2021年12月4日(土) 天気 晴れ
12月になりました。
寒くて寒くて、震えながら乗馬クラブへ。「馬に乗ればあったかくなりますよ」とスタッフに笑われながら、パートナーになる馬を馬房に迎えに行く。
10月の試合の後に初めて乗って、12月の試験に一緒に出ることになったお馬さん。よく動くのに大人しくして人懐こくて可愛いのだ(●´ω`●)
最初に担当してくれた指導員さんから「この馬は背中が痛いから軽速歩で」と聞いていたのに、他の指導員さんは誰もそんな話はしておらず、今日はわたしがそのことを伝えると「痛いというより敏感なんですよ」と返された。「速歩、正反動で乗っていいですよ」って。w(゜o゜)w
乗れるならそれに越したことはないよね。でもやっぱり心配だから軽めに乗っておこうかな(^_^;)
馬装をして、ドレッサージュ馬場へ。今日も馬場は20×60になっていたので、わたしが常歩や軽速歩で準備運動をしている間に、指導員さんが馬場の表示を置き換えてくれていた。
速歩で蹄跡行進していると、指導員さんから「それ以上顔上げさせないで」と指示が入った。ハミを左右ですべらせて受けさせてと。
このお馬さんは本当は障害馬なので(本気を出せば120跳べるらしいが、臆病なので跳べない時はクロスでも止まる)、顔を下げる(顎を引く?)ことが習慣づいていない。
走っていると頭を振り回し、ハミを外そうしてくる。
……馬場の試合に顔を上げる癖のある馬で出場しようなんて、わたし、もしかして、すごく無謀なことしようとしてる……?(^_^;)
首を丸めるよう心がけるくらいしかできないけれど、精一杯やるしかないよね(>_<)
巻き乗りをして、駈歩をして、半巻きして反対駈歩をして、シンプルチェンジをして、ひととおりポイント練習は終えたので、経路を踏むことに。
ここで、前回の試合、10月に同じ課目で出場した際の採点表を見直してみようと思う。
①尋常速歩で入場 停止 - 不動 - 敬礼 尋常速歩で発進【5】
②左手前蹄跡に入る 歩幅を伸ばした速歩 尋常速歩【5】
③中央線に入る 右へ直径10mの巻き乗り【5】
④続いて左へ直径10mの巻き乗り【5】
⑤右手前蹄跡に入る 歩幅を伸ばした速歩 尋常速歩【5】
⑥中間常歩 斜め手前変換、手綱を伸ばした常歩(軽いコンタクト) 中間常歩【5】
⑦右尋常駈歩で発進 尋常駈歩【5】
⑧右へ直径15mの輪乗り【5】
⑨斜め手前変換、尋常駈歩 シンプルチェンジ 尋常駈歩【4】
⑩左へ直径15mの輪乗り 尋常駈歩【5】
⑪斜め手前変換、尋常駈歩 シンプルチェンジ 尋常駈歩【4】
⑫右へ直径10mの半輪乗り、Bに向かって進む 反対駈歩 尋常速歩【4】
⑬左尋常駈歩で発進 尋常駈歩【5】
⑭左へ直径10mの半輪乗り、Eに向かって進む 反対駈歩 尋常速歩【5】
⑮右尋常駈歩で発進 尋常駈歩【5】
⑯中間駈歩 尋常駈歩【4】
⑰中央線に入る 停止 - 不動 - 敬礼【4】
総合観察は【4】で、結果は46.316%。
1級の合格ラインは50%。
前回のままであれば、全体的に【5】なので、目立ったミスをして【4】が1つでも入るともうアウト!(´▽`;)
【4】だった箇所を【5】にする努力をして、ミスをしてもカバーできるように【6】になる箇所をつくらないと勝算はない。
でもなぁ、3級試験やA2(馬場2級)のときは、速歩で歩度を伸ばす部分や駈歩での輪乗りや巻き乗りは、ちゃんと【6】もらえてたんだよ……。(´・ω・`)
どうして前回は【5】だったのかな。アパルーサちゃん、そんなに動いてなかったのかな。(´-ω-`)?
先週の練習で手綱が長いのはダメだと気づいたので、短く持とうと心がけていたら、短く持ち過ぎてわたしの姿勢が前傾して拳の位置も上がってしまっていると、指導員さんから指摘を受けた。
何てこと……加減が難しいわ(。´Д⊂)!
手綱を伸ばしてでも、やや後傾するくらいの姿勢でやっとOKをもらう。
経路練習はまあまあな出来。
サクサク動いてくれるお馬さんなので、隅角は深く回れば綺麗に見えるし、歩度を伸ばす部分もメリハリがよくついてくれる。
常歩パートは神経使うのでヒヤヒヤする。元気に動かそうとすると加減によっては速歩になりかけるので、慌てて止める。顔を動かして真っ直ぐ進まないと、もう半分諦めた心境になる。
駈歩はすんなり発進。15mも綺麗に回る。
シンプルチェンジは、前より少しはよくなったけれど、課題は変わらず。指導員さんは「止めるくらいのつもりでいい」とアドバイスしてくれたので、そのくらいの勢いでやったら短い距離で常歩になってくれた。あと、前傾しようが何だろうが、馬場に斜めに入った時点で手綱を短く持ち直し、脚で追うのをやめると、敏感なお馬さんなので駈歩が遅くなって下方移行しやすくなることが分かった。
この部分の駈歩の速度って、少し変わっても大丈夫かな? 採点表には「尋常駈歩」「バランス/明確でスムーズな移行/3~5歩の質の良い常歩」とある。
とにかく、ちゃんと常歩になってシンプルチェンジが成功すればいいわけだから、減速してもいいよね??? (ちなみに指導員さんには何も言われなかった。)
2回目の15mの巻き乗りはうっかり忘れて、途中で思い出して行き過ぎてから回ったので、いびつな円になってしまった。
反対駈歩は2回経路を回ったので合計4回やったのだけれど、2回目の右手前からのやつだけ速歩になってしまい失敗した。
右手前からの反対駈歩は、成功率50%くらいだわ……。( ;∀;)
うーん……悪くもないけれど、良くもない演技だなぁ。合格点もらえるかどうか、ギリギリのところで、大きなミスをしたら一発アウトな気がする。
希望があるとすれば、このお馬さんはアパルーサちゃんよりも軽くてよく動くので、前回の総合観察所見に書かれていた「もう少し活発にすれば全体的に点数が上がります」の「もう少し活発に」をクリアするかもしれないということ。【5】だった箇所の半分でも【6】になれば、たとえ前回と同じ部分が全て【4】だったとしても50%を超える。
でも、この運動を審判員にどう判断されるのか、見当がつかない。やってみないと分からない。
いつものように、お馬さんのお手入れをして、おやつの人参をあげて、馬房に戻して、洗い場の掃除をして帰る。
頭でごちゃごちゃと色々なことを考えるけれど、本当に、やってみないと分からない。
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