2018年11月24日(土) 天気 晴れ
この日初めて「馬場3級経路」を回りました(^∀^)ノ
速歩で入場。中央で停止。敬礼。
中央線に人間の身体が来るように。
正直に言って,今日はここが一番難しかったような気がする。
速歩から停止までの制動距離を読み切れず,中央を過ぎたり手前で止まったりしてしまう。わたしは反応が鈍めなので,ちょっと早めに対処すること。
速歩発進。隅角ちゃんと踏む。
最初は速歩だから焦らずに(・∀・)
斜め手前変換。ここで歩度伸ばす。
出発地点遅れないように。
到達点から目を離さない。
ふらふらしなければ大丈夫そう。
指導員さん 「どうしても速くならないなら,その手前の速歩をちょっと遅くしておくといいですよ。普通速度になっただけで速くなったように見えますから 」
そ,そんな裏ワザみたいなこと,教えちゃっていいんですか?(*´∇`*;)笑
人の目が審査するものだからなぁ。そういう「目の錯覚を利用する」みたいな部分はあるかもな(審査員に通用するかどうかは別として)。
それにしても,歩度を伸ばす部分が速歩じゃなくて軽速歩っていうのはありがたい。軽速歩のほうが脚使いやすいもの。
斜め手前変換をもう1度やって,横木通過。
今日は横木の準備がなかったので,あると見立ててエア横木通過。
指導員さん 「横木通過は小夏さん得意ですからね」
えっ,わたし横木通過得意だったの!? 初めて知ったよ(゚∇゚ ;)
横木通過後,半巻きして,反対からもう1度横木通過。
「もうちょっと大きく回っていい」と言われる。
横木通過が終わり,C地点から駈歩発進。
駈歩発進は,何故かすんごく楽になっていて(先週,先生が「他の馬にも通用するかどうか」という話をしていたけれど,その答えは「通用する」なのだ。嬉しいことに),もう狙った箇所で面白いくらいにスッと出る。たまにはちょっとズレるけれど,今日に関しては「できない」ということがなかった。
なんだろう,わたし,内方姿勢とやらを理解し始めたのかな (☆゚∀゚)そわそわ
意図した所で意図した動きができるって,すごく楽しい♪(*´ェ`*)
駈歩での巻き乗り。
きれいに出来るときと,きれいに出来ないときの差が激しい。
出発点に注意。
あと,直径10mの大きさ。馬場の中央線に触れるのが正解。
わたしは巻き乗りでも半巻きでも,規定の大きさよりも小さくしてしまうことが多い。
わざわざ小さくして速度を落としてしまうというね……('A`|||)
焦らないで,出発点と円の大きさをちゃんと見る!
そして,先週苦心していた 駈歩での半巻き→速歩→蹄跡から駈歩発進 の流れ。
先週よりはマシ。馬がいいのかな。
バランスバックすれば半巻きはらくらく。蹄跡からの駈歩発進もOK。
でも速歩になるのが早過ぎたりする(T_T;)
たぶん,わたしが小さく回り過ぎて速度が落ちてしまうのだ。
「速歩に落とす」じゃなくて「速歩に落ちちゃう」。
これダメね,絶対!
手前を変換して巻き乗りと半巻き。
「K」手前で速歩にして,「A」から中央線を通って「X」で停止。
敬礼して終了。
終了したら手綱を全部伸ばして(これが「終了してます」の合図らしい)馬を歩かせて馬場を出る。
今日は合計で3回ほど通して馬場3級の経路を通ってみた。
通ってみた感想は,「あっという間に終わる」。
実際にやってみた人は分かると思うけれど,想像以上にすぐ終わる。
なんかもう走行中にドラマとか生まれる余地がないくらいに一瞬なのよ。
はい,これやってこれやってこれやって,はい終了。みたいな感じ。
あとは全体的に,わたしは「X」での停止とか,最後の「K」地点手前で速歩にするとか,どうも下方移行が苦手だなぁと気付いた。下腹に力が入らないというか,動いているものを止めにくい。
こういう傾向があるので早めに対処しようとしたら,最後の経路練習では馬が疲れてきたのか止まりやすくなっていて,「E」過ぎたあたりで速歩になってしまったり「X」より前に止まってしまったりした。
これ……馬の様子見てないと,ダメじゃん……(´д`;)
この馬が今,止めやすい状態なのか止めにくい状態なのか,ちゃんと見極めて,絶妙なタイミングで扶助出さないと。(「それが乗馬ですから」って声がどこかから聞こえてきそう(´∀`;))
そして指導員さんから「メリハリつけて運動して」とアドバイスをいただく。
指導員さん 「ダラダラ運動して,4か5か……って迷ったときは4にしますからね」
小夏 「5点満点なんですか?(・∀・)」
指導員さん 「いや10点満点です」
小夏 「えっ(゚∇゚ ;)!」
指導員さん 「10点出ることってそうないんですけどね」
60パーセントで合格ってことは……各運動を平均して10点満点中6点を取らなきゃならないわけね? 「4か5か」で迷われている場合じゃないぞ(´∀`;) 「6」いかないと。
それにしても,1つの動きにつき10段階評価って,どう採点してるの!? (=゚ω゚=;)
指導員さん 「演技によっては得点が2倍になるところがあってね,そこはしっかり決めなきゃならなかったりするんですよ(5点取れば10点になり,6点取れば12点になり……というのがあるらしい)」
馬場馬術も奥が深いんだな。
よくドレッサージュ(馬場馬術)はフィギュアスケートに例えられるけれど,話を聞いていると本当にそんな感じだ。あれも人が見て点数を決めていくものね。
やってみれば,これはこれで結構面白い。ヾ(=^▽^=)ノ
練習を終えて馬場を出る。
指導員さん 「この馬乗りやすかったでしょ?(・∀・)」
小夏 「乗りやすかったです!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」
「さすが馬場馬!」って,内心ずっと絶賛しながら乗ってたからね。
試験ではこのアパルーサちゃんか黒馬くんのどちらかを使うつもりだと,指導員さんは話していた。いつも練習で乗っているやんちゃなチビ馬くんは,試験中に馬場を飛び出して厩舎に帰ろうとしたという前歴を持っているので,こういう場面には向かないのだ。
指導員さん 「この感じならたぶん大丈夫だと思いますけど,確実に合格できるようにしていきましょうね (=^▽^=)ノ」
小夏 「はい!(*^▽^)」