2018年9月8日(土) 天気 くもり時々雨
100鞍を越えて,ようやく拍車デビューしました。

※画像はイメージです。
ネット上には「拍車を当てて馬に跳ねられた」なんて話が散見されるのでビクビクしていたのだけれど,今日ついに腹をくくって拍車を使うことにしました。
当たってもなるべく痛くないように,先が丸い2㎝くらいのものを用意。
拍車はベルトを使ってブーツのかかと部分に取り付ける(写真参照)。
拍車だけ見ていたときは「ズレないのかなぁコレ(´・ω・`)」なんて思っていたけれど,実際ショートブーツとチャップスの上に取り付けるとギュウギュウな感じで,ズレはしなかった。
何食わぬ顔で馬つなぎ場まで行ったところ,目ざとく指導員さんに拍車を発見される。
「いい拍車ですね!(・∀・)」 と褒められて,
「えへへ~♪ そうかな~(*´ω`*)」 なんていい気になっていた。
実は拍車には,不安と共に,ちょっと期待もしていた。
「わあ何これ,すっごいスムーズ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 軽ーい扶助でどんな動きも自由自在☆(o^∇^o)」
……なんて,なるんじゃないかなぁ……って。
もちろん,この期待は早々に裏切られた(´∀`;)
わくわくしながら騎乗して,鐙の長さを調整して,腹帯締め直して,さあ,いざ出発!
指導員さん 「はい,じゃあ常歩で大きく馬場を一周」
小夏 「はい!(*´∇`*)」
馬 「……」
小夏 「あ,あれ?」
馬 「……」
小夏 「ちょっ……あれ? 何だろう?」
まさかの常歩発進拒否。
う,嘘でしょう!?Σ(´д`;)
常歩にならないなんて,ものすごい久しぶりの出来事で,焦りに焦る。
原因は,わたしが拍車にビビり過ぎて,脚での圧迫をほぼやっていなかったこと。
拍車というのは,あくまでも脚の補助なので,拍車を付けたから脚使わなくていいってわけじゃないのだ。
……バカだなぁ,わたし(´∀`;)
どれだけ期待して,どれだけ怯えてたんだ。
ちょっと深呼吸して落ち着こう。
そうそう,馬に乗ったら平常心を保つこと。
怯えも期待もいらないよ。普通に普通に。
拍車を付けていることを無視したら常歩発進できた。
が,重い。のたのたしている。
あ,もしかして,ここからが拍車の本領発揮!?(・∀・)゚+.゚
今こそ拍車の威力を……!
小夏 「えいっ(☆゚∀゚) わくわく♪」
馬 「……」
小夏 「……(T‐T)」
どんなにいい物でも,使いこなせなきゃ意味がない。
見かねた指導員さんが,馬を止めるように指示してやってきた。
指導員さん 「上過ぎるのかな」
小夏 「すみません,慣れなくて(´Д⊂)」
指導員さん 「いや,いいですよ。最初はわからないですから」
おそれ多くも,指導員さんに全面的に拍車を付け直してもらう。
指導員さん 「はい! これで拍車使えるようになったはずです」
小夏 「ありがとうございます(ノд・。) グスン」
~ 常歩で蹄跡行進 ~
指導員さん 「かかと下げないと拍車使えないですよー!」
小夏 「はーい!(;´Д`)」
あわわわわ(;´Д`) 何かもう今日いっぱいいっぱいだ。
拍車を効果的に使うには,当たり前だけれど,乗馬の基本がきっちりできていないといけないみたい。楽ができると思ったら大間違いだ。
軽速歩も,しばらくコツがつかめず苦労する。
でもちゃんと入れば軽く歩度が伸びるので,拍車はちゃんと効いているのだろう。
慣れるまで! 慣れるまでの辛抱だ!(>_<)
スマホのフリック入力だって,慣れるまでやりづらかったけど,慣れたら速いじゃん。それと同じだよ!(たぶん)
ぜーぜーと軽く息を上げながら軽速歩で巻き乗り。
ああもう無駄な神経と体力を使っているのが自分でわかる。
拍車デビューの今日の感想は,割と強めに使っても跳ねられるということはなかったけれど,もう少し慣れないと探り探りの状態でやりづらい,というものでした。
【114鞍目に続く】

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※画像はイメージです。
ネット上には「拍車を当てて馬に跳ねられた」なんて話が散見されるのでビクビクしていたのだけれど,今日ついに腹をくくって拍車を使うことにしました。
当たってもなるべく痛くないように,先が丸い2㎝くらいのものを用意。
拍車はベルトを使ってブーツのかかと部分に取り付ける(写真参照)。
拍車だけ見ていたときは「ズレないのかなぁコレ(´・ω・`)」なんて思っていたけれど,実際ショートブーツとチャップスの上に取り付けるとギュウギュウな感じで,ズレはしなかった。
何食わぬ顔で馬つなぎ場まで行ったところ,目ざとく指導員さんに拍車を発見される。
「いい拍車ですね!(・∀・)」 と褒められて,
「えへへ~♪ そうかな~(*´ω`*)」 なんていい気になっていた。
実は拍車には,不安と共に,ちょっと期待もしていた。
「わあ何これ,すっごいスムーズ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 軽ーい扶助でどんな動きも自由自在☆(o^∇^o)」
……なんて,なるんじゃないかなぁ……って。
もちろん,この期待は早々に裏切られた(´∀`;)
わくわくしながら騎乗して,鐙の長さを調整して,腹帯締め直して,さあ,いざ出発!
指導員さん 「はい,じゃあ常歩で大きく馬場を一周」
小夏 「はい!(*´∇`*)」
馬 「……」
小夏 「あ,あれ?」
馬 「……」
小夏 「ちょっ……あれ? 何だろう?」
まさかの常歩発進拒否。
う,嘘でしょう!?Σ(´д`;)
常歩にならないなんて,ものすごい久しぶりの出来事で,焦りに焦る。
原因は,わたしが拍車にビビり過ぎて,脚での圧迫をほぼやっていなかったこと。
拍車というのは,あくまでも脚の補助なので,拍車を付けたから脚使わなくていいってわけじゃないのだ。
……バカだなぁ,わたし(´∀`;)
どれだけ期待して,どれだけ怯えてたんだ。
ちょっと深呼吸して落ち着こう。
そうそう,馬に乗ったら平常心を保つこと。
怯えも期待もいらないよ。普通に普通に。
拍車を付けていることを無視したら常歩発進できた。
が,重い。のたのたしている。
あ,もしかして,ここからが拍車の本領発揮!?(・∀・)゚+.゚
今こそ拍車の威力を……!
小夏 「えいっ(☆゚∀゚) わくわく♪」
馬 「……」
小夏 「……(T‐T)」
どんなにいい物でも,使いこなせなきゃ意味がない。
見かねた指導員さんが,馬を止めるように指示してやってきた。
指導員さん 「上過ぎるのかな」
小夏 「すみません,慣れなくて(´Д⊂)」
指導員さん 「いや,いいですよ。最初はわからないですから」
おそれ多くも,指導員さんに全面的に拍車を付け直してもらう。
指導員さん 「はい! これで拍車使えるようになったはずです」
小夏 「ありがとうございます(ノд・。) グスン」
~ 常歩で蹄跡行進 ~
指導員さん 「かかと下げないと拍車使えないですよー!」
小夏 「はーい!(;´Д`)」
あわわわわ(;´Д`) 何かもう今日いっぱいいっぱいだ。
拍車を効果的に使うには,当たり前だけれど,乗馬の基本がきっちりできていないといけないみたい。楽ができると思ったら大間違いだ。
軽速歩も,しばらくコツがつかめず苦労する。
でもちゃんと入れば軽く歩度が伸びるので,拍車はちゃんと効いているのだろう。
慣れるまで! 慣れるまでの辛抱だ!(>_<)
スマホのフリック入力だって,慣れるまでやりづらかったけど,慣れたら速いじゃん。それと同じだよ!(たぶん)
ぜーぜーと軽く息を上げながら軽速歩で巻き乗り。
ああもう無駄な神経と体力を使っているのが自分でわかる。
拍車デビューの今日の感想は,割と強めに使っても跳ねられるということはなかったけれど,もう少し慣れないと探り探りの状態でやりづらい,というものでした。
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