馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

111~120鞍目

111鞍目 反半巻乗

2018年9月1日(土) 天気 小雨

第18回アジア競技大会 

日本の活躍すごかったですね!(*゚∀゚)ノ♪
選手の方々おめでとうございます。
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(出典: 公益社団法人 日本馬術連盟

馬場馬術団体 金メダル
総合馬術団体 金メダル
総合馬術個人 金メダル
障害馬術団体 銀メダル

すごい。 メダルラッシュ!
馬術はほとんど日本の独壇場!

こんなにもすごいのに……

何故テレビでもっと報道しない!? (´・ω・`)

ほかの競技だってすごいけど,マイナー競技こそ積極的に報道してほしいなぁ(>_<)

試合の様子とか放送すればいいのに。
そうしたら,それに憧れて乗馬始める人だっていると思うのに。
その中には,将来ものすごい活躍をする子どもだっているかもしれないのに……!!

うーん,広く知られることがないことが,なんだかすごく,惜しい。


□■*:;;;:*□■*:;;;:*□■*:;;;:*□■*:;;;:*■


さてさて,久しぶりの乗馬レッスン。
わたしはわたしで頑張ろう(*´∇`*)

暦はすでに9月。
小雨が降りしきる中,乗馬クラブに到着。

最近雨が多い。
秋雨かな。
台風も近づいている模様。

パートナーはいつものお馬さん。
たてがみにオガ屑を付けて,ものすごく眠そう(笑)。
お昼前にちょっと頑張って運動しようか。(*・ω・)ノ(=ω=.)ZZZ
そのほうが身体にもいいよ(笑) たぶん。


インドアの馬場で騎乗して,鐙の長さの調節。
前に子どもが乗っていたのか,めちゃくちゃ短くなっていた。
脚がこの位置にあっても,馬はちゃんと反応するのかな。
そういえば,大人と子どもほどでないにしろ,足の長さなんて人によって違う。
でもどんな人が乗っても馬は合図を受け取って動くのだから,「正しい脚の位置」って実は結構幅広いのかもしれない(主に上下に)。


蹄跡で常歩して,軽速歩して,巻き乗りして,速歩して,駈歩して。
最初にちょっとワガママが入るけれど,馬の調子は悪くない。
速歩で気を抜くと遅くなるので,頻繁に脚を入れて歩度を伸ばす。

前回に引き続き,今日も指導員さんから拍車の話があった。使用を迷っていたので,まだ未購入なのだ。

「脚の位置だいぶ安定してますから,もう拍車使ってもいいと思いますよ?」
とのこと。

もはや 「使ったほうがいい」 というより 「使え」 に近い雰囲気だったので,速やかに購入することにしました(´∀`;) 先延ばしにしたって仕方ないものね。

というわけで,次回からは「拍車ありの小夏」として登場しようと思います。
何が起こるかわからないけれど,新しいことをするのは楽しみ(・∀・)ノ♪


今日の1鞍目は,フラットワークを重点的に行う。
聞いたことのない号令が次々に出てきて,覚えきれずに混乱し,頭の中が「?」のまま,意味もなく巻き乗りをしたりしてしまう。

衝撃的だったのが,「反半巻き乗り」。
いつもの「半巻き」とは逆に回る運動。
こんなのあるんだ!?Σ(・ω・ノ)ノ

「蹄跡から半円を描いて斜めに元の蹄跡に戻り手前を変える」
半巻き

ではなく,

「蹄跡の途中から斜めに馬場に入り半円を描いて元の蹄跡に戻り手前を変える」
反半巻き

というもの。


今日は軽速歩で行った。

蹄跡を外れる位置と,ななめの角度のつくり方がミソね!(☆゚∀゚)

反半巻き乗りは,開放感のない方向に向かって円を描くので,窮屈な印象を受ける。一応できるけれど,いつもの逆って,なんだか変な感じ。

でも,新たな課題を与えられて,最初がイマイチでも,段々とできるようになっていくのは楽しい。

競技会などで上手な人を見ていると,「これだけ乗れたら楽しいだろうな」と思うのだけれど,正直,乗馬って,下手でも楽しい(´∀`*)。できなくても楽しいのだ。

本当に,子どもが大好きなゲームをしているような感じ。
新しいことをやって,新たなステージや展開があって,徐々に難易度が上がって,できなかったことができるようになって……その間ずっとわくわくして,キラキラした気持ちでいる。
こんな気持ちを味わえることは,心底幸せなことだと思う。

【112鞍目に続く】

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112鞍目 鐙を外して駈け回る

2018年9月1日(土) 天気 小雨

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先日,家でアジア大会の馬術の話をしていたときに,母がしてきた質問がショックでした。


母 「障害馬術って,馬に障害があるの? 人に障害があるの?」

小夏 「……馬場に障害があるの(´・ω・`;)」


『障害馬術』って言葉が誤解を生むのかな。『障害飛越競技』と言ったほうがいいのかな。
心身にハンディキャップのある人馬がする馬術競技って意味じゃないよ。パラリンピックにも馬術はあるけれど。

乗馬をする人達の間では,会話の中で「障害飛越競技」「障害馬術」を「障害」と略すことは普通にある。
でも,確かにわたしも,最初の頃は「障害」と聞くたびに「障害者手帳」みたいな意味のほうを連想していた。乗馬ライセンスの「障害〇級」なんてもう障害の等級にしか聞こえなくて(若干職業病です。すみません),一般の人々の前で「わたし障害3級持ってるんだ(*´∇`*)」なんて言ったら,たぶん多くの人は「障害者手帳」のほうを連想するんだろうなと考えたりしました。

いや,問題はない。問題はないけれど,ややこしいというか,時に説明が必要になることが面倒というか……。乗馬をやっていない人の前では,略さずに「障害飛越」と言ったり「ジャンピング」と言ったり,なんとなく気を遣う日々。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


本日の2鞍目。
まずは軽く障害ジャンプの練習。

いつものように横木から始まって,駈歩でクロスバーを跳び,次に「クロス→垂直」のコンビネーション障害を跳ぶ。

ふたつ目の垂直障害は何度か高さを上げられ,最後は70㎝くらいになった。

今日の踏み切りはイマイチだった。

障害飛越って,速すぎてもダメなのね。(´Д⊂)
下手な図だけれど,大体こんな感じになって失敗する。

【速過ぎるとき】
障害飛越②
2つ目の障害が高くなっているので,馬の肢に当たる。
可愛らしく「コツン☆」なんてものじゃなくて,「ガゴンッ!!」って結構派手な音がする。
落とした!?Σ(゚д゚;) って思うのだけれど,意外と落ちない。
でも,馬の肢,大丈夫かな。やっぱりちょっとは痛いよね?

【理想的な速度と踏み切りの位置】
障害飛越①
うーむ……難しい……(; -д-)ノ(図を描くのも,跳ぶのも)


それから,随伴の姿勢を見直しましょうと指摘を受けた。
身体を倒し過ぎみたい。

指導員さんが動画を撮ってくださったので,初めて自分が馬を走らせ障害を跳んでいる姿を見ることができた。

見た感想。

ふ……普通!! (=゚ω゚=)

これまで,自分の騎乗姿なんて見たら下手さに絶望するんじゃないかと思って怯えていたのだけれど,いや,絶望するほど悪くはないよ。感動するほど上手くもなかったけど。

まあ,「普通」とか,そういう問題ではなくて(´∀`;)
見せてもらいながら説明してもらうと,すごくわかりやすい。

障害を跳び終えるとき,身体を起こすのが少し遅い。
動画を見ながら,(ああ,これは直せるな)と,納得して思えた。
ジャンプの勢いに押されてこうなってしまっているわけではなく,ただ単にわたしは身体を起こすタイミングがよくわからずに遅くなってしまっていたのだ。

意識してみたら,次は上手くいった。
「現状を正しく認識する → 意識する」だけで上手くいくことは,ほかにもあるかもしれない。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆


この日は障害の練習も早めに切り上げて,初めての練習をすることになった。

指示された内容は,なんと 鐙上げの駈歩!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

鐙を外して駈歩で走り回るの(*゚∀゚)♪

調馬索をつけた状態で,駈歩の鐙上げの練習をしたことはあるけれど(あのときは手綱も放して馬上体操していた),調馬索を離れた状態でこれをやるのは初めて。

指導員さんから指示が出たときに,まったく抵抗感がなかったのが,自分でもちょっと意外だった。「恐い~(>_<)」ってなるんじゃないかな,という思いもあったから。

でも不思議なことに,なんとなくできそうな気がした。
少しわくわくしてもいた。
たぶん,指導員さんのほうも,わたしの様子を見ていて「できそうだな」というのを感じたから,この練習を取り入れてきたのだ。

鐙を外して,常歩で歩かせて,軽い駈歩発進の扶助ですぐに駈歩になる(外方脚引いただけで勝手に走り出す)。

ああ! できるできる! 大丈夫!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

足が鐙にかかっていなくても,駈歩の馬に乗っていられる。
隅角曲がるときに,ちょっと身体傾けたって大丈夫!
一瞬速歩に落ちても,そこからすぐに駈歩に戻せる!

指導員さん 「そう! 上手上手!(・∀・)」

うきゃー楽しい~♪♪♪(*´∇`*)笑

まずは馬場を一周して停止。
その次はもうちょっと長く,連続して馬場を三周くらい。
左右どっちの手前でも行う。

鐙上げの駈歩,すごく楽しかったヾ(=^▽^=)ノ♪
以前映画で見た裸馬に乗る少年の姿を思い出したよ。
いつか裸馬にも乗ってみたい。

鐙上げって,脚がすごく楽な気がするんだ。
でも意識していないところで体幹にはものすごい力を入れていたようで,次の日腹筋と背筋と内腿が筋肉痛になったよ(´∀`;)

指導員さんは,鐙上げ駈歩のコツとして,「1回できれいに発進できたほうが楽ですよ」と言っていた。確かに,発進がすんなりいかずに速歩が数歩入ったりするとちょっと乗りづらさを感じる。でも,発進よりもむしろ,わたしは速歩や常歩に落として停止,という流れのほうが大変だった。鐙を踏めないから,下腹と太腿あたりに全力で力を入れて手綱を引くしかない。いつも鐙に頼ってたんだなぁ。


細々としたことを,今日も色々注意されたけれど,それよりも鐙を外した状態で駈歩して馬場を何周もできたことが嬉しくて,楽しくて,乗馬がますます好きになった日でした(●´ω`●)♪


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113鞍目 拍車デビュー

2018年9月8日(土) 天気 くもり時々

100鞍を越えて,ようやく拍車デビューしました。
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※画像はイメージです。


ネット上には「拍車を当てて馬に跳ねられた」なんて話が散見されるのでビクビクしていたのだけれど,今日ついに腹をくくって拍車を使うことにしました。

当たってもなるべく痛くないように,先が丸い2㎝くらいのものを用意。
拍車はベルトを使ってブーツのかかと部分に取り付ける(写真参照)。

拍車だけ見ていたときは「ズレないのかなぁコレ(´・ω・`)」なんて思っていたけれど,実際ショートブーツとチャップスの上に取り付けるとギュウギュウな感じで,ズレはしなかった。

何食わぬ顔で馬つなぎ場まで行ったところ,目ざとく指導員さんに拍車を発見される。

「いい拍車ですね!(・∀・)」 と褒められて,
「えへへ~♪ そうかな~(*´ω`*)」 なんていい気になっていた。

実は拍車には,不安と共に,ちょっと期待もしていた。

「わあ何これ,すっごいスムーズ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 軽ーい扶助でどんな動きも自由自在☆(o^∇^o)」

……なんて,なるんじゃないかなぁ……って。

もちろん,この期待は早々に裏切られた(´∀`;)


わくわくしながら騎乗して,鐙の長さを調整して,腹帯締め直して,さあ,いざ出発!

指導員さん 「はい,じゃあ常歩で大きく馬場を一周」

小夏 「はい!(*´∇`*)」

馬 「……」

小夏 「あ,あれ?」

馬 「……」

小夏 「ちょっ……あれ? 何だろう?」


まさかの常歩発進拒否。
う,嘘でしょう!?Σ(´д`;)
常歩にならないなんて,ものすごい久しぶりの出来事で,焦りに焦る。

原因は,わたしが拍車にビビり過ぎて,脚での圧迫をほぼやっていなかったこと。
拍車というのは,あくまでも脚の補助なので,拍車を付けたから脚使わなくていいってわけじゃないのだ。

……バカだなぁ,わたし(´∀`;)

どれだけ期待して,どれだけ怯えてたんだ。

ちょっと深呼吸して落ち着こう。
そうそう,馬に乗ったら平常心を保つこと。
怯えも期待もいらないよ。普通に普通に。

拍車を付けていることを無視したら常歩発進できた。

が,重い。のたのたしている。

あ,もしかして,ここからが拍車の本領発揮!?(・∀・)゚+.゚
今こそ拍車の威力を……!

小夏 「えいっ(☆゚∀゚) わくわく♪」

馬 「……」

小夏 「……(T‐T)」



どんなにいい物でも,使いこなせなきゃ意味がない。


見かねた指導員さんが,馬を止めるように指示してやってきた。

指導員さん 「上過ぎるのかな」

小夏 「すみません,慣れなくて(´Д⊂)」

指導員さん 「いや,いいですよ。最初はわからないですから」

おそれ多くも,指導員さんに全面的に拍車を付け直してもらう。

指導員さん 「はい! これで拍車使えるようになったはずです」

小夏 「ありがとうございます(ノд・。) グスン」


~ 常歩で蹄跡行進 ~


指導員さん 「かかと下げないと拍車使えないですよー!」

小夏 「はーい!(;´Д`)」

あわわわわ(;´Д`) 何かもう今日いっぱいいっぱいだ。

拍車を効果的に使うには,当たり前だけれど,乗馬の基本がきっちりできていないといけないみたい。楽ができると思ったら大間違いだ。


軽速歩も,しばらくコツがつかめず苦労する。
でもちゃんと入れば軽く歩度が伸びるので,拍車はちゃんと効いているのだろう。

慣れるまで! 慣れるまでの辛抱だ!(>_<)
スマホのフリック入力だって,慣れるまでやりづらかったけど,慣れたら速いじゃん。それと同じだよ!(たぶん)

ぜーぜーと軽く息を上げながら軽速歩で巻き乗り。
ああもう無駄な神経と体力を使っているのが自分でわかる。

拍車デビューの今日の感想は,割と強めに使っても跳ねられるということはなかったけれど,もう少し慣れないと探り探りの状態でやりづらい,というものでした。

【114鞍目に続く】

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114鞍目 フラットワーク三昧

 2018年9月8日(土) 天気 くもり時々

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りんごシーズン到来です♪

2鞍目はひたすらフラットワーク。
拍車には少しだけ慣れて,違和感が少なくなる。

ところがどうも本調子が出ず,いつもはしないような変な失敗を繰り返す。

特に左手前は壊滅的で,駈歩発進のおよそ4割が反対手前になる。
なぜ~!?(´;ω;`)

今日は高さのある障害は跳ばずに,障害に見立てた横木だけを使っていたのだけれど,通過後に速歩になってしまうこと多数。
なんで~!?。・゚・(ノД`)

走らせていると手綱がどんどん長くなってしまう点を指摘された。
自分で気づいたら持ち直すようにしたのだけれど,そうすると,かなり頻繁に持ち直すことになる(蹄跡一周の間に3回くらい持ち直す)。
これはダメだ! そもそもできるだけ手綱を伸ばさないようにしよう!

小夏 「あ,あの……手綱を長くしないためには,どうすればいいですか?(; -д-)ノ」

指導員さん 「うーん。馬の頭の動きに合わせるといいんですけどね。こう……拳はしっかり手綱握ってるんだけど,腕はやわらかく動くように……あ! ゴムみたいに!」

へ?(゚Д゚;) ゴム?

指導員さん 「自分の腕と手綱がゴムになって,伸びて戻る,伸びて戻る……って感じです!('▽'*)」

腕がゴムになると聞いて,某有名な海賊少年漫画の主人公の姿しか浮かばなかったのだけれど,まあ,何となくイメージはわかった。

あとね,指導員さんが求めるレベルにまで手綱を短くすると,わたしの腕が短いせいなのか,上半身がやや前傾してしまう。

指導員さん 「その状態で身体を起こしてキープすれば,馬が頭を上げるようになるんですよ」

そのキープができないのだよ。

指導員さんの話を聞く限りでは,どうもわたしは,バランスは良いものの筋力が足りていないらしい。もうちょっと腹筋とか腕の筋肉とか,つくといいのかな~って。

なんだやっぱり馬術でもちょっとは力必要じゃない。
筋肉つけよう! これからは身体づくりも意識していこう!


そんな感じで,運動しては注意やアドバイスを受けることを,ひたすら繰り返す。


いつもの指導員さんの1.5倍くらい良く喋る先生だったので,運動の間中ずーっと何かしらの忠告を聞いていた。

「手綱長くしないで! 持ち直して!」
「外側の手綱ゆるんでます!」
「拳下げて!」
「それ以上速くしないで!」
「身体起こして! 馬に走られてる!」
「手前逆です! シンプル・チェンジでいいんで直してください!」
「脚! つま先ちょっと内向けてー!」

ひいぃぃぃ!!! ε=ε=(;´Д`)

指導員さん 「もう初心者ではないので,こういうこと気を付けていきましょうね(・∀・)」

すみません,いつまでも初心者面していて(; -д-)
もうそんな甘え許されないってことね。
が,頑張る!(>_<)

ちなみに,今日のレッスンで一番多く聞いたワードは「内方姿勢」。

これまで,内方姿勢って,「馬の顔をちょっと内側に向ける」くらいの認識でいた。
でも実際にはかなり奥深いものみたい。

この動画で詳しく図解されています。


障害跳ぶのに,内方姿勢って大事なのね。

それにしても,この動画の最後で広田さんが 「正しい内方姿勢は,意識して早い人で5年」 と言っているのを聞いて,気が遠のいた。仮に「遅い人10年コース」だったら,わたし何歳になってる?
もうちょっと短縮できないかなとか,ズルいことを考えたことは胸に秘して,地道に頑張っていこうと思う。

ちなみに,脚で馬体を押す感覚は 「サッカーでパスするときみたいな感じ(・∀・)」と今日の指導員さんにコツを聞き,アドバイス通りにやってみたら上手くいった。
経験者の話は役に立つなぁ。


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;


練習を終え,下馬して,汗で湿った馬の首に触れて熱さにびっくりした。
一瞬,熱があるんじゃないかと心配になったけれど,元気に運動していたし,食欲もあるので,具合が悪いわけではない様子。
最近だいぶ気温が落ち着いてきたので,外気温との差で熱く感じたのだろう。

ぬるま湯で体を洗ってあげて,「さんさ」という,小さな早生りんごをあげる。

おやつをあげた後にじゃれてくるの可愛い(*´ -`)(●´ω`●)
鼻押し付けたり,手をぺろぺろ舐めてきたり,唇でハムハムしてきたりする。
馬は感情表現が分かりやすくて可愛いなぁ。


馬の一生は人間の一生よりも短い。
その上,一生人の手で管理され続けなければならない。
乗用馬の仕事だって,本当はやりたくてやっているわけではないのかもしれない。

だからせめて,その一生の中に,ほんの少しでも,こうやって,美味しいもの貰って,「嬉しいな」「幸せだな」と思う瞬間があってほしいなぁと,毎回練習後におやつをあげながら思う。



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115鞍目 混み合う馬場

2018年9月15日(土) 天気 雨

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本格的な雨。

小雨とか,曇り時々雨とか,そういうグズグズした雨の日ではなく,朝から昼過ぎにかけて本降りの雨が降った日だった。

こんな日でもインドアの馬場があるので練習はできるのだけれど,外の馬場で練習予定だった人馬もインドアでの練習に変更になっていたので,馬場はわたしがこれまで見た中では一番混雑した状態になっていた。

本降りの雨でも,本気で強行突破すれば外の馬場で練習できるんだろうけれど(馬術の試合を雨の中でやっているのを見たことがある),こんな肌寒い日にずぶ濡れになったら風邪をひくかもしれないし,革製品の多い馬具の手入れも大変だろうから,やめておくのが懸命だよね?(´∀`;)


元競走馬の女のコを馬房から引っ張り出してきて騎乗。
いつも食い意地の張ったごねる馬に乗っているので,引いて歩くのも馬装も楽に思える。

わたしのレッスンの直前に,1グループがレッスンを終えたのだけれど,中にはまだ複数の人馬と指導員がいた。周囲の蹄跡に置かれた障害をぐるぐる回りながらジャンプしているので,わたしは真ん中の空いている部分をとりあえず歩かせることに。

色んな馬と人が,近くなったり,離れたり。

お馬さんたちはよく訓練されているのか,他の馬に近づいても気を取られる様子もなく,「我関せず」と黙々と自分の運動を続けていく。

わたしはいつも1人でレッスンを受けていて,馬場には他に人馬がいないことがほとんどなので,何だか気が散って仕方がない。周囲の馬が障害にぶつかる音にビクッとする。上手い人たちや他の先生に見られることも,何となく恥ずかしく感じてしまう。

訓練が足りないのはわたしのほうね。
馬のほうが落ち着いている。


馬場の中央でウロウロと落ち着かなく常歩しているわたしが,効果的に練習できていないと感じたのか,指導員さんは常歩をやめさせて,馬に調馬索を取り付けた。

指導員さん 「馬場が空くまで,馬上体操しましょう(・∀・)!」

というわけで,調馬索で小さな円を描きながら,鐙上げして手綱を離して馬上体操。
常歩と,速歩で実行。
あれ? そう言えば,このお馬さんで馬上体操したの初めて?


その後,馬上体操が終わっても,そのまま調馬索は付けられたまま,先週からテーマになっている「内方姿勢」の特訓。

あらためてやると難しくて!(;´Д`)

脚で外に押し出せなくて,円がどんどん小さくなってしまい,馬も走りづらいので走るのをやめてしまう。

あれー? おかしいなぁ(´・ω・`)
これまでもっと上手くやれていたような気がするのに。
同じような運動,もっとずっと前にもやってたよねぇ?

しかし,よくよく考えてみれば,ずっと以前の調馬索の円運動って,もう本当に超初心者のときで,わたしは何もせずに乗っていただけで,馬はほぼ指導員さんが動かしてくださっていたのだと思い出す。

……あ,そっか。あれは,わたしが上手くやってたわけじゃない。
指導員さんが上手く動かしている馬に,乗っかっていただけだったのだ。

わたしの力量って,まだまだ全然なんだなぁ(>_<)

【116鞍目に続く】


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116鞍目 リセット

2018年9月15日(土) 天気 雨

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先にレッスンをしていたグループが時間になり退場したので,馬場はいつもと同じ「馬+先生+わたし」で占領する贅沢な空間となった。

うひゅー♪(o^∇^o)ノ 雨の日にインドア独り占めー♪

けれども,わたしの出来が悪過ぎて,引き続き調馬索運動。
広い空間がもったいない……(TДT)

馬を走らせながら綺麗な円が描けないのだ。
馬が内に入ってしまい円が小さくなってしまう。

あれ? でも,おかしいな。
わたし「巻き乗り」は毎回できてるんだけどな(´・ω・`)


「意識するとできるようになること」ってあるのだけれど,反対に「意識するとできなくなること」もある。


……あれ? わたし,これまで,どうやってた……?
(゚д゚;)



理論を頭に入れて,手足や身体全体にその通りにやろうと意識を持っていくのだけれど,なんだか……なんだか上手くいかない!(>_<)


映画『魔女の宅急便』で主人公のキキがスランプに陥ったときに呟いていた台詞を思い出す。


「私, 前は何も考えなくても飛べたの。でも, 今は分からなくなっちゃった」

映画『魔女の宅急便』より


これって,どういう状況?

途中で深呼吸をしつつ,軽速歩と駈歩で,何とか上手くいくように感覚に集中する。

わたしの場合,「意識を集中させる」と言うよりは,「感覚を研ぎ澄ませる」方向で尽力すると上手くいくことが多い。

「こうやるぞ!」って,意識するのではなく,馬に乗りつつ,思考を外れた部分で微調整していく感じ。

何周か繰り返していると,内方脚で馬を外に出して,一定の大きさで回れるようになってきた。
少し内に入ってしまったり,円がいびつになっていると,その部分の調馬索が弛むのでわかるのだ。


指導員さん 「そうそうそう!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」

小夏 「……! .。゚+.(`・ω・´)゚+.゚」 ←ちょっとコツをつかんで嬉しい

指導員さん 「(外側に)出過ぎ 出過ぎ!Σ(´д`;)」

円を大きくすることに集中し過ぎて,調馬索を引っ張り始めたので注意を受ける。

指導員さん 「調馬索は終わりにしましょう(´∀`*)」


馬を止めると,同じ方向にばかり回っていたので,軽く目が回った。
調馬索やるなら,適度に手前変えないとダメね。


やっとのことで調馬索を離れ,駈歩で蹄跡を進む。
同じように内方姿勢を意識する。駈歩の発進は内方姿勢ができていないと反対手前になってしまったりするのだ。

左手前はスムーズにできる。
おお! 調馬索特訓の効果か!?.。゚+.(・∀・)゚+.゚ なんて思ったものの,その後に行った右手前がもう本当にできなくて……!

右手前が上手くいき左手前がダメだった先週とは逆。
違う馬だから,やりやすい方向も違うのかもしれないけれど,ここまでできないのはちょっとおかしいのではないかと,愕然とするほどできなかった。
もう「ダメ(出来が悪い)」なんてものじゃなくて,言葉通り「できない」のよ。
常歩,速歩までできても,駈歩ができない。

内方姿勢が,まずできなくてね。
わたしが内方姿勢を取れないというより,馬をその状態にできない。

いや……ちょっと待って。
わたし,このお馬さんでこんなに苦労したことないよ?
右手前も左手前も,駈歩できてたよ?
指導員さんに「駈歩」と言われているのに,蹄跡半周以上も常歩を続けていて,頭の中はパニック状態。

蹄跡を歩かせながら,「なんで」「待って」「どうして」「できない」と,そんな言葉がぐるぐる回っている。

強めに蹴る感じにして,一応駈歩が出たりするのだけれど,あまり続かずに速歩になってしまう。

あああぁぁもう!!
わたしの下手くそー!!!!・゚・(ノД`;)・゚・怒


先生方は優しいので,どんなに出来が悪くても「下手」なんて言わないのだけれど,この日は心の中で,自分で自分に「この下手くそぉ!(゚皿゚メ)」と叫んでしまった。
自分自身に対しても,そんなに使いたい言葉じゃないんだけどね。

これではダメだと悟り,指導員さんから「停止」の指示も出ていないのに,勝手に馬を止めて,姿勢を正し,深呼吸をする。指導員さんは見ているだけで,何も言わなかった。


ダメだ。
一度リセットしよう。
ゼロから始める気持ちで取り組もう。

そう,牛が一度胃に納めたものをもう一度咀嚼し直すように……!
まだ完全に消化できるような状態じゃなかったんだわ。

冷静さを取り戻し,感覚を研ぎ澄ませて再トライ。

結論から言えば,この日の右手前の駈歩は,少しマシにはなっても良い状態にはならなかった。

良い記憶で終わらせようとしてくれたのか,指導員さんに言われて左手前の駈歩で一周してレッスン終了。左手前はできるんだよな。おかしいな(´・ω・`)


乗り終わったお馬さんは,いつものように元気で無邪気な様子だった。
手入れをして,りんごをあげて,馬房に戻す。
わたし何だか,きみのこと,ちょっとわからなくなっちゃったみたい。


飛べなくなったキキが,呆然とした表情で,「ジジの言葉が分からなくなっちゃった」と呟いていたシーンを,何となく思い出した。



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117鞍目 長鞭と拍車

2018年9月29日(土) 天気 雨

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秋雨が降り続き,この日はちょっと肌寒かった。
今年の9月は雨や曇りが多かったな(´・ω・`)
前回までは半袖のポロシャツで通っていたけれど,今日は風邪をひきそうなので長袖を着ていく。

雨の中,車を走らせて乗馬クラブに到着。
その日乗る馬や指導者は,到着してみるまでわからないので,いつもクラブに向かいながら「今日は誰かな~♪」とわくわくしている。誕生日のプレゼントボックスを開けるときや,コインを入れてガチャガチャを回すときみたいに。

いつものあのお馬さんかな。
久しぶりのあのコかな。
それとも新しいお馬さんが来るのかな ♪(´- `*)

今日のパートナーは,おなじみのやんちゃな小柄馬と,メインで見てくださっている指導員さんだった。安定の組み合わせ。雨の日だって頑張るぞ!

お馬さんと引っ張り出してきて馬装。
肌寒い日が続いたせいか,お馬さんは早くも冬毛に変わり始め,もふもふになっていた。
手触りが……可愛い(*´ェ`*)
思わず顔を寄せ,頬にふわふわした毛を当ててみたりする。

馬装が終わったら自分の準備。
拍車にはまだ慣れないので,付け方から丁寧に教えていただいた。

「突起は(角度がある場合は)下向きに」
「ブーツに取り付けるときは少し広げながら付けると付けやすい」
「留め具は外側に」
などなど。

ほんの些細なことなのに,最初は教えてもらわなければ分からない。


教えてくれる人がいるっていうのは,幸せなことだなぁと思った。

時々,お金を払っているのだから「やってもらって当然」「教えてもらって当然」「このサービスを受けて当然」という人がいるのだけれど,わたしは,そうではないように思う。

「これをやりたい」と思ったときにできる環境があり,「これを知りたい」と思ったときに教えてくれる人がいる。そもそもの話,その環境がなく,そういった人物もいなければ,どんなにお金を持っていたとしても,その願いが叶えられることはなかったのだ。

だからわたしは,「客なんだから当然」とは思わないし,お金は感謝の気持ちとして差し出すものだと思っているし,上下関係はなく,対等な存在として礼を尽くすものだと思っている。


雨なので,屋根のある馬場に行き,騎乗。
お馬さんはいつものように気が乗らない様子。
このコは本当は,人を乗せるのがそんなに好きじゃない。わたしが下手だからというだけではなく,誰が相手であっても年がら年中こうなのだ。
軽い足取りで馬場に向かう馬もいるのに,これは本当に性格なのね。
能力はそこそこ高いから仕事はきっちりやるのだけれど,自ら人に寄ってきて「楽しいね~♪」みたいなことは決してしない。

「仕事だから仕方なくやるけど,サボれるんならいつでもサボります.。゚+.(`・ω・´)゚+.゚」

という意思が,すごく……感じられる(笑)。
まあでも,人間にもそんな人いっぱいいるしな(´∀`;)
こういうのはいちいち気に病んだりするだけ無駄なので,スルーしてOKだ!

常歩から始めて,「重いな~」と思いながら脚の位置を探る。
今日はブーツの下のほうに拍車を付けていたのだけれど,途中で指導員さんに止められ,少しだけ上に位置をずらしてもらった。
正しい拍車の位置,早く覚えたい!(>_<)

拍車の位置を調整して,馬体の脚を当てる位置を確認したら,「あ,拍車効いてるな」と分かることが多くなった。
つま先開いて,かかとを軽く押し上げると,確かに馬が反応して速くなる!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
よぉし! これから加減を覚えてゆくぞ!

そして,今日はなんと,初めて長鞭というものを使った。
短い鞭は先が平べったい革のようになっているのだけれど,長い鞭は先が蛇の尻尾のように細く伸びている。

【短鞭】


【長鞭】



短鞭より,角度を横に,地面から水平にする感じで使用する。

短鞭は馬の肩に当てるのだけれど,長鞭はお尻に当てる。

これ,どっちの方が痛いのかしら?(´∀`;)

とりあえず,お馬さんは肩への鞭よりお尻への鞭のほうが嫌なので(短鞭でも本気で気合い入れるときはお尻に当てたりする),最初の駄々こねで軽く一度当てると,すんごい動きがよくなった。

今日はそれ以降鞭を使うことはなかったのだけれど,鞭は持って見せているだけでお馬さんの気が引き締まるようで,拍車の効果も相まって,終始動きがなめらかだった。

なにこのスムーズさ。

違う馬みたいだよ?(; ゚∀゚)
このお馬さんでこんな楽なことなかったような気がするよ?

蹄跡を軽速歩で進むときも,駈歩で進むときも,ちょっと速度が落ちそうなときに軽く脚を入れるとすぐに速度が戻るし,巻き乗りも半巻きもスイスイ進む。

三歩後退もどうにかできたし(でもやっぱり苦手(´∀`;)),停止から駈歩発進も楽々できた(後退させて首と身体がグッと内側に縮まった状態からだと駈歩がでやすいのだそうだ)。


長鞭と拍車で新たな境地。

嬉しい反面,恐怖によって支配しているようで,何となく可哀想な気がしないでもない。
でも,分かりにくい無駄な扶助をガツガツ出して人馬共に疲弊するよりは,多少恐怖感でピリッとさせておいて,必要最小限の扶助で動いてもらったほうが,お互いに負担は少ないのかもしれない。

「対人間」であれば,わたしは間違いなく前者の方法を選ぶだろう。
理解し合うことが難しくて,どんなに話し合っても答えが出なくて疲弊しても,そこから事態を打開する方法を探りながら生きていく。辛いことのように思えても,恐怖で支配されて思考を停止させられるよりずっといい。

でも,相手が馬の場合は?
人間と同じように考えていいものだろうか?
同じだと考えてはいけないものだろうか?
同じ生命だけれど,上下関係はある?
それとも,これがお互いにとって心地よい,あるべき姿?

鞭と拍車で動かすことに,かすかな罪悪感を覚えてしまうのは,わたしが人間だからなのだろうか。

【118鞍目へ続く】

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118鞍目 壁を飛び越える

2018年9月29日(土) 天気 雨

DSC_1918

障害飛越の練習。

まずは軽速歩で地上横木通過。
次に駈歩で通過。

間が空くと,どうしても踏み切りを見極める感覚が鈍る。
可能であれば,毎日とか一日おきとか,そのくらいの頻度で乗っていたほうがいいんだろうな。
しかしそうなると,もはや乗馬クラブに勤めつつ練習を重ねるプロの域なのでは。

お金を払って週末だけ通うような状態では,なかなか厳しいものがある。
週末ライダーはどこまで上達できる?(>_<)


1鞍目から引き続き,今日は長鞭を持ったまま障害の練習に入る。
長鞭持って障害跳んでる人見たことないけど (´▽`;),跳べるには跳べる。

最初は低いクロスバー障害。
今日は右手前で(このお馬さんは右手前のほうが得意)。

速度調整と踏み切りの位置にめちゃくちゃ苦心する。
どうにかなったところで, クロスバー → 垂直障害 のコンビネーション障害。
クロスバーと垂直障害の高さは,1回ごとに上げられていく。
特に垂直障害は,最初は50~60㎝だったものが,4~5回上げられて,見たこともない高さになっていた。


指導員さん 「さあ小夏さん,未知の高さです!」


キャバレッティは指導員さんの腰のあたりにまで上がっている。

……ちょっと待って。この人(指導員さん)身長何㎝?(゚д゚;) 170㎝は超えてると思うけど,その人の腰の高さって……? えっと……


指導員さん 「馬にとっては未知じゃないからね。馬を信じて!」

小夏 「はい!」


そっか。このお馬さんはこの高さの経験者なんだ。ちょっと安心。

不安はあるものの,何にだって初めてはあるものさと,気楽さを保とうと努力する。
とりあえず落ちないことだけに全力を尽くそう。

蹄跡を走らせながら,深呼吸をして心を落ち着かせる。

(大丈夫! わたしたちならできる!.。゚+.(`・ω・´)゚+.゚)


そう思っていたものの,
隅角を曲がり,直線に入って障害を正面に見て,一瞬ひやりとしてしまう。


うそでしょ!? これ跳ぶの!?(((( ;゚д゚)))


ここまで高さが上がると,もう印象は
柵じゃなくて壁!

これまでは目の前に「線」があり跳んでいた感じだったけれど,「面」が現れた感じ。
これがオクサー障害になれば「立体」になるんだろうな。


【低い障害】 柵(線)→ 【高さのある障害】 壁(面) → 【オクサー障害】 箱(立体)


次元が! 次元が上がっていく!(笑)
三次元(立体)の次は四次元か!? 時空を越えるか!?


――という冗談は置いておいて(´∀`;)

単発で一回,どうにか跳べた。
飛越後に常歩にして停止。
後で高さを聞いたら「90~95㎝」とのこと。
うわああぁぁ! 90㎝超えたー!Σ \('◇'*;)/

最初のクロス跳んでから次の障害まで3歩なのだけれど,間で腰を鞍に戻す余裕はなくて,2ポイントないしハーフシートのまま次の障害へ。

落ちはしなかったんだけど,これ,「跳べた」って言えるのかなぁ(´・ω・`;)
少なくとも「自分が跳ばした」感覚はないよ。

今日はメインの垂直障害の3歩手前にクロスバー障害があったので,それで踏み切りが合う感じになっていた。
指導員さんは,

「踏み切りを合わせる余裕が出てきたら,前にこれ(クロスバー障害)がなくても跳べるようになりますよ(・∀・)」

と言っていた。
このクロス,そういう効果を狙って設置されたものだったのね。
ちなみに,このくらいの高さになってくると,あんまり踏み切りが合わない誘導をしていると,馬がジャンプを拒否するようになってくるんだって。

そうだよねぇ……何しろ「壁」だもんね。嫌だよね(´∀`;)


それにしても,今日の障害はすごく高く感じたなぁ。
100㎝超えを余裕で跳ぶ人馬が山ほどいるこのクラブでは,大したことのない高さなんだろうけれど,今のわたしにとっては単発で一回跳ぶのが精一杯。

確か,乗馬ライセンス試験の「障害3級」では90㎝程度の障害が2個以上設置されたコースを走らなければならなかったはず。「障害2級」だったら,なんと110㎝!


わたしまだまだ序の口ですらない!(=゚ω゚=;)


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119鞍目 アパルーサ

2018年9月30日(日) 天気 雨

アパルーサ
(写真引用元: ~初心者のための乗馬総合サイト~ みんなの乗馬ブログ )


台風が近づく中,乗馬クラブへ。

こんな不穏な天候の日にも,いつもと変わらず練習に励む人々がいた。
本気で乗馬をやっている人って,何というか,根性あるなぁ……(´∀`;)。そういう自分も来ているわけだけれど。
寒かろうが暑かろうが雨が降ろうが忙しかろうが,少しでもできるのであれば,やるのだ。

そうだよね。(´・ω・`)
そもそも生き物の世話自体が,寒かろうが暑かろうが雨が降ろうが忙しかろうが,毎日毎日,やっていくものだものね。

乗馬は,その延長線上にあるもの。
だからみんな,たくましいのだ。



今日のわたしの練習相手となったのは,白地に黒い斑点のあるアパルーサという種類のお馬さんだった。

わーい♪ (*゚∀゚)ブチ馬初めて乗るー♪
馬の模様一つで,何となく気分が上がる。

参考までに,わたしの各毛色に対するおおまかな印象は次のとおりなので記しておきます。


【青毛・青鹿毛・黒鹿毛】…カッコいい

【鹿毛】…一番馬らしい色

【栗毛・芦毛(グレー)】…上品

【芦毛(白)・白毛】…高貴

【月毛・佐目毛】…神秘的

【河原毛・薄墨毛】…原始的

【ブチ毛・粕毛】…かわいい



というわけで,ブチはわたしの中では「かわいい」と判定される毛色です
ヾ(=^▽^=)ノ

乗ってみると,いつものサラブレッドのお馬さんよりも首が高く上がっているのが印象的だった。たてがみの付け根の肉も厚い。拳を少し前に出すと,すぐ首に触れる。

動きは軽いほうだった。
そういえば今日は鞭も使わなかった。

初めて乗るお馬さんだったけれど,何かをやろうとした際に「どうにもならんわ!(´Д⊂)泣」という事態にはならなかったように思う。
上手くいかないことはあったけれど,それはわたしの技術の問題で,馬がどうこうと言う話ではなかった。何度か繰り返し,上手くできれば馬はちゃんと動いたから。
隅角は隅まで行ってくれるし,駈歩の巻き乗りにも楽に応じてくれる。

今日は馬場の基礎を念入りに練習する。

ヨレずに真っ直ぐ動かせるように。
行きたい所に行けるように。
走りたい速度で走れるように。
動きを変えたい場所で変えられるように。
描きたい図形を描けるように。

完璧にはできない。
あきれるほど簡単なことが,何故かできないこともある。
でも,少しでも完璧に近づけるように。

音楽をやっていた頃のことを思い出した。
楽器の演奏も,「ノーミスで終える」ということは,ほぼないと思っていい。
必ずどこかしら間違えるし,間違えないにしても「もっとこうだったら……」と思う点がある。
それでも,より良く,少しでも完璧に近く。
これは,そういう競技なのだ。


馬が内に入ってしまったりしていたので,内方脚で馬を外に誘導するように心がけてとアドバイスを受けた。

指導員さんに 「かなりいいところまで来てるから,そういうの気を付けて」 と言われ,ちょっと嬉しくなる。
わたし「かなりいいところまで来てる」の?.。゚+.(☆゚ω゚) .゚+.゚
次のステージまであとちょっと?(*´∇`*)
……次のステージって,どんなステージ?

速歩,駈歩,速歩,駈歩……と何度も繰り返したので,今日は「持つ」というのがどういう感覚なのか,何となく分かったような気がする。
速歩から駈歩にする際に,1度手綱を軽く引いて,馬にちょっとハミ当てて,「ここから違う運動だよ!」と伝える感じ。以前は手綱を引くと止まりそうな気がして恐かったのだけれど,そう簡単には止まらないし,同時に脚使えば馬は分かってくれることが多い。でも正しい脚の位置はキープしないと伝わらないので,ここは死守する必要があるみたい。


ちなみに,この日の1鞍目はまあまあ上手くいったので油断していたのだけれど,2鞍目は苦手分野に挑んだため,打って変わってハードモードのレッスンとなってしまった。同じ馬なのにね!(TдT)

内容については120鞍目の記事をどうぞ。

【120鞍目に続く】

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120鞍目 後退に苦労する

2018年9月30日(日) 天気 雨

DSC_1956


馬は群で暮らす生き物だ。
群で暮らす生き物は,自分よりも強い者に従うようにできている。
弱い者に従っていたら,全滅するおそれがあるからだ。
雄は蹴ったり噛み付いたりの死闘を繰り広げ,勝った者がリーダーとして群を統率する。

つまり,本来群で暮らす生き物である馬に言うことを聞かせたかったら,自分がリーダーだと(少なくとも上位の存在であると)示さなければならない。


家畜である馬は,野良にしておくわけにはいかない以上,人間と共存するためには調教せざるを得ないし,その過程に多少の痛みが伴うことは致し方ないとも思う。

ただ,痛みを与える行為は見ていて心地よいものではないので,どこか胸の奥が痛む。

長い間,これをどう捉えればいいのか分からなかったのだけれど,関わっていきたいのなら,そういう,言わば「汚れ仕事」みたいな部分を否定せずにいたいなと思った。「可哀想」と思う気持ちがどこかにあるのはいいけれど,それを暴走させるのは,わたしの望むところじゃない。

「馬を調教する」ということは「馬に関わっている」ということ。「関わっている」ということは「存在を認め向き合っている」ということ。無関心でいるよりも,ずっと愛情があると,わたしは思う。(※あきらかな虐待行為は別です)



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜



2鞍目も馬場の練習。
常歩も軽速歩も,速歩も駈歩も,巻き乗りも半巻きで手前を変えるのも,安定はしないものの,一応できる。

状況が一変したのは,わたしが苦手な後退をしようとしてからだった。
停止して,脚使いながら気持ち後傾して,同時に手綱をぐーっと引く。

お馬さんはちょっとだけ下がったものの,嫌な感じがしたようで,イライラして首を前に大きく振った。結果,わたしは手綱を持っていかれてしまい,お馬さんはハミのプレッシャーから解放されて満足げな様子を見せた。

すみませんね!ヽ(;TдT)ノ  扶助が下手で!

手綱を持ち直し,苦心しながら,それでも「三歩後退して駈歩発進」を何度か繰り返したのだけれど,お馬さんは段々と頭を振って手綱をわたしから奪う頻度が高くなってきた。

馬の反抗の仕方には色々あって,扶助を無視して動かないこともあるのだけれど,手綱を引いたときに首を前に出して引っ張り返してくることもある。
「お前の言うことは聞かねぇ!(ノ`Д´)ノ」という意思の表れなので,本当はこれ,許しちゃいけない。
でも,普段力仕事をしているわけでもない女性の力では,正直かなり厳しい部分があって(何せ相手は一馬力)全力で踏ん張っても手綱を持っていかれてしまう。

前半はそこそこよかったお馬さんとの関係は,これをきっかけに最悪なものになってしまった。

「反抗したらこいつは手綱を譲る」ということを覚えたお馬さんは,その後何度も同じことを繰り返し,練習に支障が出るような状態に。

乗り手であるわたしが格下認定され,馬がワガママをしていることは明白。
わたしが下手なことをしたという自覚はあるので(だって,上手な人がやればこんなことにならないもんヽ(TдT)ノ),馬に申し訳ない気持ちもあるのだけれど,もうこうなると放置はしておけない。


指導員さん 「……完全に馬がナメてる……!(`・ω・´)

見ていた指導員さん,調教スイッチが入ったようで,長鞭を手に恐い顔で正面からやってくる。


ちょおっ 待って! わたしもろとも調教しないで!Σ(゚д゚;)))


真正面に立ちふさがる指導員さんから指示が飛んでくる。


指導員さん 「停止!(`・ω・´)」

小夏 「はい!(゚д゚;)」

指導員さん 「後退!(`・ω・´)」

小夏 「はい!(゚д゚;)」

馬,強引に手綱を引っ張り返す反抗をして,即座に叱られる。

小夏 「……!!!!(;/TДT)/」

お馬さんは叱られたときに跳ねたり一瞬暴走しかけたりするので,何度かわたしが悲鳴を上げる羽目になった。
わたし馬から降りていいかな!? (´;ω;`) と思ったものの,指導員さんは「引っ張り返すな。乗ってる人間の言うことを聞け」と教えたいのだから,降りてしまったらたぶん意味がないのだ。
急な動きをする馬から落ちなかった自分えらい(;TДT)

なだめて馬を元の場所に戻し,同じことを繰り返す。

反抗したら鞭で,素直に後退したら愛撫。
停止,後退,停止,常歩,停止,後退,停止,常歩……

もう……もう何度これ繰り返したことか!

ごめんよ。わたしのせいできみが怒られることになってしまった。
そもそもわたしが下手なことやったから反抗が始まったのに。
ごめんねごめんね(p_q*)シクシク

お馬さんはやっぱり叱られるのが嫌なので,少しすると手綱を引き返す反抗をやめるようになった。後退も割とスムーズにできるようになる。

でも,よく考えたら,馬が怖いのは指導員さんであってわたしではないのでは?
この指導員さんがいなくなったら,結局わたしはナメられ放題なのでは!?(=゚ω゚=;)


ヒエラルキー的にはこんな気がする。

指導員さん > 馬 > 小夏


2人がかりで馬を調教しているような時間がしばらく続いたのだけれど,わたしの後退の下手さを知っている指導員さんは,馬の調教を続けつつ,わたしにも注意を促してきた。


指導員さん 「下がったとき身体前に倒さないで!(`・ω・´)」

小夏 「はい!(゚д゚;)」

指導員さん 「『はい』って,ほらまた!(`・ω・´)」

小夏 「はい!(TДT;)」

指導員さん 「左引いて! 右ばっかり引くから曲がるんだよ!(;`・ω・´)」

小夏 「……!(≧Д≦;) ぐぎぎぎぎ……←左引いてる

指導員さん 「外方脚で馬体押して! 蹄跡に戻して!」


馬と人間同時にみるとか,すごい大変な ( ´_ゝ`)


でも,この壮絶な調教を兼ねたレッスンの中で,少しずつ何かをつかみ始めた。
身体のバランスも,手綱を引く力の入れ具合も,当たり前だけれど均等でなければ馬は真っ直ぐ下がらない。後ろに引くとき拳を持ち上げるのもNG。体幹はぐらぐらさせずに,腹筋&背筋を硬くしてキープ。

脚で馬体を押して動かすという感覚も,なんとなく分かってきた。
ただ脚で押すのではなく,身体の重心を移動しながら押したほうが効果がある。


そうこうしているうちに,ようやく人馬共にマシな感じになってきたので,レッスン終了。


馬も指導員さんもわたしも,全力で真剣に取り組んでいたので,言葉もなく,くたくたになって馬場を出る。
グ,グローブしてたのに,手綱に引っ張られた薬指が痛い('A`|||)

わたしもお馬さんも,この秋の涼しさの中,全身汗でびっしょりだった。
お,お疲れ。大変だったね,お互いに('A`;)


洗い場に馬をつなぐと,厩務員のお兄さんが手伝いにやって来た。


お兄さん 「随分ハードなレッスンしてたみたいですね(´・ω・`)」

小夏 「下がるのができなくて……(; -д-)」

お兄さん 「下がるのって,バックですか? コツつかめば簡単なんですけどね」


自分のためにも馬のためにも,早くそのコツをつかんで楽にできるようになりたいと思った。

初対面の日なのに大変なことになっちゃってごめんね。またコンビ組む機会があったら,嫌がらずにお願いね。(>_<) わたし頑張るから。

お湯で洗ってタオルで拭いて,お詫びとお礼にりんごをあげて,この日は終了。
ああ,早く上手になりたいなぁ。


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プロフィール

小夏

田舎で乗馬を楽しんでいます。特技は紅茶と製本。好きな動物はうさぎと馬。最近気になっているものはロカボと鍋料理。カフェみたいな家に住みたいです。これから来る冬を温かく乗り切ろうと意気込んでおります。いつかホースウェディングをするのが夢。

Dalahäst


北欧スウェーデンの幸せを運ぶ馬
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