめに指示を出す。脚で反応がなければ軽く鞭を当てて注意を促す。
半分寝ているような状態のお馬さんをシャキッと目覚めさせなければならない。
ここで人間が頑張らないと後で苦労するからね(´Д⊂) 長い間ガシガシやられてたら馬だって嫌だろうしね。お互いのためなんだよ。さくっと良い状態に持っていって,良いパフォーマンスして,気持ちよく終わらせようじゃないか。
速歩発進して軽速歩。
ダルそうに進むお馬さんに,定期的に脚使ったり,鞭でつついたりしながら継続させる。
さすがに常歩に落ちたりはしないけれど,イマイチ気合いが入っていないのは、乗っていて何となくわかる。
能力はある馬なんだけどね。なかなかのスロースターターだね,きみも(´∀`;)
(※スロースターター=立ち上がりは遅いが,一定以上時間が経過すると高パフォーマンスを発揮するスポーツ選手等)
そのまま基礎練習に突入。
「こういう時はこうしようね♪」 と,お馬さんと約束事をつくっていく時間。
半巻きして手前を変えたり,斜め手前変換して歩度を伸ばしたり,詰めたり。
指導員さんの指示通りに,お馬さんと運動していく。
そしてここで事件が発生。
指導員さん 「次の 『 R 』 から10mの巻き乗り!」
小夏 「はい!」
心の声 (Σ(=゚ω゚=;) 『 R 』? 『 R 』ってどこ? 『 R 』なんてあったっけ!?)
一瞬焦ったけれど,『 B 』地点に近づいて,『 R 』の正体が判明した。
『 B 』の文字が表示された小さいポールみたいなものがあるのだけれど,馬場中央(指導員さんがいる所)側の文字が,下のほう削られちゃって『 R 』に見えるのよ(笑)
え,これは……ツッコミ待ちの笑うところなのか!?
本気で『 R 』と間違えたのか!? どっちだ!!?(=゚ω゚=;)
割と真剣に悩みながら,10mの巻き乗り。
まあ,どんなアクシデントがあっても,平常心を保つことが大切だよね!(・∀・)ノ☆
その後,駈歩を発進。
「『 C 』地点から駈歩」との指示だったので,思わずそこから20mの輪乗りを開始してしまい,「経路は後でやるから,最初は蹄跡走らせるだけでいいよ(´∀`;)」と指摘を受ける。
この指導員さんとわたしの組み合わせだと,どっちがボケでどっちがツッコミなのか,わからない。微妙なところだ。
わたしが斜め手前変換の際にうっかり軽速歩をしてしまったので,指導員さんは 「え,そこって軽速歩だった?」 と,スマホに保存された経路表と採点表を確認し始めた。(3級の試験では,斜め手前変換の部分は軽速歩だったのだ)
指導員さん 「えーと……2級って L1 だっけ?(・∀・)」
小夏 「A2 です!(゚∀゚;)」
先生,しっかり!(笑)
【参考:馬場馬術の難易度】
↑簡単
A1
A2(全乗振馬場2級)
A3(全乗振馬場1級)
A4
A5
L1
L2
M1
M2
S1
S2
FEI課目
↓難しい
残念なことに,馬場2級の試験に使われるA2課目の経路には,軽速歩の部分はない。すべて正反動の速歩で通過することになる。
速歩(正反動)で歩度伸ばすと,わたし馬の上で跳ねちゃったりするからな('д` ;) 難しいけど,ここ頑張らないとな。
自信なさそうに乗っていると,指導員さんから頻繁に 「偉そうに乗って!」 と声がかかった。
ふんぞり返るくらいの気持ちで乗ってちょうどいいみたい(´∀`*)笑
【172鞍目に続く】
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