2019年2月3日(日) 天気 晴れ のち くもり

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久しぶりの乗馬(*´∇`*)♪
周囲でインフルエンザが猛威をふるっているので,乗馬のレッスン日までに感染しないように必死な2週間でした。

体調を整えたり,お金のやりくりをしたり,情報収集したり。
馬に乗ってない日だって,毎日馬のことを考えている。
婚活パーティーに行くことになったって,「乗馬に理解のある人だといいなぁ」と思ってる。
できれば一緒に楽しめる人だと最高だ。

馬に恋して2年が経過。3年目に突入。
本日は節分。明日は立春。
まだまだ寒いけれど,新しい季節が始まる。



お馬さんはいつものチビ馬くんだった。
今日は前回よりは駄々をこねていなかった。
馬房で声をかければ寄ってくるし,頭絡もそこそこ素直につけさせてくれる。
日によって気分が違うのね。生き物だものね。(´- `*)
馬場に向かう足取りが重いのは,いつものことだけれど(笑)。


それにしても,ここしばらく毎回自分で馬装しているのだけれど,自分の馬装の手際の悪さとセンスのなさに,うんざりしてしまう。
もたもたもたもた時間をかけて,やっとのことで馬装して,そしてほぼ毎回何かしら指導員さんに直される(ノд・。) グスン

指導員さんはやさしいので怒ったりはしないのだけれど,(これ,わたしが客だから許されてるんだろうなぁ……)なんて思うこともしばしば。

これがもし,「サービス提供者と客」という関係ではなくて,「上司と部下」とか「先輩と後輩」みたいな関係だったら,たぶん

「なぁにをトロトロやっとんじゃー!!! (ノ`Д´)ノ」

って怒られてたような気がするよ(´∀`;)
これまで散々家庭で「要領悪い」と言われ続けてきたトラウマかな。
馬装で怒られたことなんて1度もないのに,怯えている自分がいる(´Д⊂)

いや,でも,ほんとに,できるだけ完璧な馬装をスピーディーにできるように頑張るので,もうちょっと長い目で見ていただけると助かります。うん,頑張ろう,馬装!(>_<)


そしてレッスン。
インドアの馬場で騎乗。

常歩で蹄跡を1周。
軽速歩で2~3周。
2回くらい巻き乗りをして,手前を変え,同じことを繰り返す。
常歩から駈歩発進,そして継続。
速歩から駈歩発進,そして継続。
左右の手前で巻き乗りを2回くらい。

たぶん,このあたりまでが準備運動ね。
明確な線引きはないけれど。

ひと通り済んだところで横木が出てくる。
最初から駈歩で通過。
2回くらいやったらもう障害に組み直される。
いつもはクロスから始めるのに,今日は最初から50㎝くらいの垂直障害。
低い障害なので「ジャンプ」というよりは「通過」の感覚。
それでも踏み切りを考えないと,遠かったり近かったりで変な跳び方になる。

うーん,うーん……一応跳ぶんだけど,なんだかイマイチだなぁ(≡ω≡ ;)
障害までの距離が読めないなぁ('д` ;)

今日は左に重心がかかっているのか,右の鐙が走行中に2度ほど外れた。
鐙が外れても,走らせながら履き直すことには慣れたので慌てたりはしないのだけれど(それだけ外れてるってことだから自慢にはならないけれど),さすがに足が鐙から外れた状態で障害は跳べない。


……いや,本当に上手な人なら鐙上げで50㎝くらい跳べるのか……?
両手放してバウンスやってる人間を何人か目撃してるからな。あり得るかもしれないな(`・ω・´;)


とにかく,わたしは鐙に足をかけていないと跳べないので,障害まで距離がないときは巻き乗りをして文字通り回避。距離をかせいでいる間に鐙を履き直す。直ってから蹄跡に戻り障害を跳ぶ。
重心が左に寄り過ぎてるんだ。左右均等に体重をかけられるように,気を付けなくちゃ。
踏み切りの位置もよく見て,誘導もちゃんとやって,それから……


気を張り詰めながら繰り返していたら,指導員さんに

「笑顔で(^_^)」

と,アドバイスをいただき,必死になり過ぎていたことに気付いて,笑ってしまった。


「笑って。リラックスして。力抜いて」


ああ,そうだ。そうだった。乗馬って,そうだった。
一気に力が抜けた。


ずっと昔,今よりも色んなことが全然上手くいかなくて,べそべそ泣いて過ごしていた頃に,もう名前も憶えていない人から唐突に言われた言葉が,何故か重なった。


『かわいいのだから,泣いてばかりいないで笑っていなさい』


『もったいないよ』って。
この一言に,当時のわたしはびっくりして,つかの間悩みを忘れ,本当に涙が止まってしまったのだった。


悩む必要のないところで悩み,泣く必要のないところで泣き,思い詰める必要のないところで思い詰め,力む必要のないところで力んでしまうことって,結構あるのかもしれない。
そういうとき,意外と,本人はそうなっていることに気付いていないことが多いのだ。

今日だって,わたし,そんな険しい顔して馬を走らせているなんて,思っていなかった。

そんなとき,外から見ていて気付いた人が,ひと言声をかけてくれるだけで,ハッと我に返ったりする。
自分の状態って,自分ではわからないものなんだな。
傍で見ていて,「こうなっているよ」と教えてくれる人のありがたさを感じた。


【144鞍目に続く】

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