2022年3月6日(日) 天気 晴れ のち 雪

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久しぶりの乗馬レッスン。

本当は2月後半もレッスンの予定だったのだけれど、なんと、新型コロナウイルスの濃厚接触者になってしまい! わたし自身は感染はしていなかったものの、約1週間の自宅待機となり、レッスンはキャンセルとなったのでした……。ちなみに流鏑馬の練習もキャンセルしています。

先週はクラブ内競技会で、出場するつもりだったのですが、練習もできていないし、直前まで自宅待機だった者が出てきても嫌だろうと遠慮して、この週も乗れず。

2週間経過して、ようやく顔を出せるようになりました。

新型コロナウイルスの流行、早く終わってほしいなー(´д`;)


さて、この日はぽかぽか暖かく春の陽気だったのですが、クラブに向かうために車を走らせていると、晴れ渡る空の下、一面に白く細かいものが舞っていました。

一瞬、花粉が目に見えるようになったのかとびっくりしましたが、なんとこれ、「風花(かざはな)」と呼ばれる現象で、どこかで降っている(または積もっている)雪が飛んできているのだそうです。

晴れていたし、暖かかったし、春らしい光景と雪が舞っているという事実にギャップがあり、少し混乱しました。

はあ……珍しい現象に遭遇したわ(’-’*)

そしてクラブに近づくにつれ、すれ違う車が雪を被っていることが多くなり、目を疑っていたけれど、クラブ周辺は風もあり雪も降っていて、猛吹雪のような状況。

嘘でしょ!?(゜ロ゜;
もう春かと思ってたよ!?

一気に冬に逆戻り。

この時期特有の水っぽい雪なので、そんなに積もらずにすぐ溶けるだろうけれど、まさか啓蟄過ぎて、一面真っ白な光景を見ることになるとは思わなかった。

自然現象や病気に翻弄される人間。
人の力ではどうにもならないことっていっぱいある。

今日のパートナーは、1級馬場の試験でお世話になったお馬さんだった。

よろしくねー(*´ω`*)

馬装をしてインドアの馬場へ。

まずは騎乗して常歩。
自発的にグイグイ前に出たりはしないけれど、重くならずに進んでくれる。

最近は、馬に乗って運動を始めると、今日のこの馬がどんな感じかを確かめようと、注意深く観察している自分がいることに気づいた。

どんな馬に乗るにしても、まずはそこを知りたい。

速歩発進して軽速歩。
久しぶりの乗馬なので、馬は普通だけれど、わたしがちょっとキツくて息が上がる。
う、運動不足ツラい……(´Д`|||)

軽速歩の途中で、さっそく地上横木通過。
1本だけ置かれている。
臆病なお馬さんなので、もしかしたら嫌がるかなと危惧したけれど、少し気にしただけで通過してくれた。

よし!いい子だぞ!(゜▽゜*)

横木過ぎて、15mくらいの巻き乗り。
綺麗にできた(*´ω`*)♪

半巻きして手前を変える。
また横木を通過して、15mくらいの巻き乗り。
今日は巻き乗りの調子がいい。
2回ずつやったけれど、全部綺麗にできた。

横木は歩幅を合わせる練習。
天賦の才能のようなものは残念ながらわたしにはなかったので、感覚と知識をフル稼動で挑む。
頑張れば合うときもある。

次に駈歩発進。
すんなり発進する。
苦労もなく手前も合う。
ほんとにきみはいい馬だな。
(*^ー^)ノ♪

駈歩での横木通過。
少し難易度が上がる。
3歩前から自主的にカウントを始める。こうすると近いか遠いかが分かりやすいから。
後半、段々合い始めた。
上手く合うと嬉しい。

左右の手前でどちらも行って、その後横木はクロスバーに変化した。

「跳ばないときはクロスでも止まる」と有名なお馬さんなので、ちょっとドキドキ。もしかしたら止まったり逃げたりするかもしれないから、覚悟だけはしておこう。

右手前で挑戦。

直前でわたし自身も迷ってしまい、馬が減速しても進められなかったため、障害前でエンストして停止してしまった。

「おわわわわ!( ; ゜Д゜)」

次は!次こそは!
行くんだ!

自分を鼓舞して2回目に挑戦。
クロスバー障害に向かう。跳んだ!
(飛越時に気合いの掛け声を叫んで指導員さんに笑われた(;´∀`)笑)

よーし、できたぞー(゜▽゜*)♪

何度か繰り返し、障害は50cmくらいの垂直障害になった。
障害の形が変化しただけで、このお馬さんは「何これ!?」となることがあるので、その可能性に備える。

馬場を駈歩で回って障害に向かい……
ああまた止まった!(。´Д⊂)

今回はボロ。
障害直前でボロをして停止。
垂直障害に警戒したわけではないらしい。

もう1回挑戦したけれど、また停止。その後ようやく1回ジャンプ。

踏み切りが合わないと止まるのかと思ったけれど、そういうわけでもないらしい。

止まったり跳んだりを何度も繰り返す。
止まる度にわたしは悲鳴を上げて踏ん張り、落馬を免れていた。
叫ばないと止まれない女、小夏。

それにしても、走ったまま横に逃げられるよりは、停止されたほうがまだ乗っていて安心感がある。

止まるのなら脚で押すか鞭で注意を促せば、前に進んで跳んでくれる可能性があるから。

後半、上手くジャンプできるようになってきた。
途中までは速くなり過ぎないように少しだけ抑えて、障害前の直線に入ったら、馬は障害に向かって加速していくのだけれど、そのまま行かせてあげると勝手に跳んでくれることに気づいた。

指導員さんは、「障害前の直線を長く取ってあげると、馬が『あれを跳ぶんだな』と分かってくれる」とおっしゃっていた。

最後に1回、上手くジャンプできたので、この日のレッスンは終了。

今日は何度も障害前で停止されたけれど、落馬どころか落ちそうにもならなかったことが、ちょっと自信に繋がった。

確かにこのお馬さんは跳ばないこともあるのだけれど、なんと言うか、停止の仕方がマイルドなのだ。
直前まで全力疾走してピタ止まりとかだと人間が前に放り出されるのだけれど、迷って減速してから止まるので放り出されずに済む。

ちなみに、馬が「迷って減速している」時に人間が「行け」と指示を出せば進んで跳んでくれるらしい。

ここは勇気の出し所ね。(^-^;


レッスン後に整理運動をして、お手入れして人参をあげる。
わたしは汗だくだったけれど、やっぱりこのお馬さんはほとんど汗をかいていなかった。体力のあるお馬さんなんだろうなぁ。
カットしてきた人参は吸い込まれるように馬の口に消えていった。

3月には珍しい雪景色の中での、楽しいレッスンでした(*^_^*)


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