2018年3月31日(土) 天気 晴れ
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風見馬と桜


久しぶりの障害飛越。
常歩と軽速歩で身体をほぐして,駈歩でコントロールの感覚を取り戻してから,軽速歩で横木通過の練習に入る。

去年から比べると,障害の練習に入るまでの時間が短くなってきたなぁ。
これはきっと,喜んでいいことだわね(●´ω`●)♪


障害を跳ぶ動き自体には慣れてきた。
もう理屈ではなく,単に慣れてやりやすくなってきた。
今日の騎乗馬はいつものチビ馬くんなので,尚更。

今のわたしの障害飛越での課題。
「障害までの距離を見てスピードを調整し,踏み切りを合わせて跳ぶ」


障害の高さは低いまま(50㎝くらい)にして,今日はひたすらこの練習。
一つ目の障害はクロスバー,二つ目は垂直障害。
最初の一回だけ軽速歩で跳んで,次からは全部駈歩で挑む。


駈歩のリズム,うねるような独特の動き。
確かに,ここで冷静になれなければ,障害は跳べないな。


馬の歩様は,

「常歩」は4拍子(1,2,3,4…)
「速歩」は2拍子(1,2,1,2…)
「駈歩」は3拍子(1,2,3,1,2,3…)

のリズムになっていると聞いたことがある。

幼稚園の頃から音楽教室に通い,中学校では吹奏楽部で3年間クラリネットを担当し,個人でもピアノやフルートを習ったりしていたので,「リズム」や「テンポ」という概念には割と馴染みがある。

最近,馬に乗っていて,音楽をやっていた頃のことを思い出す。
毎日,部活の基礎練で,メトロノーム使って徐々にテンポを上げていく練習とかしていたなぁ。
「速く正確にできる人」が「上手な人」というイメージだった。
馬でも同じかな?

馬で速度を上げると,一完歩の距離も長くなるのだけれど,一定時間内に入る歩数も多くなるのだろうか?(音楽では速くなると一定時間の間に入る音の数が増える。)


乗馬では音楽とは違って,「リズム&テンポ」に「距離感」という概念が加わってくるので,混乱して,いまいち感覚を掴めずにいた。
でも,もうそろそろ,慣れていかないと。

「わからない,わからない」と言いながら,無駄にお金と時間を費やすわけにもいかない。



1,2,3 で障害を跳ぶ。


一つ目の障害から二つ目の障害の間を,
ゆっくり5歩で行くか,速く4歩で行くか。

歩数のカウントの仕方は,「1,2,3」のタイミングで跳ぶために,

5歩の時は「1,2 / 1,2,3」とカウントし,
4歩の時は「1 / 1,2,3」とカウントする。

音楽で言うところの「アウフタクト」みたいね(*・ω・)ノ♪
(※アウフタクト[auftakt] … 小節の1拍目以外の拍から始まるフレーズ)

ちなみに,6歩の時は「1,2,3 / 1,2,3」。
ワルツみたい(*´∇`*)♪

まずは5歩で。
速過ぎてはいけないので,ゆっくり目の駈歩にして,最初の障害を跳び,その後も押さえて5歩で二つ目の障害を跳ぶ。

次に4歩で。
ゆっくりだと届かないので,速目の駈歩にして,最初の障害を跳び,その後は状況に応じて必要なら加速して二つ目の障害を跳ぶ。

上手くいったり,失敗したり。

修行は続くよ,どこまでも。

【83鞍目に続く】

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【おまけ】
馬にちなんだ音楽「道化師のギャロップ」

冒頭の部分がものすごく「馬っぽい」(笑)