馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

301~320鞍目

301鞍目    馬のチェンジとツーポイントの特訓

2022年12月18日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:黒馬くん→ぶち馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、巻き乗り)、速歩(蹄跡行進)、駈歩(蹄跡行進)、ツーポイント(常歩、速歩、速歩で横木通過)

感想:最初は黒馬くんに乗る予定で馬房に行ったのだけれど、ちょっと様子がおかしかった。いつもは名前を呼べば寄ってくる人懐こいコなのに、奥のほうに居て出てこない。無口を着けて引っ張って行き、蹄の裏掘りをしていて感じたのが2つ目の違和感。右の後肢を上げようとしない。というか、今思えば左の
後肢を少し浮かせた状態でいたのだ。
馬装をして馬場に連れていくと、足取りは重く、イヤイヤをする。いつものワガママかと思っていたけれど、ああ本当は身体の不調で嫌だったんだなと、思い返すと胸が痛む。(>_<)
騎乗しても常歩は重く、すぐに止まりたがったけれど、もともとすごく重いお馬さんなのであまり気にしていなかった。
異変が決定的になったのは、速歩を出したとき。
あまりにもガタガタするので、びっくりした。
このお馬さんには何度も乗っているけれど、こんな感じのことはなかった。
見ていた指導員さんからストップが入り、後ろの左肢がびっこをひいていることが判明した。
すぐに馬から降り、蹄洗場に連れていく。歩き方がおかしくて泣きたくなった。
ああ、ごめんね、黒馬くん (´;ω;`)
違和感には気づいていたのに……!

指導員さんが黒馬くんの足を診ている間に、替わりに今回のレッスンの相棒になることになったぶち馬くんの馬装をした。

黒馬くんの足には目立った傷や腫れなどはなく、しばらく冷やしていたら左後肢も地面に着くようになった。大事をとって今日と翌日のお仕事はお休みに。
たいしたことありませんように。
すぐに良くなりますように(´;ω;`)
おかしかったらすぐに獣医さんに診てもらえますように。

馬が言葉を話せればいいのにと、こういうときに時々思う。


さて、そんなわけで急遽レッスンに出されることになったぶち馬くん。
「え、何ですか?」みたいな顔をしていたけれど、乗ったら普通に動いてくれた。あまりにもスイスイ動くのでびっくり。元気な馬と体調のよくない馬はやっぱり全然違うのだなと思う。

普通に常歩と、軽速歩と、速歩(正反動)と、駈歩を行う。巻き乗りをしたり、半巻きや斜め手前変換で手前を替えたり。

この日はこの後、ひたすらツーポイントの練習をした。歩様は常歩と速歩で。
最初は完全に真っ直ぐ立ち上がる感じでやっていたけれど、次に指導員さんから、「少し腰を浮かせるだけ」のツーポイントを教わった。
障害を跳ぶときのような感じ。
競馬の騎手が乗る、いわゆるモンキー乗りの軽いような乗り方。
そのツーポイントをずっと続けながら、馬場を何周も回る。
これが結構キツイ。
脚とウエスト周りの筋肉にめちゃくちゃ負荷がかかる。
その状態で3本の地上横木を通過するのを何回かやった。左右どちらからも。
どうにかできたけれど、右足のふくらはぎはつるし、翌朝はひどい筋肉痛に(^-^;

レッスンを終え、馬の手入れとお掃除をして、ぶち馬くんと黒馬くんにおやつをあげる。

それにしても、馬っていうのは健気な生き物だなぁと、今日は思い知った。
別に自分が走りたくなくても、身体の調子が悪くても、人のいうことをきこうとするなんて。切なくなるよ。
人間には「気づいてあげて無理させない」という配慮が必要になるんだなと、実感した1日でした。


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302鞍目    2022年乗り納め

2022年12月25日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:鹿毛子

やったこと:常歩(
蹄跡行進、横木通過)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過)、駈歩(蹄跡行進、横木通過)、速歩で入る障害飛越(クロス→垂直→垂直→垂直の4つのバウンス)

感想:黒馬くんはまだお休み中だった。馬房に見に行ったら元気そうだったけれど、大丈夫かな。心配だな。

2022年最後のレッスンのパートナーは鹿毛子だった。相変わらずとっても可愛い(*´ω`*)♪
今日は障害飛越の練習をすることになった。

まずは常歩、軽速歩、駈歩とフラットワークを行う。軽くてとっても快適♪ヽ(´▽`)/

フラットワークのときから馬場の長辺には横木が置いてあり、横木通過も兼ねる。
駈歩で間違って入ると速歩になっちゃうのが難しい。

横木が1箇所クロスバー障害になり、左右どちらからも速歩で向かって跳んでみる。
案の定、鹿毛子は跨いだだけだったけど(^-^;

2回目にクロスの高さが上げられる。これも左右から。また跳ばずに跨ぐ鹿毛子。

3回目に垂直障害(最初から60cmくらいの高さだった)でやっとジャンプ。

4回目に「クロス→垂直」のバウンス。嫌がらずに跳ぶ鹿毛子。

5回目に「クロス→垂直→垂直」のバウンス。右手前から入ったら跳んだのに、左手前から向かうと障害前で停止してしまった。もう1度チャレンジしても止まる。
鹿毛子~(;つД`)しっかりしてよ! できるんだから自信持って!
3回目の挑戦。内に逃げないように壁側に手綱を強く引き、直前に脚を入れるとどうにか跳んだ!
えらいぞ鹿毛子!(。´Д⊂)
3つ跳んだ後に馬を止め、盛大に愛撫して褒める。
もう1度同じことにチャレンジしたけれど、また跳んでくれた。
いいぞいいぞ(*^ー^)ノ♪

そして垂直障害が更に追加されて「クロス→垂直→垂直→垂直」の4つのバウンス。
右手前から入るのは跳んでくれた。
問題は左手前だと思ったけれど、さっきと同じだと自分と馬に心の中で言い聞かせて、向かう。
鹿毛子は止まらずに、普通に跳んでくれて感激した。
いいコー(´;ω;`)☆


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同じことをもう1回行い、この日のレッスンは終了。
馬は2回ほど止まってしまったけれど、落馬はしなかったし、3回目の挑戦から鹿毛子は跳んでくれるようになったので、大満足でした。
鹿毛子は自信を失いやすい馬なのだと指導員さんは言っていました。
直前に脚を入れると跳ぶという話をしたら、指導員さんは「直前に脚入れられる人って少ないんですけどね」と話していた。

それは、まあ、わたしも低い障害しか跳んでいなくても、一応5年は馬に乗っている経験があるから(^-^;
ジャンプはするよりしないほうが危なくて怖いから、「頼むよ跳んでくれ!( ; ゜Д゜)」って脚を使えるのだろうと思う。

そういえばこのレッスンでは鞭を持っていなかったけれど(単に忘れただけ)、直前に入れるのは脚ではなく鞭でもいいのかもしれない。「しっかりして!跳ぶんだよ!」って注意喚起するだけだから。

何年も何年も、同じことを繰り返していて進歩がないように思えるかもしれないけれど、同じことをやっていても、たぶん前と同じではないのだ。
蓄積された経験は、必ずどこか見えないところに活かされている……と信じたい。

わたしはあまり高い障害を跳びたいとは思わないのだけれど(怖いからね)、低い障害を高い精度で綺麗に跳べるようになりたいとは思っている。そのほうが馬にも負担は少ないだろうし、わたしも幸せだから。

2022年は、途中で半年ほどブランクがありましたが、馬とハープの動画も作れましたし、乗馬も流鏑馬も無理なくマイペースに続けられたので、個人的には満足度の高い1年でした。

来年以降も、マイペースにゆっくりゆっくり、地道に力をつけていけたらいいなと思います。

いつもブログを読んでくださっている皆さまにも、今年1年の感謝の気持ちを込めて、今日のブログを閉じたいと思います。
ありがとうございました(*´ω`*)


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303鞍目    2023年乗り始め

2023年1月8日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:ちび馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進、横木通過)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過)、駈歩(蹄跡行進、横木通過)、駈歩で入る障害飛越(クロス→垂直→垂直の3つのバウンス+回転しての垂直障害)

感想:黒馬くんの足が治っていた!
今年になって1番嬉しい(*´ω`*)♪
蹄に小石が入って血豆ができていたそうで、小石が出て血豆も治ったので全快なのだそうだ。よかったー!心配したよー(。´Д⊂)

2023年最初のレッスンのパートナーはちび馬くんだった。安心感あるなぁ(*´∇`*)笑

今日は黒馬くんに乗った女性と2人馬で障害飛越のレッスンを受けることになった。

最初に外の広いアリーナに出たら重いし扱いづらくて悲愴な気持ちになったけれど、インドアの馬場が空いてそちらに移動してからは大分マシになった。

常歩一周くらいして、すぐに軽速歩。運動不足のためか、めちゃくちゃ腹筋と背筋にきて、辛い時間を過ごす。
昔の人もきっと、馬に乗っていたほうが速く移動できるから乗っていただけで、「楽だから」乗っていたわけではないんだろうなと思いを馳せる。
だって翌日の筋肉痛すごいもん。

順番はわたしとちび馬くんが先。女性と黒馬くんが後。

手前を替えたり何周もしてから、常歩にして、駈歩発進。そんなに難しくなかった。
手綱が長めになるのを注意される。

軽速歩のときから蹄跡には横木があり、駈歩でも横木を通過する。

横木がクロスバー障害になる。
まずは1個。そして2個。次に3個。

最初から駈歩で障害に向かって跳んだ。そういえば、乗馬レッスン再開してから、駈歩で障害跳んだの初めてかも。
上手いかどうかは別として、落ちることなく普通にできたのが嬉しかった。♪ヽ(´▽`)/

障害飛越の練習は、一頭ずつ行う。
1回につき2周ずつ。1周目にダメだったのを2周目に修正するために2回続けてやるのだそうだ。

手前を替えて、両方から跳ぶ。

踏切を間違っても何でも、ちび馬くんは跳んでくれる。
障害に向ければ跳んでくれる馬ってのはありがたいものだと、しみじみ思った。

ちび馬くんはポニー寸前みたいな体高で、みんなに「サラブレッドに見えない」と笑われたりしているけれど、すぐ傍で物が倒れても動じないし、向けた障害は高確率で跳んでくれるスーパーホースなのだ。

黒馬くんも元気に走り回ってジャンプしていた。
馬たちが元気で嬉しい。(*´ω`*)

2個目の障害と3個目の障害は垂直障害になる。そして何度か高さを上げられた。それでも60cmくらいだったのかなぁ?
最初の入りは本当に大事。

そしてミニコース練習。
3つの障害を跳んだ後、馬場をぐるっと回って中央に入り、そこに設置された垂直障害を跳ぶ、いつものやつ。
230鞍目
次の障害を見ながら回って(落ち着いて! 速くなり過ぎないように!)、合わせることを意識して向かってジャンプ。
速度調整が微妙に難しい。
ぴったり合えばすごく気持ちよく跳べるんだけど。
ちび馬くんごめんね。
半分くらいは上手くできたけど、後半分はちょっと失敗だったね(^-^;

④の障害も2回くらい高さを上げられ、最終的には70cmくらいになっていた。
跳んだ感じに違和感はなかったけれど、もっと上手に跳びたかったなぁ。

まあ、でも、うん、楽しかった♪笑
指導員さんも「久しぶりにしてはよくできてた」と褒めてくださいました。

初乗りからハードだったけれど、やっぱりすごく、面白くて楽しかったな。
ありがとう、お馬さんと先生(*´ω`*)

乗り終わってお手入れをしながら、カットしてきた人参のおやつをあげる。
ちび馬くんはおやつがもらえると嬉しくて鼻を鳴らすようになった。乗らないときも毎回馬房で何かちょっとあげていたのでわたしのことも覚えてくれたようで、近づいていくと「ブフフフ…」と声を出して喜ぶのが可愛い。

蹄洗場で隣に繋がれた馬も目がこちらを向いているので、黒馬くんや他の馬にも人参を配り歩いてきた。
この時間が幸せ(о´∀`о)笑

2023年も、どうぞよろしくね♪


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304鞍目    馬を続ける

2023年1月22日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:ちび馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進)、速歩(鐙上げ)、駈歩(蹄跡行進、鐙上げ、横木通過)、駈歩で入る障害飛越(クロス→垂直+回転しての垂直障害)

感想:2023年2回目の乗馬レッスン。

電気代とガス代が爆上げされていて、家計が苦しい今日この頃。
食品や消耗品の金額やガソリン代も上がっているし、対して給料は上がらないので精神的にキツイです(。´Д⊂)
乗馬も含めて「趣味費」は家計を見直す際に真っ先に手をつける部分なのですが、大好きな馬たちを支援する気持ちで、月1鞍でも2鞍でも続けられるといいなぁ。
お金がないときはないときなりに、馬に関わり続けていきたいです。

さて今日もちび馬くんに乗る(*^^*)
午後に行ったのだけれど、何だか今日はお馬さんの排尿と排便がやたらと多かった。笑
レッスン前後に2回も馬房で排尿していて(馬房でしかおしっこしない子なのだ)、蹄洗場と馬場で歩きながらボロ。健康そうで何より。笑

常歩と軽速歩でウォーミングアップ。特に反応は悪くない。

駈歩。すんなり発進。続けてくれる。

正反動の速歩から駈歩発進。
姿勢に気をつけて。

そして鐙上げの速歩。
正反動みたいにそこそこ乗れる。

常歩にして、今度は鐙上げの駈歩。
長く続けるとちょっとキツイ感じもするけど、発進も問題ないし、お尻が鞍にしっかりくっついているので安定して乗れる。

鞍なしで馬に乗るのは厳しいと思うけれど(馬の毛が思った以上にツルツルしてすべる感じがするので落ちそう)、鐙なしなら何とかいけそう!?ヽ(・∀・)ノ

さすがに鞍なしや鐙なしで障害を跳ぶのは怖いけど、クラブ内競技会で鞍なしでジャンプしている人たちを見たことがあるので、不可能なことではないんだろうなぁ。

鐙を履いて、今度は低障害の練習。
駈歩で地上横木を通過。合わせるのが難しい。

地上横木の1つがクロスバー障害になる。踏み切りは合ったり合わなかったりするけれど、スーパーホースのちび馬くんは跳んでくれる。(本当にありがとう…(。´Д⊂))

2つ目の障害も組み立てられ(最初から垂直障害だった)、蹄跡上の2つの障害を跳んでいく練習をする。間は5歩。

綺麗にできる回とできない回がある。

踏み切りはずっとよく分からないまま。
わたし、ずーっと、綺麗に合わせる技術がいまいち身に付かないままだわ……(。>д<)!
救いは、大幅に外した踏み切りで変なジャンプをしても、そう簡単に落馬はしなくなったこと。

選手として活躍することは難しそうだけど(´;ω;`)……趣味として安全に楽しむ術は身につけたってことでいいのかな(´д`;)

ちび馬くんはこのあたりから集中力が途切れ、反抗して帰りたがるようになった。
勝手に力ずくで経路を外れて馬場中央に入ろうとするので、手綱を引いてパシッと鞭を一発。停止させて、3歩後退させて、それから発進して経路に戻る。

馬が反抗したときのこの対応、正直に言うとどうして「停止→3歩後退」をさせるのか知らないのだけど、(^-^; 指導員さんもこうしているし、自分も何度かこうするように言われてやっているので、自然とやるようになった。この後何故か馬は一応言うことをきくようになることが多い。

お馬さんの「イヤイヤ」を抑えつつ、障害飛越の練習を続行。
2つの障害を跳んだ後、ぐるっと回って馬場中央の3つ目の障害を跳ぶ。
222鞍目経路
最初は微妙に合わなかったけれど、最後は3つの障害全部合ったのですごく嬉しかった(*^ー^)ノ♪気分爽快♪やっぱり馬は楽しいな♪

手綱を緩めて馬場の周囲を歩き、クールダウン。

わたしは、例えば競技会で大活躍するような、人から抜きん出た素晴らしい乗り方なんて出来ていないんだけど、馬の色んな動きに対応する方法は少し身につけることが出来ているのだと思う。

ちび馬くんにブラシをかけて馬着を着せる。前とは違う馬着で、ちび馬くんの身体にはちょっと大きく見えた。これは……馬着が大きいのか、ちび馬くんが小さいのか……(゚A゚;)ゴクリ

おやつのカットしてきた人参を見せると、明らかに「きゅるーん(’-’*)♪」と可愛い顔をするちび馬くん。
ほんと馬って可愛い(*´ω`*)笑

世の中の事情も自分の状態も、絶えず変化しているけれど、細々とでも馬を続けていきたい。


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305鞍目    春の兆し

2023年2月5日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:黒馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過、ツーポイント)、速歩(鐙上げ、巻き乗り)、駈歩(蹄跡行進、巻き乗り)

感想:2023年やっと3回目の乗馬レッスン。今年はペースがすごくゆっくりだけど、他にもお金がかかっているから仕方ないな(´▽`;)

昨日は節分。
そして今日は立春。
毎年「暦の上では春と言っても寒いな」なんて思う時期だけれど、この日は気温が緩み、過ごしやすかった。
春っぽい。
暖かくて明るくなっていくのは気分が良い。

さて今日は黒馬くんに乗る(*^^*)
黒馬くんは数々の女性に可愛がられ貢がれているので、このクラブの「ホスト」と呼ばれていた。
可愛いものね(*´ω`*)笑

年末には脚に若干支障が出て心配していたのだけど、完全に治ったようで安心した。

外のドレッサージュ馬場で常歩。
すごく重い。
イベント会場の引き馬レベルの「のんびり感」。
まあ想定内よ。

早々に速歩にして軽速歩。
このあたりから脚でぎゅっぎゅっとやって、常歩になりそうだったら軽く鞭を入れて継続させる。
この動作は、乗っているわたしが疲れる。いい運動だな。
ずっと走っていると黒馬くんのエンジンがかかってくる。

この日は基礎的な練習をみっちりやる日だった。

軽速歩、正反動、鐙上げをして、ツーポイントをやって、横木通過をして。
鐙上げよりもツーポイントのほうがわたしはキツイと感じる。普段使わない筋肉にギリギリ来る感じ。
巻き乗りは普通にできる。

駈歩は常歩からでも速歩からでもすんなり発進できた。そして何故かとても乗りやすかった。上手く表現できないけれど、すごく楽だったのだ。安定していたというか、無駄な力が入らず軽くて、馬とくっついているような感じ。巻き乗りも問題なし。手綱も馬の動きとケンカしていない。脚の感じも馬とくっついている。

何だかすごく、乗りやすい。
軽くて、楽で、心地よい。
春の陽気みたいな気分。

人を乗せて走ってくれるなんて、馬ってずいぶん気のいい生き物だなぁ、なんて思いながら、この日のレッスンは終了。
汗を拭いて、おやつをあげてお手入れをする。
今日もありがとう。またよろしくね。


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306鞍目 狭い障害

2023年2月19日(日) 天気 晴れ のち くもり 時々 雨

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乗った馬:黒馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過)、速歩(調馬索で鐙上げ)、駈歩(蹄跡行進、調馬索で鐙上げ、横木通過)、障害飛越(駈歩、ミニコース)

感想:2023年4回目の乗馬レッスン。超スローペース(´▽`;)

今日のパートナーは黒馬くんだった。
黒馬くんのお父さんはかの有名な競走馬アドマイヤマックスで、数日前に亡くなったとニュースで知った。
公開されている写真は、ちょっと黒馬くんに似ていた。
アドマイヤマックスに会ったことはないけれど、親戚が亡くなったような、寂しい気持ちになる。

黒馬くんはいつも通りに元気だった。血の繋がりがある者が亡くなった際に何となく察するとか、そういうのは馬にはないのかな。

とにかく、今目の前にいる馬を大切にしていこうと思った。
いつかお別れはやってくるものだから。

馬装をして、インドアの馬場で乗る。

歩かせて、軽速歩で何周かして、準備運動。
黒馬くんにしてはまあまあ動いているほうだった。

ある程度になったところで、調馬索が出てきて円運動開始。
速歩の鐙上げと、駈歩の鐙上げを行う。
手綱も放すから手もフリーになる。
遠心力で外に飛ばされそうになるので、やや内側に体重をかける。
鐙を履いていないと、無意識にぎゅっと腿で締めてしまうのだけれど(筋肉痛確定)、指導員さんは「力を入れると膝が上がってきて不安定になってしまうので、力を抜いてください」とおっしゃっていました。
なかなか大変だわ。
駈歩の状態から、馬に「ほー」と声掛けして止める。
馬も急にピタ止まりするわけではないから、減速している間に備えて、どうにか鐙も手綱もない状態で止まれる。

調馬索運動は終わり、馬場の周囲を軽速歩で回る。
蹄跡上に地上横木があり、通過していく。
次に駈歩でも通過。
割とすんなり発進するし、継続もする。
最初のうちは減速しやすいので、遅くなったら脚(または軽く鞭)で保たせる。

地上横木はクロスバー障害になり、今度はジャンプ。
良い子の黒馬くんは跳んでくれる。
左右の手前を入れ替えて、もう1回。

クロスバー障害の先に垂直障害ができる。
左手前で続けて跳んでいく。
入り方がまずいとガタガタするけれど、どうにか継続。
うーん……。
わたしは今世では「踏み切り」とやらが見えないままになるのか……?
凝視して合うように願ったり、直前に「あ、違う」ということが分かったとしても、合うように調整して進ませるという感覚が、どうしてもよく分からない。
「このままここを進んだらこうなる」という予測能力が低いのか、いまいち予測できないから調整のしようがないというか。
上手くできるときは、たいてい「運」の気がする(;^ω^)

でも上手く合って跳べれば快適だし楽しさも倍増するから、自分でその状態に持っていけるのならそのほうがいいよね。

そして練習は「クロス→垂直→くるっと回って馬場中央の垂直障害」の、いつものミニコース練習。
ただし、いつもと一つ違う点が。
最後の垂直障害の幅が少しだけ狭くなっているのだ。
そして垂直障害の前側に横木が斜めに立て掛けられている。

クロス、垂直と進んで、馬場を回って最後の障害に向かい、内心「もしかしたら嫌がるかも」と思っていたら、黒馬くんはやっぱり右に逃げた。

3歩後退させて、前に進め、最後の障害だけ見せてから(指導員さんは「この馬物見しないよ」と言っていたけれど)、駈歩して最後の狭い障害にだけ向かう。
障害前でぎゅっと脚を入れたら、踏切は微妙だったけれど、黒馬くんはその狭い障害を跳んでくれた。
よしよしよしー(#^.^#)/ たくさん愛撫して褒める。

最後に、クロス→垂直→最後の狭い垂直 と3つ続けて跳び(クロスと垂直は踏切合わなかったけど、最後の障害だけはぴったり合った)、レッスンは終了。

黒馬くんと先生にありがとう。(*^-^*)

普段の運動不足で息が上がりまくり。
そろそろ春も近いので汗もかく。
でも今日も大好きなお馬さんと関われてよかったな。
もっと上手になれるように頑張るからね。


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307鞍目    少し見えた

2023年2月26日(日) 天気 晴れ

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乗った馬:黒馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過)、駈歩(蹄跡行進、横木通過)、障害飛越(駈歩、ミニコース)

感想:花粉症が激化していてつらいです……(。´Д⊂)
春は気候がよくて大好きなのに、花粉で調子が万全ではないので悩ましいです。

今日も黒馬くん(*´ω`*)
時間帯のせいか眠そうで、引っ張ってこられて、少しご機嫌ななめ。
こんなポカポカ陽気の昼過ぎは、お昼寝したいよね。

馬装して、インドアの馬場で騎乗。
いつもの練習。

常歩して、軽速歩して、準備運動。
運動不足で息が上がって、ちょっと辛い(そのまま運動を続けるとそんなに気にならなくなるけど)。

準備運動を終え、そのまま蹄跡上に置かれた横木を通過。
駈歩にしても通過。
何度か通過した後に、横木はクロスバー障害になる。
40cmくらいの低い障害であれば、もう怖いとは感じない。
段々「普通に」できることが増えていくのは嬉しい。この「普通」の枠が、どんどん広がっていったらいいな。

右手前からと、左手前からと、両方から入ってジャンプする。

何となく今日は「わかる」日だった。
それでも障害までの距離が分かるのは直前になってからだったのだけど。
障害まで「遠い」か「近い」かが、ちょっとだけ見えた。
少なくとも「このまま行くと届き過ぎてしまう」というときに、少し手綱を握って調整することは何度かできた。それで踏切が合うと、とても嬉しい。

それでも、まだまだ、合うときと合わないときは、運任せの域を出ない。

左手前から入って、クロスの先にもう1つクロスが作られる。連続障害。
最初の障害の入りも大事だし、障害間の調整も大事だし、やることはたくさん。

2個目のクロスは垂直障害に形を変え、同じように向かって跳んでいく。
できたら少し高さを上げられる。
同じように。無駄に緊張したり、怖がったりしないで。

クロスと垂直の連続障害の先に、いつものようにカーブを描いてさらに先に垂直障害があるミニコースが作られる。
連続障害後の、最後の障害へと向かうルートは、蹄跡を外れて自分で描いていくので、難しくもあるのだけれど、速度とか色々調整して踏み切りを合わせ直すチャンスの部分でもある。
最初の2つが合わなくても(それでも跳んでくれるのだから馬は偉いなぁ)、最後だけ合うことがこの日は多かった。
最後の障害も少しだけ高さを上げられて、この日のレッスンは終了。

偉い偉い、お馬さんは偉い。

お手入れしておやつの人参をあげ、馬房に戻して馬具を片付け、再び馬房に様子を見に行くと、黒馬くんは水を飲んでいた。
今日はあったかかったからね。
馬って口が大きいのに、水を飲むときは口を閉じて静かにチューチュー吸うのが可愛い(*´ω`*)
喉が渇いていたのか結構長く飲んでいましたが、その姿を見るのが楽しかったです。


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308鞍目    いい馬に乗っているのに

2023年3月11日(土) 天気 晴れ

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乗った馬:新しい鹿毛馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過)、駈歩(蹄跡行進、横木通過)、障害飛越(速歩、駈歩、ミニコース)

感想:今日は、はじめましてのお馬さんに乗りました。
乗ったことのない馬に乗るのは緊張するのですが、とてもいいお馬さんでした。

到着すると馬装は済んでいたので、インドアの馬場へ。
今日はわたしとこの鹿毛くんと、もう1人の女性と黒馬くんの2組のグループレッスン。
わたしと鹿毛くんが先頭で準備運動。
どんな感じかな。
ドキドキ。

普通に歩いてくれるし、軽い手綱の誘導もスムーズ。
速歩発進して軽速歩。
すんなり発進。
少し速くしようと圧迫すると、ちゃんと反応して速くなる。
(゜▽゜*)!

今回のレッスンで45分くらい乗っていたけれど、このお馬さんは「少し速くする」とか「少し抑える」とか、細かい指示に敏感に反応してれるので、乗りながら「すごいなー」と感心しっぱなしだった。

駈歩もスムーズ。
横木を通過して、次に低いクロスバーの障害飛越。
最初は軽速歩で。左手前から。
問題なく跳ぶ。
次に駈歩で。
向ければ跳んでくれる素晴らしいお馬さん。

クロスバーの高さが上がり、クロスバーの先に垂直障害が追加され、その垂直障害の高さも上がり、さらに障害が追加されて、いつもミニコースの練習。

最終的に高さは60~70cmくらいになっていた。

この鹿毛馬くんは本当に優秀なお馬さんで、細かい調整もきくし、障害も嫌がらずに跳ぶしで夢のようだったのだけど、いかんせん騎乗者のわたしが下手過ぎて、完全に宝の持ち腐れ状態でした(T-T)

駈歩発進で何度も手前を間違えるわ(指導員さんによれば、わたしの発進の動作が雑なのだそうだ)、踏み切り間違って遠くからジャンプした際にバランス崩して右の鐙が外れ、このままでは最後の障害は跳べないと判断して(お利口さんの鹿毛馬くんは跳ぶつもりで障害に向かっていた)ぐるぐる回って無理やり止めたり、散々でした(;つД`)

ごめんね……上手い人が乗れば、もっと色んなことができる良い馬なのに。(´;ω;`)

それでも気を取り直して、後何回かコース(と言っても障害3つ)を無事完走し、上機嫌でレッスンを終える。

ああ、わたしが、もっと上手ければ……!(。>д<)
もったいないことしたなぁと、そんな気持ちで胸がいっぱいでした。

お馬さんは、わたしがあんなに下手な乗り方をしていたのに、怒ったりせずにすごくいいコで、大人しくお手入れされて、喜んでおやつの人参を食べていました。
顔を撫でさせてくれるのが、もう、可愛くて可愛くて……!

いつも乗っている他のお馬さんたちも大好きなのですが、顔を触られると嫌がるコが多いので(「やめろ!」と頭を上に振る(T-T))、触られても嫌がらないこのお馬さんにキュンキュンしていました(*´∇`*)
可愛い~(*´ω`*)
人参をあげたり、水を飲む姿を見たり、なでなでして満足したので帰りました。

良い馬に乗ったときに「もったいない」と感じないくらい、上手になりたいです。


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309鞍目    久しぶりのオクサー障害

2023年4月16日(日) 天気 くもり のち 晴れ 時々 雨

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乗った馬:黒馬くん

やったこと:常歩(
蹄跡行進)、軽速歩(蹄跡行進、横木通過、巻き乗り )、駈歩(蹄跡行進、横木通過、巻き乗り)、障害飛越(駈歩、オクサー障害含む6個のコース)

感想:やっぱり乗馬はいいなぁ。
乗りに行くと、帰り道の気分が全然違うのです。
仕事で部署異動があったり、家の工事が始まったりとなかなかハードな日々が続きクタクタでしたが、すっきり回復できました。(*^^*)

今日のパートナーは黒馬くんで、ベテランの指導員さんとマンツーマンでインドアでのレッスンを受けました。

重い黒馬くんにしてはサクサク動いて、準備運動で常歩、軽速歩の後は、普通に駈歩の巻き乗りまで出来ました。
その後、障害の練習に入り、約1ヶ月振りの乗馬なので心配していましたが、最終的にはオクサー障害まで跳べました♪ヽ(´▽`)/
高さは1番高い障害で70cmくらい。オクサー障害はそこまで高くないです。

地上横木通過→クロスバー→障害2つ(クロス→垂直)→障害3つ(クロス→垂直→垂直)→障害4つ(クロス→垂直→垂直→垂直)→障害5つ(クロス→垂直→垂直→垂直→垂直)→
障害6つ②(クロス→垂直→オクサー→垂直→垂直→垂直)→6つ③(クロス→垂直→オクサー→垂直→垂直→オクサー)

309鞍目
障害を6つ跳んだのも、オクサー障害を跳んだのも、すごく久しぶり。

踏み切りを見極めるのは相変わらず下手だけれど、続けていたら、まあまあ合うこともあって、この日は「合う率」が高めだったので楽しかったです。

⑤と⑥の間は、本当は6歩で行くのだけど、抑えきれずに半端な詰まり方をするので、ちょっと追って5歩で行くことになりました。
追うほうが楽なので、よく合ってくれて嬉しかったです。

障害から障害の間はもう、1回リセットする感じで冷静になって、落ち着いて馬を制御すること。
④から⑤への障害までは、大きく回ったほうがやりやすい。

久しぶりの乗馬で、運動不足の身でガツガツ運動してしまったので、下馬する頃には足がちょっとガクガクしていました(´▽`;)

ハードな運動をした黒馬くんにも人参をあげてお手入れをする。換毛期のため冬毛がたくさん抜けました。
首をかいてあげると、首と鼻先を伸ばしてゆるく口を開ける、可愛い黒馬くん。
今日はありがとう。
またね(*^^*)


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310鞍目    バランスレッスン

2023年4月23日(日) 天気 晴れ

tmaki8

乗った馬:ぶち馬くん

やったこと:鐙上げ(常歩、速歩、駈歩。それぞれ調馬索ありとなしで)


感想:この日はひたすら鐙上げでのバランスレッスンを行いました。
鐙上げって、鞍についている鐙に足をかけずに乗る乗り方ね。

前からだけど、最近馬が愛しくて仕方ない。
ぶち馬くんのぶち模様も、アパルーサ特有の体型も、きゅるんとした表情も、蹄洗場に繋がれてるときに鎖を甘噛みして遊んでるのも、可愛くて可愛くて、首に抱きついて癒される。
毛の生え替わりの時期なので、白い毛が大量に身体に付いたけど(^-^;

さて、馬装してインドア馬場に行き、馬に乗って、まずは調馬索運動。

まずは普通に速歩。
その次に鐙から足を外して速歩。
最後に鐙も履かず、手綱も持たずに速歩。

いや、乗れるんだ。
鐙も手綱もなくても乗れるんだけど……

痛ぇ!ヽ(・∀・)ノ笑


馬の上で跳ねないように、色々工夫するんだけど、人馬一体まではほど遠く、ちょっとは跳ねる。
落ちないようにバランス取って、腹筋も太腿も締めてるから、筋肉痛も確定。

「膝が上がってこないように」とアドバイスを受ける。
あと、結構脚が前に出るてしまうみたいで、「もうちょい後ろ」と指摘される。
頭の位置もどちらかと言うと後方のほうがバランスがよく、指導員さんに「そうそうそう!」と褒められた姿勢は、ひらがなの「く」みたいなイメージの体勢でキツかった。
(※「進行方向← く 」ね。)

左右入れ替えて、同じ事を繰り返す。

・膝が上がらないように
・脚は思っているよりも後ろ
・太腿を内転させて踵を外向きにしながら、脚は馬体を包み込むようにぴったり沿わせる

指摘されたことをまとめてみると、わたしの課題は主に下半身のほうにありそう。
うむむむ……。

続いて駈歩。
速歩のときと同じように、まずは鐙を履いて手綱も持って普通に。
次いで駈歩の馬に乗りながら、途中で(自分で「安定したな」と感じたタイミングで)、鐙を外して乗り続ける。
速い分キツさが増すというか、遠心力で外に飛ばされないように重心の位置に気を遣う。
「ほー」と自分で声をかけて、鐙を履いていない状態で馬を止める。馬が止まるときに若干前に行きそうになる力に逆らって、落ちないように腹筋に力を込める。

バランスを取るにも、落ちずに馬に乗るのにも、筋肉は必要。

最後に鐙を履かない状態で駈歩発進。お馬はいい子なのでスムーズに発進する。安定したところで手綱を放す。

駈歩の馬に手綱を放して乗るのって、流鏑馬でもやるんだけど、流鏑馬は基本真っ直ぐにしか走らないところ、調馬索だと常に円を描いてカーブを走っているので、少し勝手が違う。カーブのほうがバランス取るのが難しく感じる。

駈歩でも手前を入れ替えて同じことを繰り返す。

調馬索運動はここで終わり。
この後、調馬索を離れて、自分と馬だけでインドア馬場の周囲を回る。
ここでも指導員さんの号令に従い、鐙を外して走らせたり止めたりする(手綱はコントロールに必要なので持ったまま)。

脚を内転させて馬体に沿わせようと意識していたら、無意識に上半身の両腕も内転させるような変な力を込めた姿勢になってしまっていて、指導員さんに指摘される。

( ゚д゚)ハッ!
ダメダメ。乗馬では上半身と下半身は分離させて動かすのだ。

課題満載の厳しい訓練みたいなレッスンは終了。
大変だったけど、脚を馬体に沿わせる感じは、今日少しだけ分かった感じがする。うん。きっと身になってる。

鞍の上で結構跳ねてしまったので、ぶち馬くんの背中が心配で、お手入れの際に、き甲や背中に手を当てて楽になるように願った。

今日は大変な練習に付き合ってくれてありがとう。ゆっくり休んでね。


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