2019年3月31日(日) 天気 雨 のち 晴れ

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年度末のレッスン。
ここも「区切り」かな。
仕事では明日から新しい部署へ異動となるので,「何かが終わり,何かが始まる」予感。


乗馬のほうはどうだろう?

最近,あんまり上達している気がしないので,自分を元気づけるために,いつの間にかできるようになっていたことを挙げていきたいと思う。


【元気な常歩】
馬にもよるけれど,ウォーミングアップのときに「元気な常歩」にするまでの時間が短くなった。

【速歩発進,駈歩発進】
特に気にはしてはいなかったけれど,レッスン中に 「速歩で」 「駈歩で」 と指示が出れば,その場でスッと出るようになっている。

【軽速歩の手前合わせ】
見なくても合う率が上がっている。

【駈歩の継続】
駈歩は,最初はただ走らせているだけで,ちょっと恐がっている時期があった。今は「恐い」とは思わない。そして9割方継続もできている。

【巻き乗り・輪乗り】
できるのが普通になった。

【速度調整】
拍車を使い始めてから加速が楽になった。減速も前より良い感じ。

【低障害飛越】
精度を無視すれば跳ぶこと自体に抵抗はない。そして飛越時にだいぶ冷静でいられるようになった。

【後退】
どこでどうコツをつかんだのか,あんなに苦手だったのに,どの馬でもできるようになった。


……うん……(´∀`;)
大丈夫,大丈夫! できてる,できてる!
ちょっと進歩が目に見えづらいだけさ!

時々こうやって見直さないと,「なんか最近ずっと同じことやってるような気がする……(´・ω・`)」という,しょんぼりした気持ちになるので,「ほら,よくなってるじゃん!」という事実を確認しながら頑張っていきたいと思う。


さてさて,今日のレッスンの相棒は,お久しぶりの栗毛くん。
きみも素直で良い子なんだよね(●´ω`●)♪ 大好きさ。
ちなみに,わたしこれまで4回落馬しているけれど,そのうちの2回はきみに乗っているときに落ちたんだよね。それでも嫌な印象が残らないのは,きみの人徳(馬徳?)のなせるわざなのかな。

指導員さんに,事前に「ちょっと駈歩ガタガタするかもしれないですが,そういうときはバシッとやっちゃってください」と前置きされてから馬に乗る。

え,なんで(・.・;)? またどこかに出張してたの,このコ?


【乗馬メモ】

馬は生き物。
どのお馬さんにも,いつも何らかの事情がある。



それでも元来素直なので,普通に歩くし,脚で調整すればすぐに元気な常歩にもなる。
馬場を半周ほどして,軽速歩。

今日は最初から蹄跡上に横木が置かれていた。
蹄跡行進しながら,きれいに横木を跨げるように。

何周かした後,軽速歩で馬場の半分を使って輪乗り(直径約20m)を行う。
輪乗りしつつ,蹄跡上の横木を跨ぐ「輪乗り横木通過」の練習。

軽速歩で行った後,駈歩で。
やっぱり駈歩のほうが難しい。
ジャンプじゃないのだけれど,踏み切りを合わせるのが大変。

このあたりの精度,まだ全然低いなぁ(´・ω・`)

手前を変えて,同じことを繰り返す。
手前を変えると少し感じが違うので,やっぱり,「やりやすい方の手前」ってあるんだなと感じる。

そして最初に指導員さんが予言したとおり,駈歩がガタガタする……というよりは,肢が,バラバラバラッ ってなってしまうことがあった。
乗っててわかるんだけど,一瞬「速歩になった!?」と思うような感じ(実際速歩になっていることもあったけど)。きれいな駈歩じゃないの。
横木通過前後でそうなることが多かったので,気を使って,そのあたりで強めに脚使ったりして防止することに苦心した。

踏み切りが合っていれば,こうはならないのかなぁ(´・ω・`)


その後,普通に馬場いっぱい使って蹄跡上にクロスバー障害がつくられる。
軽速歩で向かうと,前回のお馬さんに引き続き,なぜかこのお馬さんも跳ばずに跨いで通過。
手前を変えて左右どちらから入ってもジャンプはしない。
前回のお馬さんのように,人間の意図を察してもくれない(笑)。

なんでー(T∀T)跳ぼうよー!

4~5回繰り返し,あまりにも跳ばなさ過ぎて苦笑いしていたら,指導員さんからコツが伝授された。

まあ,要は,「ヘルプ」を使うわけです(※「141鞍目 ヘルプ」参照)。
障害の直前で,脚を入れるのだ。「ほら行け!」って。

ただ,それだけだと上手くいかない。
跳ばせるためには,本当にコツがあって,軽速歩で障害に向かうときも,あんまり速くしないで(指導員さんからは「持って(ゆっくりの状態を保持して)」と指示が出る),抑えて入って直前でグッと脚を入れる……という流れが必要になる。

速い速歩で向かうとね,直前で脚を入れても,障害になだれ込む感じでそのまま通過しちゃうのよ。

メリハリが大事ってことなのかな。
「さあここから違う運動だぞ!」って,はっきり教えるの。
そうすると馬も,「あ,速歩じゃないんだ!」って気づくみたい。

最初に1度指導員さんに乗り替わってもらい,速度とか,どこのタイミングで脚入れるのかとか,必死に観察して,次からこの方法で上手くいくようになった。
できるようになれば,ヘルプで面白いくらい跳ぶんだよ(*´∇`*)

そして通過後にまっすぐ停止する練習。
何故か今日は左を強く引いてしまい(いつも右が強いのに,おかしいなぁ(´・ω・`)),左に寄れやすいので注意が必要だった。

ジャンプ後の制動距離は,前よりも随分短くなって,先生たちがレッスン中に軽く調教するときによくやっているように 「障害跳ばせる→数歩で停止→方向転換→障害跳ばせる」 の流れを直線でぐるぐるできるようになって,ちょっと嬉しかった。

先生たちと同じことができるようになるのって,嬉しいんだよ(*´∇`*)♪
赤ちゃんが大人と同じことをやりたがるみたいに,できない人はできる人を見て 「わたしも! わたしもそれやりたい!(☆゚∀゚)」 って思うのだ。

人間って,本質的には,ずっとそうなのかも。


【154鞍目に続く】

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