馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

馬に会える場所

【馬に会える場所】乗馬クラブ EQPIC

乗馬クラブEQPIC
(栃木県 宇都宮市)


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乗馬施設の紹介企画です(*^・ェ・)ノ
小夏が訪問した馬のいる施設の体験談を掲載していきます!

今回は,栃木県宇都宮市の「乗馬クラブEQPIC」です。
海外経験豊富な指導者によるレッスンが受けられる,馬場馬術専門の乗馬クラブです。


☆*゚ ゜゚*☆ できること ☆*゚ ゜゚*☆

【体験乗馬】
【レッスン】(馬場馬術)
【障害者乗馬】
【ホースセラピー】
【馬のリトレーニング】
【馬の販売】
【休養馬・養老馬受け入れ】 等



2020年7月23日(木) 天気 雨 時々 くもり

今回はこちらのクラブのスタッフの方からお声かけいただき,訪問が実現しました。
クラブをご紹介いただき,本当にありがとうございました。

体験乗馬をしてきたので,今回の記事は半分くらいレッスン記録になります(^_^)
お付き合いいただければ幸いです(*'-'*)♪


乗馬クラブEQPICさんは,障害者乗馬団体と障害者の就労支援事業所が併設されており(ピルエットという名称です),そちらのほうで障害者乗馬もできます。お馬さんは障害者馬術と共有しているそうです。

最初にお誘いいただいたスタッフの方から「障害者が苦手な方もいらっしゃると思うので」と前置きされましたが,わたしは妹が障害者福祉施設の職員だったこともあり,福祉作業所で働いているような方々も割と身近な存在に感じています。(^^)/

いや,むしろ,ここで障害者乗馬ができるということを知って感動しました。

パラリンピックに馬術競技があることは知っていましたし,競技に出るほど極めなくても,馬との触れ合いが心身や知能にハンディキャップを持つ人々に良い影響を与えるということも,何となく知っていました。
ただ,日本ではどこでそれができるのかは謎で,もし障害のある方々が乗馬をしてみたいと思ったら,彼らはどこに連絡するのだろうと考えていました。

それが,ありました!
北関東の皆さま,栃木県の宇都宮市にあります!

ピルエット ホームページ


ピルエット Facebookページ


もしご興味のある方がいらっしゃいましたら,連絡してみてくださいね(^^)/

こちらのリンク先からは,他のホースセラピーのできる施設も検索できます。



さて,わたしがこの日お伺いしたのは,そのお隣の馬場馬術専門乗馬クラブEQPIC(エクピック)です。
1ヶ月以上前から訪問日を決めておいたのですが,当日は雨。
朝は結構な雨量で,スタッフの方も心配して連絡をくださいました。
しかし,大雨でレッスンが受けられないのだとしても,せっかくなので厩舎見学だけでもしていこうと訪問を決行します。

場所は宇都宮市内。
都市部ですが,周囲は広い田んぼに囲まれているので,静かな環境です。
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稲穂の伸びる時期。
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最初に目に跳び込んできたのは,ピルエットの建物……ではなく,こちらの代表者の方のご自宅でした(^_^;) とても立派な建物なので,目印になると思います。

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お城みたい!.。゚+.(*゚▽゚*).゚+.゚
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お庭にあるお手洗いの建物。
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このドラム缶は……お馬さん?

クラブに到着した頃には雨は小降りになっていました。
どこで受付をしていいのか分からず施設内でウロウロしていたら,作業をしていたスタッフの方に声をかけられたので,事務所まで連れていってもらいました。
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こちらの建物の2階が事務所になっています。
シャワーつきの更衣室もこちらにありました(*´∇`*)♪
ドアを開けてすぐに階段がありますが,下駄箱があるので,そこで靴を脱いでから上がってくださいね(わたしは土足のまま上がってしまいスタッフの方から注意を受けました(´∀`;))

そして受付の際に登場されましたのが,本日の体験乗馬で指導してくださいます,こちらの代表の井原さん。海外経験が豊富でイギリスのBHS(英国馬術協会)の資格をお持ちです。昨年までは馬場の選手の黒木さんや佐渡さんたちと同じオランダのクラブにいたそうです。
すごーいw(*゚o゚*)w

わたしは馬に乗り始めた頃からずっとジャンピング専門のクラブにいたので,馬場の専門家に指導していただくのはこれが初めてです。(=゚ω゚=;)ドキドキ
ちなみに,馬場鞍というものにも初めて乗りました。乗り心地はよかったです。


EQPICはこちらの厩舎がある建物側の敷地です。
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体験乗馬料金は 4,000円+税 でした。

時間はどれくらいだったのか,あまり覚えていないのですが,たぶん20分くらいだったと思います。

そして今日わたしのパートナーになってくれたのは,鹿毛のセン馬ちゃんでした('▽'*)♪
わたしが施設内で迷って時間ロスしていたので,馬装は既に終わっていました(´∀`;)

このお馬さんは,障害者乗馬にも使われる,とても大人しいお馬さんでした。
わたしが数日前にいつものクラブで障害を跳ぶ際に落馬し,お尻をぶつけて痛めたりしていたので(笑),インストラクターの女性が気を使って反動の少ないお馬さんを選んでくれたのだそうです(ちなみに彼女はわたしが落馬をしたのとほぼ同時期に馬に蹴られて負傷していたので,肋骨が折れた状態で馬装などしてくださっていたのだなぁと頭の下がる思いです)。
その節は本当にお世話になりましたm(__)m

こちらの角馬場で練習します。(*・ω・)ノ
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馬場一面に撒かれている黒い輪にびっくり!
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カットしたゴムだそうです。初めて見ました。
弾力が出るのと,冬場に馬場が凍らないという利点があるとのことでした。
井原さんは,ヨーロッパにはこういうカットしたゴムの敷き詰められた馬場がよくあるとお話しされていました。

乗馬施設によって,馬場の素材は砂だったり黒土だったり,砂に似た人工の素材だったりするのですが,ゴムの敷き詰められた馬場は初めてでした。

馬場の隅に馬乗り場の台があるので,騎乗は楽々(^_^)♪
よその馬に乗った経験が少ないから,まず動くかどうかが心配な状態からレッスン開始。

アホなので,拍車持ってきてたのに付け忘れて,拍車なしの状態でした……(TДT)

まずは輪乗りで歩かせるところから。
一応発進するけれど……お,重い(;´Д`)
ちゃんとした乗り方ができていれば,サクサク動くのだろうかと非常に焦りました。
速歩を発進。すぐに発進せずに,ボコボコ蹴ってやっと発進。これもすごく重い!
馬場馬術では軽速歩をすることはあまりないそうなのですが,あまりにも動かせていないので,軽速歩でという指示が入りました。軽速歩のほうが脚使いやすい気がするのは,何故なのでしょうか。
短鞭も持っていなかったので,追い鞭で運動の補助をしてもらうことに。

うわああぁぁぁ……('A`|||)
あんまり下手な乗り方をしていると,いつも通っているクラブの名誉を汚すことになるんじゃないかという思いが脳裏によぎりましたが,あえてそこは考えないことにしました。どこのクラブにだって,下手な人間はいるよね!?(´;∀;`)泣

レッスンの最初に,どういうことをやりたいか聞かれていたので,「馬場っぽいことをやりたい」と伝えていました。
なので,この後から徐々に「馬場っぽい」練習内容になってきます。

相変わらず速歩(軽速歩は終了)での輪乗りで円運動を続けていましたが(余談だけれど,速歩を正反動で乗るなら馬場鞍のほうが楽に乗れることがわかりました),普段のレッスンでは聞きなれない言葉がガンガン出てきます。


井原さん 「コンタクトしてますか?」

小夏 「してます!」

井原さん 「じゃあそのまま馬の口を……」


あ,コンタクトってそっち!?
ハミとかのほう!? Σ(=゚ω゚=;)
コンタクトレンズのことかと思ったよ!


レッスン中に,突然指導者にコンタクトレンズ使用者であることを告白した小夏。
だって,だって……普段のレッスンで「コンタクト」って言葉聞かないんだもん(´Д⊂)

う,馬の口を感じるってどうやるのさ……。
追い鞭で動かしてもらっているので,手綱のほうに神経を集中させて,感覚を掴もうと頑張ります。

その間にも,「かかと下げて」「身体起こして,もうちょっと後ろ」「身体の力抜いて,リラックスして」と声をかけられ続けます。
何故か一番印象に残っている注意が「肘まっすぐにしないで曲げて」というもの。
手綱を短く持とうとするあまり,腕が伸びてしまいがちになるのですが,普段はあまり注意されない部分だったんですよ。でも,よく考えたらそうだよなぁと新鮮な気分になりました。たまに違う指導者に見ていただくのもいいですね。

そして何度も,「もう少し(馬を)丸めて」 と言われていたのですが,わたし,これ,最初の頃どういう状態を示しているのか分からなかったんですよ。
輪乗りで円運動をしていたので,勝手に「内方姿勢」のことを言っているのかと思い,「丸めて」と言われるたびに「(馬の身体の)湾曲が足りないのかな」と思って強めに曲げたりしていました。

……違ったんですよ(´∀`;)

正解は,「馬の首を(引き込むように)丸めて」です。
馬場馬術の馬って,こう,なんか,首を持ち上げて顎を引いた状態になってるじゃないですか。目指すところはあれです。
初心者なので,首を持ち上げるところまでできなくていいから,頭を下げて顎を引いて丸まった状態をつくっていきましょう,とのことでした。
力まかせに引くと単なるブレーキになってしまうので,軽いコンタクトを保ちながらその状態を目指していきます。井原さんは,「そのうち馬がハミを求めてくるようになりますよ(^_^)」とおっしゃっていましたが,とてもその境地にはたどり着けませんでした(´∀`;) 難しいぞ馬場!

この日の体験乗馬では,ひたすら速歩で馬を丸める練習をしました。
「力抜いてください」ということをものすごい指摘されたのですが,表現が面白くて,「家でソファーに座っている感じで!」「目の前にテーブルとテレビがあると思って!」「はいドーン!」と何度も言われるのに笑ってしまい,見事脱力することができました(*´∇`*)笑

普段の障害メインの練習よりも身体を後傾させてとアドバイスされることが多かったのですが,後傾させて,更に「頭のてっぺんから糸で釣られている感じで」良い姿勢を頑張っていたら,

これ,ちょっと……首!
首にくる!(=゚ω゚=;)


予想もしていなかったのですが,首(主に首の後ろ)がキツくなってきてですね,普段いかに悪い姿勢で過ごしているのかが身に染みてわかりました。

パソコンに向かう事務仕事ばかりしているから,ストレートネック気味になっていることには気づいていたけれど,ああもう,これ本当に,真剣に姿勢を治していかなきゃいけないな(T_T)と,心底思いました。「良い姿勢」をとって,こんなにキツイと感じるなんて悲しい……。

自分の姿勢の矯正のためにも,定期的に馬場のレッスンは受けたほうがいいんだろうなと,このとき思いました。

ヘルメットからポタポタと水滴が落ちてくるなと思っていたら,霧雨のように細かい雨が降っていました。服も濡れていたけれど,レッスンに集中していたらまったく気にならなかったです。井原さんも薄手のコートを羽織っているだけで雨を意に介していない状態だったので,ふと「英国紳士」という言葉が浮かびました。「英国紳士は傘をささない」って言うものね! これが,BHS……!?

なんとなくカタチになってきたので,体験レッスンは終了。
今日の馬の発見。

小夏 「馬が伸びてる状態と,丸まってる状態って違うんですね(´・ω・`)」

どちらも頭の位置が低くなっているのだけれど,状態は全然違っているのだと,この日初めて気づきました。普段やらないことに取り組んで発見があると面白いです。

短時間でしたが,非常に中身が濃く,夢中で乗っていたのであっという間でした。
動画を撮影してくださっていたインストラクターの方に「後半は姿勢も変わり,上手に乗れていましたね」と言っていただけて,本当に嬉しかったです(*^_^*)
動画を見直してみると,最初の頃と最後の頃で,自分でもハッキリ分かるくらい姿勢が変化していたんですよ! びっくり!
馬場馬術ももっと練習したくなりました(。・ω・)ノ☆

洗い場で鞍を外したりしながら,海外の馬術の選手のお話しなど色々聞くことができて,とても楽しい時間を過ごすことができました。
施設に流れている時間もゆったりしていて,雰囲気も穏やかで居心地がよかったので,わたしはここがすごく好きだなぁと思いました(^∀^)また機会があったらお伺いしたいです。
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乗せてくれたお馬さん,当日お世話になったインストラクターやスタッフの方々,楽しく充実した時間をどうもありがとうございました。
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人を見かけると寄ってくる放牧中のお馬さん。

本格的な馬場馬術のレッスンを受けたい方や,障害者乗馬をやりたい方にはおすすめのクラブです♪ お近くにお住まいの方は是非どうぞ♪


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【馬に会える場所】ルネサンス棚倉

ルネサンス棚倉
(福島県 棚倉町)




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乗馬施設の紹介企画です(*^・ェ・)ノ
小夏が訪問した馬のいる施設の体験談を掲載していきます!

今回は,福島県棚倉町の「ルネサンス棚倉」です。
残念なことに,こちらの乗馬クラブは,今年の10月に閉鎖してしまうのだそうです。
施設も立派できれいなのに,本当にもったいないです。

こちらはクラブの馬たちを心配した会員さんたちの活動です。

高齢のお馬さんも多いらしく,移動にも不安があるため,心配なところですね。


☆*゚ ゜゚*☆ できること ☆*゚ ゜゚*☆

【引き馬】
【レッスン】(乗馬)
【厩舎見学】
【その他スポーツ】



2020年7月16日(水) 天気 くもり

家から日帰りで行ける距離にあるにも関わらず,これまで来たことのなかったこちらの乗馬クラブ。
ルネサンス棚倉の施設自体には,子どもの頃に来たことがあります。
たしか,こちらの屋内プールでスイミングスクールが開かれていました。

曇り空の下,車を運転して到着。

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懐かしさを感じるかなとも思いましたが,あまり記憶に残っておらず,初めて来る場所のようでした。

新型コロナウイルスの影響でしばらく施設は閉鎖していたらしく,平日に来たこともあって,数名のスタッフとお客さんがいるほかは,ほとんど人を見かけませんでした。

こちらが乗馬クラブの建物。とても立派です。
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クラブに続く道に咲いていた紫陽花がきれいでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚
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2階から撮影した外の広い馬場。競技会が開けるくらいの面積があります。
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頑丈な屋内馬場。
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クラブハウス内のカウンター。
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クラブハウス内で飼われていたカメさん(こちらを向いてくれました)。
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と,うさぎさん。かわいい(●´ω`●)♪
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クラブハウスの下には厩舎がありました。
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厩舎内の様子。

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馬具庫。

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蹄洗所&装鞍所。


え,ここ閉鎖しちゃうの!?
もったいなくない!?Σ(=゚ω゚=;)



こんなに立派な施設なのに!
まだまだ全然使えるのに!

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クラブの猫さんが挨拶に来てくれました。

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かわいい(●´ω`●)♪


前日にこのクラブに電話した際には,現在は小さい子ども向けの引き馬か,会員さん向けのレッスンしかやっていないというお話だったので(昔は野外騎乗などもやっていたようです),今日はお馬さんには乗らず,見学だけしていくことになりました。

お馬さんたちはお食事中でした。
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元競走馬のクラリティスカイさん。

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36歳のおじいちゃん馬。アレックス。このクラブの最年長です。
すごくゆっくり草を食べていました(o^∇^o)
長生きしてね(*´ -`)(´- `*)

全てのお馬さんの写真を撮ったのですが,全部は載せられないので一部のみ。

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きれいな芦毛のビスケット。

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ぶち模様のお馬さんもいました(●´ω`●)

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くいしんぼう君(´∀`*) タイコーダンサー。

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もーぐもぐもぐ♪

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エアデイジーちゃん。
彼女はわたしがこの写真を撮ったちょうど一週間後に亡くなったそうです。
鼻を鳴らしていて,人懐こい,かわいいお馬さんでした。

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スタッフさんの書いた「とってもやさしいお馬さん。馬が怖い人はデイジーにさわってみよう」という看板に泣ける(´;ω;`)

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お隣のお馬さんとデイジー。

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もぐもぐもぐ♪

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インドア馬場に放牧されていた,右目が見えないお馬さん。
片目が見えなくても人は乗せられますが,「やっぱり右手前は嫌がりますね。でもやってくれますよ(^_^)」とスタッフさんが言っていました。

そんな頑張り屋のお馬さんも,片目が見えなかったりすると,次の預かり先を見つけるのが難しくなるのかなと,切ない気持ちになりました(ノд・。) グスン

厩舎で一緒に飼育されていたヤギさん。
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乗馬クラブって,大抵馬以外の動物もいますよね(笑)。

この日は本当に人がいなかったので,厩舎でうろうろしているわたしに,スタッフさん達が声をかけてきてくださいました。
お話ができて楽しかったです♪
ありがとうございました(*´∇`*)

ちなみに,ここのスタッフさんは,わたしの通っているクラブにもよく来ると言っていて,いつも教えてくださっている指導員さんのこともご存じでした。


馬の世界,せまっ!Σ(゚∇゚ ;)笑


ある程度長くいる人は,もう皆顔見知りなんじゃないですかね(´∀`;)

思いがけず,共通の知人(指導員さん)の話になりました。
いや,まさか今日ここで,その人の話をすることになるとは思いませんでした(笑)。

うーん……日本の乗馬人口は少ないとは思っていたけれど……。

最近思うのだけれど,もしかして,この日本で乗馬指導ができる人間って,ものすごく少ないのでは? 初心者乗馬だけでなく,競技に出られるくらいの「馬術」の指導ができる人ともなれば,尚更。
馬に乗ったことのある人が少ない上に,「学生の頃は乗ってたけど……」という現在は乗っていない人も多いので,継続した上で指導者を目指す人はほんの一握りであることは想像に難くないです。

わたしは日本で馬の生活できる場所や,馬に乗る人が増えたらいいなと思って活動しているけれど,現実は厳しいものだなぁと感じました。


帰り際,スタッフさんに「また,どこかで」とお声かけいただきました。

ここではないかもしれないし,いつかもわからないけれど,日本ではかなり少数派の習い事である馬術を続けていると,近隣では会う可能性も非常に高いからです。

きっとそれは,馬も同じで,複数の乗馬施設を生涯のうちに転々とする馬もいるのですが,馬に関わり続けている限り,「また,どこかで」会うこともあるのでしょう。

ルネサンス棚倉の乗馬クラブは,現在のところ,10月に閉鎖ということになっているそうですが(まだ話し合いが続けられているようなので,決定ではないのかもしれません),ここの馬たちとも,また,どこかで,会えたらいいなと思います。


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【馬に会える場所】アイランドホースリゾート那須

アイランドホースリゾート那須
(栃木県 大田原市)


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乗馬施設の紹介企画です(*^・ェ・)ノ
小夏が訪問した馬のいる施設の体験談を掲載していきます!

今回は,栃木県大田原市の「アイランドホースリゾート那須」です。
広大で美しい敷地内で外乗を楽しんだり,インドア馬場でレッスンを受けたりすることができます。
レストランも併設されており,敷地内の有機農法で栽培された新鮮な野菜をふんだんに使った美味しい料理も楽しむことができます。


☆*゚ ゜゚*☆ できること ☆*゚ ゜゚*☆

【外乗】
【引き馬】
【レッスン】(乗馬)
【ふれあい】
【厩舎見学】
【食事】



2020年7月4日(土) 天気 雨 時々 くもり

この日は,お友達の女性と アイランドホースリゾート那須 に行ってきました!

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装鞍所でお客さんを待つ馬たち。

残念ながら当日は雨でした。
ただし小雨程度であれば,ポンチョ(レインコート)を来て外乗に行くことができます。

実を言うと,ここで外乗をするのは,もう4~5回目です。
自宅からそう遠くないので,初心者のお友達と何度か遊びに来ているのです(トータルで10人くらい,ここで乗馬デビューしています)。
わたしの住む町に乗馬施設はありませんが,乗馬をしたい人の案内窓口的存在になれたらいいなと思うのです(o^∇^o)ノ


☆゚+.☆゚ 過去の記録はこちらから ☆゚+.☆゚+.






梅雨まっただ中で,天気はこの後10日間くらいずっと雨の予報でした。
それでも,少しでも乗れる時間があればと現地に集合します。

この日はTABICAで知り合ったお友達の乗馬デビュー日でした!
「人生で一度も馬に乗ったことがない」正真正銘の初心者です。

初めて馬に乗る人でも,スタッフによる簡単なレクチャーだけで,1人で乗って動かしていくことができます。不安な場合は,徒歩のスタッフが1名,隣についてきてくれますよ。

今回は,本人の希望により,馬に乗って先導するスタッフだけでした。

こちらがわたしの乗ったお馬ちゃん(●´ω`●)♪
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ハフリンガーとアラブのミックスだそうです。
サラブレッドとは違う,少し太い足や優しげな顔がとっても可愛い。

お友達が乗ったお馬ちゃん。(以前わたしも乗りました)
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綺麗な女の子(*´ェ`*)

直前まで雨が降っていましたが,なんとわたし達の騎乗時間の直前に雨がやみました!
本当に,乗る時間に合わせたかのように雨が上がり,びっくりしました。
直前の回で外乗していたお客さん達はレインコートを着ていましたが,わたし達は幸運にもレインコートなしで行けました('▽'*)♪

「馬のりば」の広い台から乗るので,騎乗はそんなに難しくありません。
鞍はどっしり座れて安心感のあるウエスタン鞍です。
手綱も調教の仕方もウエスタン流となっています。

ちなみに,こちらの外乗では,馬装や乗った後のお手入れや片付けは全てスタッフの方がやってくださいますので,完全に来て乗って帰るだけのレジャーに特化した仕様になっております。

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厩舎にいた珍しい月毛のお馬さん。

わたしはレッスンのときは,いつも鞍や頭絡を外して裏掘りやブラッシングをしているので,そのまま帰ることに少し落ち着かない気持ちもあるのですが(´∀`;),楽ではあります(笑)♪


さて,お友達はインストラクターさんのレクチャーを受けてから初騎乗!
初めてでもすごく上手に動かしていました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ただ,食いしん坊の馬を草だらけの広い土地に出したら,間違いなくよそ見をされるわけで,途中何度か馬が動かなくなって苦労する事態が発生しました。
まあ,これも外乗の醍醐味です(´∀`*)笑
豊富に茂った草が水に濡れて,いかにも美味しそうに馬を誘惑します。
生き物に乗っているんだもの。自動車や自転車に乗っているのとはわけが違うわ。

お馬に揺られて,道を進みます。
コースは初心者用の1.5㎞から,上級者用のもっと長く速歩や駈歩のできるコース,森の中を進むコースなど,いくつか種類があります。
今回は初心者の方が一緒なので,1番短いコースを選択しました。

ここの乗馬施設は,とにかく風景がきれい!
建物もきれい! 馬たちも穏やかで幸せそう!
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ここが日本!? 栃木県にこんな場所あったの!? と思うような景色が広がっています。
写真もすごく綺麗なものが撮れるので,インスタ映えも抜群。
晴れていたら,もっといい写真が撮れたんだけどな~(>_<)

今回,わたしは隊列の一番最後にいたのですが(①スタッフさん ②お友達 ③わたし の順),前のお馬さんが草を食べ始めて動かなくなると,わたしも止まることになるんですよ。
そうすると,馬の気が散る散る(笑)。

騎乗馬が草を食べようとしたので手綱を持ち上げて制止したところ,機嫌を損ねたのか後退を始めてしまいました。
いつも通っているクラブでも,試合直前に後退する馬を止めることができずに困ったことがあるのですが,ここでも乗り慣れない馬でノンストップ後退されて大焦り。

馬に乗って先導していたスタッフさんは,道草を食われてしまっている友人に気を取られていて,わたしのほうにまで意識が向いていません(笑)。

自分1人でこの後退する馬を何とかしなくてはならない!
どうにかしようと格闘していると,そのうちに,馬の首を左右どちらかに大きく曲げると後退が止まるということを発見しました(たぶん身体が曲がると下がりづらいのだと思う)。
止まったところで手綱を前に緩めて脚で押せば前進するので,そのまま巻き乗りをして列に戻りました。
初めて自分で馬の後退を止めることに成功した瞬間です。

外乗は楽しいだけでなく,勉強にもなりますね(。・ω・)ノ♪

さてさて,どうにかこうにか1.5㎞の行程を終え,スタート地点に戻ります。
馬から下りて,馬と一緒に記念撮影♪ヾ(=^▽^=)ノ
乗ったお馬さんとのツーショット♪(*´ -`)(´- `*)

お礼を言って馬のりばを後にし,この日はランチも予約していたのでレストランに向かいます。
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駐車場から見たレストランのある建物。

その前に,ランチまで少し時間があったので,すぐ傍にある厩舎兼インドア馬場の見学に行きました。(*'-'*)
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厩舎兼インドア馬場。

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厩舎入り口にいたポニーちゃん。

広々としていて,清潔で,とても良い環境です(*´∇`*)
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雨の日でもレッスンができます。
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継続して練習に来ている方もいらっしゃいました。

今日はランチを食べておしまいです(^_^)

ランチ前菜.。゚+.(☆゚∀゚) ゚+.゚
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いくつか種類がある中から,その場で好きなコースを選べます。
サラダ,スープ,パン,メインディッシュ,デザート&飲み物で2,000円~になります。
美味しかった~(●´ω`●)♪

おしゃれで綺麗で景色に感動して可愛い馬と遊べて美味しい料理が食べられる場所をお探しであれば,「アイランドホースリゾート那須」をオススメします(^^)/
ご興味のある方は是非どうぞ♪


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