2018年2月4日(日) 天気 晴れ のち 雪

今日は立春。
暦の上では春。
それでもまだまだ寒く,レッスン中に雪が降り出した。
ちらちらと舞っていたものが,一時は本降りに。
雪の中,駈歩で馬を走らせる。
あまりにも幻想的で,
映画のワンシーンみたい.。゚+.(・∀・)゚+.゚
なんて,そんなことを思えるくらいには,駈歩でも余裕が持てるようになっていることに気付き,ちょっと嬉しい気持ちになる。
新緑の中でも,盛夏の空の下でも,紅葉の季節にも,雪の中でも,馬に乗る。
ああ,乗馬って,素敵なものだなぁ.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
水だらけの馬場で,駈歩の練習を繰り返す。
蹄跡を通っていたけれど,馬がつまづいた角の部分は避けて通過。
指導員さんも,落馬されるよりはいいと思ったのか,その部分で大きく内回りしても何も言わなかった。
落馬なんて,わたしにとっても馬にとってもクラブにとっても,いいことなんて一つもないのだから,しなくて済むのならしないほうがいいよ(´∀`;)
しばらく駈歩を続けていて,あることに気が付いた。
馬の一歩ごとに,自分の身体が(主に背骨?腰?)軽くうねるように動いていることを発見したのだ。
どう表現すればいいだろう?
馬の動きが身体に伝わり,その動きが自然と頭の先に抜けていく感じ。
エネルギーが下から上へ,どこにも障害物がなく通り抜けていくような感覚。
楽に乗れていたし,指導員さんも「よかった」と言ってくださったので,たぶん,この乗り方でいいのだろう。
これまで「姿勢よく!」と思うあまり,もしかして背骨も真っ直ぐ動かない状態に固定されていたりしたのかな。よく考えてみたら,馬だって走りながら身体は動かしているのだし,衝撃(馬の動き)が伝わった人間の身体が固まっていたら,そのほうが不自然だ。
「馬の動きを邪魔しないで」と,指導員さんはよく言っている。
上に乗る人間がガチガチに固まっていたら,それはやっぱり「馬の動きの邪魔」になるだろうなと,今更思い知った。
ここまで乗ってきて,今やっとこんなことに気付くなんて。
それとも,経験を積んで,今のこの状態にならなければ気付くことのできなかったことなのかな。
進んでも進んでも新たな発見があり,乗馬は奥深いなぁと感じ入る。
そして,この日のもう一つの発見は,ハミについてだった。
実は今日,このお馬さんはいつもとは違うハミをつけていた。
指導員さんがハミを色々つけ替えて,馬の反応の様子をみているらしい。
何という名称の,どういう性質のハミなのかはわからないけれど,昨年最後に乗った栗毛馬も同じようなハミをつけていた。頬当てがついているものだ。(いつもは一般的な水勒ハミというものだと思う。)
最初は何とも思わずに,いつもと同じように普通に乗っていたのだけれど,「あれ?」と思ったのが,減速しようとして拳をぐっと握ったときだった。
抵抗するように頭を振って,なかなか減速に応じない。
びっくりしてしまった。
このお馬さんには1年ずっと乗ってきたけれど,これまでこうした反応を見せることはほとんどなかったから。
そして,この頭を振って嫌がる反応には覚えがあった。
昨年末の栗毛馬も,まったく同じ反応をしていたのだ。
それで,何となくわかってきた。
この型のハミをつけているとき,拳での操作にはそんなに力を入れられない。
あんまり強く手綱を引くと馬が首を振って嫌がる。
停止や減速の際に,わたしは最初に手綱を引こうとする悪いクセがあるのだけれど,このハミのときにこれをやると,馬が暴れかねないほど嫌がるのだ。
いつもにも増して,まず最初に脚を踏み下げ,重心を後方に持っていく停止や減速の扶助に気を遣う。騎座での扶助をしっかりすると嫌がらない。
ハミの型によって馬の反応が変わるのって,何でなんだろう。不思議だな。
おかげで停止の仕方はだいぶスムーズになった。
力任せに馬を止める感じではなく,すーっと自然に止まる。
ハミによって矯正されたのは,実は馬ではなくわたしだったりして……(´∀`;)
このハミのよかった点は,巻き乗りがしやすかったことかなぁ? そんなに力を入れなくても馬がよく動く。たぶん,きっと,そういう,小さい力で大きく伝える感じのハミなのだろう。
前回に引き続き,停止からの駈歩発進も練習する。
馬の頭がちょっとでも逆を向いていると,逆の手前で発進してしまう。
馬って繊細だな。(=゚ω゚=;)
最後に。
今日は馬場がやけに焦げ臭いなぁと思っていたら,装蹄師さんが懸命に作業をしていた。
ああ,これで焦げ臭かったのね……( ´∀`)

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今日は立春。
暦の上では春。
それでもまだまだ寒く,レッスン中に雪が降り出した。
ちらちらと舞っていたものが,一時は本降りに。
雪の中,駈歩で馬を走らせる。
あまりにも幻想的で,
映画のワンシーンみたい.。゚+.(・∀・)゚+.゚
なんて,そんなことを思えるくらいには,駈歩でも余裕が持てるようになっていることに気付き,ちょっと嬉しい気持ちになる。
新緑の中でも,盛夏の空の下でも,紅葉の季節にも,雪の中でも,馬に乗る。
ああ,乗馬って,素敵なものだなぁ.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
水だらけの馬場で,駈歩の練習を繰り返す。
蹄跡を通っていたけれど,馬がつまづいた角の部分は避けて通過。
指導員さんも,落馬されるよりはいいと思ったのか,その部分で大きく内回りしても何も言わなかった。
落馬なんて,わたしにとっても馬にとってもクラブにとっても,いいことなんて一つもないのだから,しなくて済むのならしないほうがいいよ(´∀`;)
しばらく駈歩を続けていて,あることに気が付いた。
馬の一歩ごとに,自分の身体が(主に背骨?腰?)軽くうねるように動いていることを発見したのだ。
どう表現すればいいだろう?
馬の動きが身体に伝わり,その動きが自然と頭の先に抜けていく感じ。
エネルギーが下から上へ,どこにも障害物がなく通り抜けていくような感覚。
楽に乗れていたし,指導員さんも「よかった」と言ってくださったので,たぶん,この乗り方でいいのだろう。
これまで「姿勢よく!」と思うあまり,もしかして背骨も真っ直ぐ動かない状態に固定されていたりしたのかな。よく考えてみたら,馬だって走りながら身体は動かしているのだし,衝撃(馬の動き)が伝わった人間の身体が固まっていたら,そのほうが不自然だ。
「馬の動きを邪魔しないで」と,指導員さんはよく言っている。
上に乗る人間がガチガチに固まっていたら,それはやっぱり「馬の動きの邪魔」になるだろうなと,今更思い知った。
ここまで乗ってきて,今やっとこんなことに気付くなんて。
それとも,経験を積んで,今のこの状態にならなければ気付くことのできなかったことなのかな。
進んでも進んでも新たな発見があり,乗馬は奥深いなぁと感じ入る。
そして,この日のもう一つの発見は,ハミについてだった。
実は今日,このお馬さんはいつもとは違うハミをつけていた。
指導員さんがハミを色々つけ替えて,馬の反応の様子をみているらしい。
何という名称の,どういう性質のハミなのかはわからないけれど,昨年最後に乗った栗毛馬も同じようなハミをつけていた。頬当てがついているものだ。(いつもは一般的な水勒ハミというものだと思う。)
最初は何とも思わずに,いつもと同じように普通に乗っていたのだけれど,「あれ?」と思ったのが,減速しようとして拳をぐっと握ったときだった。
抵抗するように頭を振って,なかなか減速に応じない。
びっくりしてしまった。
このお馬さんには1年ずっと乗ってきたけれど,これまでこうした反応を見せることはほとんどなかったから。
そして,この頭を振って嫌がる反応には覚えがあった。
昨年末の栗毛馬も,まったく同じ反応をしていたのだ。
それで,何となくわかってきた。
この型のハミをつけているとき,拳での操作にはそんなに力を入れられない。
あんまり強く手綱を引くと馬が首を振って嫌がる。
停止や減速の際に,わたしは最初に手綱を引こうとする悪いクセがあるのだけれど,このハミのときにこれをやると,馬が暴れかねないほど嫌がるのだ。
いつもにも増して,まず最初に脚を踏み下げ,重心を後方に持っていく停止や減速の扶助に気を遣う。騎座での扶助をしっかりすると嫌がらない。
ハミの型によって馬の反応が変わるのって,何でなんだろう。不思議だな。
おかげで停止の仕方はだいぶスムーズになった。
力任せに馬を止める感じではなく,すーっと自然に止まる。
ハミによって矯正されたのは,実は馬ではなくわたしだったりして……(´∀`;)
このハミのよかった点は,巻き乗りがしやすかったことかなぁ? そんなに力を入れなくても馬がよく動く。たぶん,きっと,そういう,小さい力で大きく伝える感じのハミなのだろう。
前回に引き続き,停止からの駈歩発進も練習する。
馬の頭がちょっとでも逆を向いていると,逆の手前で発進してしまう。
馬って繊細だな。(=゚ω゚=;)
最後に。
今日は馬場がやけに焦げ臭いなぁと思っていたら,装蹄師さんが懸命に作業をしていた。
ああ,これで焦げ臭かったのね……( ´∀`)

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