2018年4月7日(土) 天気 雨

基礎練を終えて,障害飛越の練習に入る。
わたし,本当に,いつの間にか障害を跳ぶ道に進んでるんだな……!
障害を跳ぶのには速度調整が重要になってくるのだけれど,この「ちょうどいい速度をつくる」っていうのが結構大変で,馬の様子を見ながら苦心して色々やってみる。
障害は,先週と同じく,一つ目がクロスバー。4歩先の二つ目が垂直障害。
チビ馬くんは馬場に入ったばかりの頃はエンジンがかからなくて歩度が伸びないのだけれど,前半の基礎をひと通り終えたら,今度は伸びすぎて困る状態になった。
障害と障害の間,4歩で行っても,速過ぎて踏み切りがすごく近くなる!
なので,一つ目の障害を跳んだらすぐに身体を起こして「抑え」にかからないと上手くいかない。
でも抑え過ぎると今度は歩度足りなくて踏み切りが遠くなる。
ああぁ~もう~!('д` ;)
指導員さんに「もう鞭はいらないね」と言われて,前半で補助に使っていた鞭を渡し,鞭なしでの扶助で速度調整を試みる。
踏み下げた脚を気持ち前にして,身体をやや後傾させる(手綱を引くと,このコは引っ張り返してくることが多い)。
それでも何度かやっていたら 「そうそう!この速度だよ!(☆゚∀゚)」 という歩度のつくり方を何となく体得し,後半割とスムーズにいくようになった。
「今日は結構調子がいいぞ☆」とほくほくしていると,背後で指導員さんが垂直障害を組み直し始めた。馬で近づいていってその様子を見守る。
何回か前に,二つ目の垂直障害の高さをこっそり上げているのは見ていたけれど,今回はさらにそこから高くなることになる。障害を組み終えると,指導員さんはわたしに向き直り,言った。
「さあ,小夏さんにとって未知の世界です」
高くなった障害。何cmくらいだろう?
「高さ見て恐がる人がいるけど,同じようにやればできるから」
不思議なことに,恐くはなかった。
駈歩発進して,これまでと同じように速度を調整し,障害に向かう。
一つ目の障害は,高さの変わらないクロスバー。
そして二つ目,未知の高さの垂直障害。
最初抑えて,すぐに緩めて,さあ4歩で――!
本当に,同じように,ひょいっと跳んだ! .。゚+.(・∀・)゚+.゚
何がびっくりしたって,何の無理も違和感もなかったこと。
もう一度同じ障害を同じように跳んだけれど,これも軽く跳んでしまった。
「できましたね」と,指導員さんも笑っていた。
このとき,たまたま馬場に流れていた音楽が,ディズニー映画『アラジン』の「新しい世界(ア ホール ニュー ワールド)」だった。劇団四季バージョンの歌詞を思い出して聞いていたのだけれど,今のこの状況に当てはめると面白くて,ちょっと笑ってしまった。(´∀`*)
著作権の関係上,ここに歌詞等は掲載できないのだけれど,興味のある方は検索してみてください(バージョンがいくつかあるので「劇団四季」のもので探してみてください)。
リンクだけ貼っておこうかな。(YOUTUBEにつながります)
https://www.youtube.com/watch?v=If9QY8B42qw
「アラジン」→「馬」
「ジャスミン」→「わたし」
と置き換えて聞いてみると,ものすごく楽しいです。(*´ェ`*) 笑
ああ,なんてロマンチック(笑)(*´ -`)(´- `*)
あとで障害の高さを測ってもらったら,75㎝だった。
75㎝かぁ……。
オリンピックレベルになると,これプラス100㎝くらいになるのだというのだから,信じられない。
全乗振の「障害3級」だって,90㎝のコース回れないと合格しないのだから,まだスタートラインにすら立っていないのかな。
100㎝まで,あと25㎝。
90㎝まで,あと15㎝。
80㎝まで,あと5㎝。(これはいけそう!)
まだまだ先は長そうだけれど,今日垣間見た「新しい世界」は,本当の本当に,「ときめいて」「心が躍る」「夢のような」時でしたよ♪
そう,「駈け抜けて」「後戻りはしないの」です。

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わたし,本当に,いつの間にか障害を跳ぶ道に進んでるんだな……!
障害を跳ぶのには速度調整が重要になってくるのだけれど,この「ちょうどいい速度をつくる」っていうのが結構大変で,馬の様子を見ながら苦心して色々やってみる。
障害は,先週と同じく,一つ目がクロスバー。4歩先の二つ目が垂直障害。
チビ馬くんは馬場に入ったばかりの頃はエンジンがかからなくて歩度が伸びないのだけれど,前半の基礎をひと通り終えたら,今度は伸びすぎて困る状態になった。
障害と障害の間,4歩で行っても,速過ぎて踏み切りがすごく近くなる!
なので,一つ目の障害を跳んだらすぐに身体を起こして「抑え」にかからないと上手くいかない。
でも抑え過ぎると今度は歩度足りなくて踏み切りが遠くなる。
ああぁ~もう~!('д` ;)
指導員さんに「もう鞭はいらないね」と言われて,前半で補助に使っていた鞭を渡し,鞭なしでの扶助で速度調整を試みる。
踏み下げた脚を気持ち前にして,身体をやや後傾させる(手綱を引くと,このコは引っ張り返してくることが多い)。
それでも何度かやっていたら 「そうそう!この速度だよ!(☆゚∀゚)」 という歩度のつくり方を何となく体得し,後半割とスムーズにいくようになった。
「今日は結構調子がいいぞ☆」とほくほくしていると,背後で指導員さんが垂直障害を組み直し始めた。馬で近づいていってその様子を見守る。
何回か前に,二つ目の垂直障害の高さをこっそり上げているのは見ていたけれど,今回はさらにそこから高くなることになる。障害を組み終えると,指導員さんはわたしに向き直り,言った。
「さあ,小夏さんにとって未知の世界です」
高くなった障害。何cmくらいだろう?
「高さ見て恐がる人がいるけど,同じようにやればできるから」
不思議なことに,恐くはなかった。
駈歩発進して,これまでと同じように速度を調整し,障害に向かう。
一つ目の障害は,高さの変わらないクロスバー。
そして二つ目,未知の高さの垂直障害。
最初抑えて,すぐに緩めて,さあ4歩で――!
本当に,同じように,ひょいっと跳んだ! .。゚+.(・∀・)゚+.゚
何がびっくりしたって,何の無理も違和感もなかったこと。
もう一度同じ障害を同じように跳んだけれど,これも軽く跳んでしまった。
「できましたね」と,指導員さんも笑っていた。
このとき,たまたま馬場に流れていた音楽が,ディズニー映画『アラジン』の「新しい世界(ア ホール ニュー ワールド)」だった。劇団四季バージョンの歌詞を思い出して聞いていたのだけれど,今のこの状況に当てはめると面白くて,ちょっと笑ってしまった。(´∀`*)
著作権の関係上,ここに歌詞等は掲載できないのだけれど,興味のある方は検索してみてください(バージョンがいくつかあるので「劇団四季」のもので探してみてください)。
リンクだけ貼っておこうかな。(YOUTUBEにつながります)
https://www.youtube.com/watch?v=If9QY8B42qw
「アラジン」→「馬」
「ジャスミン」→「わたし」
と置き換えて聞いてみると,ものすごく楽しいです。(*´ェ`*) 笑
ああ,なんてロマンチック(笑)(*´ -`)(´- `*)
あとで障害の高さを測ってもらったら,75㎝だった。
75㎝かぁ……。
オリンピックレベルになると,これプラス100㎝くらいになるのだというのだから,信じられない。
全乗振の「障害3級」だって,90㎝のコース回れないと合格しないのだから,まだスタートラインにすら立っていないのかな。
100㎝まで,あと25㎝。
90㎝まで,あと15㎝。
80㎝まで,あと5㎝。(これはいけそう!)
まだまだ先は長そうだけれど,今日垣間見た「新しい世界」は,本当の本当に,「ときめいて」「心が躍る」「夢のような」時でしたよ♪
そう,「駈け抜けて」「後戻りはしないの」です。

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