2020年1月26日(日) 天気 晴れ

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珍しく外のアリーナで練習(*´ω`*)♪
駈歩で輪乗り横木通過して,完歩をカウントしたりします。

同じ歩数で通過できても,スピードによって横木まで遠かったりするので,歩数だけ合わせるのではなく,きれいに駈歩の動きの中に横木が入るように心がける。

調子のよかった右手前の輪乗り横木通過を終了させ,もう1度左手前に挑戦。

なんとかできるようになったところで,輪乗り横木通過は終了。

指導員さんから新たな指示が出る。


指導員さん 「輪乗りで使っていた横木の1本を駈歩で通って,そのまま真っ直ぐ走ってね(^_^)」


これは次のコース練習の準備運動で,今までぐるぐる回っていたお馬さんに,「今度は真っ直ぐ走りますよ」と教えるためなの運動なのだそうだ。
言葉の通じないお馬さんに何かを伝えるには,こういう方法を取るらしい。

1回目は失敗して,円を描きそうになってしまったけれど,2回目は横木通過後真っ直ぐに走れるようになった。
その横木から真っ直ぐ進んだ先に,垂直障害がつくられた。

40~50cmくらいの,とても低い障害。

本日初の障害飛越!(☆゚∀゚)

最初は誘導して跳ばせることだけに一生懸命だったけれど,そのうちスピードや完歩や踏み切り位置を考えられるようになってきた。

2回くらいこの練習をした後に,さらにその障害の先のカーブを描いたあたりにもう一つ障害が追加された。高さは同じくらいの低いもの。

204鞍目経路



横木から最初の障害まで7歩。その次の障害までは6歩。
半円を描いて横木を通過しながら,最初の練習のときと同じように歩数を合わせてスピードを調整していく。

2回目に直線に入ったところで,「あ,ちょっと速い!」というのがわかったのだけれど,抑えられずに向かったら歩数が足りなくなり,微妙な加速だったので踏み切り位置が遠くなり,障害を落としてしまった(たぶん思い切ってもっと加速すれば,それはそれで踏み切りが合ったと思う)。

「速くなったってわかったならちゃんと対処しなきゃ」と指導員さんに言われる。

本当にその通りよ……! わかったんなら全力でどうにかしないと!

でも,今日のところは,「これが理想的な速度よりもちょっと速い」ってことが自分でわかっただけでも嬉しかった。わからなかったら,対処のしようがないもの。

このミニコースの練習も,3回挑戦して終了。最後は2回目よりも上手くできた♪ヽ(´▽`)/わーい♪


終わる頃になって,指導員さんに下見の仕方を教えていただいた。
「下見」って,試合前に選手が馬場を回って何かやっている,あれね。
ただ単に経路を確認しているだけではなく,自分の足で障害間の距離を計測して,「ここは何歩で行こう」とか戦略を練っているのだそうだ。


指導員さん 「わたしは1歩90㎝で歩く練習をしています(・∀・)」


れ,練習……?(=゚ω゚=;)

帰宅してから,90cmがどのくらいなのか確かめてみた。

わたしのアパートの部屋はフローリングだけれど尺貫法でつくられている。正方形の八畳間なので,部屋の壁から向かいの壁までを4歩で行けば,1歩がおよそ90㎝なるはずだ。
身長の低い(=脚の短い(T_T))わたしには,90cmの歩幅ってかなり大股で歩くことになる。普段こんな歩幅で歩くことってないよ (´д`;)
確かに,これは練習が必要だわね。


人間の歩幅が,1歩で約90㎝。
馬の1完歩が,約360㎝。

人間の4歩が馬の1歩。


なので,下見の際には「①234,②234,③234,④234,⑤234」で「5歩で行こう」などと考えるのだそうだ。
……いや,あれ? 5歩だったら,⑤で踏み切って跳ぶ?('д` ;)

書きながらちょっと混乱してきたので,カウントの仕方は実家のテレビに録画してある全日本の試合の様子を見ながら確かめようと思います。あれは確か,「こことここの間が何歩」と解説してくれていたはず……。

ちなみに,踏み切りの位置は障害の高さによって変わってくるとのこと。(障害の位置はジャンプで描く弧のてっぺんに来るように調整するため)

馬術ってすごい頭使うのね(´▽`;)
わたし数学と物理は苦手だったんだけどなぁ。(´Д⊂)
頑張るぞ!(>_<)ノ

とりあえず,今日は無事に楽しく新しい練習ができたので満足(●´ω`●)♪


お馬さんの手入れをして,つまみ食い防止のため速歩で馬房に戻す。
帰りに,斜向かいの馬房が空になっており,そこに花と野菜が供えられていることに気付いた。
ここにいたお馬さん,誰だったかなぁ。乗ったことはなかったけれど,おやつをねだって寄ってきたことはあったはず。いなくなってしまったことは寂しいな。

嬉しいことも寂しいことも,悔しいことも楽しいことも,馬と共に重ねる日常。

人生の時間の一部に,そういった日常を取り入れることを,わたしは選択しているのだなぁと思った。


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