2019年6月22日(土) 天気 雨 のち 晴れ のち

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2020年東京オリンピックのチケット,1枚だけ当選しました.。゚+.(*´∇`*)゚+.゚
馬場馬術の個人決勝(フリースタイル&表彰式)です。
世界トップクラスの人馬の演技をこの目で見られるなんて,夢のようです(*´ェ`*)゚+.゚
しっかり予習して,大事に見てこようと思います(*^・ェ・)ノ♪


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


さあ,オリンピックとは次元が違うけれど,2鞍目も練習頑張るぞ!

とりあえず馬場2級の合格を目指そう。
乗馬を始めたばかりの頃は,2級だってすごいレベルだと思っていたけれど,もっともっとずっと上の世界を知ってしまうと, 「このくらい出来て然りじゃない?(´-ω-`;)」 なんて思ったりする。

だってさぁ…… A2って,下から数えて2番目だよ?(;´Д`)  2番目! 先のほうが全然長いの!・゚・(ノД`;)・゚・
こんな……こんな公認競技のポイント対象にすらならないようなところで,まごついているのは嫌だ!(>_<;)


今日は合計で4回ほど通して経路の練習をした。
前回の練習から,かなり時間が空いていたけれど,頭の中で何度も経路を回るシュミレーションをしていたので,経路自体は覚えていた。

経路の途中には大きな水たまりがあったけれど,気にせずそのまま突っ込んだ。
梅雨時だもん。しょうがないわ。
試験当日だって晴れるとは限らないし。

水たまりに動じていない自分に,内心驚いた。
以前,同じように水たまりのある馬場で練習していたとき,わたしは馬が肢をすべらせるんじゃないかと心配で,恐くて恐くて仕方がなかった。
でも,今は,このくらいのことでは簡単に転ばないと知っているからなのか,妙に安心して落ち着いて走らせることができた。(でもお馬さんの肢とお腹は泥だらけになってしまった(´∀`;))


【今日のポイント】

・とにかく元気にまっすぐ入場しよう! 良い調子の速歩になるまで何周か回ってOK!
3級馬場(入場) サイズ小

2級馬場 ①
・馬場は隅まで大きく回ろう(o^∇^o)ノ

2級馬場 ②
・最初の斜め手前変換の部分を含め,すべての速歩パートは正反動で行う。跳ねないように姿勢に気を付けて。

2級馬場 ③
・3湾曲はきれいに3等分できるように(最初の湾曲がやや小さかった)。
2級馬場 ④
・歩度を伸ばす部分をもうちょっと頑張ろう(ハッキリわかるようにメリハリをつけて)。

2級馬場 ⑤
・常歩パート元気に。手綱を伸ばす部分のコンタクト気を付けて。
・ハミ受け意識しよう。
・駈歩発進前に元気な常歩にしておく。準備は早目に。

2級馬場 ⑥
・C地点ぴったり(わずかに早いくらいでも可)から駈歩発進する。
・20m輪乗りはきれいな円を描けるように(蹄跡および中央線との接点は一瞬。四角くならないように)。

2級馬場 ⑦
・歩度伸ばし頑張れ!

2級馬場 ⑧
・中央X地点まで駈歩を継続させるために,斜めに馬場に入る前に脚を入れてカーブで速度が落ちないようにしておく。
・黒馬くんは下方移行の扶助への反応は早いので,ぎりぎりまで駈歩を継続して,中央から速歩に切り替える。
・蹄跡に戻るまで常歩にならないように,速歩をキープする。

2級馬場 ⑨
2級馬場 ⑩
2級馬場 ⑪
・最後の速歩発進前の常歩も元気に(馬がもうすぐ終わりだと察知してのろのろするので注意)。速歩発進もC地点ちょうどから。

2級馬場 ⑫
・半輪乗りの際,中央線よりも左に膨らんでしまうことが多いので,思っているよりも小さく回ってよい。
・G地点まできちんと速歩を継続して,ピタッと停止する。


黒馬くんは反応が遅いので,一歩半前くらいから合図を送り始めるとちょうどいい。
アパルーサちゃんは早く準備をし過ぎると,その時点から動いてしまうので,扶助は直前でいい。


一応,経路は回れるには回れるのだ。
歩様も大体規定の場所で変えられるし,図形も大体決められた感じに描ける。
歩度を伸ばす部分と,常歩パートの手ごたえがイマイチではあるけれど,完全にできないというわけでもない。
精度は低いものの,「経路回って帰ってくる」ことはできる状態だ(合格点に届くかどうかは不明)。

しかし……馬場馬術の魅力である「優雅さ」がまったくない。('A`|||)

乗ってて自分でわかるんだよ('д` ;) 馬はいいコだから指示された動きはするけれど,わたしの姿勢やら扶助やらが全然美しくない。馬上で跳ねるし動くし,必死感丸出し。こんなにごちゃごちゃ騎手が無駄な動きしてたら,周りで見てる人も「きれい」だとは思わないだろうなぁ(>_<)。ある意味スリリングで面白いかもしれないけれど。
ハミ受けも,できているんだかいないんだか,よくわからない。
めんどくさくなって,「動いてればいいんじゃないの?(´-ω-`;)」なんて思ってしまうわたしは,この競技に向いていないのだろうか。


彫刻で言えば,丸太からやっと荒削りして「それっぽい形」が出てきたような感じ。
「ああ,クマっぽいね。一応クマに見えるね」みたいな段階。
これから細かいところに手を入れて,やすりをかけて,仕上げていくのだ。
つまり,まだ全然「完成」じゃないからね。
「それっぽい形」で満足して放り出してたら,審査にすら値しないものになるからね。
めんどくさいとか言ってないで,心してかかれよ,小夏よ!(`・ω・´;)


……それにしても,こういう細かいことを詰めてやっていると,反動からなのか,美しさなんてかなぐり捨てて草原でも爆走させたくなるのは,わたしだけ?


4回経路を回ったけれど,蒸し暑かったので,途中からわたしの体力が落ちてきて,集中力も少し低下してしまっていた。
お馬さんも,最初のダラけ具合に加えて,わたしとシンクロしたのか注意力散漫な状態になっていて,3回目の経路練習が一番イマイチな出来だった。

見かねた指導員さんがやってきて,わたしの持っていた長鞭で気合の一発を入れると,お馬さんは「ひゃあ!」と驚いた後,途端にキビキビと動き出した。
速歩も入場前の時点から理想的な動きで,4回目は3回目よりも上手くいった。
この「気合いの一発」の前と後の馬の状態の違いに,乗っているわたしが一番びっくりした。

これ……もしかして,馬場に入場する前までが,ものすごく大事なんじゃ……?

入場の時点で「よく動く反応の良い馬」に仕上げられているかどうかで,勝敗が決まってしまうのでは? 入場までがイマイチだと,その後の挽回って結構難しいのでは!?

これまで,馬場に入ってからが勝負だと思っていたけれど,実は馬場に入る前からもう試合は始まっていたのではないかと,馬と共に鞭に打たれて目が覚めたような気分でした。


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