2021年8月21日(土) 天気 くもり 時々 雨

zubottySINEDSC01610197_TP_V

流鏑馬再開後2回目です(*・ω・)ノ

本日の目標 ☆*゚ 「2回以上的に当てる」゚*☆

前回は5走して1回だけ的に当たったので,今回は2回以上当てることを目標にしていました。

天気が不安定で心配していましたが,クラブに到着して流鏑馬のレッスンが終わるまで雨は降らず!(本当は前の週もレッスンの予定だったのですが,災害級の大雨のためキャンセルしていました。)とってもラッキーでした。

到着して,まずは弓の練習。(=゚ω゚)人(゚ω゚=)!
今回は弦もちゃんと自分で張れました。(*^_^*)
弓矢を持って,森の中の練習場へ。
前回知り合った女性も来ていたので,一緒に練習します。

普段の生活の中で,弓の練習はなかなかきでないので,真剣に取り組みます。
皮手袋が矢と弦に挟まれる現象は何故か激減していました(よかったけど,何でだろう?)。
前回よりは速く正確にできるようになってきた気がします。(*'-'*)

とにかく,弓を使うことも,馬に乗ることも楽しいです(*´ェ`*)♪
上手くできなかったとしても,面白くて,楽しいんですよね♪
何でなんだろう。

夢中になってやっているうちに,あっという間に馬に乗る時間がやってきて,弓の練習場から厩舎のある所まで戻ります。
ちなみにやぶ蚊に3か所くらい刺されて痒かったです(^_^;)
森の中で作業する予定がある方は,虫よけをしておくことをおすすめします。


そして,今日のパートナーも前回と同じ,大きな黒いお馬さんでした(●´ω`●)♪
馬って接すれば接するほど愛情が湧いてくるので不思議です。
こんな1トン近い体重の巨大な生き物を「子どもみたいで可愛い(*´∇`*)」と思えちゃうあたり,馬の魔力に憑りつかれているような気がします。

ウエスタン鞍の付け方が分からないので,スタッフの方が馬装してくれているのを,アブ叩きしながら眺めていました。
これからもずっと乗るなら,ウエスタン鞍の付け方も覚えたほうがいいかな。
ちなみに,「流鏑馬ではウエスタン鞍を使用する」というわけではなく,ブリティッシュの鞍で乗っている方もいるし,本来和装で乗るので和鞍を使うこともあるようです。
ただ,このブルトンのお馬さんは巨大なので,大きいウエスタン鞍でないと付けられないのだとスタッフさんが話していました。

余談になるけれど,いつも通っている乗馬クラブの指導員さんが,以前雑談の中で「和鞍は尻が痛くなる」と話していたことを覚えていて,わたしは和鞍に怯えています……(^_^;)
いつか和鞍に乗る機会もあるのかな。乗りにくかったりするのかな。

さて,準備が済んだので騎乗して,森の中の練習場所に向かいます。
弓と矢はスタッフさんが全員分を持って来てくれるので,最初は素馳せをするために何も持たずに馬を進めていきます。
この日はわたしの他に3人の女性がいたので,合計4人と4頭での練習です。
いつも来ているらしい女性は「今日は賑やかだねー♪」と楽しそうに話していました。

そういえば,わたしはこれまで流鏑馬の練習で男性の騎手に会ったことがないのだけれど(スタッフは別),何でなんだろう? 流鏑馬はもともと神事だから,男性のほうが馴染み深いと思うのだけれど。
日本の乗馬人口は女性のほうが多いと聞いたことがありますが,通っている乗馬クラブがジャンピング専門で体育会系のためか,男女比は半々くらいで,あまりそういう実感はなかったんですよね。
やっぱり日本の馬乗りは女性のほうが多いのでしょうか? 何故?


今日は4人+4頭での練習になったけれど,皆わたしよりも上手な経験者なので,わたしの順番は最後になります。
わたしが乗る黒のブルトンくんは,「初心者向けの走らない系の馬」らしいのですが,何故かこの日はものすごくやる気を出していて,ただ歩かせているだけで前進気勢がすごくて,すぐ走り出そうとするので抑えながら走路を進みました。

最初の素馳せは速歩で行うのですが,その時点で駈歩になろうとするので「速歩だよ!(゚Д゚;)!!」などと声をかけながら手綱を握りしめていました。(速歩での素馳せではすぐ前に他の人馬がいるので突っ込みそうで冷や冷やしていました。)

再び走路を戻って,今度は一頭ずつ駈歩での素馳せ。
馬だまり(という走り出す前の馬が待機している場所)まで行って順番を待っていたのですが,前の2頭が出走した時点で落ち着きがなく,「おれは行くぜ!」とばかりに走り出してしまったので,本来4番目に出るはずなのに抑えきれず,「ごめんなさーい!・゚・(ノД`;)・゚・」と叫びながら3番目に出走。
わたしの直前に出るはずだった方,本当にすみませんでしたm(_ _;)m

鐙を短めにしたためか反動が少し大きく感じられて,「あれ? あれ?」と乗りやすい方法を探りつつ,途中からは安定して両手も放せたのでよかったです。
ブルトンくんは走路の最後まで駈歩で爆走してくれました。

この後の練習でも,「走らない馬」のはずのブルトンくんが走路の最後まで自主的に走り抜けてくれました(最後の2走はさずがに疲れたのか,三の的の前あたりで速度を落として速歩になってしまったけれど)。
見ていたお姉さんたちが「彼女(小夏)が乗ると走る……!」と話していたので,いつものクラブの競技会で,何故かわたしが乗ると走ると言われている超絶重い黒馬くんのことを思い出しました。

わたし……馬に何かしてる……?

今日は拍車も付けてないんだけどなあ('д` ;)?


そんなこんなで素馳せを終え,弓矢を持って一走目。
前を行くベテランさんたちが打つ矢が的に当たる「パァンッ!」という爽快な音を聞きながら,「いつかあんな風に出来たらいいなぁ(*´∇`*)」なんてのんびり話してしました。

走路の端までスタッフさんがブルトンくんを連れて行ってくれて(走り出そうとするので「まだ走るんじゃねぇ!」という怒りで抑えながら連れて行ってくれました),出走。

いつも思うけれど,この馬だまりから直線の走路に出るまでのカーブが結構キツくて,しかも馬はそこから急発進するわけなので(乗馬での駈歩よりも速い襲歩に感じられる),慣れるまで若干の恐怖を感じます。外側に振り落されないように,わたしは割と大袈裟なくらい内側に体重かけてバランスを取っています。たぶんだけれど,まったく乗馬経験がなかったりすると,ここで振り落されるなんてケースもゼロではないだろうなという気がしています(だから慣れないうちはスタッフが走路の端まで馬を抑えて連れて行くのだろうけれど)。

最初は身体を安定させられず,危ないので一の的は見送ることに。
余裕を持って立ち乗り。二の的。なんと当たった!
パァンッ!って鳴ったよ! オオーw(*゚o゚*)w

急いで矢を取りセットして三の的。
うーん,当たらん……!

「難しい~('∀` ;)」 と感想を口にしながら,走路の端へ。
でもベテランの方たちは 「これ(再開して)2回目なんでしょ!? すごいね!」 と褒めてくださいました。

この後も似たような感じで,当たったり当たらなかったり。
「矢をセットできなくて射ることができない」というケースは,前回よりもだいぶ減りました。
的,よく見て! 落ち着いて!

それから,三の的にいた会長さん(弓上手)が「しっかり振り分けろ!」とアドバイスしてくださったので,それ以降気を付けるようになりました。

矢をセットして立ち乗りして弓を振り分ける」 これが的を狙うまでに行っておく動作。

わたしは的が来るまでに「弓を振り分ける」ことがしっかり出来ていなかった模様。つまり,動作が遅かったのです。

わたしは何となく,ジャンプをするときのように,「打つ瞬間だけ立ち乗りをする」感覚でいたのだけれど,たぶん流鏑馬では,思っているよりもずっと長い距離を立ち乗りで通過することになるのだと思います。

立ち乗りをして弓を振り分けて的を狙うまで,外から見ればコンマ何秒の世界なのだろうけれど,実行している身としては割と長く感じられる時間です。

後半の練習では,スタッフの手を借りずに走路まで自分で馬を誘導して走り出せるようになったので,ちょっとだけ上達したように感じられて嬉しかったです。

結局5走して,この日的に当たったのは合計で4回でした。
目標は「2回以上的に当てる」だったので,めでたく目標は達成!
おめでとう~ヾ(=^▽^=)ノ♪ ヾ(´ω`=´ω`)ノ♪


ちなみにブルトンくんは走り出す前と走り終わった後と帰りの走路で,必ず道草を食うのだけれど(文字通り道の草を食べる),この日はこの草を食べるのに夢中になり過ぎたのと,自分の出番を勘違いしたり(「待ってろ」と言われてるのに出ようとする),言うことを聞かないことが多過ぎて,途中で一度スタッフから本気モードで叱られていました。

乗っている馬がスタッフから全力で怒られているときの,騎乗している人間のいたたまれなさと言ったらもう……('A` |||)

馬が横に逃げたり不測の動きをするから怖いのと,自分も叱られている気分になってしょんぼりするのと,とにかく気まずい時間が流れます。
でも人間が安全に乗馬をするために,「(馬にとって)恐い人」っていうのは必要なんだなと思いました。「恐怖を与える存在」ではなく,「自分より上位の恐れる存在」。これがいないと,たぶん,乗馬クラブは馬の無法地帯になって崩壊するような気がします。

何を隠そう,今日のわたしは,帰りの走路で道草を食おうと首を伸ばしたブルトンくんに引っ張られ,手綱と鞍の間に指を挟んで(流鏑馬では手綱が鞍に短く括り付けられているので隙間がない),左手の薬指を負傷しました。病院でレントゲン撮ったら骨にヒビが入っていて,しばらくは無理できなくなりましたよ(´∀`;)

めちゃくちゃ痛かったのですが,その状態で最後の一走に挑んで,しかも1つ的中させたので,自分を褒めてあげたいと思います。


というわけで,目標も達成し,流鏑馬の練習自体はよかったものの,指を負傷してしまったので,練習後は治療を受けていて馬の片付けもできずに申し訳なかったです。今後怪我をしないように気を付けます。

もうちょっと頑張りたいな。
課題はどちらかと言うと弓のほうかな。
上級者になったら馬の操作とかもやらないといけないのかもしれないけれど,今の時点では自動的に走ってくれる馬に甘えて,弓の練習に集中しようと思いました。


いつも応援ありがとうございます♪

・馬術ランキング
にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村