2020年6月28日(日) 天気 雨 のち 晴

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フラットワークを終え,ジャンピングの練習へ。

指導員さんが障害セットのキャバレッティを全部外して地上に置き,いつもの地上横木通過。
軽速歩で。
向かって通過。
よしよしよし(*゚∀゚)っ きみはいい子♪

横木を通過したら停止。
左手前で入ったら,停止後に右手前で巻き乗りして,今度は右手前で入る,ということを繰り返す。

地上横木は間もなく,クロスバー障害になった。
これも軽速歩で,同じように障害に向かい,ジャンプ後に停止して,巻き乗りで手前を替えて反対から入る,反復練習。
後半は同じ運動を駈歩で行う。

224鞍目経路


障害を跳んだら直線上で一度停止し,手前を替えて巻き乗りしながら駈歩発進。同じ障害を反対方向から跳ぶ。(※便宜上矢印をずらして描いていますが,どちらから入っても中央を跳んでいます。)


低い障害だけれど,ちゃんとジャンプするちび馬くん。
踏み切り間違って近づき過ぎると,真上に「ぐおっ」って上がるジャンプをする。
乗り手にとっては結構危険な動きなので,こうならないように気を付けたい(´∀`;)

大体できているので,指導員さんがクロスバー障害を垂直障害に組み直した。
組み直された障害を見て,ちょっとびっくり。
最初から60㎝くらいの高さがある。

いや,できる! できるけども!
一過程すっ飛ばされた感じで,気を引き締め直す。
よし! 頑張るぞ!(`・ω・´)

1回目。右手前。推進が足りず,馬が障害前で自ら一歩入れたため,妙に減速してから上方向にジャンプして通過。
……なんか,すみませんでした……(´∀`;)

駈歩で垂直障害跳ぶなら,もうちょっと追って勢いつけていいなと,元気にしてから2回目の挑戦。
指導員さんは,障害から離れた場所で巻き乗りをしている時点で 「(障害)見ながら! 見ながら!」 と声掛けしてくださった。遠くからでも,次の障害を見て走るといいらしい。
左手前は上手くできた(この日は全体的に右手前より左手前のほうがよくできていた)。

次に右手前でジャンプをすると,ちび馬くんは着地と同時に派手につまづいた。


小夏 「ぎょわあぁぁぁ!!!(((( ;゚д゚)))」

指導員さん 「大丈夫! 大丈夫!」


バランスを崩すも立て直す。
ガックンってなったやん!(;´Д`)!
人馬転するかと思ったよ!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン


指導員さん 「馬が気を抜いて運動してると,つまづいたりするんですよ(^_^;)」


……先週からちょっと気を抜き過ぎじゃないか? きみ ('A`;)


集中させられないわたしも悪いんだけどさ('д` ;)

この後も続けて何回か同じジャンプの練習を繰り返した後,更に障害の高さが上げられた。
障害セットの隣に立つ指導員さんの膝の高さをゆうに超え,腰近くにまで上がっていた。

あ,なんか,結構高い?
さっきのが60㎝くらいだったから,それよりも高くなったら,えっと……

指導員さんに聞いたところ,「70~80㎝くらいじゃない?(←適当)」とのことだった。

「馬場 対 障害」の大きさの比率の影響なのか,同じ高さの障害でも,狭いインドアよりも外の広い馬場にあるときのほうが小さく感じられる。

80㎝もあれば,わたしにとってはかなり気合を入れて臨む高さなのだけれど,同じ馬場で100㎝超えをバンバン跳んでいる人々を見ているので,なんだか跳べそうなイメージがついていて,強気で向かう。

このお馬ちゃんは,よほどのことがない限り障害に向かえば跳ぶので,動きについていければジャンプはできることになる。
障害に向かう前の巻き乗りを大きくして,余裕を持ってジャンプに向かうようにとアドバイスを受ける。小さく回って障害までの距離が短くなると,調整する余裕がないからと。

左手前はまあまあよくできて,右手前に苦労しながら,障害のレッスンは終了。
騎乗中はマスクを外していたけれど,暑くて暑くて,息が上がっていた。
これ以上暑くなると,ガツガツ進めるレッスンは厳しくなるんだよなぁ。
ああ,春のいい時期にコロナで練習できなかったことが惜しい……。

その後,整理運動を兼ねたフラットワークで,輪乗り&巻き乗り三昧(大きな輪乗りの途中で小さな巻き乗りを入れる)。
よく動いてくれるなぁ,このお馬さん(●´ω`●)
梅雨時の不安定な天候のため,この頃には小雨が降ってきていた。
もうすでに汗だくなので,少しくらい雨に濡れても気にならない。


レッスンが終了し,障害セットを片付けている指導員さんの傍に馬を寄せ,障害の高さを見ながら馬上から声をかける。


小夏 「60㎝の試合くらい出られるかな(*´∇`*)」

指導員さん 「出られる,出られる!(^_^)」


少し乗らないでいると,途端に自信を失って「無理……恐い……」となってしまうのだけれど,少しずつでも挑戦することのレベルを上げていこうと思った。


お馬さんの馬装を解き,お手入れをする。
ブラッシングしたり裏掘りしたりしながら,りんごや人参のかけらを少しずつあげると,お馬さんはたいそうご機嫌な様子で,満足げに大きく息を吐くと鼻を鳴らした。

小雨がやみ,馬場の上に虹が出ていた。




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