2022年2月11日(金・祝) 天気 晴れ

前日から、天気予報では「大雪警戒」が叫ばれ続けていたこの日。
わたしが住んでいる町でもクラブ周辺でも雪は降らず、とてもいい天気だった。
「降る降る詐欺」なんて言葉も、色んなところで聞いたけれど。
まあ、ともかく晴れてよかった(^_^;)
馬はインドアで乗るにしても、行き帰りの道中が雪だと、ちょっと辛いのだ。
今日のパートナーは、馬場1級(A3)の試験を一緒に受けたお馬さんだった。
わあ、今日もよろしく(*´∇`*)♪
ここ最近ジャンプを練習しているので、馬場でしか乗ったことのないこのお馬さんで挑むのは、ちょっとドキドキする。
なにしろ、このお馬さんは、ジャンプ界では
「本気を出せば120跳べるのに、跳ばないときはクロスでも止まる」
と有名だから。
そ、そんなの、下手なやつが乗ったら「クロスでも止まる」のほうが発動されるに決まってるじゃないのよ!(。´Д⊂)
何かの大会の120cmのコースで優勝したと聞いたことがあるから、実力は充分ある馬なのだけれど、素人には扱いが難しいのだ。
指導員さんは「ジャンプはやらないよー」と言っていたので、今日は地上横木を使ったペースコントロールとか、そういうレッスンになるのかなと思いながら馬装をする。今日はマルタンも着ける。
インドア馬場で脚立を使い馬に乗ろうとした際に、急に馬が何かに警戒して(首を高く持ち上げて耳を一点に向け集中している)、ビクッと全身を動かした。
馬の視線の先に目をやると、2階の審判員席で、スタッフがビニールシートのような物を移動させてガサガサ音を立てていた。
幸い脚立に乗る前だったので危険なことにはならなかったけれど、こんなに臆病だと何かあったときに大変だなと、一抹の不安を覚える。
騎乗して、常歩で蹄跡行進。
特に指示もしていないのに、ぐいぐい進む。
速歩発進して軽速歩。
めちゃくちゃ軽くて人間はとても楽。
馬って……本当にそれぞれ全然違うんだな……!( ;∀;)
動きやすさに関しては、先週の黒馬くんとの差が激しいよ。
軽速歩で輪乗り、半巻きして手前を替えて、また輪乗り。
駈歩発進。
めちゃくちゃスムーズで一発で出て継続もしてくれる。
去年の12月の試験前に、何故か駈歩ができなくなっていたのって、本当にこの馬だったっけ? 同じ馬とは思えないよ。
20m弱の輪乗りも楽々。
フラットワークを終えたので、蹄跡上に横木が置かれる。
まずは1本。
軽速歩で地上横木通過。
このあたりから、ちょっとドキドキし始める。
まさか地上横木を盛大に避けたりしないよね?
横木は避けたりはしなかったけれど、直前に馬がわずかに躊躇したことは感じられた。
これまでにだって何度も何度も障害は跳んできたでしょうに、そんなに恐いの?
馬って大きくて、力も強いのに、人間よりも臆病だ。
左右からの横木通過を終え、今度は右手前から入る際に、地上横木が同じ場所に2本重ねて置かれた。
たいした変化ではなかったので、大丈夫かと思ったのだけれど……
横木が2本になっただけで「ビクッ」と止まりかけるお馬さん。
!!!!(/ロ゜)/ えええ、これだけの変化でもう怖いの?
どうにか通過させたくて気合いで「はい!( ; ゜Д゜)(跳べ!)」と声を出したけれど、指導員さんには「声じゃなくて脚で伝えましょうね(^_^;)」と指導された。ちょっと恥ずかしかった(;´∀`)
常歩になったけれど、横木は通過した。
2本まとめて置かれた横木の先にはもう1つ横木が設置された。
同じようにもう1回。
やっぱり少し「ビクッ」となるけれど、さっきよりはスムーズに進む。
通過後に大袈裟に愛撫して「よくやった」「それでいいんだよ」の意を伝える。
乗っている人間の安全がかかっているので、伝えずにはいられない。これが正解でやるべきことだって、馬に分かってもらえないと本気で困るのだ。伝えるためなら何でもやる!(>_<)
何度か繰り返しているうちに、お馬さんは慣れてきたようだった。
左手前からも通過できるようになった。
そして次のメニューへ。
2本まとめて横木が置かれていた箇所が、クロスバー障害になった。
それを軽速歩で通過してと指示が出た。
……あれ? 先生、今日は「ジャンプはやらない」って言ってなかったっけ?(;゜∀゜)
たぶん様子を見ていて「いけそうだ」と感じたからやることにしたのだろうから、そうであるなら純粋に嬉しい。エアバッグも着けているから一応ジャンプ練習の装備もできている。
このお馬さんでの初ジャンプ。
軽速歩で左回りで馬場を回る。
「クロスでも止まる」という言葉が脳裏によぎり、30%くらい止まる覚悟を持って障害へ向かう。
軽速歩で向かいながら、馬がクロスバーを見て少したじろいたのが分かった。それでも手綱を握って脚で押すと、どうにかその障害は通過した。
指導員さんは障害の横に立って内側に逃げることを防止すると同時に、馬に「跳べ」と圧をかけていた。この補助により、結果的に跳んだという面は大きいと思う。
でもこのお馬さんで初めてジャンプに成功したよ!♪ヽ(´▽`)/
次に駈歩で同じ障害を跳ぶことになった。
動きが大きくなってスピードが出る分、跳ばなかったときの対処は難しくなるけれど、精一杯頑張ってみようと思った。
インドアの馬場で周囲は壁なので、馬は逃げるとしたら必ず内側に逃げる。なのでそれを阻止するために、外側の手綱を強めに握っておく。指導員さんも障害の横に立って逃げにくくしている。
結果的にお馬さんは駈歩でもこの障害を跳んでくれた。
よしよしよし! よくやったよ~!(*´∇`*)
何度か繰り返し、何故か踏み切りが割と合うのでスムーズにこなせ、次の段階に進む。
馬場の対角線上、中央に50cmの垂直障害が設置された。
左手前でクロスバーをジャンプした後、そのまま馬場を回って斜めに馬場に入り、その垂直障害を跳ぶのだ。

2個目の障害は壁沿いではないから、左右どちらにも逃げられる。
障害の前には、1本のリードバー付き。
ドキドキしながら、馬を信じて走らせる。1個目の障害は今までと同様にジャンプ。
馬はここで毎回止められていたので止まりそうになったけれど、脚で先に進める。
一応駈歩になったけれど、遅い。
カーブを描く所で速歩になってしまい、前進気勢を失い障害前で止まってしまった。
指導員さんの指示で、そこからくるっと回って最後の障害だけ跳ぶ練習をする。
「絶対跳べよ!」と思いながら、2個目の障害に向かわせて走らせれば、嫌がらずに跳んでくれた。
よ、よかった!(;´∀`)
ここから何度か同じコースの練習をする。
慣れてくると馬も障害前でためらわなくなるし、わたしも少し安心できるようになった。
1個目のクロスバーは踏み切りも合いよく跳べるのに、2個目の踏み切りはなかなか合わない。
リードバーもあるので、馬は跳ばないということはないし、遠く跳ばれても近く跳ばれても落ちそうになったりはしないのだけれど、指導員さんに何度アドバイスをもらって気を付けてもピッタリ合わない。
センスないなぁ、わたし……と、自分で自分にちょっとがっかりする。
馬は1個目の障害を跳ぶと少し加速するので、意識して抑える。
これは大体思うようにできた。
経路を考えて大きく回ったり小さく回ったりも、まあ失敗はしない程度には思った所を通れた。
でも踏み切りの位置を考えてちょうどいい速度でその場所に誘導するのが致命的に下手!
・゚・(ノД`;)・゚・
障害を跳んだ後に止めることは、以前よりは上手くなったかな?
最後に指導員さんからアドバイスを受けて、どうにかちょうどいい誘導ができて障害を跳べたので、レッスンは終了。
整理運動で、馬場の周囲をゆったりと歩かせる。
秋からよく乗っていたお馬さんだったけれど、初めてチャレンジしたジャンプが全部できたことが本当に嬉しかった。
周りの人がこのお馬さんのことを「今日も跳ばなかった」なんて話していたのを聞いて不安に思っていたけれど、拒止も逃避もされず、自分も落馬したりせず、踏み切りはまあイマイチでも跳べたというのは、少し自信につながった。
わたしは汗だくだったけれど、馬装を解くとお馬さんはほとんど汗をかいていなかった。
今日の運動くらい、余裕だったのかな?
一緒にジャンプができて、今日は楽しかったよ(*^_^*) ありがとう♪
いつも応援ありがとうございます♪

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わたしが住んでいる町でもクラブ周辺でも雪は降らず、とてもいい天気だった。
「降る降る詐欺」なんて言葉も、色んなところで聞いたけれど。
まあ、ともかく晴れてよかった(^_^;)
馬はインドアで乗るにしても、行き帰りの道中が雪だと、ちょっと辛いのだ。
今日のパートナーは、馬場1級(A3)の試験を一緒に受けたお馬さんだった。
わあ、今日もよろしく(*´∇`*)♪
ここ最近ジャンプを練習しているので、馬場でしか乗ったことのないこのお馬さんで挑むのは、ちょっとドキドキする。
なにしろ、このお馬さんは、ジャンプ界では
「本気を出せば120跳べるのに、跳ばないときはクロスでも止まる」
と有名だから。
そ、そんなの、下手なやつが乗ったら「クロスでも止まる」のほうが発動されるに決まってるじゃないのよ!(。´Д⊂)
何かの大会の120cmのコースで優勝したと聞いたことがあるから、実力は充分ある馬なのだけれど、素人には扱いが難しいのだ。
指導員さんは「ジャンプはやらないよー」と言っていたので、今日は地上横木を使ったペースコントロールとか、そういうレッスンになるのかなと思いながら馬装をする。今日はマルタンも着ける。
インドア馬場で脚立を使い馬に乗ろうとした際に、急に馬が何かに警戒して(首を高く持ち上げて耳を一点に向け集中している)、ビクッと全身を動かした。
馬の視線の先に目をやると、2階の審判員席で、スタッフがビニールシートのような物を移動させてガサガサ音を立てていた。
幸い脚立に乗る前だったので危険なことにはならなかったけれど、こんなに臆病だと何かあったときに大変だなと、一抹の不安を覚える。
騎乗して、常歩で蹄跡行進。
特に指示もしていないのに、ぐいぐい進む。
速歩発進して軽速歩。
めちゃくちゃ軽くて人間はとても楽。
馬って……本当にそれぞれ全然違うんだな……!( ;∀;)
動きやすさに関しては、先週の黒馬くんとの差が激しいよ。
軽速歩で輪乗り、半巻きして手前を替えて、また輪乗り。
駈歩発進。
めちゃくちゃスムーズで一発で出て継続もしてくれる。
去年の12月の試験前に、何故か駈歩ができなくなっていたのって、本当にこの馬だったっけ? 同じ馬とは思えないよ。
20m弱の輪乗りも楽々。
フラットワークを終えたので、蹄跡上に横木が置かれる。
まずは1本。
軽速歩で地上横木通過。
このあたりから、ちょっとドキドキし始める。
まさか地上横木を盛大に避けたりしないよね?
横木は避けたりはしなかったけれど、直前に馬がわずかに躊躇したことは感じられた。
これまでにだって何度も何度も障害は跳んできたでしょうに、そんなに恐いの?
馬って大きくて、力も強いのに、人間よりも臆病だ。
左右からの横木通過を終え、今度は右手前から入る際に、地上横木が同じ場所に2本重ねて置かれた。
たいした変化ではなかったので、大丈夫かと思ったのだけれど……
横木が2本になっただけで「ビクッ」と止まりかけるお馬さん。
!!!!(/ロ゜)/ えええ、これだけの変化でもう怖いの?
どうにか通過させたくて気合いで「はい!( ; ゜Д゜)(跳べ!)」と声を出したけれど、指導員さんには「声じゃなくて脚で伝えましょうね(^_^;)」と指導された。ちょっと恥ずかしかった(;´∀`)
常歩になったけれど、横木は通過した。
2本まとめて置かれた横木の先にはもう1つ横木が設置された。
同じようにもう1回。
やっぱり少し「ビクッ」となるけれど、さっきよりはスムーズに進む。
通過後に大袈裟に愛撫して「よくやった」「それでいいんだよ」の意を伝える。
乗っている人間の安全がかかっているので、伝えずにはいられない。これが正解でやるべきことだって、馬に分かってもらえないと本気で困るのだ。伝えるためなら何でもやる!(>_<)
何度か繰り返しているうちに、お馬さんは慣れてきたようだった。
左手前からも通過できるようになった。
そして次のメニューへ。
2本まとめて横木が置かれていた箇所が、クロスバー障害になった。
それを軽速歩で通過してと指示が出た。
……あれ? 先生、今日は「ジャンプはやらない」って言ってなかったっけ?(;゜∀゜)
たぶん様子を見ていて「いけそうだ」と感じたからやることにしたのだろうから、そうであるなら純粋に嬉しい。エアバッグも着けているから一応ジャンプ練習の装備もできている。
このお馬さんでの初ジャンプ。
軽速歩で左回りで馬場を回る。
「クロスでも止まる」という言葉が脳裏によぎり、30%くらい止まる覚悟を持って障害へ向かう。
軽速歩で向かいながら、馬がクロスバーを見て少したじろいたのが分かった。それでも手綱を握って脚で押すと、どうにかその障害は通過した。
指導員さんは障害の横に立って内側に逃げることを防止すると同時に、馬に「跳べ」と圧をかけていた。この補助により、結果的に跳んだという面は大きいと思う。
でもこのお馬さんで初めてジャンプに成功したよ!♪ヽ(´▽`)/
次に駈歩で同じ障害を跳ぶことになった。
動きが大きくなってスピードが出る分、跳ばなかったときの対処は難しくなるけれど、精一杯頑張ってみようと思った。
インドアの馬場で周囲は壁なので、馬は逃げるとしたら必ず内側に逃げる。なのでそれを阻止するために、外側の手綱を強めに握っておく。指導員さんも障害の横に立って逃げにくくしている。
結果的にお馬さんは駈歩でもこの障害を跳んでくれた。
よしよしよし! よくやったよ~!(*´∇`*)
何度か繰り返し、何故か踏み切りが割と合うのでスムーズにこなせ、次の段階に進む。
馬場の対角線上、中央に50cmの垂直障害が設置された。
左手前でクロスバーをジャンプした後、そのまま馬場を回って斜めに馬場に入り、その垂直障害を跳ぶのだ。

2個目の障害は壁沿いではないから、左右どちらにも逃げられる。
障害の前には、1本のリードバー付き。
ドキドキしながら、馬を信じて走らせる。1個目の障害は今までと同様にジャンプ。
馬はここで毎回止められていたので止まりそうになったけれど、脚で先に進める。
一応駈歩になったけれど、遅い。
カーブを描く所で速歩になってしまい、前進気勢を失い障害前で止まってしまった。
指導員さんの指示で、そこからくるっと回って最後の障害だけ跳ぶ練習をする。
「絶対跳べよ!」と思いながら、2個目の障害に向かわせて走らせれば、嫌がらずに跳んでくれた。
よ、よかった!(;´∀`)
ここから何度か同じコースの練習をする。
慣れてくると馬も障害前でためらわなくなるし、わたしも少し安心できるようになった。
1個目のクロスバーは踏み切りも合いよく跳べるのに、2個目の踏み切りはなかなか合わない。
リードバーもあるので、馬は跳ばないということはないし、遠く跳ばれても近く跳ばれても落ちそうになったりはしないのだけれど、指導員さんに何度アドバイスをもらって気を付けてもピッタリ合わない。
センスないなぁ、わたし……と、自分で自分にちょっとがっかりする。
馬は1個目の障害を跳ぶと少し加速するので、意識して抑える。
これは大体思うようにできた。
経路を考えて大きく回ったり小さく回ったりも、まあ失敗はしない程度には思った所を通れた。
でも踏み切りの位置を考えてちょうどいい速度でその場所に誘導するのが致命的に下手!
・゚・(ノД`;)・゚・
障害を跳んだ後に止めることは、以前よりは上手くなったかな?
最後に指導員さんからアドバイスを受けて、どうにかちょうどいい誘導ができて障害を跳べたので、レッスンは終了。
整理運動で、馬場の周囲をゆったりと歩かせる。
秋からよく乗っていたお馬さんだったけれど、初めてチャレンジしたジャンプが全部できたことが本当に嬉しかった。
周りの人がこのお馬さんのことを「今日も跳ばなかった」なんて話していたのを聞いて不安に思っていたけれど、拒止も逃避もされず、自分も落馬したりせず、踏み切りはまあイマイチでも跳べたというのは、少し自信につながった。
わたしは汗だくだったけれど、馬装を解くとお馬さんはほとんど汗をかいていなかった。
今日の運動くらい、余裕だったのかな?
一緒にジャンプができて、今日は楽しかったよ(*^_^*) ありがとう♪
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