2019年4月13日(土) 天気 晴れ

久しぶりの乗馬レッスン。
朝からきれいに晴れた乗馬日和。
職場では慣れなかった2週間が過ぎ,ようやく少しペースや要領が掴めてきた。
乗馬も仕事も,本格的に新年度スタート!今年度も 頑張るぞ!ヾ(=^▽^=)ノ
パートナーのお馬さんは,久しぶりのチビ馬くんだった。
うわあぁ,きみに乗るの,いつ振り?(=゚∀゚=;)
たしか2月初旬に乗ったのが最後だから,丸2ヶ月ぶりか。
何だかすごく離れていたような気がするよ。
お馬さんはわたしを覚えていてくれたのかどうか,鼻を押し付けてじゃれてきた。
よしよし,いい子だぞ(*´ -`)(´- `*)♪
グルーミングして馬装して,馬場に引っ張っていってレッスン開始。
2週間も間空いちゃったからな(´・ω・`;) 大丈夫かな。
馬場で騎乗。
鐙の長さを調整し,常歩開始。
サボりたがりのお馬さんなので,「元気な常歩」にしてそれを維持するのに,ちょっとばかり苦労する。
まあでもこれは想定内よね。きみはそういう馬だものね。
次いで軽速歩しながら蹄跡行進。
お馬さん,ワガママを試み始めて,蹄跡から馬場内に入ろうとする。
ここで初めて,今日は鞭を持っていないことに気付く。
いつもクラブの鞭を借りていて,騎乗時に指導員さんに渡してもらうのだけれど,今日は渡してもらっていなかったのだ。
ここ,叱りたいところだったなぁ('д` ;)
手綱だけでキツめに誘導して,蹄跡に戻す。
指導員さんは馬場のボロ拾いをしていて,チビ馬くんのワガママを見ていなかった。
ま,まさかこいつ,見ていないところを見計らってワガママしたんじゃ!?
結局,指導員さんが見ていない隙をついて,このお馬さんは2回ほど蹄跡を外れようと挑戦し,2度ともわたしに強引に蹄跡に戻されたので,あきらめたようだった。
相変わらずだなぁ,きみも!( ̄▽ ̄;)笑
指導員さん 「もうちょっと速い速歩にして。鞭なくても脚だけで速くなりますからね」
指導員さんは,今日の前半はあえて鞭なしでレッスンをするつもりだったらしい。
だから渡してくれなかったのね(´∀`;)
拍車を付けているので,脚を入れれば強さに応じて速くなる。
最初の「わがままタイム」さえ制すれば,その後はそうそう反抗しないものね!
やっぱり何でも最初が肝心だわ!(`・ω・´).゚+.゚
運動不足のため,最初の軽速歩数周で,少し息が上がる。
空気もだいぶ暖かくなってきているので,汗をかく。
ああ「運動してる」って感じする!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
軽速歩で左右の巻き乗り。
軽速歩をやめて速歩(正反動)に移る。
しばらく乗り続け,前かがみにならないように気を付け,一番良い位置を探そうと鞍の上でもぞもぞ動く。
「気持ち後傾」くらいの位置で,良いポジションを発見する。
うん,たしか馬場馬術の選手とか,こんな感じで堂々と乗ってた!(`・ω・´).゚+.゚
「一歩一歩押し込む感じ」というのが,150鞍超えてようやくわかりかけてきたような気がする。
楽に乗っていられる位置と姿勢っていうのがあるみたい。
その後,鐙を脱いで速歩の馬に乗り続け,鐙上げの状態でもそのまま巻き乗りを行う。
たまに遅くならないように継続の脚を入れながら,半巻して手前を変える。
軽速歩のときのくせで,「手前合わせなきゃ」と思って馬の肩をチラ見して,それから「あ,ただの速歩なら手前合わせいらないんだ(´▽`;)」と思い出す。
速歩を続けながら鐙を履き,履けたら軽速歩。
指示が出て2歩くらいで履けたので,指導員さんに褒められたよ(*´∇`*)♪
……いや,いつも障害のコース練習しているときも,うっかり外れた鐙を必要に迫られて履き直したりしてるからね(^∀^;) たぶん,その経験が効いているんだと思う。
そして鐙上げの後の軽速歩は,ふわっふわで,めちゃくちゃ軽く感じられる。
「軽」速歩って,本当に「軽い」んだ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ って,毎回感動を覚える。
一度も停止をしないまま,間に常歩を入れて(チビ馬くんは常歩にした途端に「休み!?」と期待して動きが鈍くなるので,「まだ休みじゃないよ!」と脚で伝えるやりとりを何度も繰り返した),駈歩のレッスンへと突入。
直線の途中から駈歩発進。最初の1回のみ速歩が入ってしまったけれど,あとは問題なくスッと駈歩になるようになった。
要は馬に伝わればいいわけで,伝わっているかどうかって,何となくわかる。
上手く言えないけれど,自分が指示を出したときの,コンマ何秒の世界の,微妙な馬の反応で,「あ,ダメだ」「あ,行ける」というのが,わかるのだ。あとは,「あ,これ,もう馬がやることわかってるな」とか。
脳裏によぎるものがあった。
もうずっと前,社会人に成り立ての頃に,精神の調子を崩して,カウンセリングに通っていたときのこと。あの頃のわたしは,人と会話をすることが苦手だった。
わたしは,『話をしていて,相手がちょっとでもイラッてしたりすると,それがわかってビクッてするんです』 『言われなくても,こういう反応を期待されてるんだなって察すると,期待に応えないとダメかなって気をつかうし』 『あ,今怒った,今ちょっと嫌だなって思ったって,わかると疲れて』 だから人と接するのが苦手です,と,わたしは泣き出しそうな顔をして打ち明けていた。
わたしにとっては捨て去ってしまいたいくらい厄介な性質だったのだけれど,カウンセラーのお兄さんは,穏やかに,『そういう能力に長けている方なんですね』 と,返してきた。『それは悪いことではないんですよ』と。
あれからしばらくの時間が過ぎて,相手と自分の感情や考えを切り離す術を身に付け,人と話をすることは辛くはなくなった。それでも,たぶん,わたしには本質的に,相手の微妙な反応を瞬時にすくい取るクセがあるのだ。
『それは悪いことではないんですよ』 と言ったカウンセラーさんの言葉の意味が,馬に乗るようになった今になって,少しわかったような気がする。
長所と短所は表裏一体。
最近になって,「馬と会話をする」という感覚が,ちょっとずつわかってきたような気がする。
いくつか独自のルールや特徴があるだけで,基本的には人間同士の非言語コミュニケーションと,そんなに変わらないんじゃないかな。
【156鞍目へ続く】
いつも応援ありがとうございます♪

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久しぶりの乗馬レッスン。
朝からきれいに晴れた乗馬日和。
職場では慣れなかった2週間が過ぎ,ようやく少しペースや要領が掴めてきた。
乗馬も仕事も,本格的に新年度スタート!今年度も 頑張るぞ!ヾ(=^▽^=)ノ
パートナーのお馬さんは,久しぶりのチビ馬くんだった。
うわあぁ,きみに乗るの,いつ振り?(=゚∀゚=;)
たしか2月初旬に乗ったのが最後だから,丸2ヶ月ぶりか。
何だかすごく離れていたような気がするよ。
お馬さんはわたしを覚えていてくれたのかどうか,鼻を押し付けてじゃれてきた。
よしよし,いい子だぞ(*´ -`)(´- `*)♪
グルーミングして馬装して,馬場に引っ張っていってレッスン開始。
2週間も間空いちゃったからな(´・ω・`;) 大丈夫かな。
馬場で騎乗。
鐙の長さを調整し,常歩開始。
サボりたがりのお馬さんなので,「元気な常歩」にしてそれを維持するのに,ちょっとばかり苦労する。
まあでもこれは想定内よね。きみはそういう馬だものね。
次いで軽速歩しながら蹄跡行進。
お馬さん,ワガママを試み始めて,蹄跡から馬場内に入ろうとする。
ここで初めて,今日は鞭を持っていないことに気付く。
いつもクラブの鞭を借りていて,騎乗時に指導員さんに渡してもらうのだけれど,今日は渡してもらっていなかったのだ。
ここ,叱りたいところだったなぁ('д` ;)
手綱だけでキツめに誘導して,蹄跡に戻す。
指導員さんは馬場のボロ拾いをしていて,チビ馬くんのワガママを見ていなかった。
ま,まさかこいつ,見ていないところを見計らってワガママしたんじゃ!?
結局,指導員さんが見ていない隙をついて,このお馬さんは2回ほど蹄跡を外れようと挑戦し,2度ともわたしに強引に蹄跡に戻されたので,あきらめたようだった。
相変わらずだなぁ,きみも!( ̄▽ ̄;)笑
指導員さん 「もうちょっと速い速歩にして。鞭なくても脚だけで速くなりますからね」
指導員さんは,今日の前半はあえて鞭なしでレッスンをするつもりだったらしい。
だから渡してくれなかったのね(´∀`;)
拍車を付けているので,脚を入れれば強さに応じて速くなる。
最初の「わがままタイム」さえ制すれば,その後はそうそう反抗しないものね!
やっぱり何でも最初が肝心だわ!(`・ω・´).゚+.゚
運動不足のため,最初の軽速歩数周で,少し息が上がる。
空気もだいぶ暖かくなってきているので,汗をかく。
ああ「運動してる」って感じする!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
軽速歩で左右の巻き乗り。
軽速歩をやめて速歩(正反動)に移る。
しばらく乗り続け,前かがみにならないように気を付け,一番良い位置を探そうと鞍の上でもぞもぞ動く。
「気持ち後傾」くらいの位置で,良いポジションを発見する。
うん,たしか馬場馬術の選手とか,こんな感じで堂々と乗ってた!(`・ω・´).゚+.゚
「一歩一歩押し込む感じ」というのが,150鞍超えてようやくわかりかけてきたような気がする。
楽に乗っていられる位置と姿勢っていうのがあるみたい。
その後,鐙を脱いで速歩の馬に乗り続け,鐙上げの状態でもそのまま巻き乗りを行う。
たまに遅くならないように継続の脚を入れながら,半巻して手前を変える。
軽速歩のときのくせで,「手前合わせなきゃ」と思って馬の肩をチラ見して,それから「あ,ただの速歩なら手前合わせいらないんだ(´▽`;)」と思い出す。
速歩を続けながら鐙を履き,履けたら軽速歩。
指示が出て2歩くらいで履けたので,指導員さんに褒められたよ(*´∇`*)♪
……いや,いつも障害のコース練習しているときも,うっかり外れた鐙を必要に迫られて履き直したりしてるからね(^∀^;) たぶん,その経験が効いているんだと思う。
そして鐙上げの後の軽速歩は,ふわっふわで,めちゃくちゃ軽く感じられる。
「軽」速歩って,本当に「軽い」んだ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ って,毎回感動を覚える。
一度も停止をしないまま,間に常歩を入れて(チビ馬くんは常歩にした途端に「休み!?」と期待して動きが鈍くなるので,「まだ休みじゃないよ!」と脚で伝えるやりとりを何度も繰り返した),駈歩のレッスンへと突入。
直線の途中から駈歩発進。最初の1回のみ速歩が入ってしまったけれど,あとは問題なくスッと駈歩になるようになった。
要は馬に伝わればいいわけで,伝わっているかどうかって,何となくわかる。
上手く言えないけれど,自分が指示を出したときの,コンマ何秒の世界の,微妙な馬の反応で,「あ,ダメだ」「あ,行ける」というのが,わかるのだ。あとは,「あ,これ,もう馬がやることわかってるな」とか。
脳裏によぎるものがあった。
もうずっと前,社会人に成り立ての頃に,精神の調子を崩して,カウンセリングに通っていたときのこと。あの頃のわたしは,人と会話をすることが苦手だった。
わたしは,『話をしていて,相手がちょっとでもイラッてしたりすると,それがわかってビクッてするんです』 『言われなくても,こういう反応を期待されてるんだなって察すると,期待に応えないとダメかなって気をつかうし』 『あ,今怒った,今ちょっと嫌だなって思ったって,わかると疲れて』 だから人と接するのが苦手です,と,わたしは泣き出しそうな顔をして打ち明けていた。
わたしにとっては捨て去ってしまいたいくらい厄介な性質だったのだけれど,カウンセラーのお兄さんは,穏やかに,『そういう能力に長けている方なんですね』 と,返してきた。『それは悪いことではないんですよ』と。
あれからしばらくの時間が過ぎて,相手と自分の感情や考えを切り離す術を身に付け,人と話をすることは辛くはなくなった。それでも,たぶん,わたしには本質的に,相手の微妙な反応を瞬時にすくい取るクセがあるのだ。
『それは悪いことではないんですよ』 と言ったカウンセラーさんの言葉の意味が,馬に乗るようになった今になって,少しわかったような気がする。
長所と短所は表裏一体。
最近になって,「馬と会話をする」という感覚が,ちょっとずつわかってきたような気がする。
いくつか独自のルールや特徴があるだけで,基本的には人間同士の非言語コミュニケーションと,そんなに変わらないんじゃないかな。
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私も同じような所があるので何となくそう思いました。
カウンセリングにかかったことはないですけど。
最近は年を取って考え方が図太くなったのか(笑)
無理して人に合わせないようにして自分を守ってます(;^ω^)
未だに本当に信用できると判断できた人以外との付き合いは
苦手です。。