2017年2月18日(土)  天気 晴れ

 乗馬は馬の気分に左右されるところがあると思うんです……。
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 馬は砂遊びが好きなのだそうです。(写真はフリー素材から) CC by pmarkham

7鞍目から引き続き8鞍目。
軽速歩は大体できてきたので,駈歩の練習に入る。

駈歩の乗り方にはまだ慣れないなぁ! 速いんだもの!
しかも,速さだけでなく馬の動きが大きいんだもの!

初めはサドルホルダー掴んで右回りにぐるぐる回る。
遠心力に負けないように右の腰に重心をかけ,右のかかとを踏み込む。
軽速歩までなら鐙(あぶみ)はそんなに意識しないけど,駈歩になったらしっかり踏み下げないと鐙が外れてしまう。

駈歩の動きと速さに少し馴れてきたところで,指導員の指示によりサドルホルダーから手を離し,手綱だけの状態を数歩経験する。

サドルホルダーを持っていると腕にぎっちぎちに力を入れてしまうので(明日の筋肉痛確定(´∀`;)),それはあまりよいことではなく,できるだけ早い段階で手綱だけの練習に移ったほうがいいらしい。

手を離してみたが,意外と落馬はしない。

が,速いし揺れも大きいので恐い。
恐いと縮み上がって姿勢が悪くなる。
姿勢が悪くなると身体のバランスが崩れ,馬から落ちそうになってサドルホルダーに戻る。

指導員からの「手離して!」の合図は,ある程度姿勢が整い動きに合わせられているときに出されるものらしいので,合図があったときと同じ状態を手綱だけの状態でも維持できれば上手くいくはずなのだ。

上手くいかなくなる原因は「恐怖」。

「恐怖」は必要な感情でもあるのだけど,過ぎれば物事を悪い方向に循環させてしまったりする。

【乗馬メモ】
・馬に乗っていて大切なのは「慌てないこと」。動きを冷静に見極め,冷静に判断し,落ち着いてバランスを取り的確に動けば,まず「対処できない」ということはないはず。自分に自信を持って堂々と乗ること。
・鐙が外れたときは,外れたほうと反対の足に重心がかかっているので,外れたほうの足を踏み下げてバランスを取ること。浮かせたままにしておくと落馬の危険性が高まる。バランスを取ったら手綱を引き,身体を後ろに倒して馬を停止させる。



後半,わたしの下手な乗り方に嫌気がさしたのか,馬がイヤイヤをし始め,幾度か暴走を繰り返す。

馬も恐かったけど,
無言で強引に調馬索を引き,馬を睨み付けて鞭を手に取った指導員の姿が,最高に恐ろしかった……!(((( ;゚д゚)))

獣を調教する人間の気迫ってすごいな!
怒鳴りも殴りもしなかったのに,ちゃんと恐かった(;´Д`)!

結局,右回り左回り両方やって,両方とも少しの間だけ手綱だけで走ってみた。
馬を止めたら,ちょっと目が回っていた。
馬から降りたら,全身がガクガクしていた。

最後に馬の手入れをしていたら,冬毛から夏毛に変わり始めていて,毛がたくさん抜けていた。
……今日はお互いよく頑張ったよね(´∀`;)


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