2021年7月14日(水) 天気 晴 のち くもり 時々 雨

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フリー素材なんだけど,これどこの国だろう…?


わけあって,また平日の夕方にレッスンを受けに来た。
馬も人も,土日よりのんびりしている感じがするので,いつも平日に来られるのなら,そのほうがいいなぁと思った。

今日のパートナーも黒馬くん。
最近,かなりの高確率で配馬されてくるので,軽くわたしの専用馬のような状態(^_^;)

馬房でゆっくりしていたところに声をかけて,無口をつけて洗い場まで引っ張っていく。
黒馬くんは,身体の半分(右側)だけ砂まみれになっていた。
平日でお客さんが少ないから,午前中に放牧されて砂浴びをしていたんだなと察する。
ブラシを何度かけても細かい砂ぼこりが舞い上がり,完全に綺麗にはならないので,あきらめて馬装をする。
いいや。レッスン後に水で丸洗いすれば綺麗になるよね。

曇り空で雨は降っていなかったけれど,いつ降ってきてもおかしくないような空模様だったので,インドアの馬場へ行く。
先生は,前回と同じ新しい指導員さんだった。もしかしたらアルバイトじゃなくて正社員なのかもしれない。馬業界は人の入れ替わりが激しいのかなぁ?

まずは準備運動。
黒馬くんを歩かせる。
お散歩の気分で黒馬くんはのんびり歩いている。
前回同様,新しい先生は準備運動のときは特に何も言わないので,自分で考えて馬を動かしていく。

速歩させて,軽速歩にして。
指示すればその歩様にはなるけれど,足取りが重いのは感じる。
これは黒馬くんのスイッチがまだ入っていない状態だ。
10mの巻き乗りをして,半巻きをして手前を替えて,また2周くらい走らせて,10mの巻き乗り。

その後駈歩を出そうとしたら,出しにくかった。
うおりゃぁぁぁああああ!!!(`・д・´) とやったらどうにか出たけれど。

速歩までの間に「スイスイ動くスイッチ」が入ってないと,こういうことになるんだよ('д` ;)
分かってたさ……分かってたけど,なかなか動かなくて,こうなったらとにかく駈歩させてからスイッチ入れようと思ったんだよ・゚・(ノД`;)・゚・

駈歩始めたら,まあ走ってくれた。
2回くらい速歩になってしまったけれど,出し直せば駈歩になった。
そのうちに段々軽くなってきた。

右手前がそこそこできたので,左手前に変えたところで,なんとまたあの謎の現象が起こってしまった!


※あの謎の現象=黒馬くんが左手前になった際に何故か馬場の内側に入り続けてしまい(主に後肢が内側に残る),蹄跡に戻らなくなる現象。


後肢を動かすのは脚で,という話を聞いたことがあるので,内側(左側)の脚でぐいぐい押してみるものの,ほとんど効果がない。
やり方これで合ってるのかな('A`;)? わたしの脚の力ではこれが限界だけど,全然動かないよ?
それなら右斜め前に進ませて蹄跡に戻そうと考えたのだけれど,何故か顔も内側に向けて蹄跡に戻ることを拒む黒馬くん。
ならばと左に小さく巻き乗りして蹄跡に戻そうとしたものの,一回転して器用に蹄跡には戻らない黒馬くん。
その後も色々やりながら悪戦苦闘していた。
最終的には,顔は右を向いているのに左前に進んで行くという技を黒馬くんは披露し始めた。

……なんか,こんな技,馬場馬術で見たことあるわ……( ´,_ゝ`)

だが今は求めていない!(;>_<)

あまりにもモダモダしているので,ついに指導員さんがやってきた。


指導員さん 「さっきまで調子よかったんですけどね(;´・ω・)」

小夏 「左手前になるとこうなるんです(T_T) 何でだろう」

指導員さん 「鞭左に持ってみましょうか」


この瞬間まで気づかなかったけれど,わたしは右手に鞭を持っていた。
これまで,どちらの手前でも基本的に利き手である右手に短鞭を持っていたのだけれど,馬を走らせる上で特に支障はなかったのだ。

鞭を左手に持ち替える。
もちろん,持ち替えただけで馬の動きが変わったりはしない。

とりあえず動かしてみる。
黒馬くんはやっぱり左に切り込んでくる。
左に持った鞭で肩をパシッと叩いてみる。
肩に鞭を入れても何も変化がないので,わたしは手綱を右手でまとめて持って,鞭を持った左手を馬のお尻に当てることにした。

バチーンッ! と強く打つとびっくりして跳ねたり走ったりするだけなので,軽く小刻みに ペチペチペチペチッ! と打っていたら,黒馬くんの後ろ肢はススススーっと蹄跡に戻っていった。

この後も何度か同じように左後肢が内側に入ってしまう現象が発生することがあったので,その度に同じように左手で持った鞭で左のお尻をペチペチやっていたら,なんと全部理想の位置に戻っていった。

え?……(つд⊂)ゴシゴシ
Σ(=゚ω゚=;) これだけ!?


たったこれだけで解決する話だったの!? あんなに苦労してたのに!?

もしかして,右手前では問題ないのに,左手前だとこんな問題が起きることがあったのは,わたしがいつも右手に鞭を持っていたから……?

……そういえば,はるか昔に,今はもういない先生が「鞭は内側の手に持って」と言っていたような気がする……。(((( ;゚д゚)))

ちょっと愕然とするような事実でした。('A`;)
まさか,わたしが鞭を右手で持っていることが主な原因だったなんて……。

それから,おまけで,自分のお尻で動かしたい方向に鞍を押すとちょっと動くことも発見しました。わずかに立ち上がって体重かけてぐーっと片側だけ押す感じ。
脚で押しても効かなかったけど,この方法だと少しだけだったけど効いた。

とにかく,上手くいく方法を見つけられたので,素直に嬉しくもありました。
今後は内側の手に鞭を持つようにしよう。(´∀`;) 頑張ろうね,わたし。

この後は順調に駈歩。
たまに後肢が内側に入るときは鞭でペチペチやって戻す。
巻き乗りまでやって,ようやく準備運動完了。

な,長かった……(; -д-)ノ
レッスン時間の半分以上使っちゃったよ。

残りの時間は,歩様の変換の練習になった。
駈歩→常歩,常歩→速歩,速歩→駈歩,等々。
指導員さんが声で「〇〇から駈歩」「〇〇から常歩」「〇〇で巻き乗り」と指示を出してくるので,それに合わせて馬を動かしていく。
ポイントはちょっとズレることもあったけれど,基本的に言われた運動はできた。
何より,前半のあの苦労に比べれば何でもなかった(´∀`;)
馬が思い通りに動くって,楽しいな(笑)。

まあ大体できてるねって感じでレッスンは終了。
クールダウンして馬から降りて,自分の手がしびれていることに気付いてびっくりした。
何だろうこれ。熱中症? 酸欠?
動けないわけではなかったので,水分補給して,馬の手入れをする。
黒馬くんはシャワーを浴びながらおやつの人参やタンポポを食べてご機嫌な様子だった。
水切りしてバスタオルで全身を拭いているときに,後肢の前あたりをガシガシ掻いてあげると,口を半開きにして顔を伸ばしていたので面白かった。気持ちいいのかな。
馬房に戻すと夕飯が用意されていて,黒馬くんはさっそく飼い葉桶に顔を突っ込んだ。
何だかすごく幸せな一日をこのお馬さんは過ごしているのではないかと,その様子を見ていて思った。

手のしびれはその後も少し続いていたけれど,黒馬くんは幸せそうだったし,困った状態を改善する方法の1つも発見できたから,満ち足りた気持ちで帰路に着いた。


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