2020年12月6日(日) 天気 晴れ

♪ まいにち まいにち ぼくらはレッスンで
♪ ひとに のられて いやになっちゃうよ
♪ あるあさ ぼくは クラブのおじさんと
♪ けんかして 厩舎を とびだしたのさ
♪ はじめて 走った 馬場の外
♪ とっても きもちが いいもんだ
♪ おなかが すくのは 困るけど
♪ 外は ひろいぜ 野草もあるぜ
♪ 近所の ひとたち おどろいて
♪ ぼくの 走りを ながめていたよ
※こちらのメロディーでお楽しみください。
練習馬の悲哀を歌った名曲ですね。(嘘です)
さて,今日も練習(´∀`*)♪
パートナーは黒馬くん。
馬房に迎えに行ったのだけれど,午後の遅い時間帯に行ったので,黒馬くんの気分は完全に 「本日の営業は終了しました」 となっていた。
つまり,重かったのだ(^_^;)
いつも重いお馬さんだけれど,今日は特に重かった。
他の人のレッスンの関係で,最初に少し外の広い馬場の周囲を常歩+軽速歩して,その後インドアに移動したのだけれど,移動の際に洗い場の前を通ったら「終わりだ!」と勘違いしたらしく,そのまま素通りさせられて馬場に入った頃には完全にやる気を失ってしまっていた。
一応発進するけれど,常歩はのろのろ。速歩は何度か拍車を使ってようやく発進。今にも常歩になりそうな超スローな速歩。鞭を使用するがあまり効かない。今日は左手前が何故かものすごくやりづらかった。自分の乗り方が悪いのかと,馬を止めてバランスをチェックしたりする。
ただの軽速歩の蹄跡行進なのに,追い過ぎて息が上がりまくる。(;´Д`)
な,なにこの運動量! 馬全然疲れてないのに人間こんなに疲れちゃダメじゃないの!?
確かに運動不足解消のために乗馬に来ている面はあるけれど,ここまでハードモードにならなくても……!(;´Д`)ハーハー
本当に,こんなに動かないのも久しぶりなくらい動かなかった。
これはもしかしたら,動かすだけで1鞍終わるかもなと,頭をよぎった。
来週はクラブの競技会があって出場予定だったけれど,今日はもう馬を動かすだけで終わるんだ!(´;∀;`)
見かねた指導員さんが追い鞭を持ってきた。
ほら出てきちゃったよ,追い鞭!Σ(=゚ω゚=;)
馬場に停止していた黒馬くんは,近づいてきた指導員さんを不服そうに見つめていた。
馬 「ぼく,もう午前中に1鞍お仕事したもん( -д-)ノ」
指導員さん 「ちび馬くんだってアパルーサだって鹿毛子だって,みんな2鞍お仕事してるんだよ!?(`・д・´)」
馬 「……(-ε-)ブーブー」
小夏 「あ,あと15分くらいだから頑張ろう! ね!?(´∀`;)」
従業員(馬)に気をつかう小夏。
指導員さんに,「鞭は肩よりも腰がいいかもしれないですね」と言われて,軽速歩中に腰に入れたら速くなったので,「あ! やっと効いた!」と,このとき初めて手ごたえを感じた。
拍車も肩への鞭も効かなかったら,腰への鞭で効く場合がある。
覚えておこう。
指導員さんは追い鞭はほとんど持っているだけで使うことはなかったのだけれど,ぐいぐいやっていたらどうにか動きがマシになってきたので,駈歩の練習に入る。
今日の黒馬くんはとっても重かったのだけれど,駈歩の発進にはそんなに苦労しなかった。
動きが遅いのと,駈歩になるかどうかって,もしかしたらあまり関係ないのかもしれない。
左右の手前で馬場を何周かして,10mの巻き乗りも行う。
10mの巻き乗りを行うと,いつも3級の試験のときを思い出す。
重くてひやひやしていたけれど,駈歩のまま巻き乗りしてくれた。
指導員さんは馬場の周囲に沿って地上横木を並べ始めた。
障害飛越の練習に入るのだ。
小夏 「とても障害を跳べる気がしないです(´;∀;`)」
指導員さん 「大丈夫。追い鞭があるから.。゚+.(`・ω・´) ゚+.゚」
追い鞭で追われて障害跳ぶなんて,相当マズイ状況だ。
何とか頑張って走ってもらおう。
駈歩で地上横木通過。
踏み切りが合わないと,黒馬くんは横木通過後に速歩になってしまう。
それでも,きちんと踏み切りが合っていれば,そのまま駈歩で通過してくれる。
何度か繰り返して,地上横木がクロスバー障害になる。まずは軽速歩で。
速度が上げられず,直前で黒馬くんは止まってしまった。
勢いが足りなかったらしい。
いや,きみね,「勢い足りなくて跳べません」って,勢い出したくて鞭まで入れたのに出さなかったのはきみだからね!?('A`|||)
解せない気持ちで再挑戦。脚で強めにガツガツやってさっきよりも勢いをつけたら跳んでくれた。
できるじゃん!ヽ(TдT;)ノ
反対側からもジャンプ。軽速歩だと勢いをつけづらくて大変なので,駈歩で行く。
クロスの3歩先に低い垂直障害が組まれる。連続障害。ここからはもうずっと駈歩で。
ジャンプ時にわたしが抑え気味なところがまだあるから,手綱をゆるくして前に出すようにとアドバイスされる。まだこの課題は完全には克服されていない。気をつけなくちゃ。
これも反対の手前でもジャンプする。
馬場の対角線上の中央に,斜めに垂直障害が組まれる。
右手前でさっきの2つの障害を跳んだ後,続けて走らせてそれを跳ぶ練習。
ところが黒馬くんは,その中央の障害の前で止まってしまった。
ヽ(TдT)ノ
このお馬さんは,急停止したり横に逃げたりすることはほとんどしないのだけれど,一気にエネルギーが抜けていくような,緩慢な止まり方をする。
指導員さんとわたしで,わずかに沈黙する。
黒馬くんは,何かに驚いたとか,恐くて跳べなかったとか,そういうのではなくて……どうも「ちょっと止まってみようかな♪」という甘えを発揮したようだぞということで見解が一致した。
小夏 「1回,この(中央の)障害だけ跳んでいいですか?(´・ω・`;)」
指導員さん 「はい(; -д-)」
ぐるっと回転して駈歩を出し,「うおりゃー! 跳べー!(;`・д・´)」と向かわせたら,黒馬くんはあっさり中央の障害を跳んだ。
大袈裟に愛撫して「そうそうそう! 跳ぶんだよ!」と伝える。
中央の障害も1回跳べたので,最初の2つの障害から通して走行。
無事3つの障害を跳ぶことに成功した。
次に,3つ目の障害を跳んだら左に回って,垂直障害を跳ぶコース。
「新しい障害を跳ばない」ということをやらかしたので,事前に追加した4つ目の障害と,更にその先(5歩または6歩の距離)を跳ばせる。
微妙に合わなかったけれど,まあ嫌がらずに跳んでくれた(´∀`;)
ラスト。今日の練習で使った障害5個をすべて通して走行する。
そこそこ上手くできたので,レッスンは終了。
や,やっと,終わった……!
なんか動かすことに全力を尽くし続けた30分だった!
明日絶対筋肉痛だ!
しぶしぶでも動いてくれて,最後にはちょっと調子もよくなっていた黒馬くんに労いの言葉をかける。
ありがとね。頑張ってくれたね。
お手入れをしておやつをあげる。
夕飯の用意された馬房にご機嫌な様子で帰っていく黒馬くん。
思い通りに動かなくても,お馬は可愛い(*´ -`)(´- `*)笑
その後,馬具を片付けたり,洗い場や通路の掃除をしたりしていたら,周囲はあっという間に暗くなってしまった。
日が短くなったなぁ。
着替えて,白い息を吐きながら家に帰った。

♪ まいにち まいにち ぼくらはレッスンで
♪ ひとに のられて いやになっちゃうよ
♪ あるあさ ぼくは クラブのおじさんと
♪ けんかして 厩舎を とびだしたのさ
♪ はじめて 走った 馬場の外
♪ とっても きもちが いいもんだ
♪ おなかが すくのは 困るけど
♪ 外は ひろいぜ 野草もあるぜ
♪ 近所の ひとたち おどろいて
♪ ぼくの 走りを ながめていたよ
※こちらのメロディーでお楽しみください。
練習馬の悲哀を歌った名曲ですね。(嘘です)
さて,今日も練習(´∀`*)♪
パートナーは黒馬くん。
馬房に迎えに行ったのだけれど,午後の遅い時間帯に行ったので,黒馬くんの気分は完全に 「本日の営業は終了しました」 となっていた。
つまり,重かったのだ(^_^;)
いつも重いお馬さんだけれど,今日は特に重かった。
他の人のレッスンの関係で,最初に少し外の広い馬場の周囲を常歩+軽速歩して,その後インドアに移動したのだけれど,移動の際に洗い場の前を通ったら「終わりだ!」と勘違いしたらしく,そのまま素通りさせられて馬場に入った頃には完全にやる気を失ってしまっていた。
一応発進するけれど,常歩はのろのろ。速歩は何度か拍車を使ってようやく発進。今にも常歩になりそうな超スローな速歩。鞭を使用するがあまり効かない。今日は左手前が何故かものすごくやりづらかった。自分の乗り方が悪いのかと,馬を止めてバランスをチェックしたりする。
ただの軽速歩の蹄跡行進なのに,追い過ぎて息が上がりまくる。(;´Д`)
な,なにこの運動量! 馬全然疲れてないのに人間こんなに疲れちゃダメじゃないの!?
確かに運動不足解消のために乗馬に来ている面はあるけれど,ここまでハードモードにならなくても……!(;´Д`)ハーハー
本当に,こんなに動かないのも久しぶりなくらい動かなかった。
これはもしかしたら,動かすだけで1鞍終わるかもなと,頭をよぎった。
来週はクラブの競技会があって出場予定だったけれど,今日はもう馬を動かすだけで終わるんだ!(´;∀;`)
見かねた指導員さんが追い鞭を持ってきた。
ほら出てきちゃったよ,追い鞭!Σ(=゚ω゚=;)
馬場に停止していた黒馬くんは,近づいてきた指導員さんを不服そうに見つめていた。
馬 「ぼく,もう午前中に1鞍お仕事したもん( -д-)ノ」
指導員さん 「ちび馬くんだってアパルーサだって鹿毛子だって,みんな2鞍お仕事してるんだよ!?(`・д・´)」
馬 「……(-ε-)ブーブー」
小夏 「あ,あと15分くらいだから頑張ろう! ね!?(´∀`;)」
従業員(馬)に気をつかう小夏。
指導員さんに,「鞭は肩よりも腰がいいかもしれないですね」と言われて,軽速歩中に腰に入れたら速くなったので,「あ! やっと効いた!」と,このとき初めて手ごたえを感じた。
拍車も肩への鞭も効かなかったら,腰への鞭で効く場合がある。
覚えておこう。
指導員さんは追い鞭はほとんど持っているだけで使うことはなかったのだけれど,ぐいぐいやっていたらどうにか動きがマシになってきたので,駈歩の練習に入る。
今日の黒馬くんはとっても重かったのだけれど,駈歩の発進にはそんなに苦労しなかった。
動きが遅いのと,駈歩になるかどうかって,もしかしたらあまり関係ないのかもしれない。
左右の手前で馬場を何周かして,10mの巻き乗りも行う。
10mの巻き乗りを行うと,いつも3級の試験のときを思い出す。
重くてひやひやしていたけれど,駈歩のまま巻き乗りしてくれた。
指導員さんは馬場の周囲に沿って地上横木を並べ始めた。
障害飛越の練習に入るのだ。
小夏 「とても障害を跳べる気がしないです(´;∀;`)」
指導員さん 「大丈夫。追い鞭があるから.。゚+.(`・ω・´) ゚+.゚」
追い鞭で追われて障害跳ぶなんて,相当マズイ状況だ。
何とか頑張って走ってもらおう。
駈歩で地上横木通過。
踏み切りが合わないと,黒馬くんは横木通過後に速歩になってしまう。
それでも,きちんと踏み切りが合っていれば,そのまま駈歩で通過してくれる。
何度か繰り返して,地上横木がクロスバー障害になる。まずは軽速歩で。
速度が上げられず,直前で黒馬くんは止まってしまった。
勢いが足りなかったらしい。
いや,きみね,「勢い足りなくて跳べません」って,勢い出したくて鞭まで入れたのに出さなかったのはきみだからね!?('A`|||)
解せない気持ちで再挑戦。脚で強めにガツガツやってさっきよりも勢いをつけたら跳んでくれた。
できるじゃん!ヽ(TдT;)ノ
反対側からもジャンプ。軽速歩だと勢いをつけづらくて大変なので,駈歩で行く。
クロスの3歩先に低い垂直障害が組まれる。連続障害。ここからはもうずっと駈歩で。
ジャンプ時にわたしが抑え気味なところがまだあるから,手綱をゆるくして前に出すようにとアドバイスされる。まだこの課題は完全には克服されていない。気をつけなくちゃ。
これも反対の手前でもジャンプする。
馬場の対角線上の中央に,斜めに垂直障害が組まれる。
右手前でさっきの2つの障害を跳んだ後,続けて走らせてそれを跳ぶ練習。
ところが黒馬くんは,その中央の障害の前で止まってしまった。
ヽ(TдT)ノ
このお馬さんは,急停止したり横に逃げたりすることはほとんどしないのだけれど,一気にエネルギーが抜けていくような,緩慢な止まり方をする。
指導員さんとわたしで,わずかに沈黙する。
黒馬くんは,何かに驚いたとか,恐くて跳べなかったとか,そういうのではなくて……どうも「ちょっと止まってみようかな♪」という甘えを発揮したようだぞということで見解が一致した。
小夏 「1回,この(中央の)障害だけ跳んでいいですか?(´・ω・`;)」
指導員さん 「はい(; -д-)」
ぐるっと回転して駈歩を出し,「うおりゃー! 跳べー!(;`・д・´)」と向かわせたら,黒馬くんはあっさり中央の障害を跳んだ。
大袈裟に愛撫して「そうそうそう! 跳ぶんだよ!」と伝える。
中央の障害も1回跳べたので,最初の2つの障害から通して走行。
無事3つの障害を跳ぶことに成功した。
次に,3つ目の障害を跳んだら左に回って,垂直障害を跳ぶコース。
「新しい障害を跳ばない」ということをやらかしたので,事前に追加した4つ目の障害と,更にその先(5歩または6歩の距離)を跳ばせる。
微妙に合わなかったけれど,まあ嫌がらずに跳んでくれた(´∀`;)
ラスト。今日の練習で使った障害5個をすべて通して走行する。
そこそこ上手くできたので,レッスンは終了。
や,やっと,終わった……!
なんか動かすことに全力を尽くし続けた30分だった!
明日絶対筋肉痛だ!
しぶしぶでも動いてくれて,最後にはちょっと調子もよくなっていた黒馬くんに労いの言葉をかける。
ありがとね。頑張ってくれたね。
お手入れをしておやつをあげる。
夕飯の用意された馬房にご機嫌な様子で帰っていく黒馬くん。
思い通りに動かなくても,お馬は可愛い(*´ -`)(´- `*)笑
その後,馬具を片付けたり,洗い場や通路の掃除をしたりしていたら,周囲はあっという間に暗くなってしまった。
日が短くなったなぁ。
着替えて,白い息を吐きながら家に帰った。