2020年9月21日(月・祝) 天気 くもり
 
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気温が下がってきたので,久しぶりに2鞍続けてのレッスン。
パートナーは,これまた久しぶりのちび馬くんだった。

これまで断トツの鞍数でコンビを組んでいるお馬さんだけれど,ここしばらく他の馬に乗ることが多かった。でもすごく馴染みのあるお馬さんだ。

この日は全日本ジュニアの試合の真っ最中だったため,皆が試合に行っていて,クラブに人は少なかった。空になっている馬房も多く,世話をしやすくするために,遠くの馬房から近くの空いた馬房に移動している馬も多かった。

指導員さんに 「ちび馬くんは〇〇の馬房の隣にいます」 と言われて迎えに行ったのだけれど,行ってみたら〇〇の馬房の隣は空っぽだった。
困惑していたら,隣の馬房の馬と目が合った。


小夏 「……(´・ω・`)」

馬 「……」


……あれ? おまえ……ちび馬くんか?

背の低い鹿毛の馬。少しウェーブした黒いたてがみ。
やんちゃばかりしているから顔にできている小さな傷。
間違いない,この馬だ!(´∀`;)

〇〇の馬房の隣っていうか,〇〇の馬房にいたよ,このお馬さん(笑)。
無事に無口を着けて洗い場に連れていくことができました。

ああ,でも,少しは馬を見分けられるようになっていてよかった。
乗馬を習い始めた頃は,ほとんど色でしか判別できなくて,同じ色の馬が並んでいると,どの馬がどの馬なのか全然わからなかった。

ちび馬くんはやっぱりやんちゃで,どんなに気を付けてどんなに気迫を見せても,通路にあった牧草をつまみ食いしてから洗い場に向かった。

今日はいつもの厳しめの先生がいないから,この馬が勝手な行動を始めたら手を焼くことになるなと,一抹の不安が脳裏をよぎる。気を引きしめていかないと!

馬装をしてインドアの馬場へ。
つまみ食いに満足したのか,ちび馬くんはご機嫌で,女性の指導員さんに甘えて可愛がられたりしていた。
そんなに可愛い目をしていると,きみが怒りんぼのやんちゃ坊主だってことを忘れてしまいそうになるよ……(´∀`*)笑

騎乗して腹帯を締め直し,鐙の長さを調整して(フラットワーク中にも,もう一つ短くした),いつもの練習。
常歩も速歩も,重くならずにできてびっくり。このお馬さんは,どちらかというと重いイメージがあったからなぁ。
10mの巻き乗りをしたり,半巻きして手前を替えたり。
駈歩の発進もスムーズ。
ああやっぱり慣れた馬はやりやすい。
継続も難しくない。
駈歩でも10mの巻き乗り。
手前を替えてもう一度。

フラットワークをひと通り終えたので,先週と同じく,2本の地上横木を通過する練習。
最初に無理のない速度で通過したら,横木と横木の間の完歩は6歩だった。
次に詰めて7歩にすることを試みるも失敗。途中で速歩になってしまう。
うーん……この馬でも詰めるのは難しいのか……。

指導員さんは 「推進が足りていないので脚を使って」 とアドバイスしてくださった。

馬体を脚で包み込んで上に持ち上げる感じ」 と。

「わたしはそれで上手くいきましたよ(*´∇`*)」というので,やってみたら,確かに拳で抑えていても推進がかかった感じがした! びっくり!

それでも7歩で通過する際の最後は速歩になってしまったけれど,少しはマシになったのが感じられた。
この方向で頑張れば,改善していくような気がする!

やり方を伝える表現って色々あるけれど,たまにそれが上手く伝わると「あ,こんな感覚があるんだ!」っていう,新たな扉を開いたような感覚になるので楽しい。

人から馬へ伝える方法。
人から人へ伝える方法。
馬からの情報を感じ取る方法。
乗馬では全部大事なんだなぁと思った。


【235鞍目に続く】


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