2017年4月29日(土) 天気 晴れ一時雷雨
駈歩を一人で乗れるようになり浮かれていたので,今日のレッスンはもう終わりかと思っていたのですが,この日はまだ続きがありました。

雨にけぶる新緑の馬場
指導員さん,駈歩の練習を止めると,再び馬に調馬索を取り付ける。
「じゃあ今度は速歩出すから軽速歩しないで乗ってみて♪」
え……? 軽速歩しないで速歩の馬に乗る?(゚∇゚ ;)!?
軽速歩をしない速歩,いわゆる「正反動」。
実はこれまで正反動の練習をしたことがなかった。
知識としてそういう乗り方があることは知っていたけれど,それよりも先に駈歩の練習に入ったので,「このクラブでは正反動やらないのかな。まあいつも軽速歩してればいいだろうし,いいや」くらいに思っていた。
……やっぱり正反動の練習もするんだね。(´∀`;)
軽速歩では馬の動きに合わせて立ったり座ったりしていたのだけど,正反動では座ったままなので馬の揺れ(速歩なので主に上下の揺れ)をまともに受ける。
我慢して乗るけれど,お尻がポンポン跳ね上げられる感じ。
衝撃から逃げたくて,なんとなく軽速歩気味の乗り方になる。
すると指導員さん,馬を止めて次の指示。
「鐙(あぶみ)脱いで,脚を下に伸ばした状態で乗ってみましょう」
(´・ω・`;)?????
わけがわからないのだけど,とりあえず指示に従う。
そのまま速歩。
ポン ポン ポン ポン……(速歩のリズムの音)。
お尻が跳ね上げられる感じはだいぶ減る。
指導員さんのアドバイス「いつも同じ場所に着地できるようにやってみてー」
何の練習なんだろう? これ。
正反動と何か関係あるのかな?
しばらくそのまま乗り続けていると,あることに気付いた。
脚にまったく力が入っていない分,馬から落ちないために力を入れている部分があるのだ。
内腿の一番上,脚の付け根の部分にぐっと力を入れている。
12~13鞍目のとき,女性の指導員さんに「膝で締めないで! 脚の付け根のあたりで鞍おさえて」と言われたことを思い出した。そのときは言われてもその部位がよくわからなかった。
……ここか!( ゚д゚ )!!
ほんと,何でも一度経験してみるといいね。
腑に落ち方が全然違う。
なんでも,鐙(あぶみ)は「(力を入れて)踏む」というよりは「軽く乗せる」くらいでいいのだそうだ(かかとはしっかり踏み下げる)。
わたし,脚に力入れ過ぎてたのかも。
さて,指導員さんの次の指示
「脚あぶみにかけていいから,今度は走り出したら(手綱から)手を放してみて」
(゚Д゚≡゚д゚;)エッ!?
い,いや,信じよう。信じてみよう! 脚放したって大丈夫だった!
※余談ですが,「手放しで馬に乗る」と聞いて頭に浮かんだ映像がこちら
「いや手放したら落馬するでしょ(´∀`*)笑」 とか思っていましたが,
落ちません。
(その他に色々つっこみどころの多いアニメですが,きりがないのでスルーします)
手放しで馬に乗ることは可能です。
手放したまま駈歩したり,なんと障害飛越の練習をしている人々をわたしは見ました。
(ただし手綱を放すと行き先はコントロールできません 笑)
閑話休題。
とにもかくにも,手綱を持たない状態でも普通に乗れた。
上半身には,どこにも力を入れなくていいくらい。
そして最終的にはこの練習で「両手も両脚も放した状態で速歩の馬に乗る」というのを達成する。
うわー,初めてやってみた。意外と乗れる。
正反動はどこにいったと思いかけたところで,最初の鐙に足をかけ,手綱を持った状態に戻される。
「これで手脚放してたときと同じように乗ってください」
驚いたことに,上下の揺れに跳ね上げられる感じがほぼなくなっている!
脚放してたときと同じように乗れている!
びっくり(・∀・)ノ
全身の関節をやわらかくして,力を抜き,衝撃を吸収すると良いのだそうだ。
今日一番嬉しかった指導員さんの言葉。
練習の様子を見ながら
「呑み込み早いなー」
ありがとう神様。わたしを馬に導いてくださって。

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駈歩を一人で乗れるようになり浮かれていたので,今日のレッスンはもう終わりかと思っていたのですが,この日はまだ続きがありました。

雨にけぶる新緑の馬場
指導員さん,駈歩の練習を止めると,再び馬に調馬索を取り付ける。
「じゃあ今度は速歩出すから軽速歩しないで乗ってみて♪」
え……? 軽速歩しないで速歩の馬に乗る?(゚∇゚ ;)!?
軽速歩をしない速歩,いわゆる「正反動」。
実はこれまで正反動の練習をしたことがなかった。
知識としてそういう乗り方があることは知っていたけれど,それよりも先に駈歩の練習に入ったので,「このクラブでは正反動やらないのかな。まあいつも軽速歩してればいいだろうし,いいや」くらいに思っていた。
……やっぱり正反動の練習もするんだね。(´∀`;)
軽速歩では馬の動きに合わせて立ったり座ったりしていたのだけど,正反動では座ったままなので馬の揺れ(速歩なので主に上下の揺れ)をまともに受ける。
我慢して乗るけれど,お尻がポンポン跳ね上げられる感じ。
衝撃から逃げたくて,なんとなく軽速歩気味の乗り方になる。
すると指導員さん,馬を止めて次の指示。
「鐙(あぶみ)脱いで,脚を下に伸ばした状態で乗ってみましょう」
(´・ω・`;)?????
わけがわからないのだけど,とりあえず指示に従う。
そのまま速歩。
ポン ポン ポン ポン……(速歩のリズムの音)。
お尻が跳ね上げられる感じはだいぶ減る。
指導員さんのアドバイス「いつも同じ場所に着地できるようにやってみてー」
何の練習なんだろう? これ。
正反動と何か関係あるのかな?
しばらくそのまま乗り続けていると,あることに気付いた。
脚にまったく力が入っていない分,馬から落ちないために力を入れている部分があるのだ。
内腿の一番上,脚の付け根の部分にぐっと力を入れている。
12~13鞍目のとき,女性の指導員さんに「膝で締めないで! 脚の付け根のあたりで鞍おさえて」と言われたことを思い出した。そのときは言われてもその部位がよくわからなかった。
……ここか!( ゚д゚ )!!
ほんと,何でも一度経験してみるといいね。
腑に落ち方が全然違う。
なんでも,鐙(あぶみ)は「(力を入れて)踏む」というよりは「軽く乗せる」くらいでいいのだそうだ(かかとはしっかり踏み下げる)。
わたし,脚に力入れ過ぎてたのかも。
さて,指導員さんの次の指示
「脚あぶみにかけていいから,今度は走り出したら(手綱から)手を放してみて」
(゚Д゚≡゚д゚;)エッ!?
い,いや,信じよう。信じてみよう! 脚放したって大丈夫だった!
※余談ですが,「手放しで馬に乗る」と聞いて頭に浮かんだ映像がこちら
「いや手放したら落馬するでしょ(´∀`*)笑」 とか思っていましたが,
落ちません。
(その他に色々つっこみどころの多いアニメですが,きりがないのでスルーします)
手放しで馬に乗ることは可能です。
手放したまま駈歩したり,なんと障害飛越の練習をしている人々をわたしは見ました。
(ただし手綱を放すと行き先はコントロールできません 笑)
閑話休題。
とにもかくにも,手綱を持たない状態でも普通に乗れた。
上半身には,どこにも力を入れなくていいくらい。
そして最終的にはこの練習で「両手も両脚も放した状態で速歩の馬に乗る」というのを達成する。
うわー,初めてやってみた。意外と乗れる。
正反動はどこにいったと思いかけたところで,最初の鐙に足をかけ,手綱を持った状態に戻される。
「これで手脚放してたときと同じように乗ってください」
驚いたことに,上下の揺れに跳ね上げられる感じがほぼなくなっている!
脚放してたときと同じように乗れている!
びっくり(・∀・)ノ
全身の関節をやわらかくして,力を抜き,衝撃を吸収すると良いのだそうだ。
今日一番嬉しかった指導員さんの言葉。
練習の様子を見ながら
「呑み込み早いなー」
ありがとう神様。わたしを馬に導いてくださって。

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