2019年5月26日(日) 天気 晴れ

父の埼玉土産 桐でできたお馬さん
暑い日の 夕暮れ時に 二鞍目 夏の気配を 肌で感じる
(五・七・五・七・七)
外の広いアリーナで練習していたので,せっかくなので,ほんのちょっとだけ,低~い障害を跳んでみる。(身体のためにこれ以上は自粛)
駈歩で左にぐるっと回って,長い助走距離をとって,クロスバー障害を,ひょいっと。
一回目は直前でボロをして停止してしまったのだけれど(止まるような気がしたので落ちたりはしなかった),二回目は軽く跳んだ。
広い馬場で,わざわざ遠くから障害目指して走っているのだから,馬に対しては「もちろん跳ぶつもりで向かってるよね? 跳ぶよね?」という気持ちでいる。
でも,大抵の馬は,反抗するときは障害の直前で反抗する。人間目線で考えると,「跳べないなら直前で止まらないで,もっと早めに嫌がってくれればいいのに」と思うのだけれど,馬としては,いざ跳ぶ段階になってから「無理!」という気持ちになるのだろうか。それまでは跳べるような気持ちで障害に向かっているのだろうか。それとも,跳べないことは障害に向かう段階からわかっているのだけれど,「走れ」という指示までは受諾できるから,とりあえず走ることだけはやって,跳ぶときになって拒否するのだろうか。
理想的な踏切でジャンプできるかどうか,わたしのような素人は直前までわからなかったりするけれど,お馬さんも直前までわからないのかな。
馬の視野って広いけれど,立体的に物を見るのは苦手だという話を聞いたことがある。
だとすれば,障害までの距離は,人間以上に捉えにくいのかもしれない。
そして,この日の後半にレッスンでやったことは,
ハミ受け
でした。ヾ(=^▽^=)ノ
もう,正直に言って,謎(笑)。
ハミ受けは壮大な謎に包まれている。
「踏み切り」以上に攻略が難しいかもしれない。
例えて言うなら,外国に行って,やっと簡単な言葉を覚えて,少し意思疎通図れるようになってきたな(*´∇`*)♪ と思っていたところで,突然複雑で効果的な使用法のわからないジェスチャーを教えられ始めたような感じなのだ(´∀`;)笑
「え,待って。何それ,どうやってるの? てか,どうなってるの? ネイティブ(プロ)は皆やってるみたいだけど,これ……何?」
実は冬に一度,ハミ受けについて教えてもらったことがあるのだけれど,それがどういう状態なのか,きちんと理解できていなかった。よくわからなかったので,言われるまで意識の外に放り出していたのだけれど……ついに戻ってきたよ,「ハミ受け」が!
騎手の基本(推進とハミ受け) ←理論的にはこんな説明がされているものです。
脚で生み出したエネルギーをハミで受ける?
今後,より高いパフォーマンスをしていくためには,必須らしい。
それで,やってみたわけですよ。「ハミ受け」の練習を。
内方姿勢取らせて,脚で推進かけながら,こう……左右にくいくいって(表現が難しい!)
手綱ちょっと長めに張って,軽く「ハ」の字にとって,イメージとしては「ここにハミがありますよー」と,軽いコンタクトでわからせて(グイグイやるのはNG),本当に「ハミ受け」の言葉どおり「受けさせる」。見た目は,馬があごを引いているというか,鼻先が下向いているというか,そういう状態になる。
「すぐに切れてしまう糸を軽く張っている感じ」だそうで。
大雑把にやっていたらとても感覚がつかめそうになかったので,神経研ぎ澄ましモードに入る。
こういう地味な作業ほど集中力が必要で,集中するあまり,一瞬周りの音が消えたような気がしたよ。何かつかもうと必死になっているときって,そういう風になったりするよね。
この世界に,自分の手と手綱とハミと馬の口と頭しか存在していない……みたいな。
最終的には指の操作でできるようにするんだって。
馬が顔を上げちゃうと,指導員さんは 「あ~逃げられた!」 と言っていた。
「逃げられる」って表現するのか,これ(´・ω・`)
でも,何度か「ああ,こんな感じね!」という状態を経験した。数秒で終了したけどね!
案外停止しているときのほうがやりやすかった?
動かしていると,内方姿勢を意識し過ぎて小さい円を描いてしまっていたので,なんか全体的に難しかった。
指導員さん 「一度馬場のほうでがっつりやるといいかもですね(´・ω・`)」
そうですねー(。・ω・) 1時間とか時間とって,ハミ受けだけ特訓すると効果上がるかも。
わたし案外そういう一見つまらなさそうな練習に耐性あるよ。(o^∇^o)ノ
お馬さんがイライラせずに付き合ってくれるかどうかは何とも言えないけれど(^_^;)
それでも,今日,ほんの一瞬でも 「ああ,こんな感じね!」 がつかめたのは大きかったと思う。
なかなかその状態に持っていけなくて,できても次の瞬間には戻ってしまったのだとしても,それがどういう感じかっていうのがわかっていれば,あとは何とかしてそこに持っていく方法を見つけ出して,できるだけ長く継続できるようにしていけばいいのだから。
駈歩とか,他の技術と一緒だよ,きっと。
ハミ受けも頑張ろう(*´∇`*)♪
いつも応援ありがとうございます♪

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暑い日の 夕暮れ時に 二鞍目 夏の気配を 肌で感じる
(五・七・五・七・七)
外の広いアリーナで練習していたので,せっかくなので,ほんのちょっとだけ,低~い障害を跳んでみる。(身体のためにこれ以上は自粛)
駈歩で左にぐるっと回って,長い助走距離をとって,クロスバー障害を,ひょいっと。
一回目は直前でボロをして停止してしまったのだけれど(止まるような気がしたので落ちたりはしなかった),二回目は軽く跳んだ。
広い馬場で,わざわざ遠くから障害目指して走っているのだから,馬に対しては「もちろん跳ぶつもりで向かってるよね? 跳ぶよね?」という気持ちでいる。
でも,大抵の馬は,反抗するときは障害の直前で反抗する。人間目線で考えると,「跳べないなら直前で止まらないで,もっと早めに嫌がってくれればいいのに」と思うのだけれど,馬としては,いざ跳ぶ段階になってから「無理!」という気持ちになるのだろうか。それまでは跳べるような気持ちで障害に向かっているのだろうか。それとも,跳べないことは障害に向かう段階からわかっているのだけれど,「走れ」という指示までは受諾できるから,とりあえず走ることだけはやって,跳ぶときになって拒否するのだろうか。
理想的な踏切でジャンプできるかどうか,わたしのような素人は直前までわからなかったりするけれど,お馬さんも直前までわからないのかな。
馬の視野って広いけれど,立体的に物を見るのは苦手だという話を聞いたことがある。
だとすれば,障害までの距離は,人間以上に捉えにくいのかもしれない。
そして,この日の後半にレッスンでやったことは,
ハミ受け
でした。ヾ(=^▽^=)ノ
もう,正直に言って,謎(笑)。
ハミ受けは壮大な謎に包まれている。
「踏み切り」以上に攻略が難しいかもしれない。
例えて言うなら,外国に行って,やっと簡単な言葉を覚えて,少し意思疎通図れるようになってきたな(*´∇`*)♪ と思っていたところで,突然複雑で効果的な使用法のわからないジェスチャーを教えられ始めたような感じなのだ(´∀`;)笑
「え,待って。何それ,どうやってるの? てか,どうなってるの? ネイティブ(プロ)は皆やってるみたいだけど,これ……何?」
実は冬に一度,ハミ受けについて教えてもらったことがあるのだけれど,それがどういう状態なのか,きちんと理解できていなかった。よくわからなかったので,言われるまで意識の外に放り出していたのだけれど……ついに戻ってきたよ,「ハミ受け」が!
騎手の基本(推進とハミ受け) ←理論的にはこんな説明がされているものです。
脚で生み出したエネルギーをハミで受ける?
今後,より高いパフォーマンスをしていくためには,必須らしい。
それで,やってみたわけですよ。「ハミ受け」の練習を。
内方姿勢取らせて,脚で推進かけながら,こう……左右にくいくいって(表現が難しい!)
手綱ちょっと長めに張って,軽く「ハ」の字にとって,イメージとしては「ここにハミがありますよー」と,軽いコンタクトでわからせて(グイグイやるのはNG),本当に「ハミ受け」の言葉どおり「受けさせる」。見た目は,馬があごを引いているというか,鼻先が下向いているというか,そういう状態になる。
「すぐに切れてしまう糸を軽く張っている感じ」だそうで。
大雑把にやっていたらとても感覚がつかめそうになかったので,神経研ぎ澄ましモードに入る。
こういう地味な作業ほど集中力が必要で,集中するあまり,一瞬周りの音が消えたような気がしたよ。何かつかもうと必死になっているときって,そういう風になったりするよね。
この世界に,自分の手と手綱とハミと馬の口と頭しか存在していない……みたいな。
最終的には指の操作でできるようにするんだって。
馬が顔を上げちゃうと,指導員さんは 「あ~逃げられた!」 と言っていた。
「逃げられる」って表現するのか,これ(´・ω・`)
でも,何度か「ああ,こんな感じね!」という状態を経験した。数秒で終了したけどね!
案外停止しているときのほうがやりやすかった?
動かしていると,内方姿勢を意識し過ぎて小さい円を描いてしまっていたので,なんか全体的に難しかった。
指導員さん 「一度馬場のほうでがっつりやるといいかもですね(´・ω・`)」
そうですねー(。・ω・) 1時間とか時間とって,ハミ受けだけ特訓すると効果上がるかも。
わたし案外そういう一見つまらなさそうな練習に耐性あるよ。(o^∇^o)ノ
お馬さんがイライラせずに付き合ってくれるかどうかは何とも言えないけれど(^_^;)
それでも,今日,ほんの一瞬でも 「ああ,こんな感じね!」 がつかめたのは大きかったと思う。
なかなかその状態に持っていけなくて,できても次の瞬間には戻ってしまったのだとしても,それがどういう感じかっていうのがわかっていれば,あとは何とかしてそこに持っていく方法を見つけ出して,できるだけ長く継続できるようにしていけばいいのだから。
駈歩とか,他の技術と一緒だよ,きっと。
ハミ受けも頑張ろう(*´∇`*)♪
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