馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

駈歩

46 鞍目 お馬さんスイッチ

2017年9月18日(月・祝) 天気 晴れ&風

乗馬クラブへ行くまでの道に,栗がたくさん落ちていました。
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台風が過ぎ,すがすがしいほどの快晴となった今日。
風は気持ちよく,秋の気配は濃厚。
お馬さんの好きなりんごも収穫の時期を迎え,乗馬をするにも快適な季節に入り始めました。


昨日までの大型台風の名残で,風の強い日だった。
乗馬クラブに到着すると,外の馬場には大きな木の枝が散乱していた。スタッフが取り除いていたけれど,取っても取っても,この風で次々に落ちてくるのだと笑いながら話していた。
ああ,この季節ならではだなぁ,こういうの.。゚+.(*´∀`*)゚+.゚

風が強いと影響があるかとちょっと心配していたけれど,インドアでは特に問題なく練習することができた。こういう練習施設は本当にありがたい。

今日もいつものやんちゃ馬と練習。
お仕事したくなくて,最初のろのろしているのはいつものこと。
常歩で歩かせて,速歩出してものろのろしているので,仕方ないので鞭を手にする。
一回ピシッとやると,目が覚めたように動き出した。
もう~( -д-)ノ 最初からシャキシャキしててくれれば,鞭使わずに済むのに~。

ちなみに,今日初めて知ったんだけど,鞭って,内側の手に持つものなのね(´∀`;)。
利き手に持つものだと思って,いつも右手で持ってた……(しかも今までそれを指摘されなかった……)。

お馬さんって,「走るスイッチ」みたいなものが入ると軽い扶助でスイスイ動くのだけれど,入るまでは,一応動いていても反応が鈍いというか,心ここにあらずで「動かされている」感が強い。

目を覚ませ!
仕事だ!
走る時間だよ!(。・ω・)ノ 

って,教えてあげなきゃならないんだなぁ。
ときどき,スタート時点でもう「走る気満々」な馬もいるけど(笑)。


乗馬の面白さって,こういうところなんだよなと,最近よく思う。

「あれ? この馬今日ちょっと元気ないな」 とか
「今日やる気あるなー(笑)」 とか
「暑そうだなぁ。暑いよね。わたしも暑いもん」 とか
「虫邪魔だね ヽ(#`Д´)ノ」 とか
「草食べたいよね(笑)」 とか
「疲れたねぇ。頑張ったね」 とか

気持ちのある生き物とリンクする楽しさ? .。゚+.(・∀・)゚+.゚
わたしはこういうの大好き♪ .。゚+. (´▽`)゚+.゚


よく指示に従ってくれると「よしよしよし! いい子いい子いい子!(☆゚∀゚)」って心の中で連発する。
乗馬で上手くいくときって,自分(人間)だけで上手くやっているわけじゃないってわかるのだ。


いつも通り,常歩,軽速歩,巻き乗り,半巻き,歩様の変換とやって,駈歩の練習。
今日は最初から輪乗りで駈歩練習をした。
ずっとカーブってやりづらいかな? と思ったけど,慣れてきたのか,結構できた。(ただ,わたしどうも右手前が上手くないみたい)
駈歩の発進も最近成功率が上がってきて,8割~9割方一発で出るようになった。
この調子で百発百中を目指そう(・∀・)ノ♪
見ていた指導員さんも「慣れてきましたね」と言ってくださった。

駈歩を出すときに,「あ,これは馬に伝わったな」と,わかる瞬間がある。
外側の脚を後ろに引いたときに,言葉では説明しづらいのだけど,馬の筋肉が「駈歩に備える」感じになるというか……「いつでも走り出せますよ!」みたいな感覚が伝わってくる。
そういうときに内側の脚でポンっと軽く蹴ると,ほぼ間違いなく駈歩が出る。

あ,駈歩スイッチ入った(´∀`*) って,ここでも思う。

お馬さんには色んなスイッチがあるみたい。
他にもあるのかな。

逆に言えば,そのスイッチが入らないときに脚入れてもダメなのだ。
馬のほうに準備ができていない。
たぶん,それまでにわたしがよくわらかない扶助を出し続けて,お馬さんの頭の中がゴチャゴチャしていたりすると,「駈歩だよ~」とやっても,「え? 何? 今何の合図出したの? 駈歩? 速歩?」ってなって上手くいかない。

だから,えーと……( -д-)ノ
もしかして,駈歩の発進を成功させるためには(他の扶助も同じだけど),お馬さんの頭の中に余裕をつくるというか,きっちりと迷いのない整理された状態をつくってあげるのがいいんじゃないのかな,なんて考えた。
「迷いのない整理された状態をつくる」のが難しいのだけど(´∀`;)


そして今日も駈歩のあとに正反動の練習。
軽速歩 → 速歩(正反動) → 軽速歩 → 速歩(正反動)……と繰り返して,その様子を指導員さんによく見てもらう。

指導員さん「はい。いいですよ~。常歩~」
小夏「はい!」
指導員さん「問題ないですね.。゚+.(・∀・)゚+.゚」

え……あ,そう……なんだ……(・ω・ ;)

指導員さん「欲を言えば,拳を同じ位置に保てるように気を付けてくださいね。あんまり上下しないように。右だけ持ち上げるとか前に出すとかもよくあるみたいなので」
小夏「はい……」

速歩って,軽速歩のほうがやりやすい人と,正反動のほうがやりやすい人がいるという話を聞いたことがあるのだけれど,もしかしたら,わたし,「正反動のほうがやりやすいタイプ」なのかもしれない。知らなかった。


乗り終わって手入れを終え,馬房に連れて行くと,ちょうど食事の時間なので,お馬さんはぐいぐい先に進んでいく。
ちょ……ちょっと待って!(;´Д`) 速いよ!
あんまり強い力で引くので恐くなり,思わず手を放してしまったのだけど(※本当は可能な限り手を放してはダメ),お馬さんは自ら自分の馬房に入り,エサを探してうろうろし始めた。用意されていないことに気付いてご機嫌ななめになったところに,スタッフがエサを持ってやってくる。

もう,食べっぷりがすごくてね(´∀`*)笑

完全に「食べるスイッチ」オンになっているお馬さんを見届けてから帰りました(●´ω`●)


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47 鞍目 駈歩で馬上体操

2017年9月30日(土) 天気 くもりのち晴れ

りんごシーズン到来です!
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庭で撮影した今年のりんご。真っ赤でおいしそう。

ようやくりんごが手に入りやすい値段になってきたので,今日のお馬さんのおやつはりんごです♪
やっぱり早生りんごが出回る直前の夏頃が,一番値段が高いですね(;´Д`)。出回るシーズンの倍くらいの値段になっていたので,しばらくお馬さんのおやつは人参でした。


今日は久々に外の馬場でのレッスン。
暑い夏の間は日陰を求めてインドアでのレッスンが中心だったけれど,涼しくなった今の季節は,真昼に屋外に出ても快適♪ (=゚ω゚)人(゚ω゚=)♪
これからしばらく乗馬に良い季節。

調馬索をつけてまずは軽速歩。
軽速歩に続いて普通の速歩(正反動)。今日は長めに速歩に乗る練習をする。ウォーミングアップはここで終わり。

今日の1鞍目は,たまに練習メニューに加えられる「鐙上げの特訓」だったので,鐙を脱いで速歩を出す練習をする。慣れてきたところで手綱も放す。

う~ん……一応乗ってはいられるけど,落ちないように内腿と腹筋に力入れてるから,長く続くと辛くなってくるなぁ(;´Д`)

馬を止めたときに指導員さんに訴えてみた。

小夏「このへん(内腿とかお腹とか)の筋肉にきてます……(´;ω;`)」
指導員さん「それは力入れ過ぎ(・∀・) 力抜いて」


鐙上げして手綱も放した状態で力抜くのって,ちょっと恐いんだけどね。
だってもう「裸馬」に乗ってるみたいな感じなんだよ。鞍はあるから裸馬よりマシだけど。
でもやってみたら力入れなくても乗れた(´∀`*)♪

指導員さん「力じゃなくてバランスが大事だから(^∀^)」

そうなのか! バランスよければそんなにギチギチに力入れなくても大丈夫なんだね。
少ない力で上手に乗れる方法があるなら,そのほうが絶対にいいものね。

なんだかあれみたい。柔道だか合気道だかで「柔よく剛を制す」っていうあの原理?(※詳しくないので「力を使わず相手の力をいなして勝つ」みたいなイメージで言っています

考えてもみれば,馬術の競技会って男女混合で,老いも若きも一緒に出場している。
それはつまり,若さや性差による力の違いが影響しない(もしくは「しにくい」)ところで勝負が行われるからなんじゃないかな。
馬術って素敵な競技ね.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚

鐙上げして手を放して速歩の馬に乗る訓練は以前もしたことがあるけれど,今日新たに取り組んだ練習は「その状態から馬上体操を行う」というもの。

馬上体操は常歩のときにやったことはあるけど,速歩では初めてだな(´・ω・`)
揺れが大きいから,下半身の安定を保ったまま上半身をそんなに大きく動かすことができるのか,ちょっと不安が胸をよぎったりした。バランス崩して倒れるんじゃないかな,とか。

でも,やってみたら意外とできた。
うん,やっぱり何でも「とりあえずやってみる」といいね!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

【馬上体操のメニュー内容】

①右手を馬の左耳に伸ばし,左手を馬の右耳の伸ばす。
②右手で馬の左腰に手を伸ばし,左手で馬の右腰に手を伸ばす。
③両腕を真横に上げ,上半身をそのまま左右にひねる。


それぞれ5セット(左右で10回)連続して行う。
手前を変えて反対回りでも同じように行う。

指導員さんは「だいぶバランスよくなってきましたね」と褒めてくださった。
嬉しいなー(●´ω`●)♪

さらにさらに! なんとこれ,今日は駈歩でもやってみた!

駈歩で,鐙上げして,手綱も放して,その状態で馬上体操!(もちろん調馬索)

最初に言われたとき,「それはさすがに厳しいんじゃ……!?(((( ;゚д゚)))」と思ったのだけれど,本当に,本当に不思議なんだけど! できちゃったの! びっくり!

でもやっぱり常歩や速歩のときよりもバランスは崩れやすかった。
今日は後半に行った左回りのほうが上手くなくて,ちょっとバランス崩して急遽片手でサドルホルダー持つような場面もあったけれど(指導員さん曰く「馬が跳ねた」らしい),うん,でもね,大体できた!

この指導員さんは人をのせるのが本当に上手くて,
「これ,オリンピック選手もやるような練習なんですよ(・∀・)」
なんて言っていた。

そんなワクワクするようなこと言わないで.。゚+.(*´∀`*)゚+.゚
ときめきが止まらないよ(笑)



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48 鞍目 外の馬場で駈歩

2017年9月30日(土) 天気 くもりのち晴れ

2鞍目は調馬索を離れ,一人で馬場の周囲を回る。
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外の馬場は,屋内の馬場よりも少し広い。

まずは軽速歩で馬場の周囲をぐるぐる。
せっかく鐙上げで身体の軸を調整したのに,やや前傾姿勢のクセが復活してしまう。

くっ……手ごわいぞ,自分の身体!(≧ヘ≦;)

始まって早々,入口付近で馬が外に出て行ってしまい無理やり方向転換して連れ戻す……ということをやってしまったので (´▽`;) 入口付近のみ1メートルほど内側を走行することにする。

馬に勝てない自分が悔しい……!!。゚(゚´Д`゚)゜。

この外の馬場は柵が小さく(約15㎝),たまに馬が柵を跨いで外へ出ていってしまうので,屋内での練習よりもしっかりしたコントロールが必要になるのだそうだ。

広い馬場をひとり占めしているので,いっぱいに使って「斜め手前変換」を練習する。
柵に沿って真っ直ぐ走らせるのはそんなに難しくないのだけど,ななめだと左右によれやすくなる。
とにかく真っ直ぐ目標を見定めれば馬はそこに向かうので,集中して取り組む。視線がブレると,連動してわずかに手綱もブレるらしくて,馬も真っ直ぐ進まずフラフラする。
乗馬にこんなに強力な集中力が必要だなんて知らなかった。

【乗馬メモ】
・馬の耳と耳の間から目標を見る。馬と同じ目線で進むことが肝要。


神経使うなー('A`|||)と思っていたところに,指導員さんからの一言が。

「馬に乗ってから降りるまで,ホッと息をついている時間はありません.。゚+.(・∀・)゚+.゚」

「上達したかったらね」って,笑顔で言ってたけど,これ相当なスパルタ具合だよなぁと思ってしまった。追い鞭手に持ちながら言ってると,迫力が半端ない(´∀`;) 笑

だけど,やっぱり,安全の面から考えても,そうであったほうがいいのだろうと思う。「緊張しろ」という意味ではなく,ぼーっとして「ただ乗っている」のはダメだってこと。

わたしは子どもの頃から物思いにふけりがちな子だったので,「心ここにあらず」な状態なんて日常茶飯事で,「常に意識を目の前のことに対して明瞭しておく」なんて,わたしにとっては修行に近いようなことなのだ。

左右の巻き乗りして(今日は綺麗にできて褒められた!),次に駈歩の練習。

屋内の馬場では,一人で駈歩の馬に乗る練習は結構してきたけれど,実は外の馬場で駈歩の馬に一人で乗る練習ってあんまりしたことがない。
……あんまりしたことがないどころか,記憶にある限りではたったの一回では?
しかもその一回は全然上手くコントロールできなくて,短い時間しか乗れていなかったような気がする。輪乗りだったしね。外の馬場いっぱいに使って駈歩の練習するのは,たぶん初めてだ。

とりあえず今日の駈歩の発進はすべて成功する。
百発百中に近づいたかな(´∀`*)
継続も,途中で脚入れれば続く。


発進よりも,上手く乗り続けることのほうが難しい。
油断すると上半身が前傾して,脚が後ろに流れて乗りづらくなってしまう。

悪いフォームになっているときって,乗りづらいからわかるのだ。
何て言うんだろう……「馬が勝手に走っている」ような,一応落ちずに乗ってはいるけれど,自分でちゃんとコントロールできていない感覚が強くて,一瞬「止められるかなこれ!?('A`|||)」なんて焦った気持ちが胸をよぎる。
角も内に入られまくりで,「角」というよりもはや「緩やかなカーブ」で通過する。

あああぁぁー……(´Д⊂;)
力の強いものをコントロールするのって,やっぱり難易度高い!


【駈歩コントロールのポイントメモ】
・姿勢に気を付ける。上半身を前傾させず,脚が後ろに流れないように。踵を下げる。
・角を曲がる際に引いた内側の手綱を戻すタイミングが遅れると,蹄跡より内側に入ってしまうので,気を付けること。

今後の課題だそうだ。
よーし.。゚+.(・∀・)゚+.゚悪いクセは直して,ちゃんと駈歩の馬も思い通りに動かせるように頑張るぞ!



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50 鞍目 鐙を履いたり外したり

2017年10月9日(月・祝) 天気 晴れ時々くもり

ついに!乗馬を始めて50鞍に達しました!
[画像:93eb4c99-s.jpg]
実りの秋♪

50鞍の響きに恥じないだけの技術をちゃんと身に付けられたかな?
「体育の日」に記念すべき50鞍目を迎えられて嬉しいです。

100鞍まであと50鞍.。゚+.(・∀・)゚+.゚
……これまで乗った鞍数と同じだけ乗らないと100鞍にはならないのか……(´∀`;)先は長いな~。

□■□■□■□■□

今日お世話になっている栗毛のおじいちゃん馬は,すごく大人しくて気が優しいので,全然そんなイメージはなかったのだけど,実は元競走馬らしい。
インターネットで調べてみたら,レースで一着になったことも何度かある模様。

栗毛馬「わしも若い頃はちょっとしたもんだったんじゃよ(●´ω`●)」

なんてことは言ってないと思うけど(笑)
馬の人生(馬生?)にも色んなステージがあるんだなと,ちょっと感慨深かった。
今はわたしとか,他のお客さんを乗せるお仕事をしていて,時々おやつを貰ったり,割とのんびり暮らしている。

おじいちゃんが現役の競走馬だった頃の姿見てみたいな~.。゚+.(*゚∀゚*).゚+.゚
どこかに映像が残ってないかな?

□■□■□■□■□

2鞍目は駈歩の練習。
駈歩の馬に上手に乗ることは,今のわたしの主な課題。

常歩から発進。
発進は,一度準備がうまくできずに思い通りの地点で出せなかったけど,それ以外は普通にできた。
馬場を約1周して停止し,指導員さんのアドバイスを聞いて,また常歩発進,隅角から駈歩を出して約1周してまた停止,指導員さんのアドバイスを聞く……ということを3回くらい繰り返した。
半巻きして手前を変えて,同じことをまた繰り返す。

角のほんの少し手前で,身体を少し内に傾ける。

物理は苦手な科目だったので,難しい原理の説明はできないのだけど(´∀`;) こうすると良い感じに乗れる。外に吹っ飛ばされそうになる力を,この動きで相殺する感じ。
前回よりも上手くコントロールできている気がして嬉しくなる。

ベテランのおじいちゃん馬は乗りやすくていいな~(o^∇^o)ノ

継続の脚は,本当は駈歩の場合は内側の脚だけで入れることもできるのだけど,不安定になることを恐れて両脚で入れていた。これでちゃんと続いていたからいいんだけど。片脚での継続を覚えるべきなのかな。続けば脚の入れ方は何でもいいのかな。
とりあえず,今日は止めたいところまで続けられたからよしとしよう!(・∀・)ノ

今日のお馬さんは,厩舎に向かうと帰りたくなるのか速度を落とし気味になり,(「もう走るのや~めた。帰ろ♪」ってところかな),厩舎に背を向けると走らざるを得ないことが分かるのか,割と本気で走り続けてくれる。
厩舎から離れるとのろのろして,厩舎に向かうと突進するような若馬もいたけどね(´∀`;)
馬の性格って本当に色々なんだなぁ。


さてさて,今日は駈歩の練習中に,一度だけ左の鐙が外れてしまった。
これを機に,これまでやったことのない新たな練習が行われることになった。

【走っている馬に乗ったまま鐙に足をかける練習】

調馬索を取り付けて,速歩。
鐙を脱いで,鐙上げの状態になり(痛い……!(TДT)),その状態から鐙を履く練習をする。
両脚とも鐙に足をかけられたら,軽速歩。
指導員さんの合図でまた速歩に戻り,鐙を脱ぎ,また走りながら鐙を履く。
これを延々と繰り返すのだ。

もう,正反動,痛くて辛いしね(涙)。
正しい脚の位置がわからないと,「あれ? どこだ?」と迷うことになる。
何回か繰り返すうちにできるようになってきたけれど,コンディションが悪いためか痛くて辛くて,「地獄の行軍」って言葉が頭に浮かんだよ(´∀`;)

最終的には調馬索を離れ,同じことを速歩で蹄跡行進しながらできるようになった。まだ鐙を探すのに少し時間はかかるけれど,これがスムーズにできるようになれば,うっかりどこかで鐙が外れても,慌てずにサッと鐙を履き直すことができるようになるのだ。

50鞍乗ってきても,まだまだできないことは山ほどあって,新たな気持ちで取り組める練習もある。
やっぱり乗馬は楽しいな(^∀^)♪ と思う。


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53 鞍目 速歩からの駈歩

2017年10月28日(土) 天気 くもりのち雨

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最近『徒然草』を読んでいます(。・ω・)ノ
吉田兼好によって今から600年以上前に書かれたとされる随筆ですが,現代人のわたしが読んでもドキッとするような内容が書かれていました。

能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固(けんご)かたほなるより、上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨(こつ)なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜まざるよりは、終(つい)に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。

天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓(ほうらつ)せざれば、世の博士にて、万人(ばんにん)の師となる事、諸道かはるべからず。
(第百五十段より)

【現代語訳】
芸能を身につけようとする人は、「うまくないうちは、うかつに人に知られないようにしよう。内々でよく練習して上手くなってから人前に出たら、たいそう奥ゆかしいだろう」と常に言うようだが、このように言う人は、一芸も身に付くことは無い。

いまだ全く不完全なころから、上手い人の中に交じって、けなされ笑われるにも恥じず、平然と押し通して稽古する人が、天性の才能は無くても、その道に停滞せず、いい加減にしないで年を送れば、才能があっても稽古をしない者よりは、最終的には名人の境地に到り、長所も伸び、人に認められて、ならびなき名を得る事である。

天下のものの上手といっても、始めはヘタクソの評判もあり、ひどい欠点もあった。しかし、その人がその道の規則・規律を正しく、これを大切にしていい加減にしなかったので、いつしか世間から認められる権威となって、万人の師となる事は、どんな道でも変わるはずはない。
徒然草 現代語訳つき朗読 から引用
□■□■□■□■□

乗馬を習い始めた当時,わたしはあまりにもこの世界のことを知らなかったので,何も考えずにこの乗馬クラブに飛び込み,アホな質問やマヌケな失敗を繰り返してきた。
でも,今になって,周りの人たちって本当にすごいんだなぁとわかるようになってきて,なんだかちょっと恐くなっている。
自分の力量を勘違いして,「わたし結構乗れるでしょ(* ̄∇ ̄*)エヘヘ」なんて口にしようものなら,瞬殺されかねないレベルの人たちに囲まれていたんだな……と,血の気が引いた。
もう,無知って本当に恐い……!!(;´Д`)!

『徒然草』に「下手なうちから上手な人に囲まれて,笑われながらやればいい」みたいなことが書いてあったので,ちょっと救われた。そうすれば,「天賦の才がなくても長所も伸びますよ」って。
いいこと言うなぁ,吉田兼好(ノд・。) グスン
うん。上手な人に囲まれて恥ずかしい思いしながら頑張る(>_<)

□■□■□■□■□

今日は天気が悪く,さらにこの季節の夕方ともなるとかなり暗いので,インドアで天井に明かりがあっても薄暗かった。
目がそんなによくないので,薄暗いと色々見えづらかった(´;ω;`)
細かい物や文字を見る必要はないから,そのまま乗っていられるんだけど,うーん……なんだかすっきりしないなぁ。詳細のわからない空間で走り回っているみたいだ。

ウォーミングアップの常歩。(元気な常歩にするのに苦労する)
次いで軽速歩。そして速歩(正反動)。
巻き乗り,半巻きして(何故か今日はどうしても綺麗な円にならない),駈歩。

駈歩の発進はね,たぶん,もう,このお馬さんに関しては,うっかり間違えなければ十中八九できる感じになってきた。
継続も,鞭使っていいなら,そこそこできる。

それでも,扶助のタイミングが遅れたとか,何かの拍子に失速して速歩に落ちてしまうことは何度かあった。
今日新たに習ったのは,「速歩から駈歩を出す」方法。
これまでは,失速して速歩に落ちた場合は,いったん常歩に戻してからまた駈歩を出していた。
でも,「これからは速歩に落ちたら,そのまま駈歩に戻しましょう」と。

速歩からの駈歩発進も,基本的にやり方は同じ。
外側の脚を後ろに引いて,内側の脚で蹴る(もしくは圧迫する)。
ただ,速歩の上下運動の中でそれをやるので,ちょっとやりづらい感じはする。
やりづらい感じはするものの,まあ,やってやれないこともない。
指導員さんは「速歩からの駈歩」を練習させるために,何度も駈歩から軽速歩→速歩,そしてまた駈歩……の流れを指示してきた。ひぃ~!速歩にするのは簡単だけど,駈歩にするのは大変!
でも今日はなんとか成功したよ(*・ω・)ノ♪ よかったよかった。

駈歩で乗っていられる時間もだいぶ長くなってきたような気がする(●´ω`●)♪
今日は馬場3周くらいはいけたかな?
駈歩で乗り続けている間,指導員さんは「速度を保って」と言っていた。
なんでも,初心者は速いと恐いので,速くなると減速することは自分からやるけれど,遅くなったときに自分から加速することはあんまりやろうとしないのだそうだ。(その結果,減速が続いて速歩になってしまったりする)

「自分から速度を上げる勇気を持ってください!(`・ω・´)」
と,指導員さんは言った。

勇気……なのか,こういうのも。
自分から恐いものや難しいものに飛び込むっていうのは,やっぱり勇気だね。
だって,恐怖も困難も,できれば避けて通りたい。
でも,そこに飛び込まなければ,思う結果は得られないのだ。

【54鞍目に続く】

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74 鞍目 雪の中を走る

2018年2月4日(日) 天気 晴れ のち 雪

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今日は立春。
暦の上では春。
それでもまだまだ寒く,レッスン中に雪が降り出した。
ちらちらと舞っていたものが,一時は本降りに。
雪の中,駈歩で馬を走らせる。
あまりにも幻想的で,
映画のワンシーンみたい.。゚+.(・∀・)゚+.゚
なんて,そんなことを思えるくらいには,駈歩でも余裕が持てるようになっていることに気付き,ちょっと嬉しい気持ちになる。

新緑の中でも,盛夏の空の下でも,紅葉の季節にも,雪の中でも,馬に乗る。

ああ,乗馬って,素敵なものだなぁ.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


水だらけの馬場で,駈歩の練習を繰り返す。
蹄跡を通っていたけれど,馬がつまづいた角の部分は避けて通過。
指導員さんも,落馬されるよりはいいと思ったのか,その部分で大きく内回りしても何も言わなかった。
落馬なんて,わたしにとっても馬にとってもクラブにとっても,いいことなんて一つもないのだから,しなくて済むのならしないほうがいいよ(´∀`;)

しばらく駈歩を続けていて,あることに気が付いた。

馬の一歩ごとに,自分の身体が(主に背骨?腰?)軽くうねるように動いていることを発見したのだ。

どう表現すればいいだろう?
馬の動きが身体に伝わり,その動きが自然と頭の先に抜けていく感じ。
エネルギーが下から上へ,どこにも障害物がなく通り抜けていくような感覚。

楽に乗れていたし,指導員さんも「よかった」と言ってくださったので,たぶん,この乗り方でいいのだろう。
これまで「姿勢よく!」と思うあまり,もしかして背骨も真っ直ぐ動かない状態に固定されていたりしたのかな。よく考えてみたら,馬だって走りながら身体は動かしているのだし,衝撃(馬の動き)が伝わった人間の身体が固まっていたら,そのほうが不自然だ。

「馬の動きを邪魔しないで」と,指導員さんはよく言っている。

上に乗る人間がガチガチに固まっていたら,それはやっぱり「馬の動きの邪魔」になるだろうなと,今更思い知った。
ここまで乗ってきて,今やっとこんなことに気付くなんて。
それとも,経験を積んで,今のこの状態にならなければ気付くことのできなかったことなのかな。
進んでも進んでも新たな発見があり,乗馬は奥深いなぁと感じ入る。


そして,この日のもう一つの発見は,ハミについてだった。

実は今日,このお馬さんはいつもとは違うハミをつけていた。
指導員さんがハミを色々つけ替えて,馬の反応の様子をみているらしい。

何という名称の,どういう性質のハミなのかはわからないけれど,昨年最後に乗った栗毛馬も同じようなハミをつけていた。頬当てがついているものだ。(いつもは一般的な水勒ハミというものだと思う。)

最初は何とも思わずに,いつもと同じように普通に乗っていたのだけれど,「あれ?」と思ったのが,減速しようとして拳をぐっと握ったときだった。
抵抗するように頭を振って,なかなか減速に応じない。
びっくりしてしまった。
このお馬さんには1年ずっと乗ってきたけれど,これまでこうした反応を見せることはほとんどなかったから。

そして,この頭を振って嫌がる反応には覚えがあった。
昨年末の栗毛馬も,まったく同じ反応をしていたのだ。

それで,何となくわかってきた。
この型のハミをつけているとき,拳での操作にはそんなに力を入れられない。
あんまり強く手綱を引くと馬が首を振って嫌がる。
停止や減速の際に,わたしは最初に手綱を引こうとする悪いクセがあるのだけれど,このハミのときにこれをやると,馬が暴れかねないほど嫌がるのだ。
いつもにも増して,まず最初に脚を踏み下げ,重心を後方に持っていく停止や減速の扶助に気を遣う。騎座での扶助をしっかりすると嫌がらない。

ハミの型によって馬の反応が変わるのって,何でなんだろう。不思議だな。

おかげで停止の仕方はだいぶスムーズになった。
力任せに馬を止める感じではなく,すーっと自然に止まる。

ハミによって矯正されたのは,実は馬ではなくわたしだったりして……(´∀`;)

このハミのよかった点は,巻き乗りがしやすかったことかなぁ? そんなに力を入れなくても馬がよく動く。たぶん,きっと,そういう,小さい力で大きく伝える感じのハミなのだろう。


前回に引き続き,停止からの駈歩発進も練習する。
馬の頭がちょっとでも逆を向いていると,逆の手前で発進してしまう。 
馬って繊細だな。(=゚ω゚=;)


最後に。
今日は馬場がやけに焦げ臭いなぁと思っていたら,装蹄師さんが懸命に作業をしていた。
ああ,これで焦げ臭かったのね……( ´∀`)


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プロフィール

小夏

****************2016年末にずっと憧れていた乗馬を始めました!
まだまだ下手ですが、ちょっとずつでも上達する様子をお伝えできたらいいなと思います。
ブログには乗馬日記のほか、馬に関するお話を掲載しています。
***********
【持っている資格】ティーエキスパート(紅茶),フィトセラピーアドバイザー,図書館司書,学芸員

Dalahäst


北欧スウェーデンの幸せを運ぶ馬
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