2022年5月7日(土) 天気 曇り 時々 雨

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試合直前のこの日、また練習にやってきた。
朝から曇っていたけれど、車を運転してクラブに向かう途中で雨が降り出し、一週間前の土砂降りを思い出して心配になった。

お願い。
今だけ。
練習のときだけでいいから、止んでいて。
試合前にあと1回練習したい。

祈るような気持ちでクラブに到着。
雨は小雨になっていた。

雨を避けながら、弓を用意する。
試合前なので、この日も結構人がいた。


なんとこの日は、流鏑馬ブログで有名なkiriさんが練習に来ていて、お話しすることができました!(*゚∀゚)っ kiriさんと一緒にA先輩もいらっしゃいました。
和装が決まっていてとてもカッコ良かったです。(*´∇`*)

弓練習で一緒になったのだけれど、何かもうフォームからわたしとは違っていて、遠い場所から安定して的にバンバン当たる。

重い弓から殺傷能力高そうな矢が次々に飛んでいくのを、呆気にとられて見ていました。

そうか……弓って本来武器だもんね……と、当たり前のことを再認識する小夏。

わたしの矢は当たっても「痛ったあ!!(゚Д゚≡゚Д゚)!!!」くらいで済むかもしれないけど(※人や動物に向けて弓を射ってはいけません。)、これは当たり所によっては死ぬかもしれん……。 

「やや通り過ぎた辺り(自分の身体よりやや後方に的がある位置)で撃つ練習をするといい」とA先輩にアドバイスをいただき、上級者2人が去った後に1人で練習。
素晴らしい弓を見た後に、自分のヘロヘロした矢が見事に的を外していくのを見て、内心「おい!こんなんで大丈夫かよ!Σ(゚д゚;) 」と焦りまくる。


馬乗り場に戻り、いつものお馬さんに騎乗。
今日も元気そうでよかったわー。(*´ェ`*)

わたしが乗る黒のブルトンくんには、今日はもう一人別の女の人が乗ることになっていた。
いつもは全員+全頭で一気に流鏑馬の練習を行うけれど、同じ馬で練習する人がいる関係で、今日は前半3頭、後半2頭で練習することになった。

わたしは前半の最後。
男の人2人が先に走行する。

速歩での素馳せと駈歩での素馳せを行い、その後、明日の試合形式で練習を行う。

「スポーツ流鏑馬」というもので、一箇所に的が3つ用意されている。
一番近くて真ん中の高さにある的が「胴」で、20点。
「胴」よりも低い位置にある的が「脚」で、30点。
一番奥の高い位置にある的が「面」で、50点。
一走目は胴を狙い、二走目は脚を狙い、三走目は面を狙う。

わたしは最初ルールがよく分からず、とりあえず一番近い真ん中の的を狙って走行していた。
矢を上手くつがえられず、結果はいまいち。
それでも二走目につがえてすぐに構えて射った三の的に当たったのが嬉しかった。

三走目、スタッフの方に「三走目だから面を狙って」と言われて、一番奥の高い的を狙ったら、矢は射てたもののすべて的から外れてしまい、難しさを実感。
やっぱりちょっと離れると難易度が上がるなぁ。


【流鏑馬練習15鞍目の結果】
一走目  ○ × ×
二走目  × × ○
三走目  × × ×

※スポーツ流鏑馬の練習のため、三走のみ。


自分の練習が終わったので、後半の人と交替。
矢取りを頼まれて、わたしは三の的に立つことになった。
「矢取り」は、的の傍にいて、選手が射った矢を拾い、戻る選手に矢を手渡す役目をする人のこと。

うわあぁぁ(*゚▽゚*) 矢取り初めてやるよー!

ドキドキしながら馬が走ってくるのを待っていたけれど、実際目の前で矢が放たれて、大きな音を立てて的に当たったりするとビクビクしてしまう。
上手な人ばかりなので、矢が自分の方に飛んでくることはないだろうと分かっていたけれど、わたしは近くに立っている木の陰に半分隠れて、矢が落ちてから急いで拾いに行っていた。

だって、だって……あんな矢に当たったら負傷してしまう(´・ω・`;)

それでも間近に見る流鏑馬をする人馬の姿は迫力があって、とてもカッコ良かったです。
いつもと少し違うことをすると、新鮮な気持ちになるので楽しい(*'-'*)♪

流鏑馬を始めてからまだ1年も経っていなくて、トータルでの練習も15鞍しかしていないから、本来であれば、わたしはまだ試合に出場できるような状態ではないのかもしれないなぁ……。(´・ω・`;)
でも、試合に来れば色んな先輩方の流鏑馬姿を見られるから、それを楽しみに出場してみようと思う。


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