2019年4月13日(土) 天気 晴れ

春真っ盛り。
そして,花粉症の季節。
馬にも花粉症があるのかどうかわからないけれど,春先にはくしゃみをするお馬さんが多い……ような気がする。
今日も駈歩を発進させ,継続の脚を入れながら蹄跡を走らせていたのだけれど,乗っているチビ馬くんは駈歩しながら何回か連続でくしゃみをし,その様子がおかしくて,わたしは声をあげて笑ってしまった。
きみも花粉症?(*´∇`*)笑
くしゃみしても走り続けてるのは,さすがだわ( ´∀`)つ ヨシヨシ
指導員さんは駈歩の最中に 「もう少し速度上げましょう」 と指示してきた。
指導員さん 「そろそろスピードにも慣れていかないとね(・∀・)」
ふーん,そうなのかぁ(*・ω・)ノ これから,今までよりも少し速い速度も扱うようになるのか。
走行中に拍車を使ったら,お馬さんは素直に速度を上げた。
「いい子だね~(*´ -`)」と,小さく馬につぶやく。
巻き乗りをして,速歩への移行をして,手前を変えて,同じことを繰り返す。
だいぶ気温が上がってきて,自分も馬も汗をかいていることがわかる。
呼吸音を聞いていると,すごく頑張っていることが伝わってきて,あとで労わってあげなきゃなぁと心の隅で思う。
駈歩の練習を終えると,少し常歩でクールダウンしてから,障害の練習に入った。
指導員さんはこのときになって,鞭を渡してきた。
障害はやっぱり鞭なしだとキツイのかな。
指導員さん 「久しぶりなので,まずは障害を跳ぶ感じがどんな感じだったか思い出していきましょう」
2週間乗らないって,やっぱり「久しぶり」に分類されちゃうのね(´∀`;)
楽器なんかだと,少し間をあけるとすぐ腕が鈍っちゃうんだけど,乗馬はどうなのかな。
まずは軽速歩で横木を通過する。手前を変えて左右どちらからも行う。
何故か踏み切りが合うことが多く,スムーズに速歩のリズムの中に横木が入る。
「できてるな」と判断されたらしく,すぐに駈歩での横木通過の指示が出る。
何回かは駈歩の完歩の中にきれいに入らなかったけれど,繰り返すうちにマシになる。
さあ,ここから高さのある障害の練習に入るぞ!(`・ω・´)
クロスバー障害が一つ作られた。
最初から割と高さのあるクロスだった。
クロスは真ん中に誘導する訓練だもんね。頑張るぞ!
誘導しつつ,踏み切りの位置を考えて通る場所を考える。
低い障害だから,踏み切り合わなくたって跳んでくれるんだけどね。
やっぱり駈歩の動きの中にスムーズにジャンプの動きが入ったほうが楽しいじゃない(*´ェ`*)♪
肢もぶつからなくて済むし,わたしも楽だし。
最初2回くらいは,とりあえず勘で「ここか!?」と突っ込んで,「ああ,ちょっと遠かったな」とか,検討する材料にする。検討した結果が次の飛越に活かせることもあり,改善されないこともあり……難しいなぁ,踏み切りって('д` ;)
クロスバー障害の先に50~60㎝くらいの垂直障害がつくられる。
クロスを跳んでから「1,2!」で跳ぶ位置。
バウンスではなく,コンビネーション障害。
一つ目の入りが上手くいけば,二つ目も上手くいくことが多い(逆に一つ目がダメだと二つ目も失敗する率が高い)。
手前を変えて,もう何度も何度も何度も何度も! 繰り返してね。
一回飛越を終えるごとに停止してお馬さんを愛撫(連続で馬場を回ってまた跳ぶこともあったけれど)。
次のジャンプに向かう駈歩発進の前に,「ほら,もう1回頑張ろう!」とお馬さんの肩を叩いて励ます。
踏み切り位置をもう全身全霊でめっちゃ考えた。
お馬さんは動き出していたので,速度は問題なく,速くなり過ぎないようにキープするくらいで大丈夫。馬場半周前くらいから障害をガン見して馬を走らせる(よく見ようとするとき目を見開いてしまうのはわたしだけだろうか?)。障害前のカーブを曲がるあたりが,何というか,肝だ。ここをちょっと内に回るか外に回るかで,踏み切りの位置が変わってくる。
最初遠かったので次に内回りしたら,今度は近過ぎた。
指導員さん 「さっきの位置より10cm外側で!」
小夏 「はい!」
10cmって……細けえぇぇぇ!(((( ;゚д゚)))
馬の蹄の幅くらいじゃないの? それをコントロールしろって!?
ちなみに,そこで調整できなかった場合は,障害に突入する前までに加速か減速を行い調整することになる。
なんとなく,障害前の「1,2,3!」のカウントはできるようになってきた。
心の中でカウントしているのだけれど,「1,2,さ……ああ遠い!(>_<)(ジャンプ)」とか実況中継している。
指導員さん 「『今遠かったな』とか,わかる?」
小夏 「わかります('A`;)」
指導員さん 「できればそれ,もっと前からわかってほしいんだよね(´・ω・`)」
わ た し だ っ て わ か り た い よ……!(>Д<;)
感覚の問題だからな。「こうすればいいよ」っていう,すべての人に再現性のあるノウハウみたいなものはないんだろうな。
低い障害だからまだ跳んでくれちゃうし,いいんだけど,うーん……どうしたもんだろう。
ちなみに二つ目の垂直障害は練習中に何回か高さを上げられ,最終的には80㎝ほどになっていた。自分でも意外なのだけれど,その高さを「恐い」と身構えることがなくなった。
ジャンプをして着地をするときの随伴の感覚が,以前の感覚とは異なってきているのが自分でもわかる。
ハッキリとその変化を自覚した瞬間があって(152鞍目「視線を上げて」のとき),それ以降ずっとその感覚でジャンプに挑んでいる。おそらく,目線を下げないように意識して顔を持ち上げるため,着地する際に上半身が前に倒れず,身体が地面と垂直に近い状態で降りられるようになったのだ。
飛越後にバランスを崩して落ちそうになったりすると恐怖心が出てくるのだけれど,安定して着地できる状態が続くと,高さを上げられても,何となく「大丈夫」と落ち着いていられるようになるようだ。
ラスト3回くらいは,指導員さんに 「速度もいい! 踏み切りもいい! 姿勢もいい!(☆゚∀゚)」 とパーフェクト認定をいただき(笑),人馬共に汗だくになって,ゼーゼーと肩で息をしながらレッスン終了。
クールダウンのために,ゆるゆると馬場を何周か歩かせ,停止させて下馬した後に,馬の首に抱きついた。お馬さんは顔をわたしのほうに曲げて,頬ずりするような仕草を見せてくれたのが可愛かった。
ううぅ……無茶苦茶な指示ばっかり出して,こき使ってたのにありがとう.。゚+.(TДT)゚+.゚
お手入れをして,りんごをあげて,馬房に連れ帰る。
馬房から立ち去る際に,ドアの所に寄ってきてこちらを見ている馬の姿に,ちょっと離れがたい気持ちにさせられた。
馬って不思議な生き物だ。
いつも応援ありがとうございます♪

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春真っ盛り。
そして,花粉症の季節。
馬にも花粉症があるのかどうかわからないけれど,春先にはくしゃみをするお馬さんが多い……ような気がする。
今日も駈歩を発進させ,継続の脚を入れながら蹄跡を走らせていたのだけれど,乗っているチビ馬くんは駈歩しながら何回か連続でくしゃみをし,その様子がおかしくて,わたしは声をあげて笑ってしまった。
きみも花粉症?(*´∇`*)笑
くしゃみしても走り続けてるのは,さすがだわ( ´∀`)つ ヨシヨシ
指導員さんは駈歩の最中に 「もう少し速度上げましょう」 と指示してきた。
指導員さん 「そろそろスピードにも慣れていかないとね(・∀・)」
ふーん,そうなのかぁ(*・ω・)ノ これから,今までよりも少し速い速度も扱うようになるのか。
走行中に拍車を使ったら,お馬さんは素直に速度を上げた。
「いい子だね~(*´ -`)」と,小さく馬につぶやく。
巻き乗りをして,速歩への移行をして,手前を変えて,同じことを繰り返す。
だいぶ気温が上がってきて,自分も馬も汗をかいていることがわかる。
呼吸音を聞いていると,すごく頑張っていることが伝わってきて,あとで労わってあげなきゃなぁと心の隅で思う。
駈歩の練習を終えると,少し常歩でクールダウンしてから,障害の練習に入った。
指導員さんはこのときになって,鞭を渡してきた。
障害はやっぱり鞭なしだとキツイのかな。
指導員さん 「久しぶりなので,まずは障害を跳ぶ感じがどんな感じだったか思い出していきましょう」
2週間乗らないって,やっぱり「久しぶり」に分類されちゃうのね(´∀`;)
楽器なんかだと,少し間をあけるとすぐ腕が鈍っちゃうんだけど,乗馬はどうなのかな。
まずは軽速歩で横木を通過する。手前を変えて左右どちらからも行う。
何故か踏み切りが合うことが多く,スムーズに速歩のリズムの中に横木が入る。
「できてるな」と判断されたらしく,すぐに駈歩での横木通過の指示が出る。
何回かは駈歩の完歩の中にきれいに入らなかったけれど,繰り返すうちにマシになる。
さあ,ここから高さのある障害の練習に入るぞ!(`・ω・´)
クロスバー障害が一つ作られた。
最初から割と高さのあるクロスだった。
クロスは真ん中に誘導する訓練だもんね。頑張るぞ!
誘導しつつ,踏み切りの位置を考えて通る場所を考える。
低い障害だから,踏み切り合わなくたって跳んでくれるんだけどね。
やっぱり駈歩の動きの中にスムーズにジャンプの動きが入ったほうが楽しいじゃない(*´ェ`*)♪
肢もぶつからなくて済むし,わたしも楽だし。
最初2回くらいは,とりあえず勘で「ここか!?」と突っ込んで,「ああ,ちょっと遠かったな」とか,検討する材料にする。検討した結果が次の飛越に活かせることもあり,改善されないこともあり……難しいなぁ,踏み切りって('д` ;)
クロスバー障害の先に50~60㎝くらいの垂直障害がつくられる。
クロスを跳んでから「1,2!」で跳ぶ位置。
バウンスではなく,コンビネーション障害。
一つ目の入りが上手くいけば,二つ目も上手くいくことが多い(逆に一つ目がダメだと二つ目も失敗する率が高い)。
手前を変えて,もう何度も何度も何度も何度も! 繰り返してね。
一回飛越を終えるごとに停止してお馬さんを愛撫(連続で馬場を回ってまた跳ぶこともあったけれど)。
次のジャンプに向かう駈歩発進の前に,「ほら,もう1回頑張ろう!」とお馬さんの肩を叩いて励ます。
踏み切り位置をもう全身全霊でめっちゃ考えた。
お馬さんは動き出していたので,速度は問題なく,速くなり過ぎないようにキープするくらいで大丈夫。馬場半周前くらいから障害をガン見して馬を走らせる(よく見ようとするとき目を見開いてしまうのはわたしだけだろうか?)。障害前のカーブを曲がるあたりが,何というか,肝だ。ここをちょっと内に回るか外に回るかで,踏み切りの位置が変わってくる。
最初遠かったので次に内回りしたら,今度は近過ぎた。
指導員さん 「さっきの位置より10cm外側で!」
小夏 「はい!」
10cmって……細けえぇぇぇ!(((( ;゚д゚)))
馬の蹄の幅くらいじゃないの? それをコントロールしろって!?
ちなみに,そこで調整できなかった場合は,障害に突入する前までに加速か減速を行い調整することになる。
なんとなく,障害前の「1,2,3!」のカウントはできるようになってきた。
心の中でカウントしているのだけれど,「1,2,さ……ああ遠い!(>_<)(ジャンプ)」とか実況中継している。
指導員さん 「『今遠かったな』とか,わかる?」
小夏 「わかります('A`;)」
指導員さん 「できればそれ,もっと前からわかってほしいんだよね(´・ω・`)」
わ た し だ っ て わ か り た い よ……!(>Д<;)
感覚の問題だからな。「こうすればいいよ」っていう,すべての人に再現性のあるノウハウみたいなものはないんだろうな。
低い障害だからまだ跳んでくれちゃうし,いいんだけど,うーん……どうしたもんだろう。
ちなみに二つ目の垂直障害は練習中に何回か高さを上げられ,最終的には80㎝ほどになっていた。自分でも意外なのだけれど,その高さを「恐い」と身構えることがなくなった。
ジャンプをして着地をするときの随伴の感覚が,以前の感覚とは異なってきているのが自分でもわかる。
ハッキリとその変化を自覚した瞬間があって(152鞍目「視線を上げて」のとき),それ以降ずっとその感覚でジャンプに挑んでいる。おそらく,目線を下げないように意識して顔を持ち上げるため,着地する際に上半身が前に倒れず,身体が地面と垂直に近い状態で降りられるようになったのだ。
飛越後にバランスを崩して落ちそうになったりすると恐怖心が出てくるのだけれど,安定して着地できる状態が続くと,高さを上げられても,何となく「大丈夫」と落ち着いていられるようになるようだ。
ラスト3回くらいは,指導員さんに 「速度もいい! 踏み切りもいい! 姿勢もいい!(☆゚∀゚)」 とパーフェクト認定をいただき(笑),人馬共に汗だくになって,ゼーゼーと肩で息をしながらレッスン終了。
クールダウンのために,ゆるゆると馬場を何周か歩かせ,停止させて下馬した後に,馬の首に抱きついた。お馬さんは顔をわたしのほうに曲げて,頬ずりするような仕草を見せてくれたのが可愛かった。
ううぅ……無茶苦茶な指示ばっかり出して,こき使ってたのにありがとう.。゚+.(TДT)゚+.゚
お手入れをして,りんごをあげて,馬房に連れ帰る。
馬房から立ち去る際に,ドアの所に寄ってきてこちらを見ている馬の姿に,ちょっと離れがたい気持ちにさせられた。
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