お盆の時期なので,ご先祖様のお話をひとつ。
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今年は藁でできた牛馬を飾りました。どっちが馬でどっちが牛?(´・ω・`)

お盆の頃によく見るキュウリの馬やナスの牛は「精霊馬(しょうりょうま)」という名称で,神霊の移動のための乗り物なのだそうです。

お盆になすときゅうりで作る精霊馬の意味って何?いつ飾るもの?地方などで違う?

有名な話ですが,お盆には,亡くなった人が足の速いキュウリの馬に乗ってやって来て,帰りにはおみやげを乗せたナスの牛に乗ってゆっくりと帰っていくと言われています。

神霊も乗馬をするんですね……!.。゚+.(・∀・)゚+.゚


牛には直接跨るのか,それとも牛車になるのか……。
今のうちにちゃんと馬乗れるようになっておかないと,死んでもお盆に帰って来られませんね!

というのは冗談ですが,
(プロ騎手の霊なんてものすごい速さで帰ってきそうです)

昔から日本でも馬は人々の生活と共にありました。


最近父から聞いて初めて知ったのですが,父方の祖母の実家では,昔馬を飼っていたのだそうです。
祖母の父(わたしから見れば曾祖父)の父が馬を飼うのが好きで家に置いていたとのこと。

祖母が大正末期の生まれなので,曾祖父は明治の生まれ。
曾祖父の父ともなれば,明治初期(もしくは江戸時代の末)の生まれです。

祖母の実家は農家だったので,農耕馬だったんでしょうね。
どんなお馬さんだったのかなぁ……なんて,当時の様子を想像してみたりしました。
曾祖父がその馬に噛まれたとか,他愛もないエピソードが今に伝えられています(笑)。

そうかぁ……顔も知らない先祖の中にも,馬が好きな人がいたんだ(●´ω`●)

何だか不思議な気持ちです。
子孫であるわたしが「今馬乗ってるよ」って言ったら,「頑張れよ」って言ってくれるでしょうか。

現代の日本では,過去に祖先が馬に関わって生きていても,一生の間にほとんど馬とは関係のない人生を送る人も大勢いると思いますが,何故かわたしは「馬と関わりのある生活」に舞い戻ってきてしまいました。

どういう因果かはわかりませんが,いつの間にやらそういうことになっていたので,頑張れるところまで頑張りたいと思います。


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