2021年10月24日(日) 天気 晴れ

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今日も今日とて練習。
10月は試合と流鏑馬を含めて馬に乗るのは今日で7回目。

だいぶ気温が下がってきて,馬たちはみんな馬着を着る季節になりました。
馬は既に冬毛に衣替え済みで,もふもふで手触りが良いです(●´ω`●)♪

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今日もとても天気がよかった。
暑くもなく,寒過ぎもせず,最高の乗馬日和。

最近の話だけれど,乗りやすかったクラブ馬の良いコの栗毛くんに,いつの間にかオーナーさんがついていた。
馬にとってもクラブにとっても,オーナーさんがつくことはいいことなのだろうけれど,わたしは練習で乗れなくなってしまうので残念だった(´;ω;`)

わたしは自分の馬を持っていないので,いつもクラブ所有の馬に乗っている。
だから乗れる馬は数頭に限られる。他の人の馬には基本的に乗れないから。

前から馬術という競技に対して薄々感じてはいたのだけれど,財力のある人のほうがより良い馬に乗って良い成績を残すのって,スポーツとして何かフェアじゃないというか,この仕組み何とかならないのかなと思う。

まあ,わたしの場合は,良い馬に乗ったところで良い成績を残せるとは限らないので,まずは自分の技量を上げることに集中したほうがいいのだけれど (´▽`;)

さあ,考えても仕方ないことを考えるのはやめて,練習頑張ろう!
お金があろうがなかろうが,活躍しようがしまいが,馬が可愛いことには違いない。


……なんてことを考えながらクラブに到着すると,今日のわたしのパートナーは,なんとお初のお相手だった。
クラブ所有の馬で,前からいるけれど,初心者向けではないらしく,これまで縁がなかったのだ。

暗目の鹿毛の大きいお馬さん。(最近小さいアパルーサにばかり乗っていたので大きく見えるだけで,普通サイズだと指導員さんは言っていた。)
馬房の性別は「牡」になっているけれど,去勢していないのだろうか? セン馬になっているけれど,書き換えを忘れているのだろうか?

とにかく,はじめまして。
洗い場に繋がれていた馬の鼻に手を近づけて,においを嗅いでもらう。
初めて乗るけど,よろしくね。

指導員さんに「背中が弱い馬なので軽く乗ってください」と注意され,そっと騎乗する。
そうなのか。背中を痛めやすいのね。ガツガツぶつけないように,頑張って軽めに乗るね。

外のドレッサージュ馬場で,まずは常歩で蹄跡行進。
ほわあぁぁぁ(*゚▽゚*) こんな感じかぁ。
背が高くて,軽い扶助でのびのび動いてくれる。

馬に乗るといつだって,新鮮で嬉しい気持ちになる。

途中から指導員さんの指示が出て,軽速歩(ちなみに,このお馬さんの背中のことを考えて,この日の速歩はすべて軽速歩で行いました)。
すぐに速歩になるし,すいすい動く。

鞍をゆるく着けていたので途中で止めて一度締め直し,鐙もめちゃ長くしていたので少し短くする。

軽速歩で20mの輪乗り。
何度か続けて,手前を替えて同じことを繰り返す。

その後駈歩。割とすんなり発進。継続もしてくれる。
20mの輪乗りもちゃんとできる。
でも今までのお馬さんと違って敏感なので,少しでも拍車が触れると加速してしまう。
指導員さんに注意されて,かかとをグーッと下げて腿を内転させる感じで触れないように気を付ける。
駈歩の背中の感触は乗りやすくて良い感じ。
草原とかこの馬さんで疾走したら気持ちよさそう。

駈歩で斜め手前変換。中央から速歩,蹄跡に戻って常歩。
次の斜め手前変換は駈歩から速歩,そして常歩に移行してすぐに駈歩発進。
やっぱり短い距離で常歩にするのは難しいけれど,できなくもないので良い感じ。

駈歩で10mの巻き乗りも行う。
途中で速歩になるようなこともなく,普通に実現できた。
でも走っている途中で首をブンブン振り回しているので「首回さないでー(笑)」と笑いながら馬にお願いしてしまった。
のちに,このお馬さんは,駈歩を始めると首を回したりハミを外そうと首を曲げたりするクセがあるのだと教えてもらった。

さて,ここまでやって,指導員さんは反対駈歩の練習をするかどうか迷い始めた。
というのも,この指導員さんは,このお馬さんが反対駈歩をしているのを見たことがないのだそうだ。
10mの巻き乗りはできたので,試しにやってみようということになった。

右手前の駈歩で蹄跡を進む。
10mの半巻をして,そのまま蹄跡に戻り,短い区間の反対駈歩に挑む。
1級馬場 ⑪
1級馬場 ⑫


できた!Σ(・ω・ノ)ノ

わたしの苦手な右手前からの反対駈歩だったのに!
すんなりB地点に戻ってM地点まで反対駈歩してくれた。

あれれ,あれれ?(=゚ω゚=;) ←まだ信じられない。

Mから速歩して,Cでまた駈歩発進。
まぐれだったんじゃないかと半信半疑のまま,左手前からの反対駈歩に挑む。
10mの半巻をして……
1級馬場 ⑬
1級馬場 ⑭

できた!!! Σ(=゚ω゚=;)

ええー? できた!?
え,何これ,馬のおかげ?

何故か知らないけれど,初挑戦した反対駈歩が,左右両方とも成功してしまった。
す,すごいぞ!w(*゚o゚*)w

馬にもそれぞれ得意不得意があるのだろうなと思った。
たぶん,このお馬さんは,反対駈歩が割と得意な馬なのだ。


ここまでポイント練習ではそれなりに出来ていたので,A3課目の経路を1回通してやってみることになった(ただし速歩パートは正反動ではなく軽速歩で)。

まず最初の中央線を進む部分。
1級馬場(入場)
左右にすごいフラフラする(´Д⊂;)
X地点からやや左にずれて停止。
な,なんで真っ直ぐにできないんだろう。

1級馬場 ①
1級馬場 ②
斜め手前変換。自分でもはっきり分かるほど歩度がぐんぐん伸びる。

1級馬場 ③
勢いが付き過ぎて(あと,経路を若干忘れかけて…),Aを少し過ぎてしまってから中央線に入り,右と左に10mの巻き乗り。
1級馬場 ④

また歩度を伸ばす。気持ちいいほど伸びる。
1級馬場 ⑤

常歩パート。
1級馬場 ⑥
元気に歩いてくれるけれど,やっぱり左右にフラフラして真っ直ぐにするのが大変。

駈歩発進して15mの輪乗り。
1級馬場 ⑦
スムーズに行える。

苦手なシンプルチェンジ。
1級馬場 ⑧
駈歩から速歩,そして常歩。
常歩にするまでやや苦労したけれど,常歩になったらすぐに次の駈歩発進できた。

1級馬場 ⑨
15mの輪乗りは特に問題なさそう。

1級馬場 ⑩
2回目のシンプルチェンジ。
1回目よりはよくできたかも。

さあ反対駈歩!
1級馬場 ⑪
1級馬場 ⑫
これがもう,拍子抜けするくらいできてしまうんですよ……。
1級馬場 ⑬
1級馬場 ⑭
こちらも成功。
今まで苦労していたのは何だったんだろう……。

最後の駈歩。勢いよく走る。
1級馬場 ⑮
最後行きすぎないように小回りして中央線に入る。
中央線に入るまではよかったけれど,まっすぐ進まず,やっぱりやや左に寄ってから(何故だ!?)停止。


まあ,初めて乗ったお馬さんにしては,よくできてたかなぁ?(´∀`;)
指導員さんも「明らかに出来ていないという部分はなかった」とおっしゃっておりました。

ただ,細かい不出来な点はたくさんありまして。
駈歩で勢いがついていると,隅角が浅くなる点などを指摘されました。
ちなみに真っ直ぐ進めないのは,わたしのわずかな体重移動が馬の運動に影響を与えてしまっているかららしいです。
そうなんだ……わたしのシートへの体重のかけ方で馬の動きが変わるなんて……。
敏感なお馬さんなんだなぁ。

基本的によく動いてくれるので,とても乗りやすいお馬さんでした(*´∇`*)
お馬さんはやり遂げた達成感なのか,ドヤ顔をしながら帰路についていました。
背中が痛くないといいな。

お手入れしておやつをあげて,馬房に戻す。
もふもふの可愛いお馬さん。
また乗ることがあるかも。
そのときはよろしくね(^^)/♪


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