2017年8月19日(土) 天気 雨 のち くもり
今日のパートナーは久しぶりのやんちゃ馬だった。
しばらく出てこなかったから具合でも悪いのかと思って心配したよ(´-ω-`)
出てこなくなる直前のレッスンで,わたしが思いっきり横木踏ませてよろけさせたりしてたので,もしかしてあれで足痛めて回復の見込みが立たず肉屋に直行……とかなっていたらすごい嫌だなと内心ビクビクしていた。
ああ,元気そうでよかった……(´Д⊂).゚+.゚
自分が怪我するのも嫌だけど,お馬さんを負傷させるのも嫌だものね。
いつもの常歩でウォーミングアップ。
やや強引に速歩出して(この日はわたしが初乗りらしいので強めの扶助)軽速歩。
その後,普通の速歩(正反動)をしていると,事件が起きた。
馬場に他のお馬さんが練習にやってきたのだ。
(騎手はわたしよりもはるかに上手)
邪魔にならないように中央あたりで動いていてくれたのだけど,わたしの騎乗馬がその馬に近づきたいらしくて(なぜ!?)蹄跡を外れること数回。
苦労しいしい蹄跡に戻す。
普段個人で,単騎で練習しているとこういった事態が発生しないので,予想外の馬の動きに困惑してしまった。
馬って仲間の近くに行きたいものなのかな(近づいてどうするのさ…('A`|||))。
本来群れで生活している生き物だから,そういう習性なんだろうな。
中央で練習していた騎手とお馬さんはそんなに長い時間居ないで退出していったのだけれど,複数の馬がいる場所で乗るとこういうこともあるのかと,新鮮な思いがした。
再び一人と一頭になり,駈歩。
発進は二回に一回の割合で成功(半分は速歩になってしまい失敗)。
走り始めたら継続を図り(鞭使い過ぎて「できるだけ脚で」と注意されたよ(´∀`;)),角で内に入られないように手綱での誘導を試みる。
駈歩だと手綱持っていかれて長くなりがちだなぁ。
長くなって短く持ち直し,長くなって短く持ち直しを繰り返す。
わたし腕の力がないのかな。いや,腕力より握力……?(´・ω・`)
□■□■□■□■□
後半は障害のレッスン。
横木通過を何回かした後,また脚を直された。
「正しい脚の位置は,こうです!」と,手でグギィと直される。
あれ? なんだかつま先内側向いているんだけど。
「つま先が少し内側向いてるんですが,これ正しいですか」
と指導員さんに問うと
「これが正しいの」
と返ってきた。
え……わたし今まで,こんな感じでは乗っていなかったよ?
これが正しかったの( ;゚д゚)!?
静止した状態で立ち乗り(ツーポイント)の姿勢をとってみる。
つま先を少し内側にしたところ,劇的に乗りやすくなった!(=゚ω゚=;)
膝でちゃんと鞍押さえられるの! 驚きのフィット感&安定感。
あああ……(´д`;)
以前,「内股気味に乗っていい。でもつま先は前に向ける」というような内容をこのブログにメモした覚えがあるのだけれど,ごめんなさい,訂正します(T_T)
「つま先は少し内側」を向いていていいです。
もしあの記事を参考にされた方がいたら(そんなにいないとは思うけれど)謝ります。あれは誤りでした。すみませんでした。
とにかく,今回は何やらすごい秘密を知ってしまったような気分でその立ち乗りを実践し続けた。
つま先ちょっと内側にして膝閉じてると,気のせいか軽速歩も安定するのね。
(※これは一般的に(どんな人に対しても)そうなのか,わたしの膝が外に開きやすいがために有効な手なのかはわかりません。)
横木もその状態で通過。
クロスバーも通過。
前回クロスバーを通過したときよりも全然やりやすい。
障害の高さに慌てると,やっぱりまだ脚が後ろに流れ気味になったりするけれど(もう前に突っ張るくらいの気持ちでいいかな),落ち着いていけば横木通過と同じ感覚でいける。
障害を跳ぶときは,自分も少し前に行く感じにすると上手くいく(そうしないと人間が馬にちょっと遅れる)。
つま先を内向きにして膝で鞍押さえて安定させることのほかに,膝と,少し落とした腰で反動を吸収すると,やわらかく乗れる。
何度か腰が硬直して動かなくなり,脚がずれて姿勢を崩すということを繰り返す。
ああ……課題は脚だけじゃない(´Д⊂)
「障害を跳ぶ」と思うと,どこか緊張してしまうのだけど,リラックスして力を抜いたほうが上手くいくみたい。
それから,障害跳んだ後,すぐに元の状態に戻らないと馬のコントロールがしづらくなる。
跳んだ後,何でこんなに馬思い通りに動かせないんだろうと思ったら,体勢が戻っていなかったみたい。指導員さんに指摘されるまで気づかなかった……やっぱり余裕なくしてるのかな。
でも,本当に驚きだった。
つま先を少し内に向けると言っても,ほんの数ミリ~数センチの話だ。
たったこれだけの角度の変化で乗りやすさがこうも違うなんて,目からうろこ。
「できない状態」から「できる状態」になるまでの間って,見えないだけにものすごい差があるような気がするのだけど,案外,その二つの状態は隣接していたりするのかもしれない。
何回かクロスバーを通過した後,指導員さんはクロスしていたバーを真っ直ぐにした。
バーが真っ直ぐの,普通の障害(高さ50㎝くらい)。
これも横木やクロスバーと同じ要領で通過する。
初めてクロスバーを通過したとき,「いつか真っ直ぐの障害も……」と思っていたのだけど,その「いつか」は意外と早かった (´▽`;)
遠いと思っている場所も,ずっと先だと思っていることも,案外身近にあるのかも。
乗馬・馬術ランキング
にほんブログ村
今日のパートナーは久しぶりのやんちゃ馬だった。
しばらく出てこなかったから具合でも悪いのかと思って心配したよ(´-ω-`)
出てこなくなる直前のレッスンで,わたしが思いっきり横木踏ませてよろけさせたりしてたので,もしかしてあれで足痛めて回復の見込みが立たず肉屋に直行……とかなっていたらすごい嫌だなと内心ビクビクしていた。
ああ,元気そうでよかった……(´Д⊂).゚+.゚
自分が怪我するのも嫌だけど,お馬さんを負傷させるのも嫌だものね。
いつもの常歩でウォーミングアップ。
やや強引に速歩出して(この日はわたしが初乗りらしいので強めの扶助)軽速歩。
その後,普通の速歩(正反動)をしていると,事件が起きた。
馬場に他のお馬さんが練習にやってきたのだ。
(騎手はわたしよりもはるかに上手)
邪魔にならないように中央あたりで動いていてくれたのだけど,わたしの騎乗馬がその馬に近づきたいらしくて(なぜ!?)蹄跡を外れること数回。
苦労しいしい蹄跡に戻す。
普段個人で,単騎で練習しているとこういった事態が発生しないので,予想外の馬の動きに困惑してしまった。
馬って仲間の近くに行きたいものなのかな(近づいてどうするのさ…('A`|||))。
本来群れで生活している生き物だから,そういう習性なんだろうな。
中央で練習していた騎手とお馬さんはそんなに長い時間居ないで退出していったのだけれど,複数の馬がいる場所で乗るとこういうこともあるのかと,新鮮な思いがした。
再び一人と一頭になり,駈歩。
発進は二回に一回の割合で成功(半分は速歩になってしまい失敗)。
走り始めたら継続を図り(鞭使い過ぎて「できるだけ脚で」と注意されたよ(´∀`;)),角で内に入られないように手綱での誘導を試みる。
駈歩だと手綱持っていかれて長くなりがちだなぁ。
長くなって短く持ち直し,長くなって短く持ち直しを繰り返す。
わたし腕の力がないのかな。いや,腕力より握力……?(´・ω・`)
□■□■□■□■□
後半は障害のレッスン。
横木通過を何回かした後,また脚を直された。
「正しい脚の位置は,こうです!」と,手でグギィと直される。
あれ? なんだかつま先内側向いているんだけど。
「つま先が少し内側向いてるんですが,これ正しいですか」
と指導員さんに問うと
「これが正しいの」
と返ってきた。
え……わたし今まで,こんな感じでは乗っていなかったよ?
これが正しかったの( ;゚д゚)!?
静止した状態で立ち乗り(ツーポイント)の姿勢をとってみる。
つま先を少し内側にしたところ,劇的に乗りやすくなった!(=゚ω゚=;)
膝でちゃんと鞍押さえられるの! 驚きのフィット感&安定感。
あああ……(´д`;)
以前,「内股気味に乗っていい。でもつま先は前に向ける」というような内容をこのブログにメモした覚えがあるのだけれど,ごめんなさい,訂正します(T_T)
「つま先は少し内側」を向いていていいです。
もしあの記事を参考にされた方がいたら(そんなにいないとは思うけれど)謝ります。あれは誤りでした。すみませんでした。
とにかく,今回は何やらすごい秘密を知ってしまったような気分でその立ち乗りを実践し続けた。
つま先ちょっと内側にして膝閉じてると,気のせいか軽速歩も安定するのね。
(※これは一般的に(どんな人に対しても)そうなのか,わたしの膝が外に開きやすいがために有効な手なのかはわかりません。)
横木もその状態で通過。
クロスバーも通過。
前回クロスバーを通過したときよりも全然やりやすい。
障害の高さに慌てると,やっぱりまだ脚が後ろに流れ気味になったりするけれど(もう前に突っ張るくらいの気持ちでいいかな),落ち着いていけば横木通過と同じ感覚でいける。
障害を跳ぶときは,自分も少し前に行く感じにすると上手くいく(そうしないと人間が馬にちょっと遅れる)。
つま先を内向きにして膝で鞍押さえて安定させることのほかに,膝と,少し落とした腰で反動を吸収すると,やわらかく乗れる。
何度か腰が硬直して動かなくなり,脚がずれて姿勢を崩すということを繰り返す。
ああ……課題は脚だけじゃない(´Д⊂)
「障害を跳ぶ」と思うと,どこか緊張してしまうのだけど,リラックスして力を抜いたほうが上手くいくみたい。
それから,障害跳んだ後,すぐに元の状態に戻らないと馬のコントロールがしづらくなる。
跳んだ後,何でこんなに馬思い通りに動かせないんだろうと思ったら,体勢が戻っていなかったみたい。指導員さんに指摘されるまで気づかなかった……やっぱり余裕なくしてるのかな。
でも,本当に驚きだった。
つま先を少し内に向けると言っても,ほんの数ミリ~数センチの話だ。
たったこれだけの角度の変化で乗りやすさがこうも違うなんて,目からうろこ。
「できない状態」から「できる状態」になるまでの間って,見えないだけにものすごい差があるような気がするのだけど,案外,その二つの状態は隣接していたりするのかもしれない。
何回かクロスバーを通過した後,指導員さんはクロスしていたバーを真っ直ぐにした。
バーが真っ直ぐの,普通の障害(高さ50㎝くらい)。
これも横木やクロスバーと同じ要領で通過する。
初めてクロスバーを通過したとき,「いつか真っ直ぐの障害も……」と思っていたのだけど,その「いつか」は意外と早かった (´▽`;)
遠いと思っている場所も,ずっと先だと思っていることも,案外身近にあるのかも。
乗馬・馬術ランキング
にほんブログ村