2017年12月30日(土) 天気 晴れ
年の瀬に軽く1鞍。(*´ -`)
今年最後の馬乗りへ。
1年,長かったのか,短かったのか。
最後のお馬さんは,良い子の栗毛ちゃんだった。
やわらかくって,毛並きれいで,あったかい。
久しぶりに馬装をして,馬を引いて馬場へ。
今日は1鞍なので,基礎だけを丁寧に。
いつものように常歩,軽速歩,速歩,鐙上げ(その後走行中に鐙を履いて軽速歩),鐙上げで速歩したまま巻き乗り,駈歩。
反応の良いお馬さんは,動かなくて困るということはないのだけれど,乗り手のほんの少しの変化で状態が変わってしまう。
一定の速度を保つのにも一苦労。
上体をやや前傾させただけで加速するし,後傾させただけで駈歩から速歩になってしまう。
このお馬さんは,騎座での扶助をせずに手綱だけ引いて歩度を詰めようとすると,ものすごく嫌がる。「やめて!」って,苦しそうに首を振る。
歩様の変換も,なんだか上手くいかなかった。
駈歩の発進では,常歩から出そうとするも間に数歩速歩が入ってしまう。
駈歩から常歩への移行も,間にダラダラと速歩が入ってしまう。
わたし,たぶん扶助が甘いんだな。
中途半端な指示はよくない。
今日も,
「かかと下げて」
「停止の際にまず脚踏み下げて重心を後ろに持っていって(手綱ばかり最初に引かない)」
と注意を受けた。
1年も経ったのに,同じ注意を何度も受けている。(>_<)
できなければ言われるのは当然だから仕方ないのだけれど,自分への失望でしょんぼり。
わたし,ただ何となく馬に乗ってたりしない? ちゃんと集中してる?
最近は進歩しないどころか後退しているようで,「ああ,こりゃ完全にスランプだな……(´・ω・`)」 と,軽く落ち込んでしまった。
でもね,きっと,こういう時に腐らずにいられるかどうかで違ってくると思うんだ。
抜け出るまでは,「ここまでか?」「ここが限界か?」「これ以上伸びないのか?」「わたしはもうダメなのか?」「ちゃんと正しい方向に努力できてる?」っていう気持ちとの戦い。この時間って,真っ暗闇の中にいるようで,何度経験しても恐い。
今までのことを全部振り返ると,わたしは下半身に力を入れることが苦手なのかもしれない。
いや,下半身どころか,手綱持ってかれたり,鞭の握りが弱くて落としてしまったりしているので,全体的に力不足なのだろうか。
男女混合の競技だから,言い訳くさくてあまり考えたくはないのだけれど,もし,わたしが男性だったら,もうちょっとパワーが違っていたのかな,なんてどうしようもないことを考えてしまった。
……いやいやたぶんそこまで影響しないはず。(>_<) だって子どもだってできてる。
とりあえず力をつけることを考えよう。あるいは,力の使い方を。
鐙を踏み下げるにしても,わたしはどうも外側に力を入れるくせがあるようなので,親指側に力を入れるだけでだいぶ違う。内側に力が入っていれば膝も開かないし安定する。
細かいことを,一つひとつ見直して,毎回毎回気をつけて,漫然と流してしまうことがないように。
年が明けたら,また初めからやり直すつもりで,真剣にやっていこう。
「1年間ありがとう。よいお年を」 と,挨拶して帰る。
職場以外にこういう挨拶のできる場所があるっていうのは,幸せなことだなぁと思った。
帰り道,雪がわずかに舞う中,西の空に天使の梯子ができていた。
ありがとう。
1年間楽しかった。
また来年。
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年の瀬に軽く1鞍。(*´ -`)
今年最後の馬乗りへ。
1年,長かったのか,短かったのか。
最後のお馬さんは,良い子の栗毛ちゃんだった。
やわらかくって,毛並きれいで,あったかい。
久しぶりに馬装をして,馬を引いて馬場へ。
今日は1鞍なので,基礎だけを丁寧に。
いつものように常歩,軽速歩,速歩,鐙上げ(その後走行中に鐙を履いて軽速歩),鐙上げで速歩したまま巻き乗り,駈歩。
反応の良いお馬さんは,動かなくて困るということはないのだけれど,乗り手のほんの少しの変化で状態が変わってしまう。
一定の速度を保つのにも一苦労。
上体をやや前傾させただけで加速するし,後傾させただけで駈歩から速歩になってしまう。
このお馬さんは,騎座での扶助をせずに手綱だけ引いて歩度を詰めようとすると,ものすごく嫌がる。「やめて!」って,苦しそうに首を振る。
歩様の変換も,なんだか上手くいかなかった。
駈歩の発進では,常歩から出そうとするも間に数歩速歩が入ってしまう。
駈歩から常歩への移行も,間にダラダラと速歩が入ってしまう。
わたし,たぶん扶助が甘いんだな。
中途半端な指示はよくない。
今日も,
「かかと下げて」
「停止の際にまず脚踏み下げて重心を後ろに持っていって(手綱ばかり最初に引かない)」
と注意を受けた。
1年も経ったのに,同じ注意を何度も受けている。(>_<)
できなければ言われるのは当然だから仕方ないのだけれど,自分への失望でしょんぼり。
わたし,ただ何となく馬に乗ってたりしない? ちゃんと集中してる?
最近は進歩しないどころか後退しているようで,「ああ,こりゃ完全にスランプだな……(´・ω・`)」 と,軽く落ち込んでしまった。
でもね,きっと,こういう時に腐らずにいられるかどうかで違ってくると思うんだ。
抜け出るまでは,「ここまでか?」「ここが限界か?」「これ以上伸びないのか?」「わたしはもうダメなのか?」「ちゃんと正しい方向に努力できてる?」っていう気持ちとの戦い。この時間って,真っ暗闇の中にいるようで,何度経験しても恐い。
今までのことを全部振り返ると,わたしは下半身に力を入れることが苦手なのかもしれない。
いや,下半身どころか,手綱持ってかれたり,鞭の握りが弱くて落としてしまったりしているので,全体的に力不足なのだろうか。
男女混合の競技だから,言い訳くさくてあまり考えたくはないのだけれど,もし,わたしが男性だったら,もうちょっとパワーが違っていたのかな,なんてどうしようもないことを考えてしまった。
……いやいやたぶんそこまで影響しないはず。(>_<) だって子どもだってできてる。
とりあえず力をつけることを考えよう。あるいは,力の使い方を。
鐙を踏み下げるにしても,わたしはどうも外側に力を入れるくせがあるようなので,親指側に力を入れるだけでだいぶ違う。内側に力が入っていれば膝も開かないし安定する。
細かいことを,一つひとつ見直して,毎回毎回気をつけて,漫然と流してしまうことがないように。
年が明けたら,また初めからやり直すつもりで,真剣にやっていこう。
「1年間ありがとう。よいお年を」 と,挨拶して帰る。
職場以外にこういう挨拶のできる場所があるっていうのは,幸せなことだなぁと思った。
帰り道,雪がわずかに舞う中,西の空に天使の梯子ができていた。
ありがとう。
1年間楽しかった。
また来年。
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