ルネサンス棚倉
(福島県 棚倉町)




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乗馬施設の紹介企画です(*^・ェ・)ノ
小夏が訪問した馬のいる施設の体験談を掲載していきます!

今回は,福島県棚倉町の「ルネサンス棚倉」です。
残念なことに,こちらの乗馬クラブは,今年の10月に閉鎖してしまうのだそうです。
施設も立派できれいなのに,本当にもったいないです。

こちらはクラブの馬たちを心配した会員さんたちの活動です。

高齢のお馬さんも多いらしく,移動にも不安があるため,心配なところですね。


☆*゚ ゜゚*☆ できること ☆*゚ ゜゚*☆

【引き馬】
【レッスン】(乗馬)
【厩舎見学】
【その他スポーツ】



2020年7月16日(水) 天気 くもり

家から日帰りで行ける距離にあるにも関わらず,これまで来たことのなかったこちらの乗馬クラブ。
ルネサンス棚倉の施設自体には,子どもの頃に来たことがあります。
たしか,こちらの屋内プールでスイミングスクールが開かれていました。

曇り空の下,車を運転して到着。

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懐かしさを感じるかなとも思いましたが,あまり記憶に残っておらず,初めて来る場所のようでした。

新型コロナウイルスの影響でしばらく施設は閉鎖していたらしく,平日に来たこともあって,数名のスタッフとお客さんがいるほかは,ほとんど人を見かけませんでした。

こちらが乗馬クラブの建物。とても立派です。
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クラブに続く道に咲いていた紫陽花がきれいでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚
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2階から撮影した外の広い馬場。競技会が開けるくらいの面積があります。
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頑丈な屋内馬場。
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クラブハウス内のカウンター。
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クラブハウス内で飼われていたカメさん(こちらを向いてくれました)。
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と,うさぎさん。かわいい(●´ω`●)♪
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クラブハウスの下には厩舎がありました。
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厩舎内の様子。

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馬具庫。

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蹄洗所&装鞍所。


え,ここ閉鎖しちゃうの!?
もったいなくない!?Σ(=゚ω゚=;)



こんなに立派な施設なのに!
まだまだ全然使えるのに!

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クラブの猫さんが挨拶に来てくれました。

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かわいい(●´ω`●)♪


前日にこのクラブに電話した際には,現在は小さい子ども向けの引き馬か,会員さん向けのレッスンしかやっていないというお話だったので(昔は野外騎乗などもやっていたようです),今日はお馬さんには乗らず,見学だけしていくことになりました。

お馬さんたちはお食事中でした。
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元競走馬のクラリティスカイさん。

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36歳のおじいちゃん馬。アレックス。このクラブの最年長です。
すごくゆっくり草を食べていました(o^∇^o)
長生きしてね(*´ -`)(´- `*)

全てのお馬さんの写真を撮ったのですが,全部は載せられないので一部のみ。

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きれいな芦毛のビスケット。

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ぶち模様のお馬さんもいました(●´ω`●)

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くいしんぼう君(´∀`*) タイコーダンサー。

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もーぐもぐもぐ♪

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エアデイジーちゃん。
彼女はわたしがこの写真を撮ったちょうど一週間後に亡くなったそうです。
鼻を鳴らしていて,人懐こい,かわいいお馬さんでした。

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スタッフさんの書いた「とってもやさしいお馬さん。馬が怖い人はデイジーにさわってみよう」という看板に泣ける(´;ω;`)

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お隣のお馬さんとデイジー。

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もぐもぐもぐ♪

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インドア馬場に放牧されていた,右目が見えないお馬さん。
片目が見えなくても人は乗せられますが,「やっぱり右手前は嫌がりますね。でもやってくれますよ(^_^)」とスタッフさんが言っていました。

そんな頑張り屋のお馬さんも,片目が見えなかったりすると,次の預かり先を見つけるのが難しくなるのかなと,切ない気持ちになりました(ノд・。) グスン

厩舎で一緒に飼育されていたヤギさん。
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乗馬クラブって,大抵馬以外の動物もいますよね(笑)。

この日は本当に人がいなかったので,厩舎でうろうろしているわたしに,スタッフさん達が声をかけてきてくださいました。
お話ができて楽しかったです♪
ありがとうございました(*´∇`*)

ちなみに,ここのスタッフさんは,わたしの通っているクラブにもよく来ると言っていて,いつも教えてくださっている指導員さんのこともご存じでした。


馬の世界,せまっ!Σ(゚∇゚ ;)笑


ある程度長くいる人は,もう皆顔見知りなんじゃないですかね(´∀`;)

思いがけず,共通の知人(指導員さん)の話になりました。
いや,まさか今日ここで,その人の話をすることになるとは思いませんでした(笑)。

うーん……日本の乗馬人口は少ないとは思っていたけれど……。

最近思うのだけれど,もしかして,この日本で乗馬指導ができる人間って,ものすごく少ないのでは? 初心者乗馬だけでなく,競技に出られるくらいの「馬術」の指導ができる人ともなれば,尚更。
馬に乗ったことのある人が少ない上に,「学生の頃は乗ってたけど……」という現在は乗っていない人も多いので,継続した上で指導者を目指す人はほんの一握りであることは想像に難くないです。

わたしは日本で馬の生活できる場所や,馬に乗る人が増えたらいいなと思って活動しているけれど,現実は厳しいものだなぁと感じました。


帰り際,スタッフさんに「また,どこかで」とお声かけいただきました。

ここではないかもしれないし,いつかもわからないけれど,日本ではかなり少数派の習い事である馬術を続けていると,近隣では会う可能性も非常に高いからです。

きっとそれは,馬も同じで,複数の乗馬施設を生涯のうちに転々とする馬もいるのですが,馬に関わり続けている限り,「また,どこかで」会うこともあるのでしょう。

ルネサンス棚倉の乗馬クラブは,現在のところ,10月に閉鎖ということになっているそうですが(まだ話し合いが続けられているようなので,決定ではないのかもしれません),ここの馬たちとも,また,どこかで,会えたらいいなと思います。


いつも応援ありがとうございます♪

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