2017年5月14日(日) 天気 くもり時々雨

ときには痛い気づきもあります。
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CC by tibchris
馬の背に揺られて


どうにも調子が悪い今日も,2鞍目は駈歩の練習。
最初にちょっと調馬索で慣らしてから一人で駈歩。
(もうサドルホルダーとはお別れだ!(☆゚∀゚))

駈歩は調馬索なしで乗れるようになったものの,まだ動きについていけず,お尻が鞍から離れてしまうことも多い。
駈歩なのに軽速歩しているみたい。軽速歩というか,軽駈歩?
(「軽駈歩」なんて言葉聞いたことないけど)
跳ね上げられても乗っているのがそんなに苦ではないのが不思議なのだが。

駈歩の発進も練習した。
常歩から出すのだけど,成功するのは2回に1回くらい。
半分は何故か速歩になっちゃったり,あまりに弱い扶助で馬がわからなくて,そのまま常歩が続いたりする。
(失敗すると,背後から指導員さんの「はいダメ―(・∀・)笑」という言葉が飛んでくる 笑)


そして何度も何度も何度も何度も……
1鞍目からずっと言われ続けていること

踵(かかと)を下げる……!


いや,言われればできる。
止まっている時には普通にやわらかく下げられてる。
言われた直後くらいには常歩でも速歩でも駈歩でも,ちゃんとできている。
でも意識しなくなった途端に下げられなくなってる……!

もう,いい加減に「言われなくてもそうしろよ」感がただよってきて,一刻も早くマスターしたいところなのだが,いやほんと覚え悪くてすみません(TдT)!

それから,足が鐙(あぶみ)の奥に入ってしまった場合は,ちょっと足を浮かせて踏み直すといいらしい。


悪い状態から正しい状態に直すことができるのって,本当に,自分だけなのだなぁと思った。


指導員さんはわたしの悪いところを指摘することはできるけれど,直すことはできない。
わたしに代わってわたしの身体を動かしてはくれないのだ。

幸い,直し方は教えてくれる。あるいは,正しい状態に持っていく手がかりはくれる。
でも,実行するのは自分しかいないのだ。


駈歩の後半は,何故か前傾姿勢になってしまっていた。
何となく前のめりになっているなとは気づいていた。
「気づいていた」と指導員さんに言うと,「気づいたら戻す!」と鋭く返された。(←ムチ)

本当に,本当に,本当に当たり前の話。

初心者のうちは,今自分がどういう状態なのかすらわからないから,外から見ている人が「今こうなっているよ」と教えてくれる。
でも,気づけるようになったら,自分でそれを「良い状態」に戻す努力をしなければならないのだ。
気づいていながらその状態を続けていたら,誰もわたしを戻すことはできないのだから。


今日は全体的にイマイチ上手くいかなかったなー……と思っていたら,終わりの頃になって指導員さんから「駈歩だいぶ慣れてきましたね」とお褒め(?)の言葉がかけられた。(←アメ)

……ほんとに,「ムチ」のまま終わらせず最後に「アメ」持ってくるとか,すごいと思うよ!


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

練習が終わり,家に帰ってお風呂に入り,びっくりした。

太ももに手の平くらいの大きさの赤アザができている!
左の内ももと右の脚の付け根のあたりに2か所。

ええぇー……何これ!?(TдT;)
いつやったの?
軽速歩のとき? 駈歩のとき??
全然気づかなかった。

馬に蹴られてはいないし,どこかにぶつかった記憶もないから,たぶん鞍でやったんだと思うけど,20鞍乗ってて今までこんなことはなかった。
……よっぽど下手な乗り方してたんだな,今日。(´;ω;`)


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