2019年12月22日(日) 天気 くもり のち 雨

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鐙を履いて駈歩発進し,馬場を回る。
障害レッスンのいつもの流れのとおり,最初は横木通過。
何度か繰り返してクロスバージャンプ。
普通に跳んでくれる黒馬くん。

クロスバーも上手くいったので,垂直障害になった直後のこと。

60cmくらいの障害なのに,お馬さん急停止。
びっくりしたものの,落馬は免れる。

指導員さんから,「よく堪えた!」 とお褒めの一言が飛んできた。
駈歩の拒止で落馬しなかったのって初めてかな?

拒止の原因は,ショートカットして障害にやや斜めに入ったこと。
そうか……斜めに障害に向かうのって嫌なのか(´・ω・`;)
真っ直ぐ正面から入りたいんだね。
(でもショートカットしたがったのもきみだよね? と馬に言いたい)

気を取り直してもう一度。
今度は真っ直ぐ入れるように。
コース取りと調整は人間の役目。


大丈夫
きみは跳べる


ここで「また止まるかも」などという恐怖を感じなかった(感じていたかもしれないけれど気にならなかった)ことに,静かな驚きを覚える。

2度目は余裕をもって障害に入り,お馬さんは跳んでくれた。
よーしよーし( ´∀`)つ♪  
やっぱりきみは跳べるコだ(*´∇`*)

この後も練習は続いた。
今日は連続障害やバウンスなどはせずに,単発の垂直障害だけ。

60cmが70cmになり,70cmが80cmになり。
どうしてか,自分が,ものすごく冷静になっているのを感じた。
落ち着いていられるのは,たぶん,馬の動きをよく感じ取れていて,速くしたり遅くしたり,誘導したりといったことを,概ね自分の制御下に置けているという感覚がどこかにあるから(それでも突発的な何かが起こる可能性はいつも頭にある)。

80cmの障害を2回ほど跳んで,2回とも上手く跳べた。


指導員さん 「……この様子なら,80(cm)の試合くらい行けるんじゃないですか?」

小夏 「いや! 今のは単発だったからできたんですよ!( ゚∀゚ ;)」

指導員さん 「コースなんて単発の連続ですよ。80くらいなら,まだダブルとかもそんなに出てこないし。この馬でここまで動かせるなら大丈夫だと思いますよ」


嬉しいお話しだったけれど,まだ60の試合にも出たことがないので,まずはそこから挑戦していこうと思った。


今の感触としては,80cmは,「きれいに跳んでくれさえすれば何とかなる」。


ジャンプの動きについていけないということはないようなので,必要になるのは「きれいに跳んでくれるように調整して誘導する技術」なのだと思う。


【今日練習中に気付いたポイント】

放置し過ぎてもダメ。脚で追い過ぎてもダメ。

たるませず,焦らせず。

「向かう気持ち」をつくって,あとは任せる。

何となく,直前で不安になって脚を入れたりしなければ,馬は自分で跳びやすいように跳んでくれているような気がする。
たぶん,直前に色々指示が来ると,馬も 「え? え? どうしろって?(゚Д゚≡゚д゚) !?」 って混乱して,何か歩幅とか踏み切り位置とかおかしくなっちゃうんじゃないかな。

あんまり指示をしなさ過ぎても馬がやる気を失い(?)ダラけて,跳ばなかったりするとは思うけれど。

走路で追って速度と勢いをつけ,少し前に身体を起こして落ち着かせ,3歩前くらいからはもう馬に任せる……というのが,今日のところは一番上手くいくなぁと思った。(でも跳ぶときにヘルプの脚は入れてもいいみたい)



指導員さんは,「しっかり(馬と)コンタクトが取れてるから上手くいったんですね(^_^)」 と言っていた。

コンタクト,取れてたら嬉しいな。
走りながら勢いをつけたり,少し抑えたり,「あ,これは跳んでくれそうだな」というのを感じ取って後は任せたり,一応できていた気がするから,もしかしたら少しは上達しているのかもしれない。


指導員さんは,「本当によくなってる。自分が見ていた中では,今日が一番よかった」と言ってくださった。

2019年,最後の最後に,そう言っていただけてよかった。
最後の日に美しい思い出で締められるって,本当に幸せなことだと思った。



*・゜゚・*:.。.~ おまけ ~.。.:*・゜


この日のレッスンは,少し早目に切り上げになった。
その後のこと。


指導員さん 「……鞍外して馬乗ってみます?」

小夏 「乗ります!('▽'*)♪」


実は,今日のレッスンが始まる前に「鞍なしの馬に乗りたい」と言っておいたのだ。
前日に映画で鞍なしの馬(いわゆる裸馬(はだかうま))に乗っている人を見て,一度やってみたくなったのだ。

指導員さんは黒馬くんから鞍を外してくれた。
わたしのほうは,指示を受けて拍車を外す。


指導員さん 「いいんですか? こんなことに時間使っちゃって(´・ω・`;)」

小夏 「いいです!.。゚+.(☆゚∀゚) +.゚」


何でも一度は自分で経験してみたい。
「本当はどんな感じがするのか」って,自分の身を持って経験してみないことにはわからない。


指導員さん 「ちょっと安全確認のために1回乗らせてください。乗っても大丈夫かどうか」


指導員さんは鞍を外した黒馬くんの背に乗った。黒馬くんは,鞍がない状態で人が乗ってきても大人しくしていた。「あ,大丈夫そうですね」と言いながら,指導員さんは馬を下りた。


指導員さん 「はい,どうぞ(^_^)」

小夏 「 \(*´∇`*)/ ♪」


わくわくしながら脚立に上り,ハタと動きを止める。


……あ,鐙,ない……。(=゚ω゚=;)


鞍がないのだから鐙もないのは当たり前なのだけれど,いつも左の鐙に足をかけてから馬に乗っていたので,乗り方に一瞬戸惑う。幸い脚立から脚が届くので,直接右脚を上げて馬の背に跨る。
これ,脚立がなかったらどうやって乗るんだろう。


さて,実際に裸馬に乗ってみた感想ですが,

想像以上に背骨がゴリゴリする。笑

そ,そうだよね(´∀`;) 乗りやすくするための道具が「鞍」だものね。


そして,馬の体温が直に脚に触れてくるので,「馬あったかい!Σ(=゚ω゚=;)」 ってなる。
さらに,毛並のいい馬なのでツルツルして滑りそうになる。

手綱はそのままついていたので,脚で圧迫して常歩してみる。
普通に違和感なく歩き始める黒馬くん。そのまま馬場の周囲を常歩で進む。
馬は鞍がない分軽くて楽みたい。
人間にはバランス感覚を養う訓練になるのだそうだ。


小夏 「……これ,常歩はいいですけど,速歩辛くないですか?(・∀・;)」


これで上下に跳ねたらと思うと恐ろしい。


指導員さん 「辛いですよ。おれ尻が死にましたもん」 ←経験済み


とりあえず今日は常歩だけ体験してみることに。ちょっとこれで速歩や駈歩をする自信はない。「痛そう」な上に「落ちそう」だ。鞍がないからエアバッグも使えない。


小夏 「鞍ができる前は,昔の人はこんな感じで乗ってたんですかね!(☆゚∀゚)」

指導員さん 「うーん……昔の人も布くらい敷いてたんじゃないかとは思いますけど(^_^;) あとは,もうちょっと背中に肉のついた馬だと乗りやすいかもしれないですね」

小夏 「そっかぁ……('▽'*)♪」


こうして年末に,念願の(?)裸馬に乗る経験を果たした小夏。
下馬する際にまた戸惑う。
鐙がないので,一度上半身を前に倒して馬の首に抱きつき,そこを支点にして右脚を上げ馬の背を越え,腹這いになってから両脚そろえて地面に着地する。
ふう,やれば何とかなるもんね!


指導員さん 「……これをやりたかったんですか?(^_^;)」

小夏 「やりたかったんです!(*´∇`*)♪」


指導員さんには,裸馬乗馬記念の写真まで撮っていただいた。

わたしはきっと,変な人だと思われているのだと思う。
でも,わたしはいつも楽しくて,幸せだと言える。

「これをやってみたい」
「こうしたい」
「これを教えてほしい」

そう言えることは,きっと大切なことだと思う。

最後の片づけの際には,頭絡のきれいな仕舞い方まで教えていただいた。
いつもより多くカットしてきたりんごを馬房の馬たちに配り歩いて,挨拶をして帰る。

2019年,今年も1年,本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。


いつも応援ありがとうございます♪


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