アップルとわたしのカラフルな世界
(2017 / アメリカ / 上映時間84分)
アップルとわたしのカラフルな世界
盲導馬 というものをご存じですか?
わたしはこの映画を見るまで知りませんでした。
盲導犬と同じく,目の見えない人のパートナーとなり,生活の様々な面でのサポートを行うお馬さんです。(盲導馬の説明はこちらが詳しいです。)
その盲導馬と,元馬術選手の少女の物語です。
たまたまお店で発見して見てみたのですが,心癒されるストーリーでした。
【映画の宣伝動画】
【ストーリー】
主人公の少女ベイリーは,優秀な馬術選手。
全米大会を目前に,練習に励んでいました。
ところがある時,手綱が切れるアクシデントに見舞われ,落馬してしまいます。
初めはたいしたケガではないと思っていたのですが,彼女はそれがもとで両目を失明してしまいます。
悲しみに暮れるベイリーと家族。
それでも心を強く,明るく生きていこうと彼らは決意します。
ベイリーが障害を受け入れる手助けとなるよう,盲導犬を紹介する両親。
なかなか相性の良い犬が見つからず,イライラするベイリー。
そんな彼女に,盲導犬センターから素敵なパートナーを紹介されます。
盲導馬として働く,ミニチュアホースのアップルです。
ベイリーはすぐにアップルを受け入れ,一人と一頭の生活がはじまります。
【感想】
まず,冒頭の乗馬シーンが美しいです。
さらに,盲導馬のアップルがかわいい.。゚+.(●´ω`●)゚+.゚
盲導馬としてでなく,ペットとしてでも飼いたいと思いました。
ベッドで一緒に寝たりしてるんですよ!
馬好きの方は必見(特にポニーとか可愛い系の馬が好きな方)。
そして,突然自分の身に降りかかってきた災難を受け入れ,乗り越えてゆく主人公と,力強く支える両親,盲導犬センターで出会った訓練士の少年との関係など,なんというか,人間への信頼を取り戻せそうな内容です。
視覚障害を扱った作品ではありますが,お涙頂戴的な重さはありません。
でも訓練士の少年セバスチャン(彼は生まれつき全盲)の言葉にはハッとさせられました。
わたしもベイリーと同じように,生まれつき見えない人よりも,途中から見えなくなる人のほうが辛いんじゃないかと思っていました。でも,そうじゃないんだな,と。
「もう見えない」と言うけれど「今まで見えていた」
「もう馬にも乗れない」と言うけれど「今まで乗れていた」
アルフレッド・テニソンというイギリスの詩人の格言に「恋をして恋を失った方が,一度も恋をしなかったよりもましである。(It's better to have loved and lost than never to have loved at all.)」というものがあるのだけど,まさにそんな感じだなぁと思いました。
一度でも経験できたって,素晴らしいこと!
失ったものを嘆くより,そんな経験ができたことを幸せに思いたい。
そんな風に思いました。
物語の終わりはちょっと唐突な感じがして「あれ? これで終わり?」って思ったりしたけれど,まあ,ハッピーエンドだからいいや (´▽`) 笑。
クリスマスシーンで終わるので,クリスマスプレゼントにもいいかも?
【最後に】
いつか日本でも盲導馬が導入される日が来るのでしょうか。
確かに馬は賢いし,人に懐くし,慎重だから盲導に向くのでしょうけれど,わたしはボロの始末がどうなっているのか気になって仕方ありませんでした。お馬さんって,しつけによって一箇所で排泄するようになったりするのでしょうか? いつも馬場で走りながらボロボロしてるお馬さんを見ていると,とてもそんな習慣を身に付けさせるのは無理なんじゃないかと思ってしまいます……(´・ω・`)。
でも,馬好きとしては盲導馬が導入されたらやっぱり嬉しいので,今後そんなニュースが聞ける日を楽しみにしています♪
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(2017 / アメリカ / 上映時間84分)
アップルとわたしのカラフルな世界
盲導馬 というものをご存じですか?
わたしはこの映画を見るまで知りませんでした。
盲導犬と同じく,目の見えない人のパートナーとなり,生活の様々な面でのサポートを行うお馬さんです。(盲導馬の説明はこちらが詳しいです。)
その盲導馬と,元馬術選手の少女の物語です。
たまたまお店で発見して見てみたのですが,心癒されるストーリーでした。
【映画の宣伝動画】
【ストーリー】
主人公の少女ベイリーは,優秀な馬術選手。
全米大会を目前に,練習に励んでいました。
ところがある時,手綱が切れるアクシデントに見舞われ,落馬してしまいます。
初めはたいしたケガではないと思っていたのですが,彼女はそれがもとで両目を失明してしまいます。
悲しみに暮れるベイリーと家族。
それでも心を強く,明るく生きていこうと彼らは決意します。
ベイリーが障害を受け入れる手助けとなるよう,盲導犬を紹介する両親。
なかなか相性の良い犬が見つからず,イライラするベイリー。
そんな彼女に,盲導犬センターから素敵なパートナーを紹介されます。
盲導馬として働く,ミニチュアホースのアップルです。
ベイリーはすぐにアップルを受け入れ,一人と一頭の生活がはじまります。
【感想】
まず,冒頭の乗馬シーンが美しいです。
さらに,盲導馬のアップルがかわいい.。゚+.(●´ω`●)゚+.゚
盲導馬としてでなく,ペットとしてでも飼いたいと思いました。
ベッドで一緒に寝たりしてるんですよ!
馬好きの方は必見(特にポニーとか可愛い系の馬が好きな方)。
そして,突然自分の身に降りかかってきた災難を受け入れ,乗り越えてゆく主人公と,力強く支える両親,盲導犬センターで出会った訓練士の少年との関係など,なんというか,人間への信頼を取り戻せそうな内容です。
視覚障害を扱った作品ではありますが,お涙頂戴的な重さはありません。
でも訓練士の少年セバスチャン(彼は生まれつき全盲)の言葉にはハッとさせられました。
わたしもベイリーと同じように,生まれつき見えない人よりも,途中から見えなくなる人のほうが辛いんじゃないかと思っていました。でも,そうじゃないんだな,と。
「もう見えない」と言うけれど「今まで見えていた」
「もう馬にも乗れない」と言うけれど「今まで乗れていた」
アルフレッド・テニソンというイギリスの詩人の格言に「恋をして恋を失った方が,一度も恋をしなかったよりもましである。(It's better to have loved and lost than never to have loved at all.)」というものがあるのだけど,まさにそんな感じだなぁと思いました。
一度でも経験できたって,素晴らしいこと!
失ったものを嘆くより,そんな経験ができたことを幸せに思いたい。
そんな風に思いました。
物語の終わりはちょっと唐突な感じがして「あれ? これで終わり?」って思ったりしたけれど,まあ,ハッピーエンドだからいいや (´▽`) 笑。
クリスマスシーンで終わるので,クリスマスプレゼントにもいいかも?
【最後に】
いつか日本でも盲導馬が導入される日が来るのでしょうか。
確かに馬は賢いし,人に懐くし,慎重だから盲導に向くのでしょうけれど,わたしはボロの始末がどうなっているのか気になって仕方ありませんでした。お馬さんって,しつけによって一箇所で排泄するようになったりするのでしょうか? いつも馬場で走りながらボロボロしてるお馬さんを見ていると,とてもそんな習慣を身に付けさせるのは無理なんじゃないかと思ってしまいます……(´・ω・`)。
でも,馬好きとしては盲導馬が導入されたらやっぱり嬉しいので,今後そんなニュースが聞ける日を楽しみにしています♪
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