2019年2月11日(月・祝) 天気 くもり

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2鞍目は障害飛越の練習。
今日も50㎝くらいの低い障害を跳ぶ。

いつものように横木から始まり,クロスバー障害を跳ぶ。
次に クロス → 垂直 → 垂直 の連続障害を跳ぶ。
3つ並んだ障害の間は2歩。
「1,2! 1,2!」 でジャンプするのが楽しい♪
わたし3拍子より2拍子のほうが調子いいみたい(^_^;)

さらに先週同様,馬場内に設置された障害を跳ぶ,経路の練習。
146鞍目

低い障害なので,踏み切りを間違えて変な跳ばれ方しても,落ちそうになったりはしない。
しばらく低障害で頑張ろう。
低いのができなきゃ高いのもできないものね。

回を重ねていると,段々冷静になってきて,色々考えながら走らせて跳んで……ということができるようになってきた。
自分の脚の位置や重心の位置を,ジャンプしながら感じられることがある(大抵は間違ったときに「あ,ズレた!」って感じるんだけどね(′∀`;))。
あと,理想的なペースからの「遅い/速い」の差。心の中で(1,2,3,1,2,3……)とカウントしていると,そのカウント速度で,ペースが少しわかる。
正直,踏み切りの位置を「1,2,3」の「3」に合わせることってまだ難しいのだけれど,走らせながら馬の歩数をカウントする習慣って,付けておいたほうがいいのかもしれない。

指導員さん 「前回よりペースいいね。最初から遅くならないで出来てる」

わーい(*゚∀゚)♪
今日のお馬さん,なんかよく走ってくれるのよ♪

コースの最初から最後まで,一定のペースで走行できることが理想。
前回よりも,ほんの少しでも改善できている点があれば嬉しい。



クラブ内競技会に出られそうなので,146鞍目にして,初めて障害馬術のルールを詳しく教えていただいた。


☆*゚ ゜゚*☆*障害馬術の試合の流れ*☆*゚ ゜゚*☆


① コースの下見をする。

② 自分の番が来たら馬に乗って馬場に入場する。

③ 審判員に敬礼する。

④ ベルが鳴る。

⑤ 馬を走らせる。

⑥ スタート地点を通過する。【タイム計測開始】

※ベルが鳴ってから45秒経過すると,スタートを切っていなくても自動的に計測開始となります。

⑦ コースに沿って順番に障害を跳ぶ。

・ 障害物の落下(減点)
・ 不従順/反抗(減点)←跳ぶのを嫌がった場合
※2反抗で失権となります。
・ 落馬/人馬転倒(失権)
・ 経路違反(失権)
・ タイム超過(減点)
※制限タイムを超えると失権となります。

⑧ 最終障害飛越後,ゴールラインを通過する。【タイム計測終了】

※ ゴールラインを切らないとタイムが計測され続けるので注意。

⑨ 馬場を退場する。

⑩ 結果を確認する。


☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆



わーお!w(*゚o゚*)w 「馬術」って感じする!

指導員さんは 「発表会みたいな感じかな(^_^)」 と言っていた。
そうだね。最初だし,まずは「試合」というか,「発表会」かな。
「ここまでできるようになりました」っていう(笑)。
うんうん。楽しいよ,きっと(●´ω`●)♪
「勝ってやろう」とか,そんなんじゃなくってね。


練習を終え,クールダウンして,人馬共に白い息を吐きながら馬場を後にする。
お馬さんの手入れをして,馬着を着せ,おやつのりんごをあげる。
短時間にジャンプを繰り返したので(たいした障害じゃないけど),何となく心配で,肢を触って腫れたり熱を持ったりしていないか確かめるようになった。
お馬さんはしゃべらないから,もし何か問題があるなら,人間のわたしが気付いてあげたいな。
走らせたのも跳ばせたのも,わたしなのだから。

指導員さんは,手入れの様子を見ながら,

「そのくらい乗れるようになると,馬も可愛いでしょ(・∀・)」

と,笑って声をかけてきた。うん,かわいい(*´∇`*)

乗れなくても馬は可愛いんだけどね,何というか可愛さの質が変化する。
乗れなかった頃は,

「お馬さんかわいいー♪」

と,ペットみたいな感じというか,馬という生き物全般に対しての,ほんわかとした愛しさのようなものを感じていたのだけれど,ちょっと乗れるようになってくると,

「よくやってくれたなあぁぁ!! おまえぇぇ!!! (*´Д`*).。゚+.」

という,個別の相手に対する愛情というか感謝というか,そういう感情を覚え始める。
そういう種類での「可愛い」(●´ω`●)♪


経路を走るのも,障害を跳ぶのも,お馬さんは別に,自らそれをしたいわけではないのだと思う。それなのに,勝手に乗っかってきた人間の指示を受け入れて,走ってくれるしジャンプもしてくれる。

人間の間でだけ暮らしていて,「利害」だとか「見返り」だとか「優劣」だとか「損得」だとか,そんな話にまみれて疲れていると,そんな言葉の届かない世界に生きている動物の存在に安心する。そして「ああ,愛情ってこういうものだったなぁ」と思い出す。それぞれが在るように在って,それをお互いに受け入れている状態。

お馬さんを馬房に戻し,軽く顔を撫でて帰路に着く。
また来週。それまで,元気でね(*´ -`)(´- `*)


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