蹄の名称

蹄も部位によって名称があります。

【左前肢の蹄の拡大図】
DSC_2032 - コピー (2)

蹄尖(ていせん) = 蹄の先の部分
蹄側(ていそく) = 蹄の側面の部分
蹄踵(ていしょう) = 蹄の後の部分

蹄壁(ていへき) = 蹄の(壁みたいな)面のこと
蹄冠帯(ていかんたい) = 蹄と肢のつなぎの部分



さあ,右前肢でもう一度!
DSC_2032 - コピー


次に蹄の裏側の図。
裏掘りのときによく見ますね。(o^∇^o)ノ

蹄

蹄底(ていてい) = 蹄の裏の一番広い凹んだ部分
負面(ふめん) = 蹄鉄が打たれている部分
白線(はくせん) = 負面と蹄底の間の部分

蹄叉(ていさ) = V字型の部分
蹄叉側溝(ていさそっこう) = V字(蹄叉)の側面の溝
蹄叉尖(ていさせん) = V字(蹄叉)の先端
蹄叉枝(ていさし) = V字(蹄叉)の内側の部分
蹄叉中溝(ていさちゅうこう)  = V字(蹄叉)内の一番深くなっている溝

蹄支(ていし) = 蹄叉の傍にある負面の一部
蹄支角(ていしかく) = 蹄球の傍にある蹄支の角

蹄球(ていきゅう) = 蹄のかかとの部分


蹄ひとつにこんなにたくさんの名前がついているなんて知りませんでした(´∀`;)
「負面」と「白線」以外,すべて「蹄(ひづめ)」という漢字が使われています。


(参考文献: 公益社団法人 全国乗馬倶楽部振興協会 『初心者のための乗馬テキスト LET’S ENJOY RIDING』)


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