♪馬とハープの物語♪ Nausicca Requiem
少し前の記事になりますが、
2022年8月24日にまた動画の撮影をしてきました♪ヽ(´▽`)/
この日の撮影は2曲分行ったのですが、正直に言ってかなり過酷なロケになりました……。(´Д`|||)
スケジュールはこんな感じ。
午前2時半起床。
午前3時過ぎに自宅を出発。
当然道は真っ暗。普段は眠っている時間帯に2時間近く車を運転。
日の出の時間が近づき、ようやく空が明るくなり始めた午前5時頃撮影地に到着。着替えたり準備を始める。カメラマンも到着。
午前6時から撮影開始。この時間から乗馬レッスンを受けいている人たちがいてびっくりする。
雨が降ってきて中断したり(楽器は濡れると壊れてしまうため)、食欲に勝てない馬の扱いにてこずったり、後半疲労からか演奏を間違いまくったり、重い楽器を持ち運んだりしながら、どうにかこうにか午後2時半に撮影終了。
片付けや着替えを終え、眠気で車の事故を起こしそうでひやひやしながら午後5時頃自宅に到着。
帰宅後は衣装の洗濯まつり。
眠気に耐えきれず午後8時頃就寝。
翌日は全身筋肉痛。
この活動は「趣味」のはずなのですが、感覚的には本気の仕事でした。
本業でもこんなに過酷なことは滅多にないですよ(^-^;
本当に、よく無事に動画完成までこぎ着けたなと思います……。
撮影及び編集を行ってくださったカメラマンさん、大和ホースパークの皆さま、暑い中大変お世話になり、ありがとうございました。
さて、そんなこんなでどうにか完成した動画の1曲目は、スタジオジブリの映画『風の谷のナウシカ』から「ナウシカ・レクイエム」です。
草原で撮影したのですが、乗っているお馬さんが草を食べたくて非常に手こずりました。好きな草を選んで食べるんですね。葛の葉が好きなようでした。葛の葉ってうさぎも大好物だったけど、美味しいのかな。
そして一頭だけだと寂しくなって厩舎に帰ってしまうとのことだったので、実はそばに仲良しの馬をもう一頭置いています。パラリンピックの馬術競技にも出ていた「フレンドリーホース」ってやつです。
仲良しの子と離れたくないとか、扱いは面倒ですが、可愛い(*´ω`*)
撮影では、思い通りの場所を思い通りの速度で通過させ、思い通りのポイントで停止する、という技術が必要になり、「ああ、普段のレッスンがこんなところに生きてくるんだな!」と、しみじみ思いました。
まあ、全部馬に負けたけどね!
( ;∀;)
整備された馬場ならともかく、広い草地で鞭も拍車もなく慣れない馬に乗ったら、まあ、こうなるよね……。
乗馬の練習をもっと頑張ろうと心に誓いました。
馬に乗るのは慣れているといえば慣れてはいるのですが、レッスン時とは違ってヘルメットやプロテクターを着用していないので、突発的な動きへの警戒は普段よりも大きかったです。
落馬したらケガするだろうし、長いドレスの裾でも引っ掛かったら大変なことになるかもしれない。そうなったら撮影は中断。ずっと前から計画し準備していたロケは台無し。
そんなの絶対困る!(>_<)
無事に終わって本当によかったです。
衣裳は、ナウシカの曲なので「青き衣でしょ!」と青い服をチョイス。
そのままでは馬に乗れないので(スカートが広がらないため)、自分で切って縫って加工してあります。乗馬するのに丈の長い服を着ようとしたら、ズボンタイプかスリットを入れた上着、もしくは円形裁断した360°広がるスカートでないと厳しいと感じます。
もしくは「横乗り」って手もあるんだろうけど、やったことないから不安だなぁ。横乗り専用の鞍も実物を見たことがないし。
「ナウシカ・レクイエム」は、一度聞いたら忘れられない印象的なメロディーなのですが、ハープで弾いている方はすごく少ない印象でした。同じナウシカの曲でも他の曲のほうが演奏されている方は多いです。
実際にやってみて、何となくやる人が少ない理由が分かりました。半音になる臨時記号が多いので、レバーハープで演奏しようとすると、慣れるまでなめらかに弾くのがすごく大変なんですよ(´Д`|||)
ちなみにハープ用の楽譜が見つからなかったので、ピアノ用のものを転用しています。どうしても難しい箇所は音を少し減らしたりと工夫しています。ハープの先生、その節はお世話になりました。
とういうわけで、ハープにも馬にも大変苦心しましたが、カメラマンの吉田さんによる神業的な撮影技術と編集技術により、素晴らしい動画が完成しましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
途中で雨が降って残念に思っていましたが、映像で見ると雨が良い雰囲気を出しており、後から吉田さんと「恵みの雨ですね(^^)」と話したりしていました。
自然を活かして行う撮影も楽しいものですね(*^-^*)
いつも応援ありがとうございます♪
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