2020年6月6日(土) 天気 晴れ のち 雨 のち 曇り

gahag-0057240986-1 (2)

緊急事態宣言が解除され,クラブも営業再開となったので,2ヵ月ぶりの乗馬に行ってきました!

新型コロナウイルスは消滅したわけではないので,薬やワクチンができるまでは警戒が続くと思いますが,それでも活動を再開できるのは嬉しいです。

心配していたけれど,馬もスタッフさんたちも皆変わりなく元気でした。
よかった……クラブの馬が激減していたら,どうしようかと思ったよ(´Д⊂;)


マスクをしてクラブへ。
笑顔で迎えてくれるスタッフさんたちにほっとする。
遅めの時間に行ったため,そんなに人は多くなかった。

いつもの指導員さんに今日の馬を聞く。再開の日のパートナーは,やわらかくて可愛い鹿毛子だった。

大好きなお馬さん。
元競走馬の女の子。
馬房で名を呼ぶと,すぐにやって来て無口を付けさせてくれた。
「よろしくね~(●´ω`●)♪」と言いながら引けば,素直について来る。
久しぶりの馬との時間。

馬具は用意されていたので,自分で馬装する。
ブラシをかけて裏掘りをして……
さすがに手順を忘れたりはしておらず,ささっと鞍を取り付ける。
たぶん,習い始めの頃よりは,ずっとスムーズに綺麗に馬装できるようなった。
そろそろ,「技術を身につけた」と言えるくらいになったかな?

できる人は,「馬装なんて技術ってほどのことじゃないでしょ」と言うのかもしれないけれど,この現代の日本の中で,満足に馬装ができる人間って,そう多くはないと思うぞ?

わたしの今の職場には200人くらい人がいると思うけれど,わたしを除いてあと何人,この作業ができる人がいるだろう?(注:普段の業務にまったく必要のない作業なので,できなくても何も問題はありません)

何でも,やるからには,ちゃんとできるようになりたいよ。


指導員さんは,「久しぶりだから,今日は慣らすつもりでゆっくりいきましょう(^_^)」と言っていた。

馬の肢に指導員さんがプロテクターを着けているのを見て,今日も少しは障害の練習をするんだろうなと考える。

しばらく馬に乗っていないと,下手になってしまったりしているかな。
昨年1ヶ月強お休みしたときよりも,長く馬に乗っていない。

インドアの馬場で騎乗して,鐙の長さを調節する。
ちょうどいい長さも,何となく分かるようになってきた。
乗った状態のまま調節できるようにもなった。

すぐに常歩発進。蹄跡行進。

軽いお馬さんなので,脚でガツガツ追わなくても,楽に「元気な常歩」になる。
この日は1日,鞭は使わなかった。持ってもいなかった。

速歩も,脚の合図でスッと出た。
軽速歩で蹄跡行進。途中で半巻きして手前を替え,左右どちらも数周。

このしばらく続ける軽速歩が,わたしの中では「ウォーミングアップ」のイメージで,運動不足の身には多少苦しい運動になると思っていたのだけれど。

不思議とそんなに苦しくない。
マスクをしているし暑いのはあるけれど,身体の筋肉にはあまり負荷がかかっていない感じ。息も思っていたほど上がらない。

きれいな姿勢を心がけて,1,2,1,2……

途中で何度か10mの巻乗りを行う。

速歩での運動を入念にしてから,1度常歩に戻し,そこから駈歩発進。
苦労なくすぐに駈歩を始めるお馬さん。

駈歩って,馬がもう走る気になっていれば,拳をちょっと緩めて内方脚でちょっとお腹を押すだけで,簡単に出る。必死になって頑張る必要はない。

乗馬を始めたばかりの頃と違うのは,馬が前に行きたがっているとか,動きたくないんだなとか,何となくわかるようになってきたこと。

眠いんだな
協力してくれる気になってるんだな
調子上がってきたな
なかなかエンジンかからないな
動く気になってきたな
飽きてきたのかな
疲れたかな
頑張ってるな

機械のように,「こうすればこうなる」という決められたマニュアルのようなものはなく,その瞬間瞬間のライブを楽しむ感覚。

お馬さんとの会話。
わずかにでも,できるようになってきたかな。

とりあえず,乗馬レッスン再開第1日目は,常歩,速歩,駈歩の三種の歩様がスムーズにできて,少し安心した。
よかった。忘れてない。まだできる。

【218鞍目に続く】

いつも応援ありがとうございます♪


馬術ランキング
にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村