2018年1月13日(土) 天気 晴れ
2018年初の障害を跳びました♪ (*´∇`*)
最近,「わたしは子どもの頃,何を望んでいたのだろう?」とよく考える。
何だったかな。この世界で自由に生きられればいいと思っていた。
思い出すのは,子どもの頃,ジブリ映画の『魔女の宅急便』が大好きで,いつかホウキで空を飛びたいと本気で思っていたこと。ホウキにまたがって高い所から飛び降りる「飛ぶ練習」なんていうものまでやっていた。(※危険なので絶対にマネしないで下さい。) 本当に本気で「いつか飛べる」と信じていたのだ。
小中学生の一時期は,将来イルカの調教師になりたいと考えていた。
正確には,調教師というよりも,「イルカと一緒に泳いでジャンプしたりする人」になりたいと思っていた。南の島で暮らして,気が向いたときにイルカと泳ぐような,そんな生活。動物と友だちになれる人に本気で憧れていた。
大人になった今,
わたしは何故か「馬の背に乗ってジャンプする人」になっている。
もし,あの頃の自分に 「わたしちゃんと飛べるようになってる?」 と聞かれたら,笑って 「うん。飛べてるよ」 と答えてあげようと思う。
乗っているのはホウキでもイルカでもないけれど。
.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○
今日のレッスンも,後半は障害飛越の練習。
恐怖心は,いつもどこかにちょっとあるのだけれど,「足がすくんで動けない」ようなことはなくなった。
「ちゃんと跳べる」のが正常な状態なのであって,「落ちる」のがイレギュラーな状態なのだと頭に叩き込んだら,そこまで恐くなくなったのだ。
まずは駈歩で蹄跡を回る。
わたし,まだ駈歩でのコントロールはちゃんとできていないような気がするなぁ。体感的には6割くらいかな?(´・ω・`)
手綱長くなりがちだし,加速には少し抵抗があるし,隅角もちゃんと隅まで行けてない。重心上がって体勢崩しやすいのも駈歩のときだし,まだまだ修行が足りないな( -д-)ノ
拳は,馬の頭の動きに合わせれば,こんなに手綱持っていかれずに済むのかな???
駈歩のあとに軽速歩に戻り,蹄跡上に置かれた横木を通過する。
暑くなってきて,着込んでいた服を1枚脱ぐ。
身軽になったら何だか動きがスムーズになり,さっきよりも軽快に軽速歩が続けられる。
ああ,乗馬って薄着のほうが快適でいいかも!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
この時期寒いけど!
動くのは主に馬だけど,乗ってる人間だってよく動けたほうが,何だか楽だ!
軽速歩での横木通過の後は,駈歩で横木通過。
お馬さん,ただの横木を障害飛越チックに通過する。
いや,そんなに跳ばなくていいよ。高さないんだし(´∀`;)
と,思ったものの,
……いや,待て,わたしが跳ばせてるのか?
と思い至る。
踏み切り遠いか近いかで楽に跨げないのか!? そうだな!?
危ないあぶない,お馬さんのせいにするところだった(; -д-)
一生懸命走ってるのに,ごめんよ。
横木の次はクロスバー。
ただの横木のときに既にちょっとジャンプしていたので,似た感じで割とすんなり跳ぶ。
踏み切りを間違ったり,体勢を崩したり,何回も跳んで,「ああ,これはよかった」「今のはダメだ」と検証していく。指導員さんは一回ずつ「今のはどうだった」「こうしたほうがいい」とアドバイスをしてくれる。
とにかく,恐いとか言っていないで,やってみることでしか上手くならない。
上手くならないと危険度が高いままなのだ。
恐くなくなるためには恐いことに挑戦しなければならないっていうのは,何だか逆説的な感じがするけれど。
今日,自分で「あれ?」と思ったのは,障害を跳ぶときに腰を浮かせる動作が,軽速歩の動作に似ているような気がしたこと。馬の背の反動を使って,ふわっと浮く感じ。そのとき,鐙の上でグッと足を踏み下げて,バランスを取るのだ。
着地のとき,わたしはどうも鞍の後ろのほうに着地してしまいやすいようで,そうするとバランスを崩して,飛越後にスムーズに駈歩に戻れない状態に陥る。
……そういえば,わたし,初めてこのクラブに来て軽速歩をみてもらったとき,鞍の後方に腰を戻しているからリズムもずれてバランスも崩れるのだと指摘され,前のほうに着地することを心がけたら驚くほど改善された,なんてことがあった。
あ,あのときと同じだ!Σ(=゚ω゚=;)
なんということ!? 軽速歩と障害飛越の動きがつながっていたなんて!!
クロスバーの次は同じ高さの垂直障害。
クロスじゃなくなると馬が左右にヨレやすいので,中央を通れるように誘導を頑張る。
へへへ……踏み切りも含めて,誘導が本当に下手だよわたし(´∀`;)
そして,一回すごい失敗やらかした。
障害跳ぶ直前に,わたし手綱を上に持ち上げてしまって,お馬さんが苦しくて跳べなくなって,そのまま障害に突っ込み,障害セットが派手に破壊された。
本当に,本当にごめんなさい(´;ω;`)
苦しかったね,痛かったね,ごめんね(TдT)ノ もうやらないから許して。
何回か跳んだあとに,垂直障害のメモリがひとつ高くされる。
そして最後に, 障害は もう一段階高くされた。
指導員さんは,「高くなっても(跳び方は)同じです」と言っていた。
具体的に何cmだったのかはわからない。
でも,今日はどうにか全部跳べた。
何かが変わったような気がした。
何が変わったのかはわからないけれど。
「何か,違うな」と思った。たぶん,いい意味で。
何かを掴んだのかな,言語化できないだけで。
脚の感じとか,障害に向かうときや跳ぶ直前の感じが,何か違う。
うん,でも,よかった。
2018年最初の障害飛越が,とても楽しいものになって,本当によかった。
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2018年初の障害を跳びました♪ (*´∇`*)
最近,「わたしは子どもの頃,何を望んでいたのだろう?」とよく考える。
何だったかな。この世界で自由に生きられればいいと思っていた。
思い出すのは,子どもの頃,ジブリ映画の『魔女の宅急便』が大好きで,いつかホウキで空を飛びたいと本気で思っていたこと。ホウキにまたがって高い所から飛び降りる「飛ぶ練習」なんていうものまでやっていた。(※危険なので絶対にマネしないで下さい。) 本当に本気で「いつか飛べる」と信じていたのだ。
小中学生の一時期は,将来イルカの調教師になりたいと考えていた。
正確には,調教師というよりも,「イルカと一緒に泳いでジャンプしたりする人」になりたいと思っていた。南の島で暮らして,気が向いたときにイルカと泳ぐような,そんな生活。動物と友だちになれる人に本気で憧れていた。
大人になった今,
わたしは何故か「馬の背に乗ってジャンプする人」になっている。
もし,あの頃の自分に 「わたしちゃんと飛べるようになってる?」 と聞かれたら,笑って 「うん。飛べてるよ」 と答えてあげようと思う。
乗っているのはホウキでもイルカでもないけれど。
.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○
今日のレッスンも,後半は障害飛越の練習。
恐怖心は,いつもどこかにちょっとあるのだけれど,「足がすくんで動けない」ようなことはなくなった。
「ちゃんと跳べる」のが正常な状態なのであって,「落ちる」のがイレギュラーな状態なのだと頭に叩き込んだら,そこまで恐くなくなったのだ。
まずは駈歩で蹄跡を回る。
わたし,まだ駈歩でのコントロールはちゃんとできていないような気がするなぁ。体感的には6割くらいかな?(´・ω・`)
手綱長くなりがちだし,加速には少し抵抗があるし,隅角もちゃんと隅まで行けてない。重心上がって体勢崩しやすいのも駈歩のときだし,まだまだ修行が足りないな( -д-)ノ
拳は,馬の頭の動きに合わせれば,こんなに手綱持っていかれずに済むのかな???
駈歩のあとに軽速歩に戻り,蹄跡上に置かれた横木を通過する。
暑くなってきて,着込んでいた服を1枚脱ぐ。
身軽になったら何だか動きがスムーズになり,さっきよりも軽快に軽速歩が続けられる。
ああ,乗馬って薄着のほうが快適でいいかも!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
この時期寒いけど!
動くのは主に馬だけど,乗ってる人間だってよく動けたほうが,何だか楽だ!
軽速歩での横木通過の後は,駈歩で横木通過。
お馬さん,ただの横木を障害飛越チックに通過する。
いや,そんなに跳ばなくていいよ。高さないんだし(´∀`;)
と,思ったものの,
……いや,待て,わたしが跳ばせてるのか?
と思い至る。
踏み切り遠いか近いかで楽に跨げないのか!? そうだな!?
危ないあぶない,お馬さんのせいにするところだった(; -д-)
一生懸命走ってるのに,ごめんよ。
横木の次はクロスバー。
ただの横木のときに既にちょっとジャンプしていたので,似た感じで割とすんなり跳ぶ。
踏み切りを間違ったり,体勢を崩したり,何回も跳んで,「ああ,これはよかった」「今のはダメだ」と検証していく。指導員さんは一回ずつ「今のはどうだった」「こうしたほうがいい」とアドバイスをしてくれる。
とにかく,恐いとか言っていないで,やってみることでしか上手くならない。
上手くならないと危険度が高いままなのだ。
恐くなくなるためには恐いことに挑戦しなければならないっていうのは,何だか逆説的な感じがするけれど。
今日,自分で「あれ?」と思ったのは,障害を跳ぶときに腰を浮かせる動作が,軽速歩の動作に似ているような気がしたこと。馬の背の反動を使って,ふわっと浮く感じ。そのとき,鐙の上でグッと足を踏み下げて,バランスを取るのだ。
着地のとき,わたしはどうも鞍の後ろのほうに着地してしまいやすいようで,そうするとバランスを崩して,飛越後にスムーズに駈歩に戻れない状態に陥る。
……そういえば,わたし,初めてこのクラブに来て軽速歩をみてもらったとき,鞍の後方に腰を戻しているからリズムもずれてバランスも崩れるのだと指摘され,前のほうに着地することを心がけたら驚くほど改善された,なんてことがあった。
あ,あのときと同じだ!Σ(=゚ω゚=;)
なんということ!? 軽速歩と障害飛越の動きがつながっていたなんて!!
クロスバーの次は同じ高さの垂直障害。
クロスじゃなくなると馬が左右にヨレやすいので,中央を通れるように誘導を頑張る。
へへへ……踏み切りも含めて,誘導が本当に下手だよわたし(´∀`;)
そして,一回すごい失敗やらかした。
障害跳ぶ直前に,わたし手綱を上に持ち上げてしまって,お馬さんが苦しくて跳べなくなって,そのまま障害に突っ込み,障害セットが派手に破壊された。
本当に,本当にごめんなさい(´;ω;`)
苦しかったね,痛かったね,ごめんね(TдT)ノ もうやらないから許して。
何回か跳んだあとに,垂直障害のメモリがひとつ高くされる。
そして最後に, 障害は もう一段階高くされた。
指導員さんは,「高くなっても(跳び方は)同じです」と言っていた。
具体的に何cmだったのかはわからない。
でも,今日はどうにか全部跳べた。
何かが変わったような気がした。
何が変わったのかはわからないけれど。
「何か,違うな」と思った。たぶん,いい意味で。
何かを掴んだのかな,言語化できないだけで。
脚の感じとか,障害に向かうときや跳ぶ直前の感じが,何か違う。
うん,でも,よかった。
2018年最初の障害飛越が,とても楽しいものになって,本当によかった。
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