2019年11月17日(日) 天気 晴れ

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先週の落馬で流石に危機感を覚え,ついにプロテクター(エアバッグ)を購入した小夏。

購入を告げた友人からは,「今まで着用していなかったことに驚愕」というコメントをいただいてしまった。

いや,漠然と,「いつか買ったほうがいいんだろうな」とは思ってた。「今はまだ低い障害だから,メーターくらい跳ぶようになったら危ないし着けようかな」って。

しかし,そこに先週の出来事が勃発。


……ちょっと待て。
メーター跳べるようになるまでが危ないんじゃないか!?


無傷でそのステージにまで進めるとでも!? この鈍いわたしが!?

過信はいけない。
自分はそんなにすごくないということを肝に命じよ。

うちのクラブではプロテクターの着用は任意なので,着けている人と着けていない人がいる。
上手い人が着けていないのは,「上手いから」なんだよ。もうとっくにそのステージに進んでて,危険性が少ないからなんだよ(ただし上級者の中にも念のため着用されている方はいる)。

同列に考えて「着けてない人もたくさんいるし」なんて考えるのは間違いだ。
自分のレベルをよく見極めよ。


さて,今週のレッスン。
お馬は先週と同じちび馬くん。
先生は先週とは別の指導員さんだった。


指導員さん 「最近障害跳びました?」

小夏 「先週跳びました(*´∇`*) ……そして落ちました」

指導員さん 「何ですか,小夏さんともあろう者が(笑)」


先週の出来事を,ごく簡単に説明。


指導員さん 「まあ,落ちながら上達していきますからね」

小夏 「そうなんですか!?((((;゜Д゜)))」

指導員さん 「そうですよ。失敗するのは挑戦したからなんですから。ずっと失敗してない人は,挑戦させてもらってないだけです」


そうか……(´;ω;`) ポジティブに考えよう。
先週の落馬は,今まで出来なかったことに挑戦し始めたからなんだ……。


いやでもやっぱり落ちたくないでしょ!((((;゜Д゜)))


落馬なんて,そんなもの,最小限に抑えたいよ(;>_<;)


今週はどうにかして落馬せずに無傷で帰りたいと願いながら,いつものお馬さんに騎乗。
エアバッグは手に持っていると少し重く感じ(しかもボンベが右に付いているので右に傾きそうで不安になる),地上で着てみると少し軽く感じられ,そして馬の上に乗るとほとんど気にならなくなる。何でだろう。不思議だ。

馬装の時点からすでに眠そうだったお馬さんは,最初の常歩と速歩が重めだったけれど,駈歩あたりから徐々に動き出した。
最初の蹄跡行進から,蹄跡の長辺に横木が置かれていて,そこに歩幅と踏切を合わせていく。
割と早い段階で合ったので,すぐにクロスバーの飛越に入る。

落馬の次の回のレッスンってね,ちょっと緊張するのよ。
今まで出来ていたことさえも恐くなる。
「大丈夫,先週落馬の後も乗れてたでしょ」って思っても,一回仕切り直してきたときにフラッシュバックが起こり.漠然とした恐怖を感じる。
それでね,たぶんこれ,あと何回かは繰り返すと思う。
「落ちなかった日」を積み重ね,びっくりしてしまっている脳が,「落ちないことが当たり前」という認識を採用するまでは。
だから落馬のあとは,慎重になるのだ。


ちなみに,エアバッグを着けていると安心……

なんてことはまったくなくて!(;/ロ゜)/

着けていてもいなくても,わたしの場合,不安度に何の変化もなかった。

人によっては「安心感が違いますよ(*^^*)」なんてこともあるみたいだけれど,わたしは着用なしの期間が長かったことと,騎乗中は着用していることを忘れていることで,エアバッグが心の支えにはなってくれなかった。

しかも,鞍に装着したり,セットするの自分だからね。自信がなくて,本当に作動するのかと不信感でいっぱい。

ああ神様!
どうかこのエアバッグが作動するかどうかが試されるときが来ませんように!

最近は自分の無事を祈りながら馬に乗り続けている。


【192鞍目に続く】

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