2018年12月29日(土) 天気 晴れ のち 雪

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続けて2鞍目。
2018年乗り納め。

案の定,障害飛越の練習に入る。
1ヶ月以上ジャンプはしていないので,少しの不安が胸をよぎる。

そういえば,このお馬さんで障害跳んだことはないかも?
跳べるお馬さんだってことは知っているけれど。

まずは低いクロスが組まれて,それを軽速歩でジャンプ(というより「通過」)。
どのお馬さんでもそうだけれど,軽速歩で入っても飛越後は駈歩になる。
飛越したら蹄跡上で停止。

速歩で障害に向かう際にも,余裕を持って入りたいので「遅い速歩」を保とうと努力する。
ゆっくり向かっておくれ~(>_<)
それでもお馬さんは障害前になると御しがたくなって前に出てしまう。
(その度に指導員さんに「走られてるよー」と注意を受ける。)
お馬さんも勢いがついていた方が跳びやすいので,直前になると速度を上げたがるのだ。

障害を前にしたとき,ビューンと行く馬と行かない馬がいるんだけれど,アパルーサちゃんは加速するタイプだったのね (´▽`;)

なんだか思うように遅くならないなぁと思っていたら,どうも拍車が意図しないときに当たってしまうらしく,途中から拍車を外して騎乗する。
脚の内転が上手くできてればいいんだけどね。まだ膝が開きがちなので,拍車の使い方も下手なのだ。早くここ改善したいなぁ。

拍車なしでもアパルーサちゃんは問題なく動く。
なんなら今日は鞭も持っていない。
楽なお馬だなぁ,きみは(´∀`*)♪

クロスができたので,その先にもう一つクロスが組まれる(後にこの障害は垂直に直される)。
できたら,さらにその先に垂直障害がつくられる。それもできたら更にその先に……と繰り返し,蹄跡上には クロス → 垂直 → 垂直 → 垂直 の4連続障害ができあがった。

障害の高さは50㎝ほど。
低いので,そこまで「無理Σ(´д`;)」とか「恐い(((( ;゚д゚)))」という感じはなくて,それでも「あれ? こんなんだっけ?」「これでいいのかな(´・ω・`;)」なんて思いを胸に抱きながらバウンスを続ける。
とりあえず落ちなかったからいいや。
間が空いてしまったから,また少しずつ慣らしていかないと。

バウンスにも慣れたところで,次の練習。
4連続障害を抜けたら,駈歩を保って,次の次の隅角から斜めに馬場に入り,そこに設置された垂直障害を跳ぶ。最後の障害を跳んだ後,まっすぐに停止。

最後の障害,直前で速歩になっちゃったし,踏み切りめっちゃ間違ったけど馬が跳んでくれたので必死について行った。ああ,めちゃくちゃ汚いフォームで跳んでたんだろうなぁ今(´∀`;) なんて,自分でもわかって,げんなり。
2回目は1回目よりはマシにできた。

今日の障害飛越の練習はここまで。



そして,この日,2018年最後の最後に,新たなワードが登場した。


ハミ受け。


これを,やりましょうって。
馬がハミ受けしている状態がどんな状態かというと,見た目で言うと,首を高く持ち上げて,顎を引いて首に押し付けて(近づけて)いるような状態。

どうやってこの状態にするのかと言えば,歩かせながら(あるいは走らせながら),拳で左右にぐっぐっぐっ……と引いて顎を引かせて首を上げさせる……らしい。
「らしい」というのは,今日はやってみても馬にはほぼ何の効果もなかったから。
常歩で歩かせながら,色々試してみる。
ぜ,全然わからんぞ,これ('д` ;)


指導員さん 「内方脚使ってください。手綱だけだと(ハミ受けの状態に)なりませんよ」


あ,あの……内方脚入れると走り出しちゃうんですが(´∀`;)

とにかくもう,この日は「ハミ受け」に関しては疑問符しか浮かばなかった。
顎を譲らせる? なにそれどういう状態? そもそも何のためにやるんだこれ?(´д`;)


指導員さん 「これマジで難しいですから! おれ(習得に)すごい時間かかりましたもん」

小夏 「そうなんですか(・∀・;)」


それなら,1~2回挑戦したところでできない(というよりわからない)のは当然ね。
長期戦を覚悟しよう。

3級の試験に合格しても,まだまだできないことは山ほどあるし,とても自分が「上手」だなんて思えない。なんなら「馬に乗れます」と公言していいかどうかも躊躇する。


レッスンを終え,挨拶をし,馬を馬房に戻して馬着を着せ,帰路に着く。
もう暗かったので,帰り道にある温泉に寄っていった。
雪がちらちらと舞う中,露天風呂から空を見上げる。


職場の人が「小夏さんはどこを目指しているの」と言っていたそうだけれど(人づてに聞いた),どこって,そんなの,「行ける所まで」。そこがどこかなんて,わたしにもわからないよ。



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