2022年1月30日(日) 天気 晴れ

新年やっと3回目のレッスン。
よく晴れた日で、朝からクラブ周辺の田畑では野焼きが行われていた。
春が来る前に、枯れ草の中に潜んでいる害虫や害虫の卵を草ごと焼き払ってしまい、農作物の虫害を減らすために行っているらしい。
そのせいか、空気はどこも少し焦げ臭かった。
まだ寒いけれど、春に向けての準備は着々と進んでいる。
この日は午後から別の用事があるので、朝の時間帯にレッスンにやってきた。
来る時間帯によって、クラブ内の様子が違うのが興味深い。
例えば、朝のレッスンの後は、厩舎清掃が終わった直後なので、馬をふかふかの綺麗なおが屑の敷かれた馬房に戻すことになることとか。
朝には朝の仕事があり、昼には昼の仕事があり、夜には夜の仕事がある。そしてその時間ごとに、馬の様子も少しずつ違う。
面白いなぁと思う。
「少し違う雰囲気」というのを感じるのが、新鮮で大好きだ。
さて、今日のパートナーも、先週と同じ鹿毛子だった。冬毛がふわふわで、とても可愛い(*´ω`*)
指導員さんと手分けして高速で馬装を終え、インドアの馬場へ行く。
今日はわたしと鹿毛子のほか、アパルーサちゃんに乗る男性も一緒にレッスンを受けることになっていた。
アパルーサちゃんのことは知っているけれど、この男性のことは知らない。12月の試験のときに見かけたような気もする。
指導員さんは迷ったようだったけれど、順番は、わたしと鹿毛子が先、アパルーサと男性が後でレッスンが始まった。
常歩で蹄跡行進して、速歩発進して軽速歩。鹿毛子は本当に軽くて、動かすことにまったく苦労しない。
輪乗りをしたり、半巻きして手前を変えたり、各個に半巻きして順番を入れ替えるのも面白かった。
次に駈歩発進。
駈歩発進の合図は、馬によって伝わりやすかったり伝わりにくかったりするのだけれど、鹿毛子に関しては軽い扶助でサッと駈歩になるので、ほとんどストレスがない。
アパルーサちゃんは足が短いので、駈歩で先頭になると、鹿毛子に追いつかれてしまう。
こういうときも、ゆっくりな駈歩にできればいいのだけれど、なかなか微調整ができない。
駈歩でも巻き乗りをする。
次に蹄跡上に横木が置かれ、速歩で通過する練習。
2人馬ともできたので、今度は駈歩で通過。
踏み切り位置を合わせようと、わたしは馬の前肢の位置を気にしながら馬を走らせた。
このまま進むと、横木直前ではどのあたりになるのか……。
これまで馬に乗っていて、肢の位置はあまり気にしたことがなかったのだけれど、この感覚が掴めるようになるとだいぶ違うのではないかと思ったのだ。
ただの横木でもなかなか難しい。
レッスンの後半はペースコントロールの練習。
蹄跡上に2本横木が置かれ、その間を自分で決めた歩数で通過するというもの。
1つ目の横木の踏み切りを誤ると鹿毛子は速歩になってしまうので、まずはそこが合うように全力で頑張った。集中していると、不思議とそこそこ合ってくる。
ただし、通過後にもれなく加速するので気を遣う。
最初は「6歩で」と指示が出ていたのだけれど、6歩にしようとしたら途中で抑えなければならない。2つ目の横木の前で合わせるために抑えようとすると速歩になってしまうので、もっと前から抑えてと指導が入る。
ちなみに、同じことをしているアパルーサと男性はこれがめちゃくちゃ上手くて、6歩どころか7歩でもきっちり合わせられていたので、見ていて心底羨ましかった。
わたしだって……!そんな風にできるならしたいよ……!(。´Д⊂)
そして最後に事件は起こった。
鹿毛子が横木通過直後に暴走したのだ。
ただでさえ加速しがちな馬なのに、横木を跳ぼうとした瞬間に、外のトラクター(堆肥とか運んでたんだと思う)が大きな音を立てたことに怯えたのか、急加速して飛んでいった。
小夏「(°Д°)……!」
本当に、空中を滑るように、サーっと馬が疾走していった。
指導員さん「小夏さーん!(;°Д°)!!」
すんごいスピード出てるなとは思ったのだけれど、コントロールが効かない状態でもなかったので、そのまま馬場の周囲を走らせて、手綱と騎座と「ホー」という声かけで馬を止めさせる。馬場半周程度で止められて、本当によかったと胸を撫で下ろした。
指導員さん「冷や汗かいた(;^_^A」
指導員に冷や汗をかかせる女、小夏。
先週、わたしは「加速する馬を抑えられるようになってきた(^^)」と喜んでいたけれど、わたしに真に必要な技術は、「まず走らせない(暴走させない)」技術なのではと思えてきた。
そうだよ、まず、そうさせないことが必要なのでは……!(´Д`|||)
あまり良い状態ではなかったのだけれど、指導員さんは、わたしが爆走する馬でもコントロールを失わずに止めたことを評価してくださった。
ああ、難しいなぁ、馬は(;>_<;)
もふもふの冬毛を撫で回しながら乗馬後のお手入れをして、おやつの人参をあげる。
こんなに可愛くて大人しそうな顔してるのに、どうして走っちゃうのかねぇ、きみは(;´∀`)笑
いつも応援ありがとうございます♪

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新年やっと3回目のレッスン。
よく晴れた日で、朝からクラブ周辺の田畑では野焼きが行われていた。
春が来る前に、枯れ草の中に潜んでいる害虫や害虫の卵を草ごと焼き払ってしまい、農作物の虫害を減らすために行っているらしい。
そのせいか、空気はどこも少し焦げ臭かった。
まだ寒いけれど、春に向けての準備は着々と進んでいる。
この日は午後から別の用事があるので、朝の時間帯にレッスンにやってきた。
来る時間帯によって、クラブ内の様子が違うのが興味深い。
例えば、朝のレッスンの後は、厩舎清掃が終わった直後なので、馬をふかふかの綺麗なおが屑の敷かれた馬房に戻すことになることとか。
朝には朝の仕事があり、昼には昼の仕事があり、夜には夜の仕事がある。そしてその時間ごとに、馬の様子も少しずつ違う。
面白いなぁと思う。
「少し違う雰囲気」というのを感じるのが、新鮮で大好きだ。
さて、今日のパートナーも、先週と同じ鹿毛子だった。冬毛がふわふわで、とても可愛い(*´ω`*)
指導員さんと手分けして高速で馬装を終え、インドアの馬場へ行く。
今日はわたしと鹿毛子のほか、アパルーサちゃんに乗る男性も一緒にレッスンを受けることになっていた。
アパルーサちゃんのことは知っているけれど、この男性のことは知らない。12月の試験のときに見かけたような気もする。
指導員さんは迷ったようだったけれど、順番は、わたしと鹿毛子が先、アパルーサと男性が後でレッスンが始まった。
常歩で蹄跡行進して、速歩発進して軽速歩。鹿毛子は本当に軽くて、動かすことにまったく苦労しない。
輪乗りをしたり、半巻きして手前を変えたり、各個に半巻きして順番を入れ替えるのも面白かった。
次に駈歩発進。
駈歩発進の合図は、馬によって伝わりやすかったり伝わりにくかったりするのだけれど、鹿毛子に関しては軽い扶助でサッと駈歩になるので、ほとんどストレスがない。
アパルーサちゃんは足が短いので、駈歩で先頭になると、鹿毛子に追いつかれてしまう。
こういうときも、ゆっくりな駈歩にできればいいのだけれど、なかなか微調整ができない。
駈歩でも巻き乗りをする。
次に蹄跡上に横木が置かれ、速歩で通過する練習。
2人馬ともできたので、今度は駈歩で通過。
踏み切り位置を合わせようと、わたしは馬の前肢の位置を気にしながら馬を走らせた。
このまま進むと、横木直前ではどのあたりになるのか……。
これまで馬に乗っていて、肢の位置はあまり気にしたことがなかったのだけれど、この感覚が掴めるようになるとだいぶ違うのではないかと思ったのだ。
ただの横木でもなかなか難しい。
レッスンの後半はペースコントロールの練習。
蹄跡上に2本横木が置かれ、その間を自分で決めた歩数で通過するというもの。
1つ目の横木の踏み切りを誤ると鹿毛子は速歩になってしまうので、まずはそこが合うように全力で頑張った。集中していると、不思議とそこそこ合ってくる。
ただし、通過後にもれなく加速するので気を遣う。
最初は「6歩で」と指示が出ていたのだけれど、6歩にしようとしたら途中で抑えなければならない。2つ目の横木の前で合わせるために抑えようとすると速歩になってしまうので、もっと前から抑えてと指導が入る。
ちなみに、同じことをしているアパルーサと男性はこれがめちゃくちゃ上手くて、6歩どころか7歩でもきっちり合わせられていたので、見ていて心底羨ましかった。
わたしだって……!そんな風にできるならしたいよ……!(。´Д⊂)
そして最後に事件は起こった。
鹿毛子が横木通過直後に暴走したのだ。
ただでさえ加速しがちな馬なのに、横木を跳ぼうとした瞬間に、外のトラクター(堆肥とか運んでたんだと思う)が大きな音を立てたことに怯えたのか、急加速して飛んでいった。
小夏「(°Д°)……!」
本当に、空中を滑るように、サーっと馬が疾走していった。
指導員さん「小夏さーん!(;°Д°)!!」
すんごいスピード出てるなとは思ったのだけれど、コントロールが効かない状態でもなかったので、そのまま馬場の周囲を走らせて、手綱と騎座と「ホー」という声かけで馬を止めさせる。馬場半周程度で止められて、本当によかったと胸を撫で下ろした。
指導員さん「冷や汗かいた(;^_^A」
指導員に冷や汗をかかせる女、小夏。
先週、わたしは「加速する馬を抑えられるようになってきた(^^)」と喜んでいたけれど、わたしに真に必要な技術は、「まず走らせない(暴走させない)」技術なのではと思えてきた。
そうだよ、まず、そうさせないことが必要なのでは……!(´Д`|||)
あまり良い状態ではなかったのだけれど、指導員さんは、わたしが爆走する馬でもコントロールを失わずに止めたことを評価してくださった。
ああ、難しいなぁ、馬は(;>_<;)
もふもふの冬毛を撫で回しながら乗馬後のお手入れをして、おやつの人参をあげる。
こんなに可愛くて大人しそうな顔してるのに、どうして走っちゃうのかねぇ、きみは(;´∀`)笑
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