2019年10月19日(土) 天気 雨 ときどき くもり

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東洋医学的には,
休日に休むと楽になる人は「気虚(ききょ)」と呼ばれる「エネルギー不足」の状態で,
運動すると楽になる人は「気滞(きたい)」という「エネルギーが滞っている」状態なのだそうだ。

わたしは馬に乗った後はものすごく爽やかな気分なので,たぶん「気滞」なのだと思う。運動するとすっきりする。

このところ緊急で重要な仕事が多くて気が詰まっているみたいなので,こういうときこそ,家に引きこもったりしないで,馬乗りに行こうと思う。

緑に囲まれた環境で,馬に乗って走らせて風を切れば,滞っていた気も全部きれいに流れていくよ('▽'*)♪

わたしにとって乗馬は,もちろん上達することも楽しみの一つなのだけれど,良い状態で生きていくために必要なことでもあるのだと思う。

乗っていることに意味があるの。
上手くならなかったら意味がないとか,そういうものじゃない。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


2鞍目は外のドレッサージュ馬場へ。
雨の合間の曇り空で,広い馬場には水たまりがいくつもできていた。

馬場のレッスンなので,正反動の速歩を念入りに練習する。

「もうちょっと深く座って」
「後傾して」

とアドバイスをいただく。

国体で見た馬場の選手の姿勢を思い出し,マネしてみる。
あんな風にできたら,カッコいいものね。


国体を見に行って,一番感じたことは, どんなに上手な人(と馬)だって間違うし,できないことはあるし,勝てないこともある ということ。

だから,間違うこともできないことも勝てないことも,全然落ち込むようなことじゃないんだなぁって。


そして速歩で巻き乗りの練習。円がガタガタになり苦笑い。
うーん……そんなに難しいものではないはずなんだけどなぁ(´∀`;)

指導員さんに,「手綱で壁をつくる」ことと,「外方脚で押し込む」ことを教わる。

ちび馬くんは一度,馬場の入口で外に出ようとする悪事を働いたので,入口付近で「外に行かせない」ことに注力することになった。
こういうとき,手綱だけで動かそうとするのは無理なのよね(; -д-) 「外方脚で押し込む」というのがかなり効果的だということがわかった。


次に,停止から常歩,常歩から停止,停止から速歩,速歩から停止,停止から駈歩,駈歩から停止……と,丁寧に練習していく。

ジャンピングのアクティブな練習も好きだけれど,ドレッサージュの静かな練習も好き(*´ェ`*)♪

駈歩で外の馬場を走らせながら,そういえば,駈歩が恐い時期もあったなと思い出す。
何であんなに恐かったんだろう。落ちそうだと思ってたのかな。
今では,ただ走らせているだけなら,そう簡単に落ちないことを知っているのと,もっと恐い練習をしていることで,恐いとは思わなくなった。

何度も「動かしては停止」をくり返していたのだけれど,指導員さんに,より軽い動作で止めるよう指示を受け,1回目より2回目,2回目よりも3回目……と徐々に小さな動きで止めるようにしていく。

速度調整も停止の合図も,「手綱を引く」ではなく,「拳を握る」。最終的には「薬指の動きだけで」できるようになるといいらしい。

これ,ほんのわずかに薬指あたりでぐっと握っただけで馬に伝わって,止まってくれたとき,ものすごい嬉しいの!(*´∇`*)
なんていいコなの!.。゚+.(☆゚∀゚)+.゚ って愛しさ大爆発する(笑)。

相手が人間でも動物でも,自分の意図を汲んでもらえたときって感動するくらい嬉しいのね。


「乗馬は,上達すればするほど繊細になっていくんですよ」 と指導員さんは言っていた。


馬への伝え方はたくさんあって,人によっても馬によってもやり方は全然違う。
上手な人というのは,「伝え方」が上手いのだそうだ。

コミュニケーションって不思議だな。
どんなに怒鳴って主張しても伝わらないことがある一方で,ポロッともらしたひと言で最も伝えたいことが伝わってしまう瞬間もある。

馬といい関係を築いていきたいと思った。


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