2019年11月17日(日) 天気 晴れ

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継続して練習。
軽い恐怖心は残ったまま。

横木 → クロスバー

という流れをやるのだけれど,このクロスバーの前の横木でわけがわからなくなるという事態が発生。
リードバーというよりは,障害の一つとして一歩前に横木があるのだけれど,なんだかここでリズムが崩れるような気がして,クロスの跳び方がおかしくなり,更に恐怖心をあおってくる。

それでも何だかんだで 横木 → クロスバー → 垂直障害 という練習に入る。
更にわけがわからなくなり,跳び方が変なので恐怖心で障害に向かうのが嫌になる。
ものすごく低い障害なのに!(>_<)

何度挑戦しても上手くいかず,パニック状態に陥っていた。

なんだろうこれ。
スランプに陥っちゃったかな。
先週までこんなに酷くなかったのに(´;ω;`)

あまりにも合わないので,今日の指導員さんがこの馬の歩幅を間違えて障害を設置しているのではないかと疑い始める小夏。

「あのクロスの前の横木でわからなくなります!(゚ロ゚;)」 と騒いでいると,指導員さんが乗り替わって手本を見せてくれることになった。


そしたらね……きれいに合うの!(´∀`;)
横木を含めた障害3つとも,それはもうきれいにさ。



完全に乗り手の技量の問題でした。
疑ってしまい,誠に申し訳ございませんでしたm(_ _;)m

馬から下りた後,馬場中央あたりで指導員さんのお手本を見ていたのだけれど,立っている間にかすかに膝が震えていることに気付いて,悲しくなってしまった。


なんで,こんな……!(´;ω;`) 
出来てたのに……!
全然怖くなかったのに……!
クロスと60cm跳ぶことくらい,何でもなかったのに……!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン


指導員さんが何度か手本を見せた後,「跳ぶ前からしっかり脚つけといてください」とか,そんなアドバイスをしながら馬場中央までやってきた。
馬を下りたので手綱を受け取る。
わたしは馬の首に抱きついて障害を見つめ,呼吸を整えて恐怖心が去るのを待っていた。
なかなか乗らないので,指導員さんは状況を察したようで,

「わかりました。じゃあ,全部横木にしますから」

と言って,クロスも垂直障害も全部外して平らにしてしまった。


指導員さん 「これなら跳ばないですから,落ちることもないです(^_^)」


ああ,それなら大丈夫かなと,ようやく少し向かう気になり,馬に乗り直す。



指導員さん 「……鐙長くないですか?」

小夏 「え? うーん,長いかなぁ?」

指導員さん 「おれ乗ってぴったりだったんで」


Σ(´□`;)!!


小夏 「じゃ,じゃあ,穴一個詰めようかな……( ;∀;)」


脚が短いのは事実だが,事実の指摘は時に人にダメージを与えるので気をつけよう(笑)


指導員さん 「障害だと思って向かってください。踏み切り合わせて」


なるほど,ただの駈歩なら恐くない。
横木を通過したってジャンプはしない。
何度か行い,障害を跳ぶ要領できれいに踏切が合うようになる。

指導員さんは褒めながら,再びクロスバー障害を組んだ。


指導員さん 「同じように通ってくれればいいですから」


同じように,同じように……。大丈夫,そんなに変わらない。
障害前の直線で脚をしっかりつけて,ひょいっときれいに跳べた。


小夏 「!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」

指導員さん 「そうです,そうです! もう一回やってみましょう!」


何度か繰り返し,クロスバーの先に垂直障害がつくられた。


指導員さん 「こんなの,ちょっと横木が浮いただけですから!」


ちょっと横木が浮いただけなら大丈夫ね(*´∇`*)笑

横木 → クロス → 垂直  がスムーズに跳べるようになる。


指導員さん 「今の感じわかります?」

小夏 「わかります!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

指導員さん 「その感覚覚えておいてください!  いい感覚だけ覚えておいて」


ああ……跳べる! よかった!
ちょっと取り戻してきた.。゚+.(´;ω;`)゚+.゚


結局,馬なりになることを防ごうとして抑え過ぎて,のろのろしたまま障害に入っていたことがいけなかったようで。
暴走気味になることもよくないから抑えるのはいいけれど,障害前(3歩前くらい)になったらある程度勢いをつけるために脚を入れたほうがいい。そのほうがスムーズに行く。

馬が前に行きすぎないように抑える → GOサインの脚で跳ぶ 

というのがいいみたい。
前にも言われてわかっていたはずなのに。

こういうミスは初心者によくある傾向らしい。
「速くなったら恐いから遅くすることはできるけれど,遅くなったときに自分から加速することができない」

確かにそうなのだ。
恐くて,障害前でのろのろしてしまっても脚を入れられない。

でも,ここで脚を入れずに変な跳ばれ方されたり急停止されたりするほうが恐い!(; ̄Д ̄)

ここ勇気の出し所!


リハビリのように 横木 → クロス → 低い垂直障害 を何度も何度も繰り返し,ちゃんとできている感覚を取り戻していく。
成功例を何度か積み重ねたところで,今日のレッスンは終了。

クールダウンのために手綱を緩めて馬を歩かせながら,「あぁ~よかったー……!(;´Д`)」と盛大に安堵のため息をついた。
混乱してできないまま終わってしまったらどうしようかと思った。

指導員さんのほうも,「これはマズイ」と思っていたようで,「本当によかったですよ」と,胸から大きく息を吐きながら言った。


指導員さん 「おれ小夏さんをパラレルワールドに連れてっちゃって戻せなくなったのかと思ってどうしようかと……('д` ;) 感覚取り戻せてもらえてよかったですよ」


いやたぶん今日の不調はあなたの指導ではなく先週の落馬が主な原因かと。
でも,本当によかった……。根気のいるリハビリのようなメニューを,どうもありがとうございました。


ほっとして下馬したところで,サドルホルダーに装着していたエアバッグの伸縮ワイヤーを外すことを忘れていて,ワイヤーが伸び切りエアバッグが作動寸前となり悲鳴を上げる。
飛んできた指導員さんに救助され(ワイヤーを外してもらった),初日からエアバッグを誤爆させるという悲劇は免れることができた。

今日は最後の最後まで……本当にすみませんでした!(´∀`;)


いつも応援ありがとうございます♪


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