2020年11月28日(土) 天気 晴れ

昼間の日向は暖かいものの,日陰や風はとても寒かった。
間もなく,暦の上だけではなく,体感的にも本格的な冬がやってくる。
厚手のパーカーにウィンターキュロット,ネックウォーマーまでしていたのに,クラブに到着するととても寒くて,早く運動したかった。運動して温まりたい。
今日のパートナーは,良い子の栗毛くんだった。
練習は珍しく外の広い馬場で行うことになった。
常歩で広いアリーナを半周。
その後右手前の軽速歩で2周。
手前を替えて,左手前の軽速歩で2周。
寒い日に,少しだけ風が吹いている中で,馬で運動するのっていいな。
わたしの過去にこんな経験はないはずだけれど,こういう気候の中で,野外の広い場所を馬に乗って移動していくという,懐かしい記憶を思い出したような気がした。
ずっと昔に,わたしはそういうことをしていたような。
栗毛くんは頻繁に鼻をブルブル言わせながら,軽快に進んでくれた。
非常に動きがよく,拍車がなくても(むしろないほうが)よさそうなので,拍車を外す。
指導員さんは,この馬は重い時と軽い時の差が激しいので,最初に拍車をつけて様子を見たのだと話していた。
拍車なしで駈歩発進。まずは左手前。
楽々発進。問題なく継続。
指導員さんに 「そのペース保って! それ以上速くしないで!」 とアドバイスを受ける。
「速くなったら抑えて,遅くなったら速くして,一定のペースで走れるように!」
外の馬場は広いので,指導員さんの声も自然と大きくなる。
脚を入れるときにかかとが上がるのが目立つらしく「かかと下げて!」と注意を受ける。気をつけなくちゃ。
一周だけ駈歩をして手前を替え,右手前でも駈歩。
栗毛くんは本当によく動いた。
ついで障害の練習。
広いアリーナの中央あたりに,斜めに直線ができており,左手前の軽速歩で入ってクロスバーを跳ぶことになった。
障害の2歩前くらいから「座って(正反動で)」と言われるのだけれど,座るとちょっと遅くなる感じで,何だかすごくやりづらかった(;´Д`)
2回ほど同じことを繰り返し,今度は逆方向から,また左手前で障害を跳ぶ。
できたので,その2歩先には50㎝ほどの垂直障害が追加された。
同じ方向から,今度は右手前で回って障害に向かったのだけれど……
栗毛くんは障害の直前で急ブレーキをかけ,ついでに右に逃げた。
落馬しかけたものの堪えて,体勢を戻して馬を止める。
指導員さん「勢いつき過ぎだったんだよ。速くなったら抑えないと」
そうだ。このお馬さんも「先生」だった。
栗毛くんは,勢いがつき過ぎていたり,障害に斜めにアプローチしたりすると,すぐに跳ばなくなってしまう。
もう一度同じ手前で,同じ障害に挑む。
このお馬さんは,どうも「ゆっくり向かうと跳ばない」というわけではなさそうなので,落ち着いたペースで真っ直ぐ障害に向かい,無事にジャンプできた。
この後は,いつものように,先に垂直障害が一つずつ追加されていった。
インドアの時と違うのは,間が1歩のバウンスではなく,障害間は2歩になるということ。
2歩あると,間に意識を切り替えて,次の障害に体勢を整えて余裕を持って向かえる。
最終的には,その直線には クロス→垂直→垂直→垂直 と4つの障害が並んだ。

栗毛くんは,跳ぶとなると,先週のセルフランセのように綺麗に跳んでくれるので,乗っている感触は心地よい。
障害を跳んだら直線上で停止。
勢いがつくので,ちょっと止めづらい。
直線の連続障害の練習ができたので,次の練習へ。
別の場所に1個だけ設置された低い垂直障害を,軽速歩で1回跳ぶ。
馬は跳んだけれど,あんまり上手に入れなかったので,もう1回(´∀`;)
指導員さんに「障害に対して真っ直ぐ入れていないから,遠くからよく見て」と指導される。
2回目は大袈裟に回って距離を取って真っ直ぐ向かった。
【障害へのアプローチ方法】

そして,さっきの4つの連続障害を跳んだ後,軽速歩に戻して右にカーブを描き,この垂直障害を跳ぶ,という課題。
コースの練習(●´ω`●)♪
連続障害を跳んだ後,すぐに速歩に戻せなくて,ぐいぐいやってどうにか速歩にして,ぐるっと回って垂直障害を跳ぶという下手な走行をする。う,うーん……(´∀`;)
馬場の隅に,別のレッスンを行う人馬とインストラクターが出てきたので,さっきまで右手前でスタートしていたのを,左手前に切り替えた。
頼むよ栗毛くん。手前替わっても,やることはさっきと同じよ。
馬場の隅に積もった落ち葉を踏んでガサガサ言わせながら,左手前で走行して,連続障害と,回った場所にある垂直障害を跳ぶ。
更に次の練習。
別の場所にある垂直障害を跳ぶ。
まずはその障害だけ。軽速歩で。
指導員さんに「まっすぐ入ってね!」とアドバイスを受ける。
障害を見ながら向かったのだけれど……
うおあっ!Σ(゚д゚;) また止まった!
栗毛くんは障害の直前で止まってしまった。
指導員さんは,「まっすぐ入れって言ったじゃん!(;´Д`)」と,間違いを指摘してくださった。
しかし,そのちょっと先にある障害に直角に入る直線はどこなのか,馬の位置からよく分からなかった。指導員さんが足で真っ直ぐのラインを引いてくれて,確かにさっきのコースは斜めだったということが分かったのだけれど。
指導員さんは「どこが真っ直ぐに入れるラインか,早く分かるようになりましょうね」と言っていた。
わたしは視力がよくない上に空間把握能力も低いので,もしかすると,このラインを見極める能力は低いのかもしれないと,頭をよぎった。それならば,試合の際は,下見の時点でしっかりと通る場所を確認しておかなければ。
再度挑戦。軽速歩で向かう。
真っ直ぐ障害にアプローチすると,栗毛くんは跳んでくれた。
馬 「正解!(*´ェ`*)」
本当に,このお馬は,正解と不正解がはっきり分かるお馬様だわよ(´∀`;)笑
そして本日の練習の最終形態。
最初の4つの連続障害と後2つの垂直障害を続けて跳んでいく。
すごく下手な図で恐縮なのだけれど,体感的には大体こんな感じだったと思う。

高さは全て50~60㎝くらい。
①から④までの障害間は2歩。
4つの連続障害を跳んで,右にカーブを描いて速歩にして,垂直障害を跳んで,再び軽速歩に戻し,真っ直ぐに障害に向かいたかったので大きく回って最後の障害を跳ぶ。
ラストのもう1回。
出された課題は,最後の障害の前に,できるだけ早く速歩に戻して,もっと小さく回って障害を跳ぶこと。
意識したら,これは何とか上手くいって,軽速歩で小さく回って最後の障害に真っ直ぐ入れて褒められた。
「よくできた」記憶を持って,本日のレッスンは終了。
アリーナの周囲をお散歩させてから洗い場に戻る。
先週受け持ってくれたインストラクターさんが,今日の屋外でのレッスンの様子を見ていたようで,厩舎で「今日すごく素敵でしたよー(*´∇`*)」と言ってくださったので,ちょっとはいい姿勢でジャンプできるようになったかなと嬉しくなった。
ちなみに,馬房に戻した後,ごはん中の栗毛くんに「ありがとねー (´▽`*)」とベタベタ絡み過ぎて「食事の邪魔するな!ヽ(#`Д´)ノ」と怒られた。ご,ごめん……。
わたしもだいぶ馬語が分かるようになった。

昼間の日向は暖かいものの,日陰や風はとても寒かった。
間もなく,暦の上だけではなく,体感的にも本格的な冬がやってくる。
厚手のパーカーにウィンターキュロット,ネックウォーマーまでしていたのに,クラブに到着するととても寒くて,早く運動したかった。運動して温まりたい。
今日のパートナーは,良い子の栗毛くんだった。
練習は珍しく外の広い馬場で行うことになった。
常歩で広いアリーナを半周。
その後右手前の軽速歩で2周。
手前を替えて,左手前の軽速歩で2周。
寒い日に,少しだけ風が吹いている中で,馬で運動するのっていいな。
わたしの過去にこんな経験はないはずだけれど,こういう気候の中で,野外の広い場所を馬に乗って移動していくという,懐かしい記憶を思い出したような気がした。
ずっと昔に,わたしはそういうことをしていたような。
栗毛くんは頻繁に鼻をブルブル言わせながら,軽快に進んでくれた。
非常に動きがよく,拍車がなくても(むしろないほうが)よさそうなので,拍車を外す。
指導員さんは,この馬は重い時と軽い時の差が激しいので,最初に拍車をつけて様子を見たのだと話していた。
拍車なしで駈歩発進。まずは左手前。
楽々発進。問題なく継続。
指導員さんに 「そのペース保って! それ以上速くしないで!」 とアドバイスを受ける。
「速くなったら抑えて,遅くなったら速くして,一定のペースで走れるように!」
外の馬場は広いので,指導員さんの声も自然と大きくなる。
脚を入れるときにかかとが上がるのが目立つらしく「かかと下げて!」と注意を受ける。気をつけなくちゃ。
一周だけ駈歩をして手前を替え,右手前でも駈歩。
栗毛くんは本当によく動いた。
ついで障害の練習。
広いアリーナの中央あたりに,斜めに直線ができており,左手前の軽速歩で入ってクロスバーを跳ぶことになった。
障害の2歩前くらいから「座って(正反動で)」と言われるのだけれど,座るとちょっと遅くなる感じで,何だかすごくやりづらかった(;´Д`)
2回ほど同じことを繰り返し,今度は逆方向から,また左手前で障害を跳ぶ。
できたので,その2歩先には50㎝ほどの垂直障害が追加された。
同じ方向から,今度は右手前で回って障害に向かったのだけれど……
栗毛くんは障害の直前で急ブレーキをかけ,ついでに右に逃げた。
落馬しかけたものの堪えて,体勢を戻して馬を止める。
指導員さん「勢いつき過ぎだったんだよ。速くなったら抑えないと」
そうだ。このお馬さんも「先生」だった。
栗毛くんは,勢いがつき過ぎていたり,障害に斜めにアプローチしたりすると,すぐに跳ばなくなってしまう。
もう一度同じ手前で,同じ障害に挑む。
このお馬さんは,どうも「ゆっくり向かうと跳ばない」というわけではなさそうなので,落ち着いたペースで真っ直ぐ障害に向かい,無事にジャンプできた。
この後は,いつものように,先に垂直障害が一つずつ追加されていった。
インドアの時と違うのは,間が1歩のバウンスではなく,障害間は2歩になるということ。
2歩あると,間に意識を切り替えて,次の障害に体勢を整えて余裕を持って向かえる。
最終的には,その直線には クロス→垂直→垂直→垂直 と4つの障害が並んだ。

栗毛くんは,跳ぶとなると,先週のセルフランセのように綺麗に跳んでくれるので,乗っている感触は心地よい。
障害を跳んだら直線上で停止。
勢いがつくので,ちょっと止めづらい。
直線の連続障害の練習ができたので,次の練習へ。
別の場所に1個だけ設置された低い垂直障害を,軽速歩で1回跳ぶ。
馬は跳んだけれど,あんまり上手に入れなかったので,もう1回(´∀`;)
指導員さんに「障害に対して真っ直ぐ入れていないから,遠くからよく見て」と指導される。
2回目は大袈裟に回って距離を取って真っ直ぐ向かった。
【障害へのアプローチ方法】

そして,さっきの4つの連続障害を跳んだ後,軽速歩に戻して右にカーブを描き,この垂直障害を跳ぶ,という課題。
コースの練習(●´ω`●)♪
連続障害を跳んだ後,すぐに速歩に戻せなくて,ぐいぐいやってどうにか速歩にして,ぐるっと回って垂直障害を跳ぶという下手な走行をする。う,うーん……(´∀`;)
馬場の隅に,別のレッスンを行う人馬とインストラクターが出てきたので,さっきまで右手前でスタートしていたのを,左手前に切り替えた。
頼むよ栗毛くん。手前替わっても,やることはさっきと同じよ。
馬場の隅に積もった落ち葉を踏んでガサガサ言わせながら,左手前で走行して,連続障害と,回った場所にある垂直障害を跳ぶ。
更に次の練習。
別の場所にある垂直障害を跳ぶ。
まずはその障害だけ。軽速歩で。
指導員さんに「まっすぐ入ってね!」とアドバイスを受ける。
障害を見ながら向かったのだけれど……
うおあっ!Σ(゚д゚;) また止まった!
栗毛くんは障害の直前で止まってしまった。
指導員さんは,「まっすぐ入れって言ったじゃん!(;´Д`)」と,間違いを指摘してくださった。
しかし,そのちょっと先にある障害に直角に入る直線はどこなのか,馬の位置からよく分からなかった。指導員さんが足で真っ直ぐのラインを引いてくれて,確かにさっきのコースは斜めだったということが分かったのだけれど。
指導員さんは「どこが真っ直ぐに入れるラインか,早く分かるようになりましょうね」と言っていた。
わたしは視力がよくない上に空間把握能力も低いので,もしかすると,このラインを見極める能力は低いのかもしれないと,頭をよぎった。それならば,試合の際は,下見の時点でしっかりと通る場所を確認しておかなければ。
再度挑戦。軽速歩で向かう。
真っ直ぐ障害にアプローチすると,栗毛くんは跳んでくれた。
馬 「正解!(*´ェ`*)」
本当に,このお馬は,正解と不正解がはっきり分かるお馬様だわよ(´∀`;)笑
そして本日の練習の最終形態。
最初の4つの連続障害と後2つの垂直障害を続けて跳んでいく。
すごく下手な図で恐縮なのだけれど,体感的には大体こんな感じだったと思う。

高さは全て50~60㎝くらい。
①から④までの障害間は2歩。
4つの連続障害を跳んで,右にカーブを描いて速歩にして,垂直障害を跳んで,再び軽速歩に戻し,真っ直ぐに障害に向かいたかったので大きく回って最後の障害を跳ぶ。
ラストのもう1回。
出された課題は,最後の障害の前に,できるだけ早く速歩に戻して,もっと小さく回って障害を跳ぶこと。
意識したら,これは何とか上手くいって,軽速歩で小さく回って最後の障害に真っ直ぐ入れて褒められた。
「よくできた」記憶を持って,本日のレッスンは終了。
アリーナの周囲をお散歩させてから洗い場に戻る。
先週受け持ってくれたインストラクターさんが,今日の屋外でのレッスンの様子を見ていたようで,厩舎で「今日すごく素敵でしたよー(*´∇`*)」と言ってくださったので,ちょっとはいい姿勢でジャンプできるようになったかなと嬉しくなった。
ちなみに,馬房に戻した後,ごはん中の栗毛くんに「ありがとねー (´▽`*)」とベタベタ絡み過ぎて「食事の邪魔するな!ヽ(#`Д´)ノ」と怒られた。ご,ごめん……。
わたしもだいぶ馬語が分かるようになった。