2020年9月21日(月・祝) 天気 くもり
 
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引き続き,2鞍目。
今度は伸ばす練習。

2本の地上横木の間を,普通に走って6歩,詰めて7歩で練習したので,次は加速して5歩で。

まずは6歩で通過して,馬場を一周している間にスピードを上げて,次に5歩で通過する。
詰めるのに比べて,伸ばすのはそんなに難しくない。
脚を使って,念のために鞭を一回入れると,明らかに体感速度が上がるほど速くなる。
背の低いお馬さんなので,速くなるとビュンビュン前に行く感じがする。
「ぼく,すっごい頑張ってるよ!」という感じを出しながら,お馬さんは2本の横木の間を5歩で通過してくれた。
素直ないい馬だ(*´∇`*)

次に障害飛越の練習。
まずはクロスバー障害。
軽速歩で向かってぴょん。
ジャンプしたら停止して,手前を替えて,反対側からもぴょん。

馬を自信を持って向かわせていないのと,自分の姿勢の悪さがわかって,何となく不安定さを感じる。
なんだかわたし,下手になってない?(´;ω;`)

両手前で一回ずつ跳んだら,その先に低い垂直障害が追加される。
右手前で跳ぶときは「クロス → 垂直」となるのだけれど,反対の左手前から入ると「垂直 → クロス」となるので,なんだかちょっと変な感じ。

障害は3つになり,ちび馬くんは勢いをつけたいので駈歩にすることにした。

4つになり,左手前で入ったところで事件が!

ちび馬くんが,障害直前で横に逃げたのだ。
びっくりしたのと,普段逃げない馬に逃げられたので大ショック。
「あ,ここは叱らなきゃいけない!」と思い,とっさに鞭を打ったら,「走れ」の合図だと思ったのか,急加速して走り出すちび馬くん。
自分で鞭打って走らせたくせに,狭い馬場で巻き乗りしながら走り回るちび馬くんを止めることに必死になる小夏(なかなか止まらなかった……(TдT))
ようやくおさめて,指導員さんの元へ戻る。


小夏 「ごめんなさい……わたしが鞭を打ったから走りました(;´Д`)」

指導員さん 「……(´・ω・`;)」


「今のは違うよ」って伝える方法とタイミングって,難しいんだなぁ(; -д-)ノ
改めてもう一回チャレンジ。
最初に逃げた障害の前に連れていって,「ほら,これ跳ぶよ! よく見て!」とやっていたら,指導員さんに「たぶんさっきのは,慣れない障害にびっくりしたとかじゃなくて,ただ単に横に行きたくて行った感じだと思う」と告げられる。
つまり,それは……


小夏 「いつもは逃げないのに……(ノд・。) 」

指導員さん 「これ,いつもの指導員さんのときもやります?」

小夏 「あ,それは,ないかも……」


そういえば,前にこの馬が障害から逃げてわたしが落馬したときも,この女性の指導員さんだった。


馬 「……」

指導員さん 「わたしだって,怒るときは怒るからね!(`・д・´)!」


馬は子どもみたいなものなので,怒らなさそうな人しかいないと,調子に乗って普段はやらないようなワガママをすることがある。もちろん馬の性格にもよるだけろうけれど,人を見てワガママをするとか,とんでもない話だ(/TДT)/ 勘弁しておくれ!

もう一度左手前で4つのバウンス障害を跳ぶ。
さっき左に逃げたので(右は壁),右を強く持って,障害の左側には逃げないように指導員さんが立っていた。

「跳ぶんだよ! 跳ばなきゃ怒るよ!」と心の中で叱りながら,無事バウンス通過。
とりあえずほっとして,愛撫。そうそう。そうするの。
レッスンの間だけでいいから,お願い,言うこと聞いていて。


しかし,馬場にいる人によって「できる/できない」が決まってしまうって,マズイよなぁ。
だって試合会場にいるのは基本的に自分と馬だけだ。
指導員さんたちは馬場の外で見ているだけ(練習色の強い親善試合なんかだと,馬場内にいて声かけの補助をしてくることもあるけれど)。

やさしめの指導員さんに変わるとワガママをするということは,乗っている人間のわたしの指示は「聞いても聞かなくてもいい」と思っているということなのか(´・ω・`)ショボン…


こんな不信感が出てきたところで,障害のミニコース練習。
大丈夫なのかいな(´;∀;`)

右手前で4つのバウンス障害を跳び,その後馬場を大きく回って,馬場の対角線上にある垂直障害を跳んで停止。

逃げられないようにしようと無意識に壁側に引いてしまうのか,最初のバウンスで馬がめっちゃ壁に寄るので,障害セットに脚をぶつけそうになりヒヤヒヤする(本当は障害を跳んでいる間にも調整したほうがいい)。ああでも緩めて逃げられるのも嫌だ!(>_<)

その後,ぐるっと回る間に落ち着かせて,ゆっくりな駈歩で行けば,中央の障害を跳ぶのはそんなに難しくない。

コースの障害は追加されて,その後中央の障害を跳んだら左に回って,直線上にある垂直障害を跳ぶ。それができたらさらにその先に垂直障害が追加される。

235鞍目




今日の障害は合計でバウンス4つ+垂直障害3つの7個。

この後は逃げらることもなく,無事にコース走行できた。

よ,よかった! 久々の2鞍続けてのレッスンお疲れさま。

ちび馬くんは,最後にもう一度,指導員さんが乗り替わって左手前で4つのバウンスを跳ぶ練習をすることになった。「やらなきゃダメなんだよ」というのを教え込まれて,レッスンは終了。

自分が馬乗り上手じゃないんだなぁというのを改めて突き付けられてショックだったけれど,とりあえず急な動きをされても落ちなかったことは褒めてあげたいと思った。
誰が傍にいても,誰もいなくても,きちんと「馬と自分」の関係を築いて,ちゃんと乗れるようにしていきたい。

お手入れをしておやつをあげて,馬房に戻す。
人参をあげて小走りさせていたのに,走りながら夜飼用の牧草に顔を突っ込んだちび馬くんの根性にあきれるやら驚くやらで笑ってしまった。

厩務員さんに,新しく来たちび馬くんに似た3歳の馬と2歳の馬を見せてもらってから帰る。
競走馬になろうとしてなれなかったお馬さんたちで,これからリトレーニングして乗馬にするらしい。
馴染みのお馬さんもいいけれど,新しいお馬さんも楽しみでわくわくするなぁ(*´∇`*)


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