2018年1月21日(日) 天気 晴れ

乗馬クラブにいると,オーナーや他の会員さんに 「〇〇(馬の名前)どうだった?」 と聞かれることがよくある。
正直なところ,最初の頃は答えようがなかった。
今だって,こうだったよ,とハッキリ答えられるわけではないけれど。
もうね,何を尋ねられているのかすら,さっぱりわからなかった。
「〇〇(お馬さん)がどうって,どういうこと?(´・ω・`)」 って。
ただ自分が落ちずに正しく乗り続け,思い通りに動かすことに必死で,馬がどうだったかなんて,乗り終わった後に記憶になかったのだ。
今は,ちょっとだけわかるような気がする。
その日その日の馬の調子や,自分との相性のこと。
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:
今日の2鞍目は駈歩三昧。
発進,停止。
駈歩を継続して,巻き乗り。
今日は速歩より駈歩のほうが,巻き乗りしやすいな。
勢いで 円を描いてしまう感じ。
速歩だと今にも常歩になりそうでヒヤヒヤする。
駈歩から速歩
駈歩から常歩
駈歩から停止
そしてまた発進
……
それを両方の手前で,何度も繰り返した。
何度目かに停止したところで,新たな指示が入った。
指導員さん「停止した状態から駈歩を出してください(*・ω・)ノ」
びっくりしてしまった。
常歩や速歩で,もうすでに馬が進んでいる状態からでないと,駈歩にならないのではないかと思っていたので。
でも,去年,上級者のレッスンを見学していたときに(自分のレッスン前に勝手に眺めていたのだけれど),確かに停止した状態からいきなり駈歩を出して障害を跳んだりしていた。
できないことではないのだ。
自分にもできるのだろうかと思いながら,停止しているお馬さんを見ると,首を下にしている。
首が下に だらーん と垂れ下がっていると,なんか……
やる気がなさそうに見えて不安なので(´∀`;)
手綱をグッグッグッと何回かに分けて小刻みに引き,顔を持ち上げさせる。
小心者なので,いかにも「できなさそう」な雰囲気が漂っているときは,あんまり挑戦したくないのだ。
首が持ち上がっていると,停止していても,ちょっと「進む気がある馬」みたいに見える。
これならいきなり駈歩も大丈夫かも? と思ったところで,脚で駈歩発進の合図。
駈歩,出たんですよ!(最初の一歩くらい速歩が入ったような気もするけど(´∀`;))
びっくりですよ! 馬っていきなり走り出すことが可能ですよ!
手前を変えても,同じやり方で,ほぼ一発で駈歩が出る。
そんなに難しくないから,何故今までやらなかったのか不思議なくらい。
馬場中央からお褒めの言葉がやってくる。
指導員さん「そう! 上手上手!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」
小夏「…….。゚+.(´;ω;`)゚+.゚」
普段の生活の中で褒められることってそんなにないから,なんかもう,この「褒められる」って経験をしたくて乗馬クラブに来ているような気がするよ。
厳しく注意を受けることもあるけれど,ちゃんと上手にできれば褒めらるんだもの。
……いつの間にか完全に報酬系を活性化させられていることに気付き,指導員の巧みな手腕に若干の恐ろしさを感じるわけだけど (´▽`;)
まあ,それは置いておいて,動物に何かを教える人は,ダメなことをダメと教えるだけじゃなくて,「今のはよかった」と伝えないと思うような状態に導けないことを知っているから,こういうこと上手なのかも,と感じた。
人間だって,認めてほしいし,肯定してほしいし,喜んでほしいし,自信を持たせてほしい。
同じなのだ。
今日はこの後,後退の練習もした。
前に挑戦したときよりは,マシになったかなぁ? (´▽`;)
真っ直ぐできなかったり,停止する際に後退の扶助を緩めるタイミングが遅かったり,欠点だらけだけれど,でも,前よりはちょっと改善されているような気がする。三歩後退なら真っ直ぐできた。
少しずつでも,できることが増えていくのは嬉しい。

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正直なところ,最初の頃は答えようがなかった。
今だって,こうだったよ,とハッキリ答えられるわけではないけれど。
もうね,何を尋ねられているのかすら,さっぱりわからなかった。
「〇〇(お馬さん)がどうって,どういうこと?(´・ω・`)」 って。
ただ自分が落ちずに正しく乗り続け,思い通りに動かすことに必死で,馬がどうだったかなんて,乗り終わった後に記憶になかったのだ。
今は,ちょっとだけわかるような気がする。
その日その日の馬の調子や,自分との相性のこと。
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:
今日の2鞍目は駈歩三昧。
発進,停止。
駈歩を継続して,巻き乗り。
今日は速歩より駈歩のほうが,巻き乗りしやすいな。
勢いで 円を描いてしまう感じ。
速歩だと今にも常歩になりそうでヒヤヒヤする。
駈歩から速歩
駈歩から常歩
駈歩から停止
そしてまた発進
……
それを両方の手前で,何度も繰り返した。
何度目かに停止したところで,新たな指示が入った。
指導員さん「停止した状態から駈歩を出してください(*・ω・)ノ」
びっくりしてしまった。
常歩や速歩で,もうすでに馬が進んでいる状態からでないと,駈歩にならないのではないかと思っていたので。
でも,去年,上級者のレッスンを見学していたときに(自分のレッスン前に勝手に眺めていたのだけれど),確かに停止した状態からいきなり駈歩を出して障害を跳んだりしていた。
できないことではないのだ。
自分にもできるのだろうかと思いながら,停止しているお馬さんを見ると,首を下にしている。
首が下に だらーん と垂れ下がっていると,なんか……
やる気がなさそうに見えて不安なので(´∀`;)
手綱をグッグッグッと何回かに分けて小刻みに引き,顔を持ち上げさせる。
小心者なので,いかにも「できなさそう」な雰囲気が漂っているときは,あんまり挑戦したくないのだ。
首が持ち上がっていると,停止していても,ちょっと「進む気がある馬」みたいに見える。
これならいきなり駈歩も大丈夫かも? と思ったところで,脚で駈歩発進の合図。
駈歩,出たんですよ!(最初の一歩くらい速歩が入ったような気もするけど(´∀`;))
びっくりですよ! 馬っていきなり走り出すことが可能ですよ!
手前を変えても,同じやり方で,ほぼ一発で駈歩が出る。
そんなに難しくないから,何故今までやらなかったのか不思議なくらい。
馬場中央からお褒めの言葉がやってくる。
指導員さん「そう! 上手上手!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」
小夏「…….。゚+.(´;ω;`)゚+.゚」
普段の生活の中で褒められることってそんなにないから,なんかもう,この「褒められる」って経験をしたくて乗馬クラブに来ているような気がするよ。
厳しく注意を受けることもあるけれど,ちゃんと上手にできれば褒めらるんだもの。
……いつの間にか完全に報酬系を活性化させられていることに気付き,指導員の巧みな手腕に若干の恐ろしさを感じるわけだけど (´▽`;)
まあ,それは置いておいて,動物に何かを教える人は,ダメなことをダメと教えるだけじゃなくて,「今のはよかった」と伝えないと思うような状態に導けないことを知っているから,こういうこと上手なのかも,と感じた。
人間だって,認めてほしいし,肯定してほしいし,喜んでほしいし,自信を持たせてほしい。
同じなのだ。
今日はこの後,後退の練習もした。
前に挑戦したときよりは,マシになったかなぁ? (´▽`;)
真っ直ぐできなかったり,停止する際に後退の扶助を緩めるタイミングが遅かったり,欠点だらけだけれど,でも,前よりはちょっと改善されているような気がする。三歩後退なら真っ直ぐできた。
少しずつでも,できることが増えていくのは嬉しい。

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